スレタイどおり、私とまいが作品同士でコラボ小説を書きます!
*荒らしや悪口は止めてください!
では、start!
二人とも上手いね‼
どっちも作品の個性が出てて、面白い‼
恋バナを入れるのもgood!
薫ちゃん、ありがとう!
39:みぃ◆8Q:2017/08/13(日) 10:47 15.静かになって!
そして、今日。
交流会当日。
彦宮学園で扱っている大型バスが○◇□学校の児童を乗せて来た。
今、ちょうど秀花ちゃんが彦宮生を多目的ホールに移動させてくれてる。
「皆さん、今日は私立彦宮学園に来ていただきありがとうございます!騒がずに、静かにして待ってください」
1年生は私立というところに反応してか、すごい騒ぎよう。
先生が止めに入ってくれるけど、収まる様子はない。
「ここで騒ぎますと、中学生の授業を邪魔してしまうことになります。静かにしてください!」
1年生、お願い、静かになって…!
でも静かにならないので、ちょっと恐そうな先生にお願いした。
すると…!
シーンと静かになる。
大きな力。
○◇□学校の校長先生にあいさつが終わり、多目的ホールに案内する。
「こちらが、多目的ホールになります。どうぞ」
児童が入ると、彦宮生はシーンとなって待っていた。
さすが、彦宮生!
>>37 ありがとう!
16,ドキドキ!
ついに!
ついに、ついに!
交流会だ〜!
彦宮学園に行く前に、運営委員会(児童会みたいな)の委員長、白鳥歌穂ちゃんが注意を促す。
「みなさん、いくら楽しみとは言え、授業の邪魔は、絶対しません。もし、したら・・・」
歌穂ちゃんがニコッと笑う。
でも目が笑ってないから、さすが運営委員会の委員長なんだなぁ、と思う。
案の定、みんな黙り込む。
歌穂ちゃんは今度はホント微笑んで、
「では、楽しみましょう!」
みんながイェーイ!と叫ぶ。
バスに乗ると、みんなはやっぱり喜んでいる。
この調子なら、盛り上がるよね!
「どうしよう、七瀬ちゃん・・・」
「歌穂ちゃん!?」
歌穂ちゃんが私の隣に座って、心配そうに言う。
「私、最後に挨拶するでしょ?あれ、ちゃんと言えるか心配で・・・」
あー、分かる。
だって歌穂ちゃんは、しめを言うんだもんね。
「歌穂ちゃん、何回も練習したんでしょ?」
歌穂ちゃんは、うなずく。
私はニコッと笑った。
「なら、大丈夫!」
歌穂ちゃんはちょっと緊張がとれたように、安心したように微笑んだ。
絶対、歌穂ちゃんならできるよ!
先生が、みんなに呼びかける。
「彦宮学園に着きました!」
ドキドキ!
17.スタート
多目的ホール内で、多くの人がわたしに注目を集める。
ふぅ〜!
「今日は、私立彦宮学園に足をお運びいただきまして、誠にありがとうございます。今日は楽しんでいってください。少し、彦宮学園の説明をします」
大きな地図を取り出して、赤ペンでグリグリしながら見せる。
初等部全体に丸をつける。
「今回は、脱出ゲームと同時に宝探しゲームを行います。宝は、脱出出来たら渡すシステムです。初等部全体に、いろいろなナゾが隠れているので探してください。ただし、絶対に中等部へ行かないでください。鍵をかけてありますが、それ以上行かないこと。では、グループ発表です」
グループ発表の大きな紙を張って、読み上げる。
わたしは見回りだ。
しっかり見ていくぞーっ!
「では、スタート!」
みんなが、すごいスピードで出ていく。
18,グループ
私は、歌穂ちゃんと一緒に、みんなのトラブルがないか、見回りがてら、参加してる。
グループは、歌穂ちゃんと彦宮学園の人2人の計4人。
「トラブルないと良いけどなぁ・・」
歌穂ちゃんが呟くけど、まさにホント!
男子とか、ナンパ(!)しそうだもん。
そんなん言ったら、女子も、だけどね。
「恋愛に現を抜かすなんて、言語道断!なんで将来を考えないのかしら?」
歌穂ちゃんの言うことにも、一理ある。
でも違うような気がするんだけどなぁ・・・。
パン!
えっ・・・!?
何!?
私は、歌穂ちゃんたちと駆け出した。
19.問題発生!
ちょっと、何今の音!
パンって聞こえたけど。
秀花ちゃんと音のする方へ駆け出す。
どこなのっ?
「児童会長、あそこ!」
秀花ちゃんが指差した先では、先に来ていた玉井さん。
そして、彦宮生1年生と…○◇□学校の…1年生かなっ?が、ケンカ!
ほっぺたを叩いた音だったのかな。
「児童会長〜、花名がぁ〜!」
花名ちゃんっていう彦宮生は、○◇□学校の子とあったことを話す。
ケンカしちゃった〜!
「花名ちゃん、君、いい?みんなで仲良くなるためにやってるから仲良くしよっ?ねっ?」
しゃがんで、ふたりの瞳を見ながら優しく言う。
花名ちゃんは、「うん」とうなずいたけど、ちょっと○◇□学校の子は気に入らないみたいで。
「あ〜あ、最悪。来たくなかったな、ここ。どうせ勉強バカがいるだけ」
って、ゆっくりした口調で言った。
きっと、彦宮学園のこと嫌ったよね。
でも、好きにして見せる。
彦宮学園に転校したいって思えるくらい最高の学園だと。
「花名ちゃんたち先行ってて。君、何て言う名前なの?」
聞けば、その子は『佐藤』という子だった。
名前は言えなかったけど、名字は教えてくれたんだ。
「佐藤ちゃん、こっち来て。お姉ちゃんが彦宮学園を案内するね」
玉井さんに視線を流して、強い瞳でうなずく。
任せてね、佐藤ちゃんのこと。
屋上で、必ず楽しい思い出創るから。
教師の免許を取得した私
教師の免許を取ったわ
でもやっぱり私って可愛いわ〜
どこが可愛いかって言うとね、
ぷるっとした唇にメイクにアクセに髪型ね
しかも私の家は豪邸なのよ〜
給料は毎日ガッポガッポなのよ
しかも毎日プロポーズされるわ〜
もう困っちゃうわ〜
私以外の奴はミジンコ以下ね
顔も長くなったのよ〜
私ってホント可愛いわ〜
最近荒らし多いから、hogeしよ!
更新ありがとう!
20,我が校の恥
多田本さん、さすがぁ!
私、なんも出来なかった。
それが歌穂ちゃんを刺激したらしく。
憤ったように、
「佐藤さんったら、我が校の恥よ!」
「ちょ、ちょっと歌穂ちゃん・・・」
それは言い過ぎだよ。
歌穂ちゃんはギッと、睨む。
怖い!
私は慌てて、
「お悩み相談委員会の委員、総動員で多田本さんと解決してくるからね!」
歌穂ちゃんに言って、屋上へ走り出す。
そのとき私はスッポーンと忘れていた。
自分が極度の方向音痴だってこと。
21.いい子なのにどうして?
佐藤ちゃんは、まだ強ばっている。
わたしは、にっこり笑いかけた。
「佐藤ちゃん、名前は?」
「百合子」
百合子ちゃんか。
屋上のドアを開けると、○◇□学校にはなかったのか、すごくはしゃいだ。
走り回ったり、前転、後転と。
汚れちゃう汚れちゃう!
ちょっと汚れたところを払うと、百合子ちゃんはニッっと笑った。
「わたし、今初めて楽しい!」
「良かった。汚れちゃうから、お姉ちゃんの話を聞いてくれる?」
百合子ちゃんは機嫌を取り直してうなずいた。
よし!
いい感じ。
「この屋上、あそこにパラソルがあるでしょ?そこで昼ごはん食べれるの。で、バトミントンやったり、ボール遊びしたり出来る空間」
百合子ちゃんは、パラソルをえっさえっさと運び、椅子に座った。
「あなたも座って〜」
百合子ちゃんがとなりの椅子を指差して言った。
どうして花名ちゃんとケンカしちゃったのかな。
こんなにいい子なのに。
「彦宮学園っていいでしょ」
「うん!わたし、あなた大好きっ!」
「わたしは真美だよ」
百合子ちゃんはにっこり笑って、手を繋いで花名ちゃんのところへ戻る。
謝ってね、百合子ちゃんも、花名ちゃんも。
祈るような気持ちで歩いていたら、ウロウロしている玉井さんを見つけた。
hogeてなくてごめんなさい!
でも、荒らしは違う板行ったらしいよ。
>>47 いいよ!hogeはもうしなくて良いかな。
明日、更新するねー!
オーケー!
50:リリカ@恋歌◆JA:2017/09/10(日) 14:27 22,解決
「玉井さん、こっち!」
あっ、多田本さん!
私は方向音痴でしたっ!
多田本さんはいやな顔せず、ニコニコ笑っていた。
その後ろには、佐藤さんと喧嘩していた子が。
「もしかして・・・多田本さんが解決してくれたの!?」
「うん」
あぁ、私なんかより多田本さんの方が百倍以上すごい!
気が利くから、児童会長をこなしてるのかも。
「本当にありがとう!」
私は、ペコッと礼をした。
23.お別れへの道
「いえいえ。こちらこそ、配慮が行き届いてなくてごめんなさい」
わたしも玉井さんに礼すると、放送が入った。
『初等部と○◇□学校の者に連絡する。ただいまから、多目的ホールにてお別れ会を設ける』
彦宮先生が放送して、わたしと玉井さん、花名ちゃんと百合子ちゃんで多目的ホールへ向かう。
花名ちゃんは、もうすっかり百合子ちゃんと仲良くなっていて、手を繋いでいる。
わたしは、玉井さんとおしゃべりしながら。
「そう言えば、玉井さんの名前は?」
「七瀬。玉井、七瀬だよ」
玉井七瀬ちゃんかぁ。
カワイイ名前。
「わたしは多田本真美。七瀬ちゃんって呼んでいい?」
七瀬ちゃんは、ニコッっとうなずき、「いいよ、真美ちゃん」と言った。
わたしの名前知ってたんだ。
「じゃあ七瀬ちゃん。お別れ会はよろしく。最後までしっかりやろうね!」
多目的ホールへ駆け込むと、花名ちゃんたちを座らせて、七瀬ちゃんと舞台に上がる。
「静かに椅子に座ってくださ〜い」
みんながだんだん静かになっていき、七瀬ちゃんによるお別れの言葉。
本当にこれで終わっちゃう。
ちょっと寂しい気持ちで七瀬ちゃんの言葉を聞いた。