光を見つけた(仮)

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1:秋◆nQI:2018/04/30(月) 09:50

はじめまして、秋です。

葉っぱでは初めて書く小説なので、拙いですが、読んでくれると嬉しいです。
コメント、アドバイスお願いします!
更新は不定期です。

2:秋◆nQI:2018/04/30(月) 12:07

それでは、始めます。

3:秋◆nQI:2018/04/30(月) 12:12

 いままでと同じ、ずーっと同じ日々をわたしは過ごすんだと、無いとは思っていても心の隅では、確実に思っていた。ありえない幻想を抱いて、わたしは目まぐるしく変化する日常に、流されずにいれるだろうか。

4:秋◆nQI:2018/04/30(月) 13:23

 夏目は、昇降口の前ではたと立ち止まった。

人が多すぎる。クラス表を我先に見ようと、皆頑張っていた。

こう、もっちゃもっちゃしたところには、損はあっても得は無い。自分のクラスを、友達に教えてもらえばいいのだ。

その場で一回転してみると、見知った顔に、見知った髪型の女の子が、となりにいる女子と喋っていた。となりにいる子は、夏目が知らない女の子だった。

「優佳ちゃーん」

声を張り上げて呼ぶと、優佳はとなりの女の子と一言二言言葉を交わしてから、ゆっくり顔を上げた。

「何?」

優佳は、いつもの変わらない優しい笑みを浮かべている。夏目は、優佳のこの顔がお気に入りだ。

「クラス、どうだった?」

「あ、夏目ちゃんと同じだったよ。6年間一緒だね」

おぉっ。これはもう、運命かもしれない。

「あと、華蓮ちゃんも一緒だって」

「え?」

華蓮なんて名前、聞いたこともない。

すると、キンキンした声が、耳の近くでひびいた。

「えー?華蓮この子と一緒なのぉ?ねぇねぇ優佳ちゃん!」

さっき、優佳と喋っていた女の子だった。

この子が、華蓮、ちゃん・・・・。華蓮ちゃんは、キンキンした声とは裏腹に、色白で、すっと通った鼻筋、薄い唇、と実に整った顔立ちをしていた。

「ふーん、じゃー、よろしくねー!」

「あ、夏目ちゃん、先行ってるね」

そう言い残して、二人は雑踏の中に消えてしまった。

5:秋◆QI:2018/06/30(土) 18:17

「はぁー、、」

夏目は、誰にも聞き取られない程度に、小さく息を吐いた。

昼休みのクラスでは、数人が楽しそうに椅子取りゲームをしている。その中には、優佳とともに椅子を引っ張りあっている、華蓮の姿もあった。


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