百合色。

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1:スイカ:2018/07/14(土) 09:57

はじめての恋__それはとっても綺麗な百合色でした_

2:スイカ:2018/07/14(土) 10:03

はじめまして!スイカです!完全初心者です。百合です。GLです。それでもおっけーだったらどうぞ

3:スイカ:2018/07/14(土) 10:14

登場人物

東谷 桜華(あずまたにおうか)  13歳の中2 同姓愛者。THE・茶髪で目は右が黒で左が青。オッドアイ。みんなと全然違う容姿だから避けられている。可愛い。成績はオール2(5段階評価で。)

郷寺 慧乃(さとでらけいの)  13歳の中2 同姓愛者。THE・黒髪で目は両方とも緑。母が外人で話しかけにくいから避けられている。美人。成績はオール5(5段階評価で。)

影臼 龍太(かげうすりょうた)  14歳の中2 桜華が好きな変人。成績はオール1(5段階評価で。)

4:スイカ:2018/07/14(土) 11:01

追記⑴

キャラ追加

天野 零士(あまのれいじ)  12歳の中1 慧乃が好きな後輩。心臓に持病がある。余命2ヶ月。成績はオール5(5段階評価で。)

染羅 藍菜(せんらあいな)  15歳の中3 同姓愛者。桜華が好き。成績は数学以外4(数学は2。5段階評価で。)

5:スイカ:2018/07/14(土) 12:03

1〜シギョウシキ

『死にたかねえのはお互い様‼』
·····朝か。私はスマホを取り、流れてた音楽を消す。毎日好きな曲を流して寝る。それからは目覚めがよかったのだ。
「大丈夫かな···」
私は自然と独り言を言っていた。何が心配かというと今日から霧琴学園の中等部2年に転入するからだ。
前の学校ではオッドアイや髪色で避けられていた。
「桜華ちゃーん!ごはんできたよー!」
姉、小麦が呼ぶ。そろそろ行かなきゃ。はーい、と言って私は階段を降りる。
「ど···どうかな?」
小麦に制服を見せてみる。
「可愛い!大丈夫だよ!」


可愛いと言われたが···私は不安のまま学校に行った。

6:スイカ:2018/07/15(日) 16:09

ドンッ
肩がぶつかるのはこれで5回目。霧琴学園の生徒は大量にいる。前の学校は一学年120人くらいだったから驚きだ。
ドンッ
「いっごめんなさい!」
まただよー!今度は先生らしき中年男性にぶつかった。もう··········!?気のせいかな···?今おしりを触られたような···
···後ろには誰もいない。気のせいだ。

「···9時半から始業式を始めます。各クラスの先生の指示に従って体育館まで集合しましょう。繰り返します···」
放送を聞いて少し不安になる。先生はどんな人か。助けてくれるのか、と_
「えーと2年7組はここか!」
やっとのことで教室を見つけ出し入る。机も椅子もピカピカでクーラーがついている。前の学校は机も椅子もボロくてクーラーがなかった。田舎の学校と比較してしまうくらい綺麗な学校だ。
隣の席の人と仲良くならなきゃ!えーと?郷寺慧乃···女子か!美人で黒髪。青っぽい···緑っぽい···ミク色の目。
「美人···」
思わず声に出してしまった。郷寺さんはちらりと私を見る。
「あ!えっと東谷桜華です!初対面で言っちゃったけど美人ですね!えと、憧れちゃいます!」
ああ。もう変人って目で見られた···。郷寺さんは顔を真っ赤にしている。!?
「あっあたしなんか美人じゃないですよっ!東谷さんはめっちゃ可愛いじゃないですかっ!人形みたいですっ!」
焦ってる郷寺さん···

可愛い

「そんなことないですよー!慧乃って名前からして美人っぽいじゃないですか!」
ポカーンって顔をする郷寺さん。どうしたんだ?
「名前···知ってたの?」
「え、あ、うん」
「名前で呼んで?」
「え、あ、慧乃ちゃん」
「友達になってくれる?桜華ちゃん」
まってまって何この会話!?でも初友ができるチャンス!
「もちろん。慧乃ちゃん」
パアッと顔が変わる慧乃ちゃん。どうした!?

「ありがとう(о^∇^о)」

どきん

私のはじめての友達は美人で、面白くて、可愛くて。はじめての恋心が芽生えたひとでした。

7:スイカ:2018/07/15(日) 16:41

「よーし出席番号順に並べ〜」
私は誕生日が嫌いだ。2月10日。ニートの日。
それはさておき、担任は理科の音宮 十々樹(おとみやととき)先生だ。さっきぶつかった中年の先生だ。男の先生ってやだなー。そう思いながら体育館に行った。
あ、持っていくプリント教室に忘れてた!私は急いで教室に戻った。


「んっペロペロ。郷寺の椅子っハァハァッペロペロッ東谷の体操着···」
変な声がしたので廊下から覗くと音宮先生が慧乃ちゃんの椅子を舐めたり、今私の体操着を着ていた。え!?
は!?え!?キモい(|||´Д`)
「なにやっってるんですか‼」
ビクッとする音宮先生に私は言う。
「キモい!ヘンタイ!」
ニヤリと笑う音宮先生。なんだよ···


コイツ···教卓の下に連れ込みやがった!捕まれてるから動けない!
「お前がクラス一可愛いんだ。だから···」
顔を近づけてきやがった!ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!


ガララッ
「桜華ちゃん!?もう始業式始まってるよ!?···どこ?」
慧乃ちゃんだ!···くそぉ口押さえられてるから声が···そうだ!
ガンガンッ
頭を教卓にぶつける。これで音が出る!
「何やってんだクソガキ!」
···計画通り((ドヤァ

「ここか!って音宮先生!?」





ケーサツが来てシギョウシキは騒動だった。
「慧乃ちゃん!ありがとう( ;∀;)」
【慧乃目線】
あたしのはじめての友達は可愛くて、優しくて、面白くて。はじめての恋心が芽生えたひとでした。

8:スイカ◆mI:2018/07/16(月) 08:51

2〜ブカツ

「慧乃ちゃんって何部〜?」
私は郷寺慧乃ちゃんに聞いてみる。できれば慧乃ちゃんと同じ部活がいいなと思ったからだ。
「私は転入してきたからまだだよ。桜華ちゃんは?」
「私も転入したから···あのっ!ブカツ···一緒にしない!?」

慧乃ちゃんは目を大きくしたあと、にっこり笑っていいよ、と言った。
どきん

慧乃ちゃんは、私が百合って知ったら引くよね···


放課後二人で部活見学をした。


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