。。先輩。。

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1: 柄紗 ◆YNk:2018/11/14(水) 15:30


 短い話を詰めたものです。

登場人物は私が1年生のときの部活の先輩方を参考にしました。

恋愛要素は全くありません、。

2: 柄紗 ◆YNk:2018/11/14(水) 15:51

*登場人物*
東 光輝 アズマコウキ (男)3年
女子なら皆が憧れるイケメン先輩。たまにドがつくほどSになる。お兄さんタイプ。

長瀬 翔 ナガセショウ (男)3年
東と並ぶイケメン先輩。割と静かで冷静。高身長。優しい。

小田 莉紗 オダリサ (女)3年
マイペースで面白い。後輩思いで優しいがその倍面白い。皆の悩み事を聞いてくれ、ノリにも乗ってくれる。

堀田 いろは ホッタイロハ (女)3年
静かで女の子らしい。後輩から「可愛い!」と言われている。謙虚だがSっ気なところも。面白いときもある。

小出 凛 コイデリン (男)2年
よく翔と一緒にいる。低身長で、先輩からは「コイちゃん」と言われ親しまれている。先輩には馴染みすぎて
タメ口。面倒臭がりや。

3: 柄紗 ◆YNk:2018/11/14(水) 15:52


 皆剣道部です、。

4: 柄紗 ◆YNk:2018/11/14(水) 16:05

『じゃれあい』

まだ1年生が部活に来る前。3年と2年はじゃれていた。
といっても、じゃれているのは2人だけ。東と小田だ。
二人はじゃれているという認識はない。流れでそうなってしまったのだ。(いつものことだけど)

「小田、絶対うたないから。安心しろ。」
「うわー。東、ホントかよ〜。当たったら、私キレるからな!」

小田を練習台に、東が竹刀の素振りをしている。
ギリギリのところで止めているが、やられている側はなかなか怖い。


   ――コツン――

「うっわー!おい、東!当てるなっつっただろうが!」
「しょうがねーだろ!」

竹刀が頭に当たったのが相当嫌だった小田は東を追いかけた。
それを見ていた3人はひそかに話していた。

凛「めっちゃ仲良いじゃん笑」
長「まぁ、なんだかんだ言いながらね。」
掘「毎日やってて飽きないのかな...。(苦笑)」
凛&長「確かにな笑」

5: 柄紗 ◆YNk:2018/11/17(土) 09:17

*恋愛要素なしと書きましたが、翔→いろはっぽいです。ご注意ください。*

『嘘』

凛「翔ちゃんさ、嘘ついてない?」
翔「え?何を?」
凛「前さあ、好きな人なんていないって言ってたじゃん。女子は苦手って。」
翔「うん。莉紗といろは以外の女子はちょっと話しにくいな。面倒くさいし。」
凛「でも本当はさ、堀田ちゃんのこと好きなんじゃない?」
翔「は、、、?す、好きって、俺がいろはのこと?」
凛「うん。」
翔「すすすすす、好きな訳ねーじゃん!」
凛「へぇ(ニヤリ/翔→いろはとわかった人)」
翔「うわ!おま、お前、絶対信じてないだろ!」
凛「いや〜。別に。」
翔「凛、お前な、、。顔が信じてないんだよ。」


―――おまけ―――
莉「ねー、今の会話聞いた?」
い「え、?ごめん、聞いてなかった、、、。」
莉「いいの、いいの。聞かないほうが良いから。」
い「?」
莉「(翔、さっさと告れよなー笑)」

6: 柄紗 ◆YNk:2018/11/20(火) 12:25

『おばあちゃん』

―朝―
「あ〜、眠い!」
莉紗は自分の席に着くなり叫んだ。
「昨日遅かったの?」
いろはは心配そうに莉紗の顔を見る。

「ん〜、遅かった訳じゃないんだよね。9時に寝たし。でも、今朝4時30分に
起きたんだ。眠いのにさ、目が覚めちゃって!」


―昼―
「あ〜.....。」
莉紗は肩を抑える。
「ん?どうかしたの?」
優しいいろはは少しの変化も見逃さない。
「なんかね、肩が痛いんだ。あ!さっき、山田の机運んだからだ!アイツの机
地味に重いの!ろくに勉強もしないくせに、何が入ってんだか...。」
莉紗はため息をついた。


―夕方―
帰り道。いろはと莉紗は一緒に歩いていた。
「それでね、え〜っと...。ほら、あいつ!誰だっけ...。あの〜、ほら!
茶髪で、1年の...。男子!いるじゃん、ほら!誰だっけ?」

「ん〜...。あ、それって岩田君のこと?」
「そうそう!あ〜、スッキリした!」
「それで、続きは?」
「あ、忘れた。」

-------------------------------
光「お前、やっぱおばあちゃんだな笑」
莉「は!?なんでそうなるんだよ!」
光「だって、早起き過ぎて、肩痛くて、もの忘れ激しいって...。それおばあちゃんだって!」
莉「ふざけんなよ!」
光「じゃあおじいちゃん。」
莉「おばあちゃんでいい。」
光「wwwww」

7:匿名:2018/11/20(火) 16:01

オチが面白いです。頑張ってください。

8: 柄紗 ◆YNk:2018/11/20(火) 16:26


 ありがとうございます、!頑張ります*

9: 美蓮 ◆YNk:2019/02/04(月) 16:06

『天然』 (翔→いろは要素ありです)

光「いやー、まさか翔ちゃんがいろはのこと好きだったなんてねぇ笑」
翔「違うわ!てか、どっからそんなこと聞いた!?」
光「コイちゃん。」
翔「あのチビ、、、」
光「あー!翔ちゃん、そんなこと言っちゃいけないんだぁ〜」
翔「お前もう誰だよ。」
光「さーてと、報告報告ー。」

------------------------------------
光「いろはぁー。」
い「何〜?」
光「翔がいろはのこと好きだってよ。」
い「うん。」
光「え?びっくりしないの?」
い「え、、?友達なんだから、好きなのは当然じゃないの、、?」
光「(天然だ、、、。翔、頑張れ。お前はそのうち死ぬかもしれん。)」

10: 希々花 ◆YNk:2019/03/05(火) 16:05

『卒業』凛目線

今日は卒業式があった。

俺のじゃなくて、光輝達の。

卒業式の後に、部活内でお別れ会的なのがあったんだけど、

その後の、俺と光輝達の話。

―――――――――――――――

凛「ホントに、卒業するんだ。」
莉「だねー。寂しい?」
凛「......うん...。」
い「今度、遊びにくるから、、!後輩くん達を宜しくね、」
凛「......分かった...。」
翔「泣いてんの?」
凛「......泣いてない...。」
翔「そっか。(泣きそうだけどね...。)」
光「ハグしてあげよっか?コイちゃん。」
凛「いい。」
光「即答かよっ。」
翔「よし、じゃあ、この後3年だけで集まりあるから。」
い「だね、もうそろそろ行かなきゃ。」
莉「あー、この道場ともお別れかぁ〜...。」
い「OG、OBとして、また来ようね、。」
翔「だな。」
光「じゃ、コイちゃん元気でな。」


そう言って、俺の大好きな人たちは行ってしまった。

それは、家族が離れて行くような感じがして、

とても寂しくて、不安で。

大好きだった。優しくて、面白い、あの人達が。

一度も先輩と呼んだことがなかったけど、

良い先輩だった。

こんな寂しい思いをするなら、

俺も一年早く生まれていれば良かった。

俺はこの後、誰もいない道場で、あの人たちがいない道場で、

一人涙を流していた。

11: 希々花 ◆YNk:2019/03/30(土) 11:43


 あ、「。。先輩。。」まだ続くからね。

最終回っぽかったけどそうじゃないから。

主が物語思いつかないらしいよ。

これからも応援とかしてくれると嬉しかったりする。

ってことで、よろしく。


byコイちゃん

12: 希々花 ◆YNk:2019/03/30(土) 11:53

『ふるさと』

凛「来すぎじゃない?」

俺は誰にこう言ったでしょーか。

正解は、


光「いーじゃん。固いこと言うなって!」
凛「固いも何もないけどね。」
翔「とか言って、コイちゃん嬉しいんだろ?」
凛「まあ、嫌ではない。嬉しくもないけど。」
莉「へぇ。(ニヤリ)」
凛「何?何がおかしいの?」
い「やっぱ、私たちがいると安心する?」
凛「んー....、まあまあかな...。」


そう、この人たち。

卒業しても毎日来るんだよなぁ。

暇なのかな?


凛「なんで毎日来るの?」
光「第二のふるさとだからな、剣道場は!」
翔「え、そうなの?」
光「え、逆にそうじゃないの?」
い「んー、まあそうかも、!」
莉「だな!ここで三年間生活してたし。あ、生活はしてないか笑」
翔「まあな〜。」
凛「へぇ。」


ま、うれしいからいっか。


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