ーこれは、三年前あることをきっかけに世界が歪んだ少女たちのお話。ー
前置き?んなもん忘れてしまえwwどうも、始めましてSUGURUともうします。気分的に小説を書きたいと思います。って言ってもプリキュアと魔法少女系に闇を加えたようなそんな感じな何かを作りたいなぁとか思います。はい、キャラ紹介します。
十六夜朱紅春(いざよいすぐは)
いたって普通の中学二年生。勉強もそれなりに頑張っていて運動はそこそこできる。でも歌が得意でそれ以外は本当にどこにでもいる中学生。
十々野辺菜心(そそのべなこ)
世に言う今をときめくキャピキャピ系女子。中学二年生にしてはスラリとした身長と顔で男子からの人気も高い。ただ、少し秘密があるようで…?
波紫ノ川武(はしのがわたける)
朱紅春の好きな人。しかし、かなりのモテ体質でファンクラブがあるぐらいの人気ぶり。口数が少なくクールだと言われている。
龍道神農原(りゅうどうかのは)
自称創世神イザナミノサキの使い。家は神社で巫女と学生を両立させながら過ごしている。中二病臭いところもあるが面倒見がいい。
創世神イザナミノサキ
全てを作った神。そして全てを捨てた神。
消された三年前を探しに行こう。
追記。書き込みオケです。
3:SUGURU 一話の一:2018/05/20(日) 20:57 春、私が一番嫌いな季節。何故なら…
「へっくしゅん。」
私は花粉症だからだ。私は十六夜朱紅春、この春から中学二年生。普通の中学二年生。多分。花粉症になったのは三年前杉の花粉を吸いすぎて花粉症になった。あのときなぜスギの木がいっぱいあるところに言ったのだろう?このじ気になると思い出したくても思い出せない。たった三年前なのに。
「おはよう。」
「おはー。」
「宿題終わった?」
「宿題?んなもんやってないわww 」
「おいおい、今年の担任さぁ村田だよ。」
「花ちゃん。今年もよろしく。」
「うっわ。今年歩と一緒じゃん。サイテー。」
ガヤガヤとした。やかましい声がたくさん聞こえる。みんなそんなに話すことがあるのがうらやましい。もちろん私だって友達の一人や二人はいる。少ない方だけど。
「おはー。スグ。」
「おはよう菜心ちゃん。」
「もー。今年こそナコって読んでよー。」
「えぇ。もう…言わなきゃダメ?」
「ダメ!」
「はいはいおはなこー。」
「OK!」
元気なこの人は同学年の十々野辺菜心ちゃん去年話しかけてくれてから仲良くなった。スッゴクスタイルがよくて大人っぽくて私の憧れの一人。みんなからも人気よくて愛想もよく素敵な女の子。なぜ私と一緒にいるかと言うと…
「ねぇ。スグ、この前のあれ再生回数何回言った?」
「えっとね、朝確認したら二万回位だったよ。」
「おぉ。人気者ですなぁ。」
「そうかな?でもナコがやってて言ってくれたんだよ。」
「そうだったね。」
私はネットで歌を歌って配信している。ナコがやってみたらって言われたからやったら思ってた以上に人気が出て一万人近くのファンができた。ナコは私がやらかしたりとかわたしが相談をするために一緒にいてくれる。そんなこと話ながらクラス替えの紙を見に行った。
「あ、今年も暮らす一緒だよナコ!」
「マジ!?」
二人でわいわいしながらこれから一年を共にする2年B組のクラスに入っていった。もうすでに来ているクラスメイトもいた。とりあえず自分の席に行くことにした。
「じゃあ、私こっちだから。一旦バイバイ。」
「うん。またあとで。」
とりあえず自分の席に行った。去年は秋山くんがいたから二番だったけど今年はいないので一番。ナコは確か、23番だったはず。ナコの回りにはもう人が集まっておりほぼみんなナコの席付近にいる。
(ナコ、人気者だなぁ。)
近いようで遠い机たちを見つめながら自分の準備を始めた。
「はい、今日はこれで終わりです。今日課題を出せていない人は明日必ず提出するように。明日も出さなかったら居残ってもらいます。はい、十六夜さんお願いします。」
「起立。気を付け。礼。」
「「「「「「「さようなら」」」」」」」
「帰ろー。」
「終わったー!」
春休み明けのダルさがみんな出ているのかみんな帰宅の準備をしている。
「スグ。帰ろー。」
「ごめん。私今日部活…」
「あ、そっか。スグ吹奏楽部だもんね。」
「うん。ごめんね。」
「大丈夫!バイバーイ!」
「バイバイ。。」
一人でお昼を食べ音楽室に向かった。入学式の入場曲と退場曲を演奏するために今日は部活がある。でも私は音楽室に通るある階段が嫌いだ。
「はぁ、嫌だな。」
その階段にはアンティーク風の鏡がある。何故か通る度に鏡の中の自分がこっちを見てるような気がする。今日は覗いてみた、嫌いな鏡を。
いたって普通の中学二年生だ。腰まで延びる腰まで延びる髪。みつあみで編んでおり。片方火で燃えて肩までしかない。その時一緒に右目の涙袋辺りも焼き眼帯をつけている。とても、人に見せるようなものじゃないから。信じたかった。普通の中学二年生でいたかった。生まれつき髪色が紅色で右左の目の色が違うくて髪は染めてもなおらない。カラコンをつけても色が見える。ナコはいじめが起きるのを守ってくれるようにそばにいてくれる。こんな変な髪色目はいじめの対象になるから。見つめているうちに悲しくなった。久しぶりに右目の眼帯を外した。綺麗な青色だった。右目の怪我も治っていた。でもこの姿が憎くて一粒涙がこぼれた。その瞬間涙が空中で止まり鏡に吸い込まれていった。アンティーク風の飾りが突然光だし鏡が歪みだした。戸惑いを隠せず。逃げようとしたが、足が動かなかった。そのまま鏡の中に吸い込まれた。
目を覚ますと歪んだ空間に倒れていた。回りにはウィンドウショップのように鏡が並んでいる。でも、柄がすべて同じだ。とりあえず並んでいる鏡の通りに進んでいくと、銀色の鏡があった。その鏡はとても美しく目を話せなかった。形は普通の全身が見える鏡で、左右対称の美しい彫刻が施してあり上には赤い宝石が埋められておりGと彫られてあった。鏡には自分が映っていたでも、髪は黒目も黒腰まで延びたその髪はまるで…
「私のなりたい私だ。」
そこに映っているのは本当になりたい心の底から願う私の姿だった。鏡の中の私は一回微笑むと鏡の前にたつ私の手を引っ張った。本当に引っ張った。そのまま私はまた鏡の中に入っていった。。
「ねえ?起きた?」
もう一度目を覚ますとそこにはさっき見た私がいた。慌てて起きると夜だった。後ろにさっきと同じ鏡があったが、一面銀色で明るい森にいた。
「あら起きたのね。」
「あの、あなたはいったい誰ですか?」
「私?私はねあなた。」
「え?」
私は3歩ほど後ろに下がった。
「って言ってもrの世界から来た人ですものね。」
にこにこ笑いながら話してくる。
「そんなことより、早くもとの場所に返してください!」
私にはやることがたくさんあった。早くしないと怒るあの人が。
「じゃあ、交換条件としましょう。私のお話を最後まで聞いたらもとの世界に返してあげます。私のお話を聞いてくれないならここでさようならです。ドアしますか?」
少しにやっと笑いながら話した。私は受け入れることにした。
「分かりました。手短にお願いしますね。」
そう言うとまた微笑み何も話さず歩き出した。慌てて私もあとからついていった。後ろにあったはずの鏡はすでに消えていた。不思議だなと思いながら銀色の森を歩いていった。
しばらく歩くと大きな家に着いた。
(これが世に言う屋敷か。)
中に入れてもらうと人がいた。
「おかえりなさいませ。スグハ様。」
私は驚いた。そこにいたのは武くんだったからだ。
波紫ノ川武。私が好きな人。思い人。こんなところで会うとは思わなかった。
「そちらの方は?」
「あぁ、あなたと同じrの世界の住人よ。応接間にご案内してちょうだい。あと、今日はアールグレイがいいわ。」
そのまま私は応接間に行った。
スグハ様の方の台詞で「じゃあ、交換条件としましょう。私のお話を最後まで聞いたらもとの世界に返してあげます。私のお話を聞いてくれないならここでさようならです。ドアしますか?」
と言う文があるのですが「どうしますか?」の間違いです。すいませんでしたm(__)m
応接間に行く途中武くんに一回話された。
「十六夜さんどうやってこの世界に来たの?」
「学校の鏡から変な空間のなかにあった銀色の鏡から通ってきました。」
「ふーん。」
これだけ、何か進展するって期待した私がバカだったようです。
応接間はとても広く、五人ぐらい座れるソファーにひとりで座った。しばらくすると着替えた彼女が入ってきた。
「お待たせしてごめんなさいね。今、アールグレイ持ってこさせるからミルクでいいわよね?」
驚いた。私が今本当に飲みたかったフレーバーだからだ。なぜわかるの?と聞かなくてもこれから話してくれるようだ。
「じゃあ、話を始めましょうか。」
ゆっくりと深くかけていた腰をあげ今まで笑顔しか見なかった彼女の顔が始めて違う別の何か思うような顔で話し出した。
「まず、この世界はあなたのいる世界とは違う世界。貴方の国の言葉で言えば異世界?異次元?まぁそんなところ。この違う世界、私たちはアウトワールドと呼んでいるわ。このアウトワールド、最初は二つだけあなたたちのすむrealworld(リアルワールド)。そして裏の世界underworld(アンダーワールド)この二つだけだったのよ。それからあとになって出来たのが今いるgodworld(ゴットワールド)。ここまでは大丈夫?」
首を縦にブンブン動かした。それを見て話を続けた。
「realworldは普通の何も知らない一般人が暮らす世界。一方underworldは世界の闇、終わり全てに関して小さく、短く、昔、過去にとらえるrealworldの支えみたいなところ。ある時、underworldの住人がこれはおかしいと言ってrealworldに行き反乱を起こした。それからworld同士が喧嘩を始めてどっちの世界にも異変が起きた。その中間に生まれたのが双方の力を受け生まれた神が集まる管理界であるgodworld。ここで私たちはrealworldとunderworldを直接繋げられないようにするために鏡を作ったのその鏡がさっきあなたが通った銀の鏡別名Gの鏡。その後rの世界とuの世界両方に繋ぐ鏡を作ったの。」
最初いっていたrの世界はrealworld。恐らくunderworldはuの世界このgodworldはgの世界と言うのだろう。
「しかし、このままでは通り放題なので鍵を作りました。その鍵がmirrorkey(ミラーキー)通称鏡のステッキ。今あなたステッキ?って思ったでしょ。見せてあげるわ。」
そう言うとたちあがり応接間の隣のエントランスに出た。
ちゃりん、と音が鳴った。音の招待は首にかけていた鍵のようなものを取り出したからだ。
「見ててね。 我汝の主。シルヴァンリフ=スグハ・アネッサ。銀に輝く光を我に!解放銀の鏡!!」
mirrorkeyこと鏡のステッキが光ると大きくなり箒ぐらいのサイズになると止まりそれをしっかり握ったあと空気に向かって叩きつけるとステッキのさきから中心に長方形のものが広がった。これは、さっき見た。鏡だった。
「この鍵を持つのはここの世界の住人かrの世界にいる任命されたもののみよ。」
そう言うとステッキを一ふりし鏡を消した。そしてステッキのサイズももとに戻った。
「そして私はその鏡を管理するもの、もちろんそのための代償もあるわ。それはね、生け贄よ。」
何かもうこうなるんじゃないかと予測してしまった。
「十六夜の夜に月の神にrかuの世界の人を捧げるの。で、それは昨日したの。」
もう予測不可能だ。
「あなたにお願いしたいの。」
「何ですか?早くしてください。」
少しキレ気味に言った。
「まあまあ、落ち着いてこの世界にいる間はrの世界はほぼ止まっているようなものだから。」
その言葉を聞いて私は目を見開いた。
「本当?今rの世界は何時なの?」
「えっと、、、13:30かな?鏡の世界に入ってから1分弱ね。」
理屈はよくわからないがとりあえず間に合いそうだ。
「で、話を続けてもいいかしら?」
何事もなかったように、
「はい、大丈夫です。」
笑顔を戻すと語り出した。
「あなたに鏡の主をしてほしいの。」
「えっ!?私が?」
「そう、あなたが通ってきた鏡はね。もうずいぶん前から主がいなかったのよ。簡単よただ鍵をもってちょっと敵を倒すだけだから。」
「えっ!?敵を倒すってどういうことですか?」
「そのままよ。rの世界に残っているuの世界の住人を倒してほしいの。あいつら、この鏡見つけたら絶対」
ギャー!切れましたすいませんm(__)m
「そのままよ。rの世界に残っているuの世界の住人を倒してほしいの。あいつら、この鏡見つけたら絶対乗り込むわ。そのためのあるじだもの。逆に主が居なかったら無防備のままどうぞお通りくださいといってるようなものだわ。だからこの通りお願い。」
頭まで下げられた。これはもうやってくださいと言うことだと思う。
(よくわからないけど、何か重要そうだし…)
「分かりました。やります。」
「本当!?」
キラキラ瞳で見つめて手まで握ってきた。
「ただし、一つ聞きたいことがあります。」
「何?」
一つ深呼吸して聞いた。
「波紫ノ川武くんについてです。なぜ彼はここにいるのですか?」
すると、一息フーッとつき話し出した。
「あのこはね。私が拾ったの。」
驚いた。
(拾った…!?)
「そう、拾ったの。三年前まだ小学生だったときにこの世界に迷い混んできたあのこを私が拾ったの。そしたらお礼にここで働かせてくださいと言うものだから雇ってるの。確か、そっちでは中学二年生ですよね?」
「はい。」
「だからこっちで働きつつあっちでも暮らしてる。って言ってもここに来るのは週一ぐらいかな?時間軸が違うからね。これでいいかしら?」
「はい、ありがとうございます。」
ニコニコ笑うと「着いてきて」といわれたのでエントランスから階段を登り一際目立つ部屋に入った。
「ここからは一人で行ってもらってもいいかしら?」
「なぜですか?」
今度はゆっくりと落ち着いて訪ねる。
「この扉の向こうにはね鏡の主になるための鍵がおいてあるのだけど候補者以外は入れないの。それにむやみやたらとはいると怒られるからね。だからいい?」
「分かりました。行ってきます。」
片手で押すと扉はゆっくり音をたてずに開いた。そして私の魔の世界の最初の一歩を踏み出した。あのとき断っていたら私は何も変わらない日常を過ごせただろう。
扉を潜り部屋の中にはいるとすぐに扉は閉じた。部屋の中は至るところに鍵、鍵、鍵。こんなに鍵があって迷わないのだろうか?と考えていると部屋の反対側に鏡があった。何かあるかと思い小走りで鏡の方に向かった。鏡の近くに行くまでに1分弱かかった。
(どこの誰がこんな部屋使うのだろう?)
考えるのを一旦止め、鏡を見た。復、違う自分が映っているのではないかと思い。しかし、普通に自分が映っているだけだった。
「あなたが次の鏡の主さんね。」
振り替えるといつのまにかお婆さんが座っていた。お婆さんは白髪を下の方で団子にしバレッタでまとめ白いブラウスの上から紫の質素な長袖のドレスを着ていた。ドレスは胸が空いていてブラウスが見える。胸には赤い宝石が結び目についているリボンをつけていた。
「どうぞ、そこにお座りなさい。」
優しく言われるとフッと歩いていき優しく座った。
「私はね、本名はムーン・ラクトセリアって言うの。日本での呼び名は村瀬遥香。遥香さんとでも呼んでくださいな。あなたのお名前は?」
「十六夜朱紅葉です。」
遥香さんは驚いた顔をした。
「あら、あなたがスグハちゃんのrの世界の方の人なのね。」
私は??と首を傾けた。すると遥香さん笑って
「スグハちゃんは肝心なことを話さないからねフフッ。いいわ、説明するわ。」
遥香さんは一回優しい笑顔で話し出した。
「rの世界の住人がuの世界とgの世界に自分とそっくりな住人ができてしまうことがごくごくまれにあるのよ。で、3人このoutworldに存在してるわけだからそっくりで見分けもつかなくなるのよね。だから、3人には別々の能力が与えられるの。スグハちゃんは、鏡を見てる人の想像している姿になる。で、裏のスグハちゃんはほぼなんでも弾き返す。貴方は…まだわからないわね。」
「こんな感じよ。」と、話終えると私は「名前呼び分けないんですか?」と聞いた。すると、遥香さんしばらく悩んだのちに、gの世界がスグハちゃんuの世界がスグちゃん
rの世界こと私が朱紅葉さんになった。しばらくすると本題に入った。
「で、鏡の主さんのの話だけど。見た感じあなたには才能がありそうね。私はmirrorkeyの管理者。そして、鏡の主の試験官。十六夜朱紅葉。汝に試験を渡す。制限時間は今から一時間後。試験内容は鍵たちと話すこと。」
私は立った。そして鍵を見た。口からでた声は「はい。」スグハさんのためにも多分取らないといけない。私は鏡の主になる!!
「試験開始!」
私は鍵を見た。山になった鍵は全て別の素材、色、形で出来ていた。話すと言うことはお互いが意味のある言葉で通じ会わなければならない、とりあえず話してみる「はじめまして」………やはり返事は来ない。何か特別なことをしなければいけないのだろうか?ふと見ると鍵の山の中に小瓶があった。小瓶の中には紙が入っていた。小瓶から紙を取り出すとこう書いてあった。
鍵と話したければ本体を見つけよ。
本体?…訳がわからないがこの鍵から本体を探せと言うこと?よくよく考えたら私は一回も鍵に手を触れていなかった。ふと、鍵の山の外れに一つの鍵が落ちていた。綺麗で透明なガラスの鍵。心で私は感じ、確信した。これは本当の鍵。手に触れた瞬間体に暖かいものが流れてきた。もう一度息を吸って言う。
「はじめまして。私は十六夜朱紅葉です。」
すぐに返事は来た。
「朱紅葉さんはじめまして。私はmirrorkey37号ガラスの鍵よ。」
「試験終了!!」
遥香さんがそう声を放ち手を上に上げていた。ニコニコ笑いながら近づいて来た。
「congratulations朱紅葉さん。記録は26分37秒過去最速よ。あなたもこれで鏡の主よ。種明かしするとその鍵以外は全て魔法で作り出した偽者。触れても試験に問題はないけど気力が落ちる魔法が施されているから危なかったわね。」
以外とやばかった……
「まあ、いいわ。今日からその鍵はあなたのものよ。さあ、いきなさい。」
奥の鏡がいつのまにか扉になっていた。また扉を私は潜った。
次の部屋には何もなかった。一つ言えば椅子が普通の椅子がひとつあった。どうすればいいのかわからずガラスの鍵に聞いてみた。
「ガラスの鍵さん。どうすればいいと思いますか?」
しばらくたった後返答が来た。
「そうね。この部屋は前に来たことあるはずだけど…記憶が曖昧なのよね。とりあえずそこの椅子に近づいて見ましょうか。」
コクりとうなずき椅子に近づいた。よく見ると椅子の背もたれにはくぼみがあり鍵のような形をしていた。
「ガラスの鍵さん、ここの椅子くぼみが鍵の形みたいですね。」
私は手のひらにのせている鍵に見えやすくした。すると、すぐに
「そうね…私を1回ここに入れてみてくれないかしら?」
くぼみがどうなるかわからなかったのでとりあえずやってみるしかないかなと思い、
「分かりました。」
と言った。手のひらの鍵を右手で持ち変えそっとくぼみに入れた。間違えても壊さないように。
すると、部屋が一瞬眩しくなったと思うと部屋が一変していた。部屋は全て金色に統一されさっき椅子があったところには玉座がありそこには人が座っていた。栗色の足元近くまで降りる髪の毛を2つにおろし、たくさんの花が髪にささっていた。裾が赤色でベースは白の上に天国に咲く華のような絵の模様に帯は赤色で裏地に金色が使われていた。さらにうえから黄色の羽衣をつけておりその姿は神々しいの一言で表せた。
「ふぁぁ。妾をおこしていったい何のようじゃお主。」
「えっと…」
「もじもじしてもわからんわ。ええい、名を申すのじゃ!」
「えっと、十六夜朱紅葉です。えっとこの鍵はガラスの鍵です!」
いつのまにか手にガラスの鍵が戻ってた。
「ああ、今記憶が戻ってきた。ほうほう、おぬしが新たな鍵の主か。」
「は、はい!そうです!」
「そんなに、かしこまらんくてよいわ。そなたも名を名乗ったことだしな妾も名乗るとするか。」
椅子から立ち胸に片手を当て話した。
「妾はイザナミノサキ。この世界の創造神であり破壊神でもある。」
私は呆然とたった、しれっと口から神と言った。それも創造神兼破壊神と。
「その顔を見るのも楽しいのぉ。毎回そんな反応をするからな。さてと、鏡の主がここに来たと言うことは妾に認めさせに来たと言うことじゃな。ラクトセリアはどこじゃ?」
すると、後ろのドアから調度入ってきた。
「イザナミノサキ様お目覚めでしたか。朱紅葉さん起こしてくださりありがとうね。えっと、この子が新たな鏡の主です。」
「それはわかっておる。妾はそっちの鍵の方がどうしても思い出せんのじゃ。」
「そうですか…朱紅葉さん少し鍵を貸してもらえますか?」
首をふり鍵を手渡した。すると遥香さんのてが青白く光輝き鍵が変形した。ステッキ型ではなく人形に変わった。
「ふにゃぁ…村瀬おはよう。どうしたの?」
無機質なようで可愛らしい声をしたのは人形になった鍵(?)だった。
「おはようガラスさん。隣にいるこの子が新しい主よ。鍵の姿ではもうあっているわ。」
人形になった鍵はこっちに向き近寄って私の回りをぐるぐるまわりだした。最終的に正面で止まりクンクンと匂いを嗅いでいた。
「…良い匂いする。この人悪くない人…私ガラスの鍵。名前つけてもいいよ。」
私は慌てたように言う。
「えっと、ガラスの鍵さん。と、私は十六夜朱紅葉です。はじめまして?」
ガラスの鍵はキラキラした目で私を見たあと隣にたった。すると、イザナミノサキさんが思いだいたと言う顔で話す。
「あぁ、レマンスの鍵かあいつもいなくなってから結構たつしのう。そろそろ主が必要じゃといったような気がするわ。」
遥香さん一歩前に出て話す。
「そろそろ任命の儀式を。」
わかっておる。と一言告げると私を玉座の近くまで来るように告げ膝間つくよう言った。ガラスの鍵と一緒に膝間付き頭を下げた。
「汝、十六夜朱紅葉とガラスの鍵を魂を結び合う者とし、銀の鏡を守護すること、残り者のunderhumanを転生へと導かせる指名をここに任命する。表をあげよ!」
私たちは顔をあげた。
「そなたらは選ばれた。後悔をするではない。悔いの無きよういきるのであれ!」
そう告げるとイザナミノサキさんは微笑んだ。神のようないや、神の微笑みだった。
その後イザナミノサキさんはふたたび永い眠りに付き遥香さんと一つ前の部屋に戻り鍵の主になるための本やらアイテムやらを貰いアイテムの一つである肩掛けの鞄のなかに入れた。調度ぴったりで重くも軽くもなかった。その後遥香さんにさようならを告げもとの部屋に戻った。すると、スグハが、待っていた。鍵を見せるとスグハは抱きしめてくれた。その後銀の鏡を約束通りもう一度開いて貰いもとの世界rの世界に帰還した。時間的に長く感じたが時計を見るとたった、五分しかたっていなかった。全くあの世界の時間軸はよくわからない。その後予定通り吹奏楽部に行き、入学式を終え、帰宅した。
14:SUGURU 5話-1:2018/06/18(月) 07:15家に帰り。貰った鞄(学校にいる間は学校用の鞄にいれておいた。)の中身を確認した。まず、一番最初に出てきた本。題名には鏡の主について、とかいてある。全て日本語でかかれていた。文庫本サイズなのでブックカバー付けたら気づかれずに読めるだろう。次に宝石を組み込んだブローチ宝石は赤く銀で縁を囲まれてれている。よく見ると銀の縁にSuguhaIzayoi/grassmirrorKeyと刻まれている。遥香さんいわくイザナミノサキ様に認められた瞬間に鍵と主をつなぐ証拠として生まれた宝石を組み込んだものらしい。ついでに組み込むのは遥香さんがしてくれた。必ず身に付けることと、念押しされた。次に出てきたのは小さな箱。開くと色とりどりの小さな宝石と柄入りのピンセットが入っていた。これは鍵についている宝石を変えることができるらしい。使い方としてはピンセットを握ったあと鍵の呪文を唱えると鍵の宝石が光りピンセットでつまむと取れる。で、宝石を入れ換えることが出きる…らしい。ついでに鍵の呪文とは主が決めるらしい。使うときになってから決めよう。宝石は色によって効果が変わるらしい。例えば今ついている赤の宝石は鏡を繋げる。青は剣に変わる。緑は回復。なとなど…ついでに人形にすると、胸のリボンに組み込まれる。戦闘中に付け替える場合はそれようの方法があるらしいが…わからないので後で確認しておこう。次に出したのは一見裁縫セットにも見える魔法の裁縫セット。胡散臭い名前だが魔法のが重大らしい。らしい。確か、銀の糸と銀の針が入っていて縫うとそこだけ保護フィールド、結界ができるらしい。縫い目から半径1m以内らしい。他にも、鍵を人形にするための呪文の作り方。対人戦の訓練ができる場所へ飛べるペンとか色々入っている。大体全部で20種類はあるだろう。
15:SUGURU 5話-2:2018/06/18(月) 17:15 確認を終え、時計を見ると10時位だった。
(そろそろ生放送の時間だ。)
椅子に座りパソコンに電源を入れチャンネルを開きインカムをつけた。自分の部屋は何年もためたお年玉やおこづかいで防音にしてもらってるためギターをアンプで繋いで普通の大きさ弾く位なら聞こえない。だからこんな夜でも歌ったり話たりしても全然聞こえないのだ。
(今日は二時間ぐらい生放送しよ。)
TmitterとLIMEのアカウントで告知したので百人は見てくれるはずだと思い。あらかじめ用意したイラストを動画に写した。
「皆さんこんばんはスグハナサキです。」
恥ずかしながらスグハナサキというのがハンドルネームである。
「今日は長時間ライブするからイヤホンつけてねー。じゃあチャット見ていきまーす!質問してくれたら出きる限り答えるからね!」
ネットは素晴らしい。つくづく思う。こんな日常でも救ってくれる。幸せになれる。この世界に生まれてよかったと私は思った。
「はい、桜ウサギさんからの質問で、スグハナサキさんはいつも課題とかはいつしてますか?とのことです。うーん、私は学校の休み時間とかにチマチマ進めるタイプかな?放課後は部活あるし。そんな感じです!桜ウサギさん質問ありがとうございます。さて、そろそろリクエストタイムにいきますか…今日はなんと!あらかじめTmitterでリクエストをとりました!!ついでに今からでもまだ間に合いますよ!チャットURL貼るのでまだ確認してない人はどうぞ!」
片手でURLをペーストとして送信した。しばらくたったあと
「おっと、Tmitter確認してくれてる人いるねぇ。そろそろ確認していきますか。……うーん。今回一番多いのは、、」
すかさず音声ソフトにあらかじめ入れておいたジャカジャカジャカジャカジャカパーン!と言う音を鳴らした。
「作曲音咲(オトサキ)ユナさん、作詞恩咲(オンサキ)ヨナさん、ボーカル咲者ナ〜ル(サキモノナール)の『はじめましてを花束に』です!最近よく聞きますね。確か、映画の主題歌でしたよね。曲はわかるので歌えると思いますよ!…」と話ながら椅子から立ち歌う準備をするマイクをおいて音チェックをしたあとカラオケ状態にした曲を流れるようにし歌詞をスマホで表示した。
「さて、準備できました、それでは聞いてください咲者ナ〜ルで、はじめましてを花束に」
すぐにイントロを流す、のりの良いアップテンポの曲でドラムとベースがとてもよく響く。…二時間といった生放送は三時間になり終了した。最終的に2000人の人が生放送を見てくれた。12時過ぎ後片付けをし、明日の用意をしたあとベットに入った。ベットの横にランプをおくための四角い机においてある時計はもうすぐ一時を指そうとしていた。すぐそばには充電中のスマートフォン。その横にはチェーンをつけネックレスのようになったガラスの鍵があった。赤い色の宝石がこっちを見てるような気がする。ふと呪文を思い付いた。
「readreadgrassesrabbitAI(レッドレッドグラシィーズラビットアイ)」呟くとガラスの鍵は人形になった。
「朱紅葉…それ呪文?かわいいと思う。私気に入った。それと名前早くつけて。」
ガラスの鍵は人形になったなりすぐにそういった。しばらく悩んだ末名付けた。
「あなたはスウ。」
ガラスのスと兎みたいな髪型をしているのでウサギのウからでスウ。
スウは満足しようで「スウ気に入った。朱紅葉好き。ありがとう。」
といった。その後何故か布団に入ってきたので二人で一緒に寝た。
目覚めると隣に女の子がいた。スウだ。昨日であったばっかりの不思議な子。昨日は何かスッゴい長く感じた。まぁ、異世界(的なところ)にいて色々したから…そりゃそうか。今日は部活がオフなので家に帰ってから新作を作る…(予定)
顔洗って朝御飯食べて支度して学校へ向かった。そして、一旦戻る。ブローチと鍵だ。どこにつけようか考えた末セーラ服のリボンの結び目につけた。学校でもしてる人がいるので大丈夫だろう。鍵は…首からかけて見えないように服の下に隠した。昨日の鞄は学校用の鞄のスクールバックに隠したのでばれないだろう。と言うか荷物チェックがないから大丈夫だろう。うん。
学校につくとそんな希望を捨てました。荷物チェックを風紀委員がしていた。どうしようとあたふたしてると風紀委員のなかに波紫ノ川君がいた。顔はマスクで隠しているが何か女子が多いような気がする。とりあえず波紫ノ川君の所にいった。波紫ノ川君は中身を見ると胸のブローチに気づき小さな声で「後で技術室前にこい。といわれた。」
少しドキッとしたが何となく話の予想はついていたのですんなり通して貰った。
少ない友達と挨拶を交わしたあと技術室前にいった。この学校は四棟の建物でなっておりホームルームがあるのが東館と西館それに挟まれたようにあるのが職員室や特別教室のある管理棟そこから少し離れたところにあるのが図書館棟そこに技術室があり技術室事態がほぼほぼ人が来ないところになっている。技術室前にはすでに波紫ノ川君がいた。
「時間ぴったりだなお前。」
いつでも時間ぴったりにいきたくなるからしょうがない。
「話ってなに?」
近くに行きながら言う。
「そのブローチだ。お前それ持ってるってことは鍵の主だよな。」
波紫ノ川君の前に立ち言う。
「ええそうよ。」
うつむきながら呟いた
「よ…」
聞こえなかったので
「え?」
と言うと
「お前ガラスの鍵持ってるよな。」
「うん。」
と言いながら鍵を取り出した。それを見て波紫ノ川君はいった。
「鍵を持つってことはそれだけの覚悟があるってことだよな。。。お前、絶対死ぬなよ。」
「わかってるよ、」
そういいながら鍵を内側に隠した。
「あと、これから出きる限り一緒にいろ。お前が鍵を持ってるって気づいたからunderworldのやつはすぐによってくる。確か、帰り同じ方向だったよな…」
その後色々話した後結局私の護衛と指導役としてしばらく側にいてくれることになった。
放課後。廊下はキャーキャー行ってる。理由は簡単、女子に大人気口が少ないクールキャラ波紫ノ川武がいるからだ。でも、武って確か…帰宅部だったっけ?あれ?あいつ何部だ?今はどうでも良い。問題はこのキャーキャー嵐のなかいかに気づかれないように波紫ノ川君と帰宅するか…全く思い付かんなこにばれたらそれこそ大惨事一週間ギリギリにらまれる刑に処させる。オーコワイコワイ。あ!そうだ!こうすれば…
10分後…
「はぁはぁ、お前唐突すぎつーの。」
「ごめんごめん。いやー、我ながらなかなか良いと思ったんだけどなぁ」
「何がだよ!」
「いやいや、波紫ノ川君モテモテなのわかってるでしょ!」
「えっ?…俺モテてるの?」
「モテてるよ!!」
あー、気づいてない系男子はめんどくさい。と言うか気づくでしょ普通。
で、結局何をしたかと言うといかに女子に気づかれないように一緒に帰るか考えた結果大声でデマを流した。「波紫ノ川武には彼女がいてその彼女がこのクラスにいる。」と言うデマを流す。これによって女子はその彼女を探そうとする。もちろんデマだからいるはずがないその間に波紫ノ川君に小声で「鏡の前で」とだけ言い。平然を装ってここまで来た。作戦は完璧成功なかなかよかったと思う。うん。ただ代償として波紫ノ川君が一瞬捕まった。女子に拷問をさせられかけたところを「ごめん。急いでるッ」といって廊下を走り去った…らしい。
「ともかく、これからは呼びに来なくていいから!鏡の前で待ってるか、事前に連絡するから!」
「わかった…で早く開けろ。と言うか開けれる?」
自由に行き来できなくなったため私が開かない限り誰も開くことはできない。そう、創成神イザナミノサキ様以外は。一息吸い呪文を唱える
「我汝の主。十六夜朱紅葉。透明に鮮やかに輝く光を我に!解放ガラスの鏡!!」
光ったかと思うと鏡が歪み鍵が大きくなった。そしてステッキサイズになったかと思うと今度は自分も光りだした。三つ編みにしていた髪がほどけ焼けた右の髪が本来の髪の長さへと戻りハーフアップとなったすると髪色が朱色っぽい赤から深いまるで鮮血のような色に代わり腰辺りからグラデーションのように毛先にかけて黒くなっていった。首にはガラスのウサギのようなネックレスを着け服は黒いフリルたっぷりのドレスワンピースにリボンこれは学校のと同じそして何故か昨日貰った鞄はウサギになっていた。そう、ウサギの人形型バック。完璧なるゴシックスタイルに私はなっていた。そしてそのままステッキを手に鏡の中へ入っていった。
すいませんm(__)m設定変更です。と言うかさっき気づいたのですが、朱紅葉が武のことを好きとなってますが正しくは菜心が武のことを好きです。二話のところも菜心ではなく私とつけていました全然気づかず書いていたので申し訳ございませんm(__)m引き続き読んでくださると嬉しいです。失礼しました
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