皆さん、『あの日の物語』、『私の恋は叶うの?』を書いています!ルナです。この小説は、もしかしたら、『心が叫びたがってるんだ』に似てる物語になると思いますが応援よろしくお願いします。
荒らしは辞めてください。
感想、コメント、アドバイスお願いします!
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
登場人物
川音 梨依(かわおと りい)
声を失ってしまった少女。中学1年生。歌がクラスの中で美しい声を出す。吹奏楽部。
相馬 翔(そうま しょう)
梨依と同じクラス。作詞が得意。バスケ部。
櫻井 小雪(さくらい こゆき)
スポーツ万能で、しっかり者。梨依の親友。吹奏楽部。梨依と同じクラス。
中村 涼(なかむら りょう)
同じく梨依と同じクラス。学校でモテる。翔の友達。バレー部。
ストーリー
ある日、小6の時寝ていると声を失った主人公の梨依。おとなしくなり、中学生へと進んだ。そんなある日合唱コンクールなど声を出す行事がいっぱいで、梨依は、パニック!でも、翔達が支えてくれ、協力しあう、青春物語。
プロローグ
「ただいま!ふぅ!疲れたー!」
私が、小6の時のお話だ。私は、小6の前半まで、凄く元気が良く、学校では人気が出ていた。
「ふぅ…疲れた!寝よう。」
私は、自分の部屋のベッドへもぐりこみ、眠りについた。
「貴方は、たまには、静かにしないと一生喋れなくなります。」
ある黒いマントに制服を着ている一人の少女がいた。しかも、顔が私にそっくり。
「何を言っているの?!」
「いいからお黙りなさい。貴方は、回数は言わないが、何回か喋ると貴方は、亡くなります。」
「亡くなるっていうことは、私、死ぬの?」
「はい。そうです。」
黒い私は、ニヤリと笑った。
「貴方には、喋れなくなるように口にチャックをしめます。」
やめてよ!私は、どうしても声を出すことが出来ない。
目覚めると、声も出なかった。息切れしている声だけ。誰か、助けて…
第1章ー少女の中学校入学ー
私が声が出なくなって、何日たっただろうか。1ヵ月くらいか……今日は、入学式だが、お母さんは来ない。どうしてお父さんがいないかと言うと、お父さんは私が、6年生の12月にある病気で亡くなった。そう。大切なお父さんがね。もちろん、お母さんも泣いたし、私も泣いた。立ち直れたは立ち直れたけど、あまり、元気がない。
「………」
私は、下を向き黙った。
「梨依!おはよう!」
「……お……は…」
彼女は、小雪。私の仲良しの友達っていうより親友。小雪は、私が声を出せないのをわかるのだ。
「あ。声出せないよね。ごめんね。」
私は、首をぶんぶん振って、スクールバッグの中から携帯を出した。私はこう書いた。
『小雪おはよう。大丈夫!頑張って声を出せるように頑張るから。』
と書いた。
「でも、何回か喋ると、梨依……」
『ううん。大丈夫!』
「そう?体育館に行こう!」
私は、こくりとうなずき小雪と一緒に体育館へ行った。
「今日、梨依のお母さん来ないの?」
『うん。仕事だからしょうがないよ。』
と、会話を続けた。ちなみに、携帯を持ち始めたのは、小5だ。お母さんが最近忙しくなり、携帯を持っていないと、どこに私がいるか、心配になるからだって。
「それでは、1年生の皆さん体育館へ入ってください。」
マイクの音が廊下まで響いた。
私達、1年生は、拍手の音に包まれた体育館へ二列になり入った。
「緊張するね…」
と、小雪が言った。今は、入学式だから携帯は使えない。だから私は、こくりとうなずいた。
そして、入学式が終わり、下校。
「梨依帰ろ!」
私は、こくりとうなずいた。
私と小雪が帰ろうとしたとき、
「待って!」
と声をかけられて、私と小雪は振り向いた。すると、一人の男子がいた。きっと、同じ学年だ。
「あの、その髪を横に結んでる人。名前は?」
その男子は、私のことを指差した。どうしよう……私喋れないんだけど……
りいちゃん、かわいそう。
私、ここまで読んだよ!
ずっと、ルナとりいちゃんを応援してます。
読んだよ‼
梨依ちゃん気の毒すぎる…………。
続き、絶対読むね!
「いいからこっち来い!」
私は、男子に手を引っ張られた。凄く痛い…
「い…た……やめ……」
私は、苦しみながら言った。
「ちょっと梨依に何する気?」
小雪が私の手を握り、男子が掴んだ手を取った。
「話しするだけだけど…」
「梨依は、どうしたいの?」
小雪は、心配そうな顔をした。私は、携帯に
『大丈夫。』
と書いた。
「じゃあ、いっていいよ。でも、お前、もし梨依に何かやったらどうなるかわかるよな?」
小雪…怖い……
「わかってる。じゃあ、こいつと話するから。」
私は、男子に手を引っ張て、裏庭に来た。
「お前、名前は?」
「あ……か…わ…………」
やっぱり言えない!だから、私は、スクールバッグから携帯を出して、
『川音梨依です。』
と書いた。
「お前、喋れねーの?」
『私が小6の時寝ていました。ところが、黒い私(もう一人の私)がいたのです。その黒い私が「貴方は、何回か喋ると亡くなるでしょう」と言ったのです。それで、黒い私に口のチャックを閉められ、目が覚めると声もでなかったのです。』
「亡くなるってことは死ぬの?」
私は、こくりとうなずいた。
男の子、強引だなぁ。
黒い私って何?
>>11
梨依のもう一人の自分。制服を着ていて、全身っていうより、洋服が全部黒。のことを黒い私(梨依)
そういうことね。
ありがとう!
「そうなのか…」
男子は下を向いた。私は、ハッとした。携帯でこう書いた。
『そう言えば、貴方の名前を聞いていなかった。』
と書いた。だって、人の名前を教えてたのに、自分の名前を名乗らないのはおかしいと思う!
「あ。そう言えば言ってなかったね。オレの名前は相馬翔よろしく!」
私は、こくりとうなずいて握手をした。
翔君か……かっこいい名前……
『翔君って呼んでいい?』
「あぁ。俺は川音って呼ぶな」
翔君は、顔を赤くした。
『じゃあ、私行くね!』
と書き、手を振って、小雪のところへ行った。
「川音……梨依か……」
面白い!!……けど…梨依ちゃんかわいそうだな……
最初は強引な男子だなって思ってたけど、翔君って結構…
最後の翔君のセリフが気になる…
第2章ー私と翔君の出会い…ー
次の日……私は、起きたとき、私の部屋のテーブルに置き手紙が一枚。
『梨依へ
今日お母さんは、早めに仕事に行くことになりました。朝ご飯は、お母さんが作りました。ちゃんと食べてね。遅刻しても決して、休まないこと!約束よ!
お母さんより』
と書いてある手紙があった。
お母さん……
私は、自分の部屋から出て、お母さんが作ってくれたご飯を食べた。
今は、6時30分まだ大丈夫だ。
トゥルルルルルルルルル
私が朝食を食べているとき、携帯が鳴った。小雪からだ。
『梨依、今日私、7時30分に梨依の家で待ってるね!』
とメールが来た。私は、小雪にメールの返信をした。
『了解♝』
と……私は、朝食を食べて、食器を洗った。
私は、食器を洗い終わったら、制服に着替えた。
私は、家を出た。
「いっ……てき………ま……うぅ……」
なんか、頭痛がする。私は、音符の絵が描いてある救急ポーチから、頭痛薬を取り出して、水筒を取りだし、頭痛薬を飲んだ。すると、だんだん落ち着いた。そう言えば、朝のお薬を飲んでいなかった。ちなみに私の救急ポーチの中はたくさんある。
ポーチの中身
頭痛薬、胃腸薬、包帯、ばんそうこ、虫刺されの薬、日焼け止め、虫除けスプレーを入れている。これくらあったら、誰でも助けられるし、自分でも助けられる!
「うわーーーーーん!!!」
私が、登校していると、低学年で多分小学1年生の女の子が泣いていた。早く行かないと、学校遅れちゃうし…あ!あと、小雪置いて行っちゃった!ヤバい……小雪にメールしよう。
私は、メールした後、女の子のところへ走っていった。学校も大事だけど、でも、困っている人も助けなくちゃ!
「ど…うし……たの…?」
「転んだの……うえーん!」
女の子の膝を見ると、膝をすりむき血が出ていた。
私は、消毒液を出した。
「ちょっと、染みるけど我慢してね。」
私は、女の子の膝に消毒をした。女の子は必死にこらえている。
「終わった……よ…」
「わぁ!くまさん消毒だ!ありがとう!お姉ちゃん!」
女の子は元気になってくれた。
「お姉ちゃんじゃあね!」
女の子は、走って私に手を振って行ってしまった。
梨依ちゃん、声出しちゃった‼
けど、思いやりあって優しい‼
でも……喋ると私……死んじゃうんだよね………凄く怖いよ……
「梨依おはよう!」
小雪は、私の肩をぽんっと叩いて、手を降って挨拶した。
「お、おはよう………小…雪」
私が挨拶すると、小雪はびっくりしていた。
「えーー?!梨依が喋った!久々に見たよ!なんで話せるようになったの?!」
小雪は、興味津々で、聞いてきた。
「あの……小学1年生の女の子……が膝をすりむいて泣いてて……それで、救急ポーチで…手当てしたの…喋らなかったら……おかしいと思われると思ってたらなんか喋れるように……」
「てか、なんかスラスラ話してない?」
気づいたら、本当にスラスラと話していた。
「でも、話したら、頭痛するんじゃないの?」
小雪は、心配した顔で聞いた。
「ううん…大丈夫…!」
「そう?」
私と小雪が一緒に歩いていると、肩を誰かからトントンと叩かれた。私は、後ろを振り向くと…
「小雪と梨依ちゃんおはよう!」
と、同じクラスの咲良夢ちゃんと、鈴木美代奈ちゃんだった。
「初めて同じクラスなったね!」
と、美代奈ちゃんがニッコリして答えた。
「二人は、小6の3学期に転校してきたもんね!そう言えば、雫と結は?一緒じゃないの?」
私も気づいた。いつもは、水田雫ちゃん、麻生結ちゃん、夢ちゃん、美代奈ちゃんの4人で来るのに…喧嘩でもしたのかな…?
「あぁ…実はね……結の家に行こうとしたら、雫が結の家の前にいて、話を聞いたら、結が寝坊したんだって。雫が急いで結を連れていくから先に二人は行っててって言われたの!」
結ちゃんらしい……
「結らしいね。」
私と夢ちゃん、美代奈ちゃん、小雪は苦笑いをした。
「そう言えば、今日、梨依ちゃんが日直だよ!大丈夫?」
あぁ。きっと、私が喋られないことか……でも、大丈夫!
「ううん。大丈夫…」
「え?待って、夢。嘘でしょ。」
「現実?」
「えーーーーー?!」
二人は驚き叫んだ。まぁ。それは、びっくりするよね。
「実は……………」
私は、さっきのことを話した。
「そう言うことね。でも、今日の日直はバッチリじゃないの?」
「う〜ん…でも、自信がないな……」
私は、笑っている顔をして言った。
「でも、喋る頭痛がはしるんじゃないの?」
と、心配してる顔をした美代奈ちゃん。
「大丈夫…!頭痛薬…持ってきたから…!」
「そっか、なら安心!でも、無理しないでね?」
と、美代奈ちゃんはお母さんのように言った。
ルナっち!やっほー~☺
小説板ってガールズトーク板にいる子が結構書いてるんだね!
頑張ってネ✩
>>25
うん!ありがとう!頑張るね!
「あ!夢と美代奈おはよう!」
急いで走ってきた雫ちゃんと結ちゃんだった。
「結!もぅ!今日から授業始まるんだからね?入学式の時、早起きする!って言ってたじゃん!」
と、夢ちゃんが言った。
「むぅー!来年から!」
「どうせ。ずっとやらないでしょ?」
結ちゃんと夢ちゃんの争い…かなっ?
「…って、小雪ちゃんと梨依ちゃんもいたんだ!みんなで一緒に行こう!」
と、結がニコニコしながら言った。
「あ…!」
と、私は、叫んだ。
「どうしたの?」
と、雫ちゃんと、結ちゃん、夢ちゃん、美代奈ちゃん、小雪が言った。
「今日、私…日直じゃん…」
私は、時計を見て気がついた。
「えーーーーー!!!!梨依ちゃんがしゃべったぁーーー?!」
結ちゃんは驚いている。てか、そっちかいな!
「そこじゃねーだろ!」
と、夢ちゃん、雫ちゃん、美代奈ちゃん、小雪がツッコミをした。
「と、とにかく!急ごう!!」
と、小雪は、私の手を引っ張り急いで学校へ向かった。もちろん、夢ちゃん達も走っている。結ちゃんは、雫ちゃんに手を引っ張られながら走っている。