魔法少女リリアン*アミーキティア!

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1:シュクル◆8U:2017/09/03(日) 23:45

こんにちわ〜、こんばんわ〜!シュクルです!
いくつも掛け持ちしちゃってごめんなさい!

タイトルの通り、ここで書く小説は魔法少女モノの小説です!
魔法少女モノがキライな方は、見ない方がいいかもしれません…。

掛け持ちしているので更新は遅いですが、
少しずつ更新していきますので、見てくれるとありがたいです!よろしくお願い致します!


☆他に書いてる小説☆

この恋の始まりは、演技からだった。【初めて書いた小説で、恋愛系!】
http://ha10.net/novel/1501747647.html

しあわせかなえ!【ほのぼの系!】
http://ha10.net/novel/1501935393.html

12:シュクル◆8U:2017/09/04(月) 19:09

「ねえ、お姉ちゃん!
あんまり大きな声じゃ言えないけど…魔法少女としての活動は上手くいってる?」

「ちょっ、ちょっとみくる!
こんなところで魔法少女なんて言っちゃダメよ…!みんないるんだから…!」

「あ、ごめんごめん!でも、最近はどんな感じなのかなーって…」

「まあ、上手くいっていると言えばそうだけど…」

「上手くいってるのならいいんだよ!
でも私、お姉ちゃんになにかあったらと思うと心配で心配で…」

察しのいい人なら、今の2人の会話を見れば
『みくるとみくりの秘密』というのが分かったとは思うが……一応説明しよう。


実は、みくるの姉であるみくりは魔法少女なのだ。
なぜ魔法少女なのかというと、魔法と妖精の国、マジカルフェアリーランドというところから
遙々やってきたティアという妖精に、魔法少女になってほしいと頼まれ、
魔法少女になったからである。

少し話が変わるが…そのティアと名乗る妖精が住む国、マジカルフェアリーランドは、
突然謎の魔法少女になんの前触れもなく、メチャクチャに滅ぼされてしまったらしい。

マジカルフェアリーランドに住んでいた妖精たちは皆、命を落としていったが、
奇跡的にもティアと女王様であるマジカルクイーンが生き残ったという。

そしてティアは、滅ぼされたマジカルフェアリーランドを救うため、
マジカルステッキというもので生物を魔法少女にし、このマジカルフェアリーランドを
救ってほしいと、マジカルクイーンに言われたのである。

ティアが人間界に来ているのも、このことがあったからだ。


なので、ティアと出会いこの話を聞いたみくりは、魔法少女になった…というわけだ。
妖精が別の国からやってきて、しかも魔法少女になってほしいと
少女たちにお願いしているなんて知られたら、無論大ニュースになってしまう。

だからこのことは、みくるとみくりがみんなに秘密にしていることなのだ。

「もう…心配してくれるのは嬉しいけど、
このことは絶対にみんなには言っちゃダメよ?」

「は〜い!分かってま〜す!
そういえば…魔法少女としての活動って、怪物を倒してなんかの宝石を手に入れるんだっけ?」

みくるは元気よく返事を返すと、疑問に思ったことをみくりに聞いた。

13:シュクル◆8U:2017/09/04(月) 23:56

「そうよ。ティアが言うには…マジカルフェアリーランドに生息する怪物である、
シュバルツ・ドゥンケルハイトっていう怪物を倒すの。」

「そして、その怪物を倒すと出てくる、シュティル・シュタインという石を拾って、
ティアに渡す…それが、私みたいな魔法少女の使命なのよ。」

「詳しくは分からないのだけど、今のマジカルフェアリーランドには
シュティル・シュタインという石が必要みたいなのよね…」

と、みくりは魔法少女の活動(使命)について詳しく説明をした。

ちなみに、シュバルツ・ドゥンケルハイトというのは魔法で召喚すると出てくる怪物であり、
シュティル・シュタインというのは、人の気持ちを静める魔法の石である。
今説明されたシュティル・シュタインは、シュバルツ・ドゥンケルハイトの魂のようなもの。

「おお、なるほど〜!色々知ってるんだね!
……でも、なんでマジカルフェアリーランドにはそんな悪い怪物がいるの?」

「これもティアから聞いた話だけど…マジカルフェアリーランドを滅ぼした悪い魔法少女が、
魔法でシュバルツ・ドゥンケルハイトを召喚したらしいの。」

「ふーん…でも、その悪い魔法少女はどうやって魔法少女になったんだろーね?
聞いた感じ、ティアが魔法少女にしてあげたってことはなさそうだし…」

「ティアも女王様も、その魔法少女については分からないみたいなのよね…いったい、誰なのかしら?」

みくるとみくりは、マジカルフェアリーランドを滅ぼした謎の悪い魔法少女のことを噂する。

だが、2人の言う通りティアが持っているマジカルステッキを使い、
魔法少女になっていないとすると、いったいどうやって魔法少女になったのだろうか…?


「そうだね〜…ところでお姉ちゃん、こんなところで
魔法少女の話なんかしちゃって大丈夫なの?さっきからずっとベラベラしゃべってるけど…」

「あっ!た、確かにそうだったわ…周りに人がいっぱいいるのに…」

みくるにそう言われると、自分たちは学校に行く途中であり、
ここは人がたくさんいる場所だということを思い出し、ハッとなる。

「とっとりあえず、このままだと学校に遅刻しちゃうから、急ぐわよ!」

「うん!分かった!」

……というわけで、みくるとみくりは学校に遅刻しないよう、学校へと急いで走っていった。
結構長い話になったが、これで大体は魔法少女のことや、
マジカルフェアリーランドのことが分かっただろう。


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