何度も何度も同じよーなのばっかすいません;;
※同性愛のおはなしです
松原 さくら 中2。2-2。吹奏楽部。
西ノ宮 ゆき 2-3担任。吹奏楽部顧問。
茉莉 2-5。吹奏楽部。
香凜 2-2。吹奏楽部。
中根 瑠菜 3-5担任。吹奏楽部顧問。
・さくらは中1の頃から西ノ宮先生のことがすき
・去年までの接点は教科担任(理科)のみ(西ノ宮先生は今年から吹奏楽部に)
Sakura side
「西ノ宮先生!!!!今日から吹奏楽部なんですか!!」
「そうだよ!よろしくね!!」
本人に直接聞いて、やっと実感が湧いてきた。
約2時間前、愛する西ノ宮先生のクラスになれず落ち込んでいた私の耳に飛び込んできた職員紹介での言葉。
『2年3組担任、西ノ宮ゆき、担当教科、理科、部活は吹奏楽部です』
はああああああああ?!
最後、何て?!
って、叫びたいのを必死で押さえて、私は横の男子に「今なんて言ってた?」とコッソリ無駄な確認をした。
「吹奏楽部って…」
ああ、だよね、ありがとう。
なんていう、言葉のわりに私の顔面は相当にやついていただろう。
そこからはもう頭の中真っ白で、なんとかここまで生き抜いた。
ずっとずっと頭の中に「ありえない」の五文字しかなかったのが、西ノ宮先生の「そうだよ」を聞いて「ヤバイ」に変わっていく。
「はいー!よろしくお願いしますー!」
ペコリとお辞儀をすると西ノ宮先生は、
「何ぃ、いつもお辞儀なんてしないくせにいい子ぶって」
そう言って笑った。
これが、入学式の日に西ノ宮先生と交わした言葉全文。
ここから、嘘つきな西ノ宮先生によって、去年までとは次元の違う、私の『幸せライフ』が始まる
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すげー面白そう
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