こんにちは!みぃと申します。この作品で、私の小説は4作目です。これが完結すれば、祝5作になれます!なので応援して下さい!
さて、前置きはこれぐらいにして今回は[本人も自覚しているブス]が主人公です。でも、主人公はいつかは美人になりたいと思ってて、将来モデルを志している…。そんな主人公が、同じクラスの美少女に美容テクを教わっていく…というストーリーです。しばらくの間よろしくお願いします!
【ルール】
・なりすまし、荒し、中傷NG
↑の奴ら、アク禁されても知らんぞ
・コメント・アトバイス大歓迎
では、スタート!
【登場人物紹介】
神谷美々(かみや みみ)
主人公。自分でも自覚しているデブス。いつかは美人になって、モデルになりたいという夢がある。
綾瀬琴羽(あやせ ことは)
クラス一の美少女。性格も優しく、男女共に人気がある。人気No.1のティーン雑誌の専続モデル。
大野真琴(おおの まこと)
美々が憧れているモデル。琴羽と同じ雑誌の専続モデルをやっている。天然でおしゃれ。
山崎姫花(やまざき ひめか)
美人より、可愛い系の女子。女子には全くモテないが、男子にモテモテ。表はとても優しいが、その裏は…
とりあえず、このくらいです!
私、神谷美々。
美人…。私には、かけ離れた存在だなぁ。丸顔で生まれつき一重で、デブス。真琴©みたいに、なりたいよ…。
「おはよう!」
琴羽ちゃんだ!琴羽ちゃんは、とっても美人でモデルをやっている。真琴©と同じ雑誌の専属モデルなんだ。
「こ〜と〜は〜。なんで姫花を置いてくの?ねぇ〜」
そう言って、琴羽ちゃんに抱きついたのは山崎姫花。あの二人は、いつも一緒にいる。
正直私、姫花が苦手…。声も、わざと高くしてるように見えるし、男子の前だけぶりっ子だし…。
でも私なんて、琴羽ちゃんや真琴©みたいに慣れるわけ、ないか…。はぁ、いつかあの二人と、同じ雑誌の専属モデルをやりたいなって、いつも思ってる。
あっ、消しゴム落としちゃった。拾わないと。
「あ〜っ、また消しゴム落としてるね〜はい、これ♪」
そう言って私の消しゴムを拾ったのは、姫花だった。うわぁ、やだな…
「あ、ありが…」
すると、姫花は私の消しゴムを床に投げつけた。
「あーあ、なんで美々の物なんて触っちゃったんだろ。美々菌付いちゃったじゃん。っていうか、美々って完全名前負けだよね〜。『ブス未々』でいいんじゃないかな〜っと!」
そう言って、姫花は私の椅子を蹴る。っ…、これが言いたかっただけなの?
「まぁいいや。姫花が拾ってあげたんだから、感謝してよね」
うぅっ、やっぱり姫花って苦手だ。なんで、琴羽ちゃん以外の女子には、こういう態度を取るの?姫花は。
姫花は男子に呼ばれたら、満面の笑みで教室を出てった。
みぃー!小説読んでるよ!
姫花むかつく!美々ちゃん可愛くなるといいな!
結愛ありがとう!
7:みぃ◆6g:2018/07/28(土) 06:35 はぁ…嫌な日だった。私はベットにダイブして、真琴©が載ってるページを開いた。
やっぱり、真琴©は輝いてる。辛かったりしたら、いつも真琴©のいるページを開いてる。真琴©は、私の生きがい。
「美々ー!ちょっと来て〜」
お母さんの呼ぶ声がした。でも、まだご飯の時間じゃない。なんだろう?と思いながら、下におりてった。
「これ、なーんだ?」
お母さんは、紙切れのような物をピラピラさせた。…あっ!これ、一週間後に原宿でやる、真琴©の握手会だ!私が買いに行った時は、売り切れてて諦めてたのに〜。
「お母さん、これ真琴©の…」
「ええ、そうよ。最近、お手伝いとか色々やってくれるから、ご褒美にと」
「うわぁ…ありがとう!」
私は、お母さんからチケットを貰って、部屋に行った。…夢みたい。一週間後に、真琴©を生で見れるなんて〜♪
ファンレも書かなきゃ!それと、会う時には少しでも可愛くなっていたい!明日、ヘアオイルや化粧水を買いにいこう…。
次の日。私は化粧水とヘアオイルと日焼け止めを買った。人生初の、ケアだよ!
今まで泡立ててなかった洗顔フォームも、動画を見ながら細やかな泡を作った。ずっと夜しか洗ってなかったけど、次から朝晩ちゃんとやる!
ネットで小顔トレや、目のマッサージもするようにしよう。元々、顔がでかくて一重なんだから。
真琴©、待っててね。
次の日。私が教室に入ると、クラス全員がこっちを向く。えっ、なんだろう?後ろに、琴羽ちゃんとかいるのかなぁ。そう思って振り向いたけど、誰もいない。
「なんかこいつ、可愛くなってない?」
男子が、私のほうを見てヒソヒソ言う。もしかして、私のこと!?その時、琴羽ちゃんが話しかけてきた。
「美々ちゃん、なんか可愛くなってない?」
うわぁ…。努力したかいがあったんだな。真琴©にも、そう言われたらいいな。
他のみんなにも、「可愛くなったね」って言われて嬉しい♪…ただ、姫花の視線に気づいてたんだけどね…。
「ねぇ、なんで美々が綺麗になったか分かる?」
姫花の声だ。もしかして、私のデマを流そうとしてるの!?嫌、やめて('о';。なんでそんなことするの?
「メイクよ。私、昨日美々がコスメをたくさん買ってるとこ、見ちゃったのよね〜」
そんなのデマだよ(っω;`)私はメイクで可愛い顔を作ってるんじゃない!ちゃんと、色々調べて努力したのに!
「うわ〜、マジかよ。ダマされたわ〜」
「やっぱり、あの顔は偽物なんだね」
姫花のところに集まってる人達が、私の悪口を凄い言っている。なんで?なんでこうならないといけないの?
…よし、ここは堂々とはっきり言おう。