主な登場人物
・七名芽衣(しちなめい)
・山本美咲(やまもとみさき)
・永井安樹(ながいあんじゅ)
【スレ主の紹介】
初めて小説書きます。上手く書けるか分かりませんが、読んでくれると
嬉しいです。
ーパチパチパチー
拍手の音が聞こえる。
あの時、あの時ー、辛い思いをして良かった。
ーあの瞬間で人生変わったー
切ないストーリー?
4:ゆの:2017/09/22(金) 16:48 「おい、何、こっち見てんの?マジでウザイんだけどw」
「うっわぁ〜。気持ちわるーい。」
七名芽衣、小学6年生。いじめられています。
「べっ、別に、見てなんか・・・。」
「はぁ?その口の利き方何よ?私に意見するのっ?」
「うんうん。安樹さんの言うとおり〜♪今美咲も同じ事思っちゃった〜。」
「まっ、今日の掃除当番と、宿題私の分もやっといてくれるなら、許してやるわよ。」
「どおすんの〜?」
「はっ、はい。やって、おきます・・・・。」
「それで、よし。美咲、杏、こころ、行くよっ。」
はあ・・・。やっとだ、やっと終わった。
これもいつもの事。
さっきも言ったように、私はいじめられている。何故かは分からない。
多分、眼鏡かけてて地味でダサいから。
そんな事で、いじめられるなんて・・・。
「芽衣っ!」
「あっ、美咲!」
「さっきはごめん。あんな事言っちゃって。でも、本当は思ってないからね!」
実は私と美咲は大親友。私をいじめてる側のスパイ(?)をしてくれてる。
「大丈夫!美咲がそんな事思ってない事くらい知ってるよ。」
「ありがと。じゃあ、帰ろっ?」
「うん。」
今日も良く、耐えた。
そうやって私は自分を慰めた。
【明日も続き書きます。切なくは無いです!】
「オマエの占いしてやるよ。早くこっち来い。」
「はっ、はい・・・。」
「あ〜、残念〜!アンタ明日で死んじゃうって〜。ヤッタね〜!」
そう言い、安樹さんは皆とハイタッチをした。
「てか、こんなに不細工で地味だったら、母親も不細工で地味なのかな〜?
ハハハッ。」
ー今の瞬間人生変わったー
自分のことはどんなに言っても構わない。
だけど、死んじゃったお母さんの事を悪く言うなんて、許せない。
「何よ、それっ!お母さんは関係ないでしょっ?」
「はぁ〜?何よ、何よその口の聞き方はっ!!?」
「そっちこそ、何よ。私の事、もう一生からいじめられなくしてやるわっ、」
「フンッ、望むところよっ!でも、期間は一週間よ?皆行くわよっ!」
ここから、一週間の戦いが始まるんだ。
小説読みます!頑張って下さい!
7:ゆの:2017/09/23(土) 21:55 >>6ありがとうございます!
頑張ります(*^^*)
「は〜・・・。あんな事言ってたけど芽衣大丈夫なの?」
放課後。
私は美咲と話をしていた。
「・・・・・・・。」
「芽衣!芽衣?芽衣ったらっ!」
「あっ、美咲ごめん・・・。ねえどうしたら、良いと思う?」
「そうだね〜・・・。あっそうだ!安樹ってさ、オシャレで可愛いじゃん。
だから、安樹を越すようなキラキラ女子になればっ?」
「あ〜!なるほど!で、どうすればなれるの?その・・・キラキラ女子?だっけ?」
「例えばだけど、女の子が買ってるような雑誌を買ってみるとか、眼鏡からコンタクト
にしてみるとか、ピンクとか黄色とか派手な服を着てみたりだとか。」
「それだっ!美咲ありがとう。じゃ、先に帰るね、バイバイっ!」
「うんっ、バイバ〜イッ!」
私は、美咲の言葉を最後まで聞かないで真っ先に教室を飛び出した。
そして、真っ先に家に帰り、真っ先に本屋さんに向かった。
雑誌を買うためにねっ。
「ふ〜ん・・・。今年はこういうのが流行なのか・・・。」
昼休み。久しぶりの昼休み。
いつも、昼休みはいじめられてつぶされてたから・・・。
「うわぁっ、こんな髪型・・・。似合わないだろうな〜・・・。」
私は本屋さんで買った雑誌を開きながら言った。
今日は安樹は休み。だから気軽に美咲と話せるんだ。
「め〜いっ!」
美咲は後ろからそっと近づき肩をポンッとした。
「あっ、美咲!今ね、雑誌見てたの。でも、似合わないよね?」
と、私は美咲に雑誌を見せながら言った。
「う〜ん、確かに。別にどうしても流行りに乗れって訳でもないんだよ?」
そうだな〜・・・、と私と美咲は黙り込んでしまった。
しばらく沈黙が続いた後、
「あっ!」
「っ?!びっくりした〜・・・。美咲、急に大きい声出さないでよ!」
「ごめん、ごめん〜!それより、聞いて。明日土曜日でしょ〜?」
と、美咲は何か裏があるような顔をして言った。
「土曜日だけど・・・、何?」
「原宿!行かないっ?」
「いいねっ、美咲、頭良い〜!」
「「よしっ、決まり〜!」」
と声をそろえて言った。
対決の日は来週の木曜日。
つまりあと、5日。