内容は題名の通りです、大雑把ですみませんw
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注意!ところどころカットしてるところもあります
アマテラスが岩屋に閉じこもったことで高天原や葦原中国が夜の世界に包まれた。
神様達は五月の蠅(はえ)のようにギャーギャー騒ぎ立て色々な災い事が起きるようになってしまった。
神々は天の安の河原に集まり、高御産巣日神の息子の思金神(おもいかねのかみ:予見の神様)が何やら真剣な顔で考えていた。
オモイカネ「まずは長鳴鳥(ながなきどり:通常の鳥より長く鳴く鳥)を数羽集めて鳴かせて、伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)さんに鏡を作らせ玉祖命(たまのおやのみこと)さんに八尺の勾玉の玉飾りを作らせましょう。あっ後、榊の木に玉飾りと鏡もデコレーションしましょう!それともう一つ策があるんですが…」
さすがエリート神様。オモイカネはこうやって着々と対策を考えていった。
天児屋命(あめのこやのみこと:祭祀を司る神様)が祝詞(のりと:神様の前で奏上する言葉)を終え天手力男神(あめのたぢからおのかみ:怪力な神様)が戸の脇に隠れて、天宇受売命(あめのうずめのみこと:芸能の女神)が露出度の高い衣装を着ておけの上で踊った。
アメノウズメが踊っている間だんだん彼女の衣装がずり落ちて、終いにはすっぽんぽんになるまで踊っていた。
神々は興奮して場の空気は一気に明るいものとなった。
一方天の岩屋の中にいるアマテラスは
アマテラス「ねぇ、なんでみんなそんなに楽しそうなの?」
と不思議そうに問うと、アメノウズメは
アメノウズメ「アマテラス様よりもすごい神様が来たから嬉しくて踊ってるんでーす☆」
そう言った瞬間眩しい光がアマテラスの目に入った。
アマテラス「うわ、眩しい!私よりすごい神様ってどんな方なのかしら?見たい…」
ズズズと閉じていた岩戸が動き出す。天手力男神が待ってましたと言わんばかりにアマテラスの手を引き出すと、布刀玉命(ふとたまのみこと:祭祀を司る神様)がしめ縄を岩屋の入り口に巻いて
布刀玉命「これでもう中に入ることはできません。」
アマテラス「みんな、閉じこもってしまってごめんなさい!」
アマテラスが岩屋から出た瞬間、高天原も葦原中国も大地に光が照らされ夜はすでに明けていた。