私はこの世界に魔法なんてないと思っていた。
夢見たことはあったさ。そりゃ一度くらいは。でもこのまま大人になっていくなんて
心の底で分かりきっていたんだ。
だが、そんなことはなかったこの世界に来てから記憶の鍵を開けられたようで....。
初雪とかいてうゆきです。こんにちわof今晩わ
アドバイスと共に読んだ感想をこのスレに書いていただけると助かります。
独自の投稿ペースでやっていくので皆さん。よろしくお願いいたします。
読みやすくする為の設定
世界の設定。
この世界からパラレルワールドに当たる世界。
この世界ではユグドラシルという木が一過性の超能力。(通称法魔)を使えるようにさせる
ことが分かっている。法魔は主に思春期のホルモンバランスが不安定な時に起こると
これまでの研究で分かっている。
ちなみにユグドラシルの実体はなくおとぎ話のような物。
またこの法魔省はこの法魔を使えるようになった少年少女を保護、研究する為に設置された
国家機関である。
この法魔省に所属するのは若竹朝姿(わかたけあさし)。今作の主人公である人物。
この人物は自分が元々はこの世界の住民ではないこといつからかを感じ取っていた。
法魔省の事務から地方へ飛ばされた朝姿はそこで前を向けない少年少女たちと渡り合い奮闘する物語。
です。それでは楽しんでください。ひゅーいーゴッ!
3話
今日は天気がいい。下見までする教師がどこにいるか。といった所だ。
ここまで言ってなかったが、どうやら私の前任の先生は超能力で大怪我した。
と言うのだ。不登校がいるとかいないとか。である。私は私なりのやり方で
どうにかしようと思うが、転勤になる前安全第一と相上から言われたことを思い出した。
まず商店街から。果たして超能力者は外に出ることがあるのだろうか。まぁでも最近は挨拶しただけでも
不審者なので町を見るだけにしよう。商店街は10時開店の店が多く唯一開いていたのは古本屋だ。
総菜屋も出ていたがまだ品揃えが悪かった。駅に向かって次は山だ。登山出来そうな入り口があったので
なんやかんや登ってみる。結構、整備されていて険しい感じではなくおじいちゃんおばあちゃんの散歩道
レベルである。山頂からは町全体を見渡す事が出来る。快晴がいい感じにしていた。
今の月は5月。緑色の葉が言葉は下手だがいい味を出している。汗を拭い、住宅街に向かう。
ここに明日対峙する生徒の大半が住んでいると思うと、わくわくした。
これからは終始望んでいなかった教師生活だ。