短編〜シナリオ(脚本)まで、色々と。全体的に未熟で拙い。
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※ここにある物語は全てフィクションです。
※作者である軟膏は著作権を放棄しておりません。
「能面」。
それが私につけられたあだ名だった。アルビニズム__先天性白皮症を患った人間は、皮膚が乳白色であるという。その例に洩れず、私も真っ白な肌を持って生まれた。加えて、白金色の髪と淡紅の瞳孔。そしていつも無表情な私にはその表現が最適だったんだろう。両親が亡くなり、まだ幼い私を引き取った親戚の人たちにも「まったく能面みたいな子だ」とよく言われたのを覚えている。
能面、能面と呼ばれ続け、早16年。私は今、数名の先輩の前で演技を始める。
「………っああああ、もう!!」
あとがき。
典型的な能面系女子が演劇にのめり込むお話です。SSにも満たない散文ですが。多分続く