私の絵に色がつくとき

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1:ゆいゆい◆s.:2018/04/05(木) 12:20

これは私とすいちゃん(西瓜)のリレー小説です!
友情系にします!是非読んでください!
コメントは………書いてもらえると励みになります!

すいちゃん!お願い!

2:西瓜◆ic:2018/04/05(木) 12:39

第一章〜私の夢を叶えるための幕が開く〜

まだ4月の中旬でたくさんの桜が咲いている。少し散っている桜もあるが綺麗だった。
私は宮原みちる。中学1年生だ。少し数日前の事だろうか。この中学校に入学してきた。
入学した中学校の名前は桜前中学校と言う。今の時期にはぴったりに思える学校名だ。

学校の玄関に入り下駄箱から上履きをとって履いている近くでいろんなグループが友達と話をしていた。
「これからの中学生活楽しみだよねー。」
この下駄箱は1年生の上履きが入るところなのできっと1年生だろう。
まだ入学式が終わって10日もたっていないのにグループが出来ていた。

私はいつもグループに入り損ねてしまう。小学生の頃から。いや。保育園の頃からかもしれない。
この光景を見ていても慣れていたのでなんとも思わなかった。

「入部届出せよー。締め切りまでに職員室まで私に出す事。良いか?」
その入部届が出されてから周りの皆はザワザワしていた。皆でどこの部活に入ろうか考えて居るのだろう。
少し気になって入部届を見てみる。なにもきょうみがある部活は無かった。

自分は小さい頃からある趣味があった。絵を描くという事が好きだった。
なのでその美術部を探してみたら美術部はなかった。

「なにか方法は無いかな。」
学校からの帰り道で独り言を言いながら家に帰っていく。するとパッと思いついた。
「そうだ!自分で設立すればいいんだ。」

3:ゆいゆい◆s.:2018/04/05(木) 13:29

私はそう思うと明日から早速行動を起こそうと考えながら床に入った。

次の日。私は学校に着くや否や職員室へ向かった。

コンコン

「失礼します。一年A組の宮原みちるです。部活について相談しにきました。」
そういうと、のそっと手前の方に座っていた無精髭を生やした男の人が席を立って歩いてきた。

「俺が部活に関する担当だが………。相談とは?」
「はい。私は絵が書くことが好きです。だから美術部に入りたいです。」
私がそこまで言うとその先生は私の知ってることを言う。

「でも、この学校には美術部はない。だから悪いが別のに入ってくれないか?」
「先生。私もこの学校に美術部がないことは知っています。この学校では新しい部活を設立するときにはどうしたらいいんですか?」

先生は明らかに驚いている。

「つまり………新しい部活を設立したい……そういうことか?」
「はい!」

「うーむ。少し難しい。新しい部活部屋を確保し、顧問まで探さなくてはならない。」
「はい。ところで現在空いている部屋は………?」
「ああ。ある。空いてる部屋も………いる。だけど………。」
「だけど?」
「それには7人集めなければならないんだ。」
えっ!7人⁉
いまだかつて友達がいない私に残り6人を集めるだなんて………。途方に暮れてしまった。

4:西瓜◆ic:2018/04/05(木) 14:13

「失礼しました。」
それから私は職員室を後にした。
「部活を設立するのはやっぱり人が必要だよね…」
一人でボソッと呟いてみる。あーあ。こういうことを相談できる人が居てくれたら良いのに。

でも行動を起こさないことには何も始まらない。絵が好きな子がいるだろうか。
私は廊下で歩いている人たちを見てみる。うーん…無理だ。

「ただいま」
親は仕事で家を出ている。
私は大急ぎで自分の部屋のドアを開けてベットにダイブする。
ベッドに置いてあるうさぎのぬいぐるみのピョン美を持って少し強く抱きしめた。
「今日も話しかけれなかったなぁ…」

次の朝学校へ顔を下に向いて登校していた。だからなのか人にぶつかった。
「きゃ!」

5:ゆいゆい◆s.:2018/04/07(土) 20:44

「あ、いたたたた。………ごめんなさい。大丈夫?」

ふう。今日はついてない。そう思いながら立ち上がると………

「大丈夫……あ!」

なんと、目の前には学校の有名人……石川隼人さんがいた。

「?ああ。そういえば考え事をしてたみたいなんだけど………どうしたの?」

あ!いいこと思いついた。ちょっと相談してみよう。石川くんは学校一応動かせるって噂だから。

「ちょっとね………聞いてくれる?」

優しいと定評のある石川くんは快く聞いてくれた。

「そっかあ。そういえばこの学校って部員が7人集めないといけないんだっけ………何部希望してるの?」

「えっと……美術部です!」

「美術部かあ。僕の兄さんがいた頃はあったらしいからなあ。………待って、数人集められるかも!時間くれる?」

「もちろんです!」

楽しみだなあ。

6:西瓜◆ic:2018/04/09(月) 11:07

石川くんはちゃんと人を集めてくれるのだろうか。
いくら学校を一応動かせるという噂が本当であってもちょっと心配なのだ。
でも今はとりあえず石川くんに掛けるしかない。

私はそう考えながら昼休み廊下を歩いていた。するとこっちに走って来る石川くんの顔が見えた。
「宮原さん!人が集まったよ!」

その言葉を聞いて私はとても嬉しくなった。私は石川くんの方を向く。何人集めてくれたのだろうか。
「それって・・本当?」
「うん!本当だよ。その人たちに会うのは放課後で屋上集合になったけど良い?」
「ありがとう・・。よろしくお願いします・・。」
「そんじゃあ放課後にね!」

石川くんって噂通り本当にそうなのかも。楽しみだな。
そして放課後になった。

7:音無◆96:2018/04/19(木) 18:22

上げとく

8:ねむ◆96:2018/07/01(日) 09:04

上げときます


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