ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、…
ピーーーーー!!
「………残念ですがお嬢さんはお亡くなりになられました。」
「そうですか、葬式は開かないのであとはお願いします。」
…私は愛されなかった。一回だけでいいから愛されてみたかった。でも、お母さんが好きだった。もう一度でいいから…生きてみ…たいな。。。
ハジメマシテ
…誰?
ワタシハ神デス
そっか、神様か。。
アナタハハヤクニナクナッテシマイマシタ
そうだね。
シカシ、アナタニハ才能ガアリ、コレカラノセカイヲ引ッ張ルコトガデキタハズデス。
そうなんだ、すごいな
ナノデ、アナタニハ転生ヲシテモライマス
転生?私が?
ソウデス、一度キリのチャンスデス。イイデスカ?
…神様。
何デスカ?
その世界には優しいお母さんはいるの?
エエ、アナタハヤサシイ母ト父ノアイダニウマレマス。
本当?
ホントウデス。
よかった……私、一度でいいから愛されてみたいの。
ソウデスカ。ワカリマシタ。スグニデモ転生ヲ開始シマス。
……………………
ヨイ人生ヲ、アァ、アト次転生スル世界ハ…アナタガイキテタ世界トハチガウ世界デス。ソレデハ。マタドコカデ。
神様ありがとう
光に包まれていく…私は十二歳で死んだ。母には厄介者扱いされ、父は私のことを捨てた。だから次こそは優しい親と巡り会いたい。そして大人になりたい。。。。。。。。。
始めましてちくわ(クズモチ)と申します。何となく転生系を書きたいと思います。文章制作能力皆無ですので心の広ーい方のみ閲覧ください。おそらく内容がクソすぎて吐く方がいるかもしれませんので…それではスタート!
3:ちくわ(クズモチ):2018/10/29(月) 21:28 「オギャーオギャー」
「奥様、可愛らしい女の子です。おめでとうございます!」
たった今私は転生をしました。まあ、転生するまでに結構時間があったんですけど包み込まれている光の中に少し違う光があったので触ったらお話できたので次の転生する世界のお話を聞きました。私が生まれたのは、トリアノールと言う大国です。このトリアノールにはとっても厳しい階級がありその階級を上がる条件は二つあり一つは魔力の多さ、二つは契約している精霊の種類です。
まず、魔力というのは生物なら誰でも持っており魔力を上げる訓練をしたらそれなりには多くなります。
二つめの契約している精霊の種類というのは世界の至るところに精霊がいて、その精霊の中でも二十三段階の階級が存在し下から
二十三階級 イヴ
二十二階級 ログ
二十一階級 ハリー
二十階級 ニブ
十九階級 オリン
十八階級 ヘレナ
十七階級 ドリン
十六階級 チルニア
十五階級 リタニア
十四階級 ヌノーン
十三階級 ルヴァンサ
十二階級 ヲリィッカ
十一階級 ワルティス
第十階級 カリアバーン
第九階級 ヨーステリア
第八階級 タネックーン
第七階級 レバースンド
第六階級 ソシャンクス
第五階級 ツスンバリア
第四階級 ネルネルーンド
第三階級 ナチュリサンク
第二階級 ライリングサニーアン
第一階級 ムーンドサールスッテド
となっているらしいです。まあ階級の中でも火、水、木、氷、土、闇、光、有、無、九属性があるらしいです。どこの国でもだいたい平民はイヴからドリン。貴族ならチルニアからワルティス。魔法使ならカリアバーンからツスバリア。王族はネルネルーンドからムーンドサールスッテドと契約しているらしい。ついでに契約は教会で三歳のときにすべての人が契約しないといけない。しかし、まれに生まれつき精霊が契約しているときもあるらしい。まあ今言った精霊の階級と魔力が高ければ高位魔法が使用できるようになるらしいです。
そしてこの光ってる人精霊さんの一人らしいので契約してくれるか聞いてみたら「いいよー。」と言ってくれたので契約することにしました。契約方法は簡単精霊に名前をつけて自分の身につけているものを一つは渡す。これで契約できるらしい。光ってる精霊さんには前世でみた花をもじって「ヴィー」身につけているもは髪のリボンを渡した。
するとヴィーは光から人型の妖精みたいな見た目になりました。髪は金髪のセミショートで目は右が深い紫。左が銀色のオッドアイでとてもきれいです。ヴィーは転生したら会いに行くから待っててと言われたので大人しく待つことにします…
属性ミスりました。正しくは火、水、木、氷、風、土、闇、光、無、月、日、雲、時の十三属性です。
5:ちくわ(クズモチ):2018/10/30(火) 17:58 さて、生まれたての私ですが疑問があります。まず前世の記憶が存在していること。転生するときに消えるのかと思っていたら記憶がはっきりと残っているのです。
そして敬語がうまく使えるようになってること。前の世界では人とはろくに話したことはなくて、本ばっかり読んでいたから影響したのでは??と、考えてます。
神様はとても優しくて私を三歳までスキップ?みたいな感じで記憶を消してくださいました。なので私は今三歳の誕生日を迎えたところです。そう思えば三歳には精霊との契約儀式がありましたね………
「リリ、おめでとう。ついに三歳ね。」
言い忘れてました。私はリリアン・テルツェットと言います。この方は私の母のユリ・テルツェット母さまです。
「ついにリリも精霊と契約するのか…」
この方は父のロバート・テルツェット父さまです。
私は二人に愛されて成長したとのことです。これからもっと愛されてもらいたいです。
「うん。ってえ?」
精霊?そう思えばヴィーは?まだ来てないよね…
「それじゃあ教会に行きましょうか。」
「そうだな。娘の晴れ姿だぞ。」
えー!?ヴィーまだ来てないよ!!!
と、半強制的に私は教会に付きました。この国で地域の領主の子と同年代の子は領主の子の誕生日に各儀式を執り行う。と言うしきたりがあるそうです。
ついでに儀式とは、まず三歳の精霊の儀式。これは精霊と契約する儀式ですね。
次に五歳の順精霊の儀式。これはこの国独自の儀式でこの世界では精霊とは何回でも契約してもいいと記載されているのですが精霊と契約するための魔力が足りないのでできない人が多いのですがこの国の先住民の血が入っている人は平民でも精霊と三回は契約できます。なのでこの国では5歳に一回もう一度精霊と契約します。
次は十歳の半成人の儀式これは成人まで半分の歳となり仕事ができるようになると言うことを神に伝えるための儀式です。
最後は皆さんご察しの通り成人の儀式神に成人したことを告げる儀式です。成人になるためには必ずこの儀式を受けないといけないのです。ついでに同世代に領主の子がいない場合は新年開けて三日目となってるらしいです。
で、そうこうしているうちに私の番、つまり最後になりました。
魔法陣の中央に立ち神父様のいう呪文を繰り返し唱えると精霊が召喚されるそうです。召喚された精霊とは
「リリアン・テルツェット。前へどうぞ」
神父様がおっしゃったので進みました。
「それでは繰り返し唱えてください。
私、リリアン・テルツェット。」
「わたくし、リリアン・テルツェット。」
「十三の神様全てに」
「じゅうさんのかみさますべてに」
「祈りを捧げここに精霊と」
「いのりをささげっここにせいれいと」
「契約します。」
「けいやくします。」
すると光に溢れかえりました。他の平民の子は、パッと光っただけなのに長すぎます。しばらくして光が収まると…
「ごめん。遅かったねリリー。」
「ヴィー!」
ヴィーがやってきました。転生する前に最後にあったのでもう懐かしくて抱きついてしまいました。ヴィーは、身長165cm?位なので周りから見たら小さな妹が姉に抱きつく姿に見えましたが周りはひどく慌てふためいてました。。。なぜでしょう?
「あ、あぁ…」
神父様が力なく倒れてしまいました。すると、お母様が青白い顔をして急いでこちらに来て、私の腕を掴みました。
「リリ!離れなさい!」
「いやです!かあさま!」
お父様は大人たちとお話しています。母さまは話してくれません。
「早く!離れなさい!!」
「いやです!!!!!」
刹那、風が吹き荒れ光に満ち溢れた。するとヴィーが一歩出て話しだした。
「リリのお母様ですね。私は、ヴィーと申します。またの名を…堕天使と言います。」
堕天使!?
「どういうこと!?ヴィー!」
「リリごめんね。私が来るのが遅かったのはね。…」
「サテラ様ー!サテラ様ー!」
私は天使サテラ。この天界に来てはや、7776年が経ちました。そして天界では…
「サテラ様!!こちらです!」
「ごめんなさい。また間違えちゃったわ。」
「間違えたではありません!行きますよ!」
「うふふ、あなたがいれば天界も大丈夫ね。」
パンパカパッパッパッパーー
「只今より!女王サテラ様の転生の儀及び最後の生誕祭を開始いたします!」
ワーーーーー
7777歳になると来世に転生を強制される。7000歳を超えたら誰でもできるのですが、私は女王。一国王として、最後までこの国を見守りたいと思ったので7777歳になるまでこの国を収めていた。そして今日私は転生をする。
「我が国の民たちよ!」
皆さん一斉にこちらを向きます。
「私天使サテラは、本日を持ってこの国の女王の座を天使ベルゼブブに明け渡す!そして、私サテラは精霊に転生します!」
国民が一斉にどよめき出した。天使から精霊になるということは天使よりも下位の存在。普通は神や神の使いに転生するのが一般的だが精霊というのは今まで無かった。それも一国の王がなることはこれではおかしいと笑われる。
「民たちよ落ち着きなさい。私はただ思いつきで転生するのではない。私は精霊になってもっと近くで人間を見たいのだ。」
そう、天界からは地上の世界というのは全く見えないのだ。
「そして、人間の考えを学びたいのだ。」
ある民突然泣き出した。ある民は輝かしい目でこちらを見つめた。
「女王様がそんなに深い思いを人間にされていたなんて…」
「人間のことをたくさん学んできてください!そしてまた戻ってきてください!」
「女王陛下バンザーイ!」
バンザーイ!バンザーイ!
みんなが私のことを認めてくれた…
「ありがとう。じゃあ行ってくるわね!」
すぐに私は転生することにした。だって嬉しくてこんな泣き顔をみんなに見せられないんだもの。
「神よ、私に転生をさせてください。。。天使から精霊へと」
「サテラ様!」
ベルゼブブが来た。何か私に叫んでいた。
「わ…で!…ん!…サテ!まッ…!!」
私は光に包まれた。
ヨウコソ、転生ノマエノ世界ヘ
お久しぶりです。世界神様。
サテラハ精霊ダッタナ
はい。
…アナタガ転生スレバ今イル精霊ノ力ヲ超エテシマウ
はい。承知の上です。
ソレデモイイデスカ?
もちろんです。
デハ、転生ヲ開始シマス。ヨイライセヲ。
もう一度光に包まれていく。
続き楽しみにしております( ´艸`)
9:ちくわ(クズモチ):2018/11/02(金) 17:17 >>8
ありがとうございます(´;ω;`)できる限り早いスピードで更新するよう心がけますので気楽にお待ちくださいm(_ _)m
そして、転生前の世界で私とあって転生前ですが契約をしたらしいのです。精霊の世界に降りてからは精霊の中でも一番偉いムーンドサールスッテドの更に上の異例の位ヴィバントゥルースと言う位につくことになり精霊界は大騒ぎ。そのゴタゴタを回避して三歳の誕生日に召喚の時呼ばれたのでやってきた…とのことらしいのです。
ヴィーは、私が転生したことを除いて全てを話してくれましたくださいました。私と出会ったところは新たな命を授かったものとしてヴィーが選んでやってきた。と言う設定にしてくれました。
母さまさえも、堕天使と言うワードを聞いたあとヴィーの話を聞いて倒れかけました。その頃、父さまが呼んだ王宮の方々が到着されました。王宮の兵隊さんはとても怖いのです。するととても華やかな馬車がこちらに来て、止まりました。ドアが開くと中からきれいな男の子と男の人が出てきました。男の子は色白で黃緑色の髪をしていて瞳は深い海のような緑を持ったとっても綺麗でした。一方男の人は四十代ぐらいで男の子と同じく深い海のような緑の目に銀色の髪を持った一言でいうとカッコイイ人でした。すると男の人は私に話しかけきました。
「お嬢ちゃんがリリアン・テルツェットかな?」
「はい!」
「そうかそうか。お嬢ちゃんの精霊は後ろのお姉さんかな?」
「はい!ヴィーです!」
するとヴィーは一歩下がってお辞儀をした。顔を上げると挨拶をした
「ノース6世国王、この姿ではお初にお目にかかります。リリアン・テルツェットの精霊ヴィーもとい、元天界の国王サテラです。」
なるほどこの人国王さんだったのかだから王宮の兵隊さんがいたのか……
「おお、サテラ様でしたか。これはこれは失礼しました。」
「ここではヴィーとお呼びください。それに今はノースさんのほうが位が高いのですよ。」
「そうでした。と、本題に移らせてもらうのだがいいかね?」
私は首を縦に降った。
「リリアン・テルツェット嬢にはこれから私の養子となってもらいたい。」
ええ???!???
すいません!名前匿名のままでしたm(_ _)m
12:ちくわ(クズモチ):2018/12/04(火) 07:49 「養子となって魔法団に入ってほしいのだ。」
「???」
するとヴィーが
「リリー。魔術団っていうのはね。魔法の研究、使用を中心に活動している国の組織よ。」と、教えてくれました。
魔術団…それはそれで楽しそうなことなのです!
「でも魔術団に入ったら情報を漏らさないために隔離されたスペースで過ごさなきゃいけないの…」……お母様とお父様は何というのでしょうか。結局その場でまとまらなかったのです……
「すいません。すこしだけかんがえさせてください」と言った。
すると、王宮の兵隊さんの一人が
「国王様に向かってなんだその態度は!!」
と怒鳴られました。思わず私は倒れかけましたすると男の子が私を支えてくれました。そしてそのまま兵隊さんの前に立ち
「キース。それぐらいにしといたほうがいいと思うよ。」
「ですが…」
何か口ごもっています。
「リリアンさんだっけ?この国では判断はすぐに決めることが一般常識みたいな風習が、あるんだよ。まあ、一応帝国だから。」
と笑って言いました。
「まあ、あくまでそうゆう流れがあるだけだから考えるならじっくり考えたほうがいいよ。」
「ありがとうございます。。」
私はお母様とお父様のもとへ行った。お母様は顔面蒼白で、お父様は険しそうな顔をしています。
「お父様、お母様…」
「リリ…私は行くなら行けばいいわ。」
「父さんも賛成するぞ。。。」
私はこの世界に来て愛を知りたかった。愛されたかった。この三年本当はまだ半日ぐらいしかたっていない。もっと愛されたい。ここで養子になったら私は…私は…終わりだ。次また転生できるというチャンスはほぼ皆無。今楽しまなくていつ楽しむのだ、私は私であるべきだ。
「こくおうさま。すいません、そのおはなしはおことわりします。」
周りの大人みんなが驚いた。
「わたしはおかあさまとおとうさまにもっとおしええてもらいたいことがたくさんあります。なのでわたしはこくおうさまのよーしにもなりませんしまじゅちゅだんにもはいりません!!」
しまった。噛んでしまった。