プロローグ
1分前に建国された歴史ある国、アーリア帝国は崩壊した。
スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦の侵攻によって、1秒は抵抗したものの敗戦を重ねた結果、アーリア1世は処刑されてしまったのである。
しかし、この動向にソウトク帝国は黙っていなかった。
スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦の台頭を恐れた結果、旧アーリア帝国領の半分を電撃戦を以て、占領したのだ。
それから月日は流れた。
旧アーリア帝国領の北側には、スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦が関与して建国された『アーリア・アイドル至上主義共和国(与党は『愛と平和の党』)』が、南側には『アーリア・アゼルバイジャン社会主義共和国(国家社会主義アーリア労働者党とアーリア共産党の連立政権)』が建国されたのであった。
これは南側の兵士が北側の人間と出会ってから、北側の思想に染まるまでの小さなお話である。
コイツ本当に書きやがった……
5:総督:2018/07/08(日) 22:30khoroshoアーリア
6:アーリア◆Z.:2018/07/08(日) 22:41 (1)
この日、アリーア一等兵は国境警備の任務を帯びていたところ、迷子になってしまった。北側と南側の国境は密林地帯であって、確かに迷うのも仕方のないことのだが。
「畜生! ここはどこなんだ? トーチカが見当たらないぞ! 」
ここはどこかと言っても、密林地帯。迷子になったら大変だ。唯一、南側の領域にはトーチカがありそれを目印に動くことができる。
しかし、それが見当たらないのだ。トーチカが。
「変な歌も聞こえてくるし、頭がどうにかなってしまう」
その聞こえてくる歌は幻聴ではなかった。何故ならば、彼が周囲を見渡すと、変な格好をした女子たちが、それまた変な歌を歌っているからである。
「貴様! なんだその変な歌は。北側に与する裏切り者か! 」
彼は、その女子たちに銃を向けた。
しかし、彼女たちは歌うのを止めない。
「……ぐっ! 頭がぁ! 」
彼は突如して、激しい頭痛に襲われたのだ。果たして原因は何なのだろうか?
「祖国万歳! 偉大なる人民元帥万歳! 」
彼はそう叫んで倒れたのである。
(2)
アリーア一等兵が目を覚ますと、少女たちが見下ろしていたのである。
その内の1人が、話しかけてきた。
「まだ、頭が痛みますか? もし、貴方が無駄な抵抗を止めれば時間の経過と共に、頭痛はなくなるでしょう」
「貴様らっ! 国家反逆……ぐっ、うう」
また激しい頭痛が彼を襲う。
「私たちを殴ろうとしましたね? ですからまた頭痛が激しくなったのですよ。わかりますか? 」
彼女たちが何らかの方法を行使することで、頭痛を生み出していると彼は推測した。
そして、彼は何もできず、彼女たちによってどこかへと連行されたのであった。
(3)
「私たちは、スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦の桃色機関の者です。世界中で戦争を煽る者たちを捕まえて、再教育をするのが目的として活動しています。尚、桃色機関は大プロデューサー直属の機関でもあります」
スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦はアイドル階級、そしてプロデューサー階級の社会で、その最頂点に君臨するのが大アイドル又は大プロデューサーである。そしてこの大アイドルそして大プロデューサーは共に国家元首でもあるのだ(現大プロデューサーはスミレ)。
その直属機関が桃色機関である。その権限は絶大なのだ。
尚、傀儡国の国家元首は、スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦から派遣されたアイドル及びプロデューサーが務める。
「だからどうした! 我が国はそんなものには屈しないぞ! 」
アーリア一等兵は、もはやただ吠えるだけの番犬になっていった。
「アーリアさん。貴方は、アーリア・アイドル至上主義共和国の国民となりました」
「私は! 私は偉大なる人民元帥閣下に従う一等兵だ。貴様らなんかに従うものか! 」
番犬が言う、偉大なる人民元帥は南側の国家元首のことである。
そして、彼女たちは、番犬の遠吠えを無視して話を進めた。
「アーリアさんにもプロデューサー階級を与えられます。最初は100級プロデューサーですが、頑張って上を目指してくださいね」
>>4
おお、スミレ=アイドル至上主義平和と愛の共和国連邦の大プロデューサー閣下がお越しになるとは……。
>>5
おお、ソウトク帝国の皇帝陛下がお越しになられるとは……。
>>9
アーリアさんの小説が好きなので。ところで、私を使った理由は?」
>>10
きっかけになったスレです。
これが理由でしょう。
まあ。下記のスレの>>1だけ異色の存在となってしまってますが。
https://ha10.net/test/read.cgi/music/1530625743/l50
>>10
これは嬉しい。私の小説に、アーリアさんを使ってよろしいです?
>>12
構いません。むしろ私の方こそ勝手に使ってしまいましたから。
尚、詳しい元ネタは、スミレ氏が消化していた動画を見たことがきっかけで、ラヴィアンローズという歌を知ってしまい脳がやられました。
そこへ、総督氏がまるで、>>1の【旧アーリア帝国領の半分を電撃戦を以て、占領したのだ。 】かのように、軍歌を紹介して今に至ります。
消化していた
↓
紹介していた
>>13
やったニダ< `∀´>
そう言う事か・・・さすあり
というか、一回見終わったYouTubeの動画がしばらくして再び、最初から再生されるのは何なのだろうか?
17:総督:2018/07/08(日) 23:52 >>16
どこか触ったりしましたか?
>>17
別のタグというのかダヴと言うのか、を開いていいる最中にだね。
>>2で雰囲気の参考として紹介した歌が同時に流れるという地獄を見ることもある。
タブだった。
20:総督:2018/07/08(日) 23:55 >>17
それはバグだね。
(4)
アーリア一等兵が捕まった頃、南側すなわち、『アーリア・アゼルバイジャン社会主義共和国』の兵士たちはトラックに乗り込み大音量でタンチャカを流しながら、北側へ侵攻したのであった。
兵士たちは運転手も含めて飲酒しており、さらにこのタンチャカのメロディと相俟って快感を感じるほどに興奮していた。
「突撃だ突撃だ突撃だ! 死なんてこわくないぜ」
「そうだそうだ。もっと飲むぞ! 」
兵士たちは興奮している。それは運転手もだ。
だが、興奮しまくった運転手はそのあまり、タンチャカにリズムに合わせてハンドルをきったり、アクセルとブレーキを踏んだりと始めた。
「いいね! スリル満点だ! へい! 」
運転手ではない兵士たちも興奮のあまり、むしろスリルを感じていた。
そして、悪夢は訪れる。
馬鹿みたいな運転を続けていたことによって、建物に接触しトラックは横転。さらに後続するトラックもそれに巻き込まれて、辺りは大惨事となったのである。
これによって、第1次北部侵攻は失敗に終わったのであった。
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