白樺の木。   

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1:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/08/20(月) 22:43

とある作品の二次創作を主に書き、活動してきたものです。
自分で考えた小説を書きたいなあ……。と思ってこのスレを建てることにしました。

アドバイス、感想などお待ちしております。
批評などしてくれると喜びます。怖くなければ。( 念押し )


不定期更新となります。
とある中学校の三年間のお話です。
もちろん実話ではありません。
登場人物が多くなるかと思います。


次レスで登場人物の紹介をしたいと思います。
なんかすごく固くなっちゃいましたが、そんなお堅い話ではないです。
いじめなどが含まれる予定ですが、基本友情です。( 多分きっと )


読んで頂けると光栄です。

2:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/08/20(月) 22:54

舞台は北海道、鶴居村。
田舎で起きた三年間のあっと言う間の物語。

鶴居中学校に通うことになった新入生達。
ああ、もちろん実際とはなんの関係もございませんよ。


H26年度 新入生達。



左藤 柊翔( さとう しゅうと )

クラスのムードメーカー。
かなり目立つ変人的な人気者。
告白される事がよくある。運動はよくできるが、学問はまあまあな人。
白樺の会リーダー



新 柚璃( しん ゆずり )

柊翔の幼なじみ。
親のいわゆる出来ちゃった婚で、生まれる日が決まっていた日より早いため、生まれは釧路のほう。
いじめられっ子。
白樺の会に誘われた。 副リーダーをやっているが、自信がない為威厳がない。



澤村 颯斗( さわむら はると )

柊翔の従兄弟。家もお隣。生まれた病院も同じ、生まれた日は三日違い。なのに柊翔より身長が高い。柊翔より勉強もできる。顔もよし。運動はまあまあ。いわゆる残念男子。
柊翔と共に白樺の会を設立し、会長が2人いる状態。



小倉 罹星( こぐら りせ )

いじめっ子のリーダー。授業中とかも何も気にせずいじめをする。
柊翔が好きで、いつみ近くにいる柚璃が気に入らなく、初めて自分の意思でいじめが出来たことを嬉しく思い、かなり酷くいじめる。
白樺の会が嫌っている人。



天音 彩楓( あまね いろは )

可愛い顔して腹黒の典型的ぶりっ子。
罹星と共に柚璃をいじめる。
男子から、絶大な人気を誇る。
罹星にへばりついて離れない。いじめはストレス発散だと思っている模様。



罹星のグループ名は「 フォルテッシモ 」
ピアノ記号のフォルテ、それを2つ重ねたものの事。
意味は凄く強く。

メンバーは沢山いる予定ですが、この2人以外はそんなに詳しく出ないです。多分。

同じ名前の人、もしいたら大変申し訳ございません……。

3:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/08/20(月) 22:59


H27年度 新入生達。



神林 蒼汰 ( かみばやし そうた )

いわゆるインキャ。クラスでも目立たない。だが学問が出来る。
テストの結果は大体1-3位。とは言ってもクラス人数は30人いかないくらいだけどね。
運動は滅法出来ない。サッカーをっている時に、蹴ろうとして左右両方2回チャレンジしてみるもカスリもせず、挙句の果てに転ぶという運動音痴っぷり。だけど走幅跳びは得意。

辛い思い出を持ち、家に帰りたくなく人知れず公園のベンチで丸まって泣いていた所を柚璃が話しかけた。
白樺の会メンバー。



三村 理乃 ( みむら あやの )

蒼汰の事を陰ながら応援している女子。だって可愛いから だそう。運動音痴な所もおっちょこちょいな所も可愛い……んだそう。一人密かに思いを寄せる。泣いている所にたまーに遭遇するのだが勇気が無く話しかけられない。ピアノが得意で、全国大会二位の実歴がある。

声が可愛らしく、媚びを売っていると勘違いされてハブられている。ねえ……と話しかけ 行こう? とハブられる典型的ないじめを受けている所を柊翔に見つけられ、メンバーを聞いたときに蒼汰がいたので入ることに。
白樺の会メンバー。



黒田 優佑 ( くろた ゆうすけ )

いやーいつも助かってるぜ!なんて背中を叩かれながら言われる……そんな男子。名前の通りすごく優しい。蒼汰と従兄弟で、虐待されている事を知っている。運動も勉強も出来るけど、トップスリーには行けない残念男子。
蒼汰が柚璃に話しかけられている所を見つけ、心配で話しかけに行ったところ蒼汰が心配で入ることに。
白樺の会メンバー。



フォルテッシモ 2年生メンバー


不破 知利 ( ふわ ちり )

罹星と共にいじめをする。2年生リーダー。
理乃が気に入らなくて、罹星に媚びを売り2年生リーダーになり理乃いじめを始めた。執念深い。
白樺の会が嫌っている人。


暁 三咲 ( あかつき みさき )

親の再婚でここ( 鶴居の予定 )に、5歳の時に引っ越して来た。かなりの目立ちたがり屋。
コミュ力お化けで、その当時インキャだった知利に話しかけ意気投合。親友になる。
月日はすぎ中学に上がった時……知利は罹星のグループにはいり、三咲も入る事になってしまう。本人抜けたいとしか思っていないが、先生からの信頼もあついグループで、しかもそこにいると学校の中心で居られる。目立ちたがり屋の三咲にとってはいいポジションなため抜けられずに居る。

理乃の事を実は……?

4:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/08/20(月) 23:05


H28年度 新入生達。



一ノ瀬 泰一( いちのせ たいち )

中学生の春休みで引っ越してきた。
その時からグループは決まっていたため一人ぼっち。
運動も勉強も出来ないヘタレ男子。そのくせ顔はいいから顔目当ての女子からのお話がすぎるらしい。知利にも好かれているが、こんなグループに入るわけないだろう。と思っている。
絵を書くのが得意で、地元によく生えていた白樺の木に似た……ね? の絵を一人書いているところを颯斗に話しかけられ、絵を褒められついでに……と話た白樺の会。白樺……地元みたいだ。と思い入団した。知利に好かれているため、たまーに情報を集めに行くことがある。
白樺の会メンバー。



澤村 凱斗 ( さわむら かいと )

ツートップ 颯斗の弟。つまり柊翔の従兄弟にあたる。勉強もでき運動もまあまあ出来る兄に比べて出来損ないの凱斗は引きこもってしまった。そんな凱斗を心配して凱斗の部屋に毎日通っていた颯斗。出来損ないだと感じるきっかけになった兄を毛嫌いしていた凱斗だが、そのうち兄が行っている白樺の会に入りたくなり脱引きこもり。柊翔もすごく心配していたようで、潔く入団させた。
白樺の会メンバー。



會原 優音( あいはら ゆら )

クラスの中心人物。
どことなく天然で、男子から守ってあげたいランクなどで絶大な人気を誇りながら、女子とも中が良く、先生からの信頼も厚い。
勉強は得意。運動は苦手。蒼汰と同じかんじで、最近は二人で朝ジョギングを始めたとか。
いじめなどは一切関係ない。

過去に軽いいじめ、そして義父さんからの虐待、人生に絶望していた事がある。
当本人の気持ちが理解出来るため、白樺の会では相談役に当たることもある。



フォルテッシモ 1年生メンバー


西奈 望央( にしな みお )

いじめはしない優等生キャラ……という設定の学校最大のいじめっ子。
なんなら同じメンバーの子だっていじめてる。
こちらも同じく、ストレス発散だと思っている。



東 美麗奈 ( あずま みれな )

演じている天然。誰も見ていない所では真顔。
実は知利と従姉妹で絶対権力。同じ中学に進む と決まった時から1年生リーダーは決まっていた模様。
なんの感情もなく、相手を殴って蹴る。盗聴器などが仕掛けられていたら気づくという特殊体質。逆らえるものはいないとかで恐れられている。望央と組み、もうそれはそれは怖い存在に。





西奈 琉央 ( にしな るお )

望央の双子の妹。
いじめをしている望央が心配で白樺の会に駆け込んだ。
白樺の会メンバー。

5:兎碧◆a.XScul9sZ0zs:2018/08/20(月) 23:28

チクタクチクタク…………
均等に音を出す時計。
短針は7、長針は8を向いている。

入学初日から遅刻なんてありえない……。そんな事はない、今がそうだから。

「H26年度、鶴居中学校新入生パンフレット……?」
あ、あったあった。なんで机の下になんてあるかなあ……よっこらせっと。

俺は、左藤柊翔 今年中学1年生になった。
さて……準備は出来たし、そろそろあいつも来るし……学校に間に合うかどうかはあいつ次第なんだよな。

「おい柊翔ー! 早く降りてこいよ遅刻するぞー?」
「分かってるって。今準備終わらせて来た所だからっ!」
階段を2段飛ばしで掛け降りる。最後は6段ジャンプ……今日も怪我せずに1日の始まりだ。

「お、ほんとにちゃんと準備してた」
憎ったらしい顔で俺にそういうのは、従兄弟の颯斗。
家が隣どうし……しかも田舎すぎて中学校は1つしかない……さあもう一緒に登校するのは当たり前の状況がここまで揃ってたら、俺も反抗も何もする気力さえおきない。

「うっせーな。運動あんまし出来ない奴が偉そうにしてんな。走るぞ!」
バシッと背中を叩く。これも従兄弟ならではのスキンシップだろう。走りながら俺は颯斗を呼ぶ。小学生の頃は【とコンビ】なんて言われてたっけ。中学生がたのしみだなあ……なんて、普通の子は思うんだろう。

「なあ柊翔……小学校のくり上げで、全くメンバーが変わらない中学校についてどう思う?」
「つまらないと思う。というか最悪だ」
2人でこんなたわいもない会話をしながら走って、学校まで目指す。入学初日から散々だ。
しかも途中から、颯斗は息切れし始めてまともな会話は出来ない。

「あ、中学見えてきた!」
颯斗にそう言うと、嬉しそうな顔でペースを上げていった。

男の友情って、面白いもんだよな。

***

「おっはよーございまっす!」
スライド式のドアをガラガラっと勢いよくあける。
そして視界に入ってくる現状。小学校と全く同じ。

「ん、おはよ。黒板に出席番号で席順書いてあるからいってらー」
小学生の時と変わらない。変化が欲しい。なにか新しい物……机とかか?

「お、俺と柊翔前後だって。出席番号名前なんだ……へえー……行こ?」
黒板を見て歩いていく柊翔についていく。
そして、俺の目に飛び込んできたもの。ある意味新しい物。


「え、なにこれ……木?」

それは、白樺の木だったんだ。

┈┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈

わあ……面白そうだと思ってたけど完全暗くなる予感……。
アドバイスなど、期待してます。


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