_感情が麻痺ってる。
_いのちはひとつしかないんだよ。
_「愛」をくれる「大切な存在」に気づけないのは何故?
_片想いは楽しくて楽しくてでも辛くて辛くて早く両想いになりたいよ
もこたんの作詞したやつを小説にします。
滅茶苦茶初心者です(
感情が麻痺ってる。
登場人物
カガミ ムツキ
加賀見 睦月 11歳 ♀ 伊奈平に恋する小6。
イナダイラ ウヅキ
伊奈平 卯月 11歳 ♂ イケメソの小6。
モトオリ サツキ
本居 皐月 11歳 ♀ 伊奈平が大好きな小6。
私は加賀見睦月です。成績はフツー、スポーツもフツー、背もフツー、顔もフツーなフツーの小6です。
そんなフツーだらけの私が好きになったのは成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗なイケメソの伊奈平卯月君。
イケメソな伊奈平君のことが好きな人はお察しの通り大量にいます。
今日も私は伊奈平君を見ては顔を赤くしています。
「睦月ちゃぁ〜ん♡」
...この声は親友の本居皐月ちゃん。実は皐月ちゃんも伊奈平君が大好きです。
皐月ちゃんは美人で、スポーツ万能で、背は高く、成績もいい!伊奈平とも仲がいいので羨ましいのです。
「睦月ちゃんもぉ、進学塾来なよぉ〜♡」
「でっでも、みんなについていけなくなるよ(泣)」
ニヤリと顔を帰る皐月ちゃん。え、何?
「伊奈平君、いるよぉ?」
はっはっはっ入りたい!
私はお母さんになんとかいって進学塾に入りました。
確か伊奈平君と皐月ちゃんがいる時間にしたから...
「あ、加賀見さん。加賀見さんも入ったんだね」
伊奈平君がニコッと話しかけてくれた。
「うっうん。」
ひゃー...学校でもあんま話さないから緊張する〜!
「もしかして、緊張してる?席、隣にしよっか。」
嘘でしょ⁉これは断れない〜!
「うっうん!ありがとう。」
「ちょっとぉ〜、伊奈平くぅん!今日の授業は皐月の隣ってぇ約束したじゃん♡」
あ、皐月ちゃんだ。
「ああ、睦月さんが緊張してるかr」
「はぁ⁉睦月さんって呼んでんの⁉皐月のことは本居さんって呼ぶくせに⁉」
睦月さんって呼ばれた...
「とにかくぅ!伊奈平君は皐月の隣!加賀見は端!」
え...加賀見って...皐月ちゃん、睦月って呼んでない...?
帰りは独りで帰った。
次の日。
塾へ行く途中の公園に伊奈平君みたいな後ろ姿?野球やってる...
私ははっとしました。もしも後ろ姿の人が伊奈平君だったら話せるかも...!と思いました。
なので私は公園を通りました。
「.....」
その人は伊奈平君ではありませんでした。
「そういえば伊奈平君はテニスが好きだった気がする...」
ボソッと呟いて塾に行きました。
「やっほぉ〜睦月ちゃ〜ん♡」
「さっ皐月ちゃん⁉」
塾へ着くと真っ先に声をかけたのは皐月ちゃんでした。
「昨日はごめぇん♡ちょっとぉ取り乱しちゃったぁ♡」
よかった...いつもの皐月ちゃんだ...
「でもぉ〜♡」
ニコニコしながら皐月ちゃんは言いました。
「そぉやってぇボーッとしてるとぉ〜皐月ぃ取っちゃうからねぇ〜♡」
声は低く、目は笑っていませんでした。