まだ絶対的勇者と幼女魔王!を書き終えてないんですけど
こちらの作品も同時進行で更新していきます!
---プロローグ---
この世界は退屈だ
ただダラダラと同じ日々を繰り返す
刺激が欲しい何かとてつもなく面白くなる出来事が欲しい
この世界から抜け出したい、
いっそ異世界なんてものが本当にあるならこの世界の全てを捨てて俺は異世界に行きたい
〜第1章.異世界転生〜
俺の名前は[兵藤誠]どこにでもいる普通の高校生だ
俺はこの世界が嫌いだただダラダラと同じような毎日を送るだけの何も刺激のない世界
退屈すぎるんだよ
「なにか面白いことないかな」
そんなことを口にしていると
大きな声が聞こえた
「嬢ちゃん!!あぶない!!!」
俺はその声を聞き振り返る
すると驚くべき現象が目に移る
大型トラックがまだ幼い女の子目掛けて突っ込んできているのだ
「おいおいまじかよ!」
とっさに体が動いた 気づけば女の子目掛けて走っていた
俺はその女の子を思いっきり押し飛ばした
「あ、やべ俺なにやってんだろ」
トラックはあいも変わらず猛スピードで突っ込んでくる
「あ、これ俺死んだわ」
ドン!!と大きな衝突音が鳴り響いた
「にいちゃん大丈夫か!!!」
さっき大声を出したおっさんが俺のもとに近寄ってくる
「これはひでぇ、救急車!救急車をよべ!!」
おっさんは大きな声で救急車を呼ぼうとしてた
「あー、俺しぬのかな」
「結局彼女もなにも作れなかったな」
薄れゆく意識の中俺は今までの走馬灯なようなものが脳裏に浮かぶ
「次生まれ変われるなら異世界がいいなぁ」
そんなことを思いながら俺はゆっくり意識を失った
目がさめるとそこはとても広い白くて何もない空間にいた
「ここどこだよ、 確か俺トラックに跳ねられたよな」
事故のことを思い出す
そんなことをしているとどこからか声が聞こえてきた
「大変でしたね」
俺はその声がする方に目をやる
そこには人間?って言うより神さま?
そうだな言うなら女神みたいな神々しい美しい女性が立っていた
「めちゃくちゃ美人だ」
気づけば思わず声が出ていた
そらそうだよなこんな神々しい美人さんが目の前にいるんだもん
「褒めていただきありがとうございます」
ニコッと笑いながら美人さんが言う
「あ、そ、そうだここはどこなんですか?
俺確かトラックに跳ねられて死んだはずなんですけど」
俺は話を逸らすように俺は問いかけた
すると美人さんはこう答えた
「ここは死後の世界です
あなたがおっしゃる通りあなたは死んでしまいました」
やっぱり間違いではなかった思っていた通りどうやら俺は死んでしまったらしい
「ここが死後の世界ってことはあなたは神様??」
俺は冗談まじりに質問してみた
女神様が問いかけに答える
「そうです、私は生死を司る女神です」
「やっぱりあなたが神様なんすね で、俺はこれからどうなるんすか?」
俺が1番気になったことを聞いてみる
「あなたは勇敢にも幼き少女の命を救いました
そしてあなたは本来まだ死ぬべきではない人間なのです」
女神様が問いかけに答える
「死ぬべきではない人間?」
訳がわからなかった俺はまたも女神様に問いかける
「大変言いにくいのですが、あなたは本来57の歳で死ぬはずだったのですが、我々の手違いで誤って死なせてしまったのです」
女神様が申し訳なさそうな顔で話す
(手違い?どういうことだ?)
俺の頭の中はすでに???状態である
「手違いってなんですか?」
俺はまたも問いかける
「簡単に言うと我々神側のミスということです。
申し訳ありません」
女神様が深々と頭を下げる
「あ、頭あげてくださいよ女神様!!
死んでしまったものはしょうがないんで!」
俺はオロオロしながら答えた
「本当に申し訳ありません!」
女神様は再度頭を深々と下げる
「もう大丈夫ですって!」
女神様に頭を下げせたりでもしたら俺がバチが当たりそうだ。
「お優しい方なのですね」
女神様はホッとした表情で話した
「いや、そんなことはないんですけど
あ、女神様ミスってことはこれから俺はまた生き返らせてもらえるんですか?」
俺は疑問を問いかけた
「すみません、命を生き返らせることは出来ないのです。」
女神様は申し訳なさそうに言う
「あ、いやいいですよ! 俺も仮に生き返ったとしても退屈な人生送るだけだったんで」
そう、ただ退屈ないつも通りのダラダラとした毎日を繰り返すだけ
そんなのもう飽きるだけだ
「そ!こ!で!なんですけど!」
女神様がいきなり大声を出して近寄ってくる
「な、なんですか?」
「兵藤誠さんあなたに異世界転生することをプレゼントします!!!」
俺は耳を疑った
「異世界転生??」
思わず口に出してしまった
「そうです! 命を生き返らせることはできないですけど転生させることはできるのです!」
女神様は自信満々なドヤ顔で話してくる
「ちょ、ちょっと待ってください話がよくわからないんですけど..」
異世界転生?なにそれ?漫画か何か???
「ミスで死なせてしまった分あなたの新しい人生を私女神がプレゼントします!!」
「異世界ってあのドラゴンとか出てくる異世界ですか?」
俺は問いかける
「そうです!エルフ、ドワーフ、人間種、その他ファンタジーなモンスターたちがいるあの異世界です!」
女神様はノリノリで答える
「まじかよ。。。。
は、本当に異世界ってものが実在するなら.....
異世界に行きたいです!」
俺は答える
「それじゃあ決まりですね!! あなたを異世界転生します!」
女神様はせっせと何かの準備をしていた
「兵藤誠さん!まもなくあなたを転生する準備が完了します!」
「転生する準備?」
目を凝らして見てみると女神様はなにやら怪しげな
漫画でいうと魔法陣?らしきものを書いていた
「できましたー!!!」
女神様は嬉しそうな顔で喜んでいる
「兵藤誠さんあなたにはこれから私が管轄するもう1つの世界に転生してもらいます!
そこで転生する際に当たって今から話す掟を3つ守って欲しいのです」
女神様は続けざまに話す
「1つ、自分が転生者とバレないこと、2つ私女神についての情報の公開をしないこと、3つあなたの新しい人生を異世界という素晴らしい世界で最大限楽しみ謳歌すること!」
「この3つを必ず守ってください! 」
女神様は説明口調で話す
「わ、分かりました」
「あ、それからですが異世界転生をする前に私から2つほどプレゼントをさせていただきます」
(プレゼント? 異世界のお金でもくれるのかな)
「今から転生する世界にはスキルというものがあります」
「スキル??? それってゲームとかでよく使うやつですか?」
「簡単に言えばそんな感じです、
1つ目の私からのプレゼントスキルはこれです!」
女神様はカードらしきものを取り出す
「マスタースキル 「創生」???」
カードをよくみると名前の下にカードゲームのような説明文が書いてある
=マスタースキル= [創生]
--能力--
自分が思い浮かべたありとあらゆるもの全てを具現化、創生する事ができる
また、スキルなども同様で、自分が考えたスキルを本物のスキルとして取得することができる
「そのカードを破る事であなたにスキルが取得されます!」
「わかりました、じゃあこれ破りますね」
カードを破っとたん目の前にゲームのRPG?風な文章が浮かび上がった
ピロリンッ!
[マスタースキル 創生を取得しました]
「それで、スキルの取得は終了です
もう1つのプレゼントも渡しますね!」
そういった女神様は俺の額に手を当てた
ピロリンッ!
特殊スキル[女神の加護]を取得しました
[女神の加護]を取得した為[女神の加護]の付属効果で
闇属性耐久力sss
全属性耐久力ss
闇属性以外の適応力ss
全体的な身体能力の底上げ
麻痺、毒無効
自動回復sss
即死回避
復活の証(死後一度だけ蘇生)
を取得しました
「これで私からのプレゼントは以上です!」
「それではこれより兵藤誠さんの異世界転生を開始します!」
女神様は俺を魔法陣の中央に押しやりなにやら唱え始めた
「女神の名において彼、兵藤誠の異世界転生を許可する」
その言葉が放たれた瞬間魔法陣が綺麗に光り始める
「ま、眩しい、、、」
あまりの眩しさに目を隠す
「では兵藤誠さん私とはこれでお別れです!
それでは、素晴らしい異世界ライフを!!」
とてつもなく力強い光とともに俺の体が消えていく
ハンネ変更します
9:べるしあ sage:2018/12/09(日) 14:19 意識が戻り、目を開けるとそこは
異 世 界 で し た
辺りを見渡すとヨーロッパ風の街並みが目に入り込んで来た
「すげー!マジで異世界に来たんだな!」
本物の異世界というものを目の当たりにした俺は歓喜のあまり声を荒だてていた
それはさておき無事に異世界に来たわけだがまず何をしようか
これから異世界で生活する訳だからまずは衣食住の確保これが1番最優先にすること
「まずは金を稼がないとな」
俺は街中を徘徊していると掲示板らしきものを発見する
そこに何やら広告が貼ってある
その広告には
冒険者大募集!!とでかでかと書いてあった
異世界には欠かせない職種冒険者
「これは、やるしかない」
広告を詳しく見ると冒険者ギルドと書いてあった
「この冒険者ギルドってのを探せばいいのか」
俺はそこら辺を歩く人に
「すみません、冒険者ギルドってどこにあります?」
と聞いて見た
「冒険者ギルド?ああ、それならそこの角を曲がってすぐにあるよ」
「ありがとうございます!」
俺は教えてくれた人にお礼をいい冒険者ギルドへと向かった
「ここか」
俺はドアを開け中に入る
中は酒場完備されていて大勢の冒険者らしき人たちが楽しそうに酒を飲んでいた
「受付はどこかな」
受付を探していると声をかけられた
「ようこそ冒険者ギルドへ! 本日はどのようなご用件でしょうか?」
そこにはスーツを来た受付嬢らしき人が立っていた
「あ、掲示板を見てきたんですけど」
「冒険者希望の方ですね? それではこちらに来てください」
俺は言われるがまま酒場の奥にあるカウンターに案内された
「それではこれから冒険者になるにあたって簡単な説明をさせていただきます」
受付嬢さんは冒険者について教えてくれた
どうやら冒険者にはランクがあるようだ
そのランクによって受けられる依頼なども変わってくるみたい
C級 - 初級冒険者
B級 - 中級冒険者
A級 - 上級冒険者
S級 - 超級冒険者
SS級 - 伝説級冒険者
中でもSS級冒険者は全世界で2人しか存在しないらしい
そして冒険者なりたてはC級からスタートする
依頼については定期的にギルド内の掲示板に張り出されるらしい
「冒険者についての説明は以上ですのでこちらの冒険者カードを渡します」
「これは冒険者という証明書になるので無くさないでくださいね
仮にこのカードをなくした場合依頼を受けられなくなりますのでご注意を」
「分かりました!」
話を聞き終えた俺はさっそくお金を稼ぐべくギルドの掲示板に依頼を見に行った
話を聞き終えた俺はさっそくお金を稼ぐべくギルドの掲示板に依頼を見に行った
「俺が受けれる依頼はー」
掲示板には様々な依頼が張り出されていた
「お、これなんて簡単そうだな報酬も中々」
Cランク依頼
薬草採取 - 上限100本
依頼内容
薬草の採取
報酬
薬草1本につき100Gお渡しします
「よしこれに決めた」
俺は受ける依頼を決め受付に向かった
「すみません、この依頼受けたいんですけど」
依頼を受ける場合受付にてどの依頼をするか申請する必要がある
稀に依頼主から名指しで指名されることもあるらしい
「了解致しました」
受付嬢の了承を得て
俺はギルドを出た
外に出て気づいた
「薬草ってどこに生えてるんだろ」
思えば俺は薬草がどんなのかも分からない
「受付の人に聞くか」
俺は引き返し受付に向かった
「受付さん! 薬草ってどんなのですか! どこに生えてるんですか!」
唐突に俺は話した
「薬草見たことないんですか?」
受付嬢は頭を傾げて俺の顔を見ている
「恥ずかしながら、」
「薬草は街を出てすぐの高原に生えていますよ、薬草の見た目なのですが現物があるので持って来ますね」
受付のお姉さんは親切に現物を見せてくれた
「なるほどこれが薬草か
ありがとうございます!
じゃあ、行ってきます!」
お礼をいい再度ギルドを出る
「よしじゃあ、初依頼こなして来ますか!」
高原に向かっている矢先自分のスキルについて思い出した
「あ、そういえば」
マスタースキル創生
自分が思い浮かべたものを具現化、創生することができる
(このスキル使えば簡単に薬草作れるんじゃね?)
「やってみよう」
スキルを使う場合はスキル名を口に出して言うと実行できる
例 スキル! 〇〇! (〇〇にはスキル名)
これはここに来る前に女神様が教えてくれた
「よし、やるぞ スキル!創生!」
スキル名を唱えた瞬間目の前に文字が浮かび上がった
何を創生しますか?
俺は創生するものを思い浮かべて名前を言った
「薬草!」
すると再度文字が浮かび上がる
薬草の創生を開始します。
しばらくお待ちください
待つこと20秒ほど
薬草の創生を完了しました
その文字が浮かび上がった直後、目の前に薬草が現れた
「おお!すげ! このすきるめちゃくちゃ便利だな!」
俺はその後スキルを使って薬草を創生しまくった
その結果
「薬草100本出来上がり!
依頼達成報告しよっと」
早速依頼達成の報告に行こうとしたらグーと腹がなった
「金もらったら何か食うか」
薬草を持ってギルドに入り受付のお姉さんに報告した
「持ってきました!」
カウンターに薬草を置いた
「確認いたしますのでお待ちください」
受付のお姉さんは薬草を持って奥の部屋へと入っていった
五分ほど待つと奥の部屋から受付のお姉さんが戻ってきた
「確認が終了しました 薬草100本とのことでこちらが報酬の1万Gです
これにて依頼達成です」
カウンターに置かれたお金をもらい
腹を満たすためギルド内の酒場に向かった
酒場に向かうと店員らしき男の人に声をかけられた
「いらっしゃい! 空いてる席に座んな!」
席に座ると店員さんは水とメニュー表を持ってきてくれた
「はい、これメニュー表ね! 決まったら呼んで!」
メニュー表を渡し店員さんは別のお客の元に歩いていった
「んー、何食うかな」
メニュー表を開くと
当店1番人気!と書かれている料理が目に入った
当店1番人気!!
スライムの刺身 - 200G
「ス、スライムの刺身???」
スライムってあのスライム?
てか、スライムって食えんの??
俺は興味本位に頼んでみることにした
「すいません!」
大声をだして店員を呼ぶ
「はいはい!今いくよ!」
店員さんが近づいてきた
俺は適当に腹の足しになる物を注文した
この世界の食べ物は基本的に俺がいた世界の食べ物と同じらしい
「あ、あとこのスライムの刺身?ってやつもお願いします」
「あいよ!ちょっと待ってなよ!」
俺の注文を聞くと店員さんは店の中に入っていった
10分ほど待つと店員さんが料理を持ってきてくれた
「はい、ガーリックライスにオムレツ、スライムの刺身 注文の品は以上で?」
「あ、はい!」
「それじゃあごゆっくり!」
店員さんは料理を置くと去って行った
腹が減っていた俺はガーリックライスとオムレツを勢いよく食べた
「うま!異世界に来てもあっちの世界のものが食えるのは嬉しいことだな!」
あっというまに平らげた俺は1番気になっていたスライムの刺身に手を伸ばす
「さぁ、本命だな」
スライムの刺身を口に入れる
「ん!!! うま!!!」
うまさのあまりに声を荒立てる
スライムのコリコリとした食感と噛んだ瞬間ににじみ出るものがすごく甘くてめちゃくちゃうまい。
「これ、クセになるな」
スライムの刺身をペロッと食べ終えた
「ごちそうさまでした」
完食して支払いをするため店員の元に向かう
「毎度! 1200Gな!」
言われた額を支払い店を出た
「スライムの刺身今度また食べに行こ」
腹ごしらえを終えた俺は次にすべきことそれは寝床の確保
道行く人に宿屋の場所を聞き宿屋に向かった
「ついた」
ドアを開ける
「いらっしゃいませ!お一人様ですか?」
中に入ると女の子の店員に話しかけられた
「あ、1人です、とりあえず一泊したいんですけど、ん?」
俺は気づいた
よくみるとその女の子には犬のものらしき耳と尻尾が生えていた
そうそれは、
「獣人!?!?」
そしてこれが俺が初めて目の当たりにしたファンタジー生物であった
「そうですけど、ひょっとして獣人族は嫌いですか?」
女の子は不安そうな顔で話して来た
「嫌い?なんで?」
獣人様なんてむしろ感激だろ!
心の中で叫んだ。
「人間種は私たちを嫌う人が多いので。」
「嫌う?なんで??」
詳しく話を聞くと
獣人族は人とは違い独特な獣の匂いがするらしい
その匂いを嫌う人間がおおいからあまり人間に好かれない理由なのらしい。
俺は前世で犬を飼っていたのでその匂いはあまり気にならなかったけど
「まぁ、俺は別に気にしないから大丈夫!」
そう言うと獣人の女の子は
「よかったー」
とホッとした顔をしていた
「あ、それより、、、」
俺が本題に話を戻そうとした
「あ、宿泊ですよね! 当店は一泊1500Gとなっていて前払い制です!」
獣人の女の子が察してくれてた
「あ、それじゃあはい1500G」
お金を渡すと部屋へ案内された
「こちらのお部屋です!
では!ごゆっくりどうぞ!」
案内された部屋へ入る
中は狭いけど、清潔感があっていい部屋だった
「さあて、ではさっそく」
俺は部屋に置いてあったベットに飛び乗った
「ベット最高!」
異世界に来て初めて味わう安心感
「やっぱどこにきても布団の中が1番落ち着くな」
「今日もいろいろ疲れたしもう寝るか」
時刻はもう寝るにはいい時間帯になっていた
そのまま目を瞑りいつの間にか俺は寝ていた
こうして異世界転生して1日目が無事に終わった
翌朝
目が覚め起きた俺は朝食を食べるべく部屋を出て宿内にある食堂へと向かった
「あ、おはようございます!」
昨日の獣人の女の子だ
「おはよう! あ、そうだ今更だけど君の名前なんていうんだ?」
昨日名前を聞きそびれていた俺はその子の名前を訪ねる
「自己紹介がまだでしたね!私は獣人族のエル ヴィエッタと言います!」
「俺はひょうどうまこと 呼び方は別になんでもいいよ!」
互いに自己紹介を済ませ俺は朝食にありついた
朝食を済ませた俺は宿を出てギルドに向かった
ギルドにつき、掲示板の元に向かう
「今日の依頼はー」
cランク依頼
スライム討伐-
10体のスライムの討伐
報酬3000G
「よし、これにしよっと」
受付に行き依頼の申請を済ませているとギルドのドアが開いた
「おい、あの人って...」
周りがザワザワし出したのに気づき後ろに振り向くとそこには
ショートカットで黒髪の可愛らしい女の子がいた
「うわ、なにあの子かわいい」
俺がその女の子に見惚れていると
冒険者たちがまたザワザワし出た
「受付さん、あの人誰なんですか?」
受付さんに聞いてみた
「あの人?ああ、あの方はS級冒険者、 リン アストレアさんです」
「へー、あの人がS級なんですねー
ん? S級!?」
驚いた、まじかよあんな可愛らしい女の子が超級冒険者なんて
動揺を隠せずにいるとそのリンさんが受付に近づいて来た
「やっほー!受付さん!僕が今日受けれる依頼何かありますかー?」
「すみません、リン様
今の所リン様に見合ったご依頼が来ていないみたいです。」
受付さんと話すリンさん
「そっか、じゃあまた何か入ったら教えてね!」
話を済ませたリンさんはギルドを出て行った
「放置してしまいすみません兵藤さん、依頼の申請でしたね?」
「あ、はい!」
今日は大幅更新しちゃいます!
受付さんに依頼の承諾を得てスライム討伐に向かう最中武器を得るべくスキルを使う
「スキル! 創生!」
何を創生しますか?
「片手剣!」
片手剣の創生を開始します
しばらくお待ちください...
待つこと20秒ほど
片手剣の創生を完了しました
「よしこれで武器は問題ないな」
武器を持っていざスライム討伐!
街をでて直ぐの高原などにスライムなど低レベルモンスターが出没するらしい
高原についた俺はスライムを探していた
「んーと、スライムはー...いた」
スライムを発見した俺はスライムめがけて斬りかかる
ズバッ!切った瞬間スライムのプルンとした感覚が剣を通し腕に伝わって来た
「まずは、1匹目!」
それからノルマ達成条件である10匹分のスライムを討伐した
「ふぅ、ノルマ達成!」
ノルマを達成した俺はギルドに戻ろうとしていたその時
「ワオーーーン!!!」
大きな鳴き声が聞こえた
振り返って見るとそこには狼らしき動物がいた
その数およそ50匹程
狼達は俺を囲い込んで逃げ道を潰す
「え!これやば!」
自分の置かれた状況になすすべがなくなった
すると1匹の狼の鳴き声と同時に一斉に狼が襲いかかってきた
「この数はやばい!!」
死を覚悟した俺の目の前にその人が現れた
「スキル! 稲妻!」
その掛け声と共に空から雷らしき光が狼目掛けて落ちてくる
ドーーーーン!!!でかい落雷音が鳴り響いた
「な、なんだこれ??」
落雷が収まった後見てみると先程いた狼達が真っ黒に焦げて倒れていた
呆然とその光景を眺めていると
「大丈夫?? 怪我はないー?」
と話しかけられた
「だ、大丈夫ですって、君は!?」
声を出す本人を見るとその人はさっきギルドで見たS級冒険者のリンさんだった
「君も災難だったねー!ワーストウルフにこんな高原で襲われるなんて」
笑いながら話しかけてくる
「ワーストウルフはAランクモンスターだから
僕が来なかったら今頃君死んでたよ?」
リンさんはさっきの狼について教えてくれた
どうやら、この世界にはモンスターのレベルもランク付けされてるらしい
Aランクモンスター
ワーストウルフ
ワーストウルフ単体の強さはそれほど高くないがワーストウルフは主に群で狩りを行うためその数の多さの厄介さからAランクモンスターとされている。
適正冒険者ランクはA級
「ありがとうございます 助かりました」
俺は助けてくれたリンさんにお礼を言った
「僕は全然いいんだけど、一時ここら辺一帯には近づかないほうがいいよ?」
「なんでですか?」
近づかないほうがいい理由を聞くと
元々この高原自体スライムやゴブリンといった低位モンスターのみが現れる場所だったが
最近この高原一帯に上位モンスターが現れるのだと言う
その原因を解明すべく暇をしていたS級冒険者のリンさんに話が回ってきたみたいだ
「ってことだから、ランクの低い冒険者は一時ここら辺一帯に近づかないほうがいいよ!見たところ君C級でしょ?」
と注意をしてくれた
「分かりました、なるべく近づかないようにします。」
俺はその注意を素直に聞き入れ街に戻ろうとした時男の声が聞こえた
「おいリン!やっと見つけたぞ!」
その声の人物が俺とリンさんがいる方に近寄ってきた
「お前何やってんだよ!」
その質問に答えるためリンさんが口を開く
「この人がワーストウルフに襲われてたから助けてあげてたんだよー!」
リンさんは俺についてとなぜここにいたかの説明をした
「ワーストウルフ?
はっ、こいつワーストウルフごときに苦戦ってC級のザコか?」
俺を嘲笑いばとうする男その男に対しリンさんはすかさずフォローを入れてくれる
「ロキ君、本来この高原の適正レベルはC級だよ? そこにAランクのモンスターが出てたんだこの人をとやかく言うことはできないよ」
リンさんは優しくフォローを入れてくれた
だが、俺をかばったことが気に食わなかったのか男はまた悪態をついてきた
「ワーストウルフみたいなザコも倒せねえやつなんて才能ねえよ!
冒険者やめちまえクソザコ!」
男はまたも俺に突っかかる
正直、ムカついたがリンさんの建前もあるため特に言い返さなかった
「ロキ君!ちょっと言い過ぎ!
ごめんね?ロキ君口悪いとこあるから」
男に変わってリンさんが謝ってくる
「いえ、大丈夫です」
俺は謝るリンさんに対して返事を返した
「なんだこいつつまんねえな
リン行くぞ!」
男は捨て台詞を吐きリンさんを引っ張り去っていった
「じゃあ、またね!君も気をつけるだよー!」
俺を心配してくれたリンさん男に引っ張られながら離れて行く
姿が見えなくなるのを確認して俺はギルドに戻った
ギルドに着き、依頼達成の報告をして報酬をもらいギルド内の酒場に向かう
「あいつなんなんだまじで」
さっきの男のたいどを思い出しイラつきながら飯をほうばる
「確かロキ?とか言ったっけあいつ」
リンさんが呼んでいた名前はロキだったはず
そんなことを考えているとおっさんが話しかけてきた
「兄ちゃん、なんかカリカリしてんな」
そのおっさんは俺の目の前に座ってきた
「ああ、実はロキ?とかいうやつに色々言われて」
カリカリしてた理由を話すとおっさんが笑いながら話す
「はっはっは、兄ちゃんもロキになんか言われたのか」
どうやらこのおっさんもロキのことを知っているようだ
「実はカクカクシカジカで」
ザコだの才能ねえだの言われたことを話してあいつについて聞いてみた
「あいつ何者なんすか?」
俺の質問に対しておっさんは答える
「S級冒険者だよ」
おっさんはロキについて話す
ロキはこのギルドに3人だけいるS級冒険者の1人らしい
自分より下のやつらに対してザコだの言って見下しているらしいのだ
「あんなやつがS級なのか 世も末だな」
ぶっちゃけS級のリンさんと居た時点でそうなんじゃねーかとは思ってたけど
俺は飯を食い終わりギルドを出た
「さあて、やるか」
俺はギルドを出て裏路地に入りスキルを行使する
「スキル、創生」
何を創生しますか?
文字が浮かび上がる
「まずはそうだな」
思い浮かべて名前をいう
「スキル稲妻」
スキル稲妻の創生を開始します
しばらくお待ちください
スキル稲妻の創生が完了しました
ピロリンッ!
攻撃スキル 稲妻を取得しました
大きな音ともに取得したと知らせが文章化する
「この調子でどんどんやるぞ」
その後創生を駆使してスキルを創生しまくった
ピロリンッ!ピロリンッ!ピロリンッ!ピロリンッ!
大きな音が脳内で何度も鳴り響く
「よし、こんなもんかな」
文章化された文字にはさまざまな文字がログとして残っていた
スキル身体能力上昇を取得しました
スキル戦闘感を取得しました
スキル閃光の疾走を取得しました
スキル危機感地を取得しました
スキル剣術の達人を取得しました
スキル体術の達人を取得しました
スキル人物探知を取得しました
スキル火属性、ファイアーボールを取得しました
その他省略
「よし、あのロキってやつにギャフンと言わせてやる」
俺は創生を使った後ロキに会うべく再び高原へと向かった
高原についた俺はロキとリンさんを探すべくここに来る前に創生したスキル人物探知を使用した
「スキル 人物探知 対象ロキ」
スキル名を言い放った瞬間に目の前に一本の白い線が浮かび上がる
「これを追っていけばロキがいるはず」
白い線に導かれるように歩いていった
するとまもなくしてリンさんとロキらしき二人組の人影を発見した
「いた」
俺は走ってロキの目の前に飛び出る
「うわ!あ?なんだお前かよ!」
俺が急に飛び出してきて驚くロキ
「あれ?君まだ帰ってなかったの!」
リンさんも驚いた顔で俺を見る
「ロキ、俺と勝負してくれよ」
俺はロキに宣戦布告ともとれる発言をした
「ああ?俺と勝負? 笑わせるんじゃねえよクソザコ!」
ロキはあいも変わらず俺をばとうしたしゃべりをする
「俺が怖いのか?」
俺は煽るようにロキに質問する
「てめえ、いいぜ勝負受けてやるよ!」
ロキはあっさり俺の誘いにのり勝負の承諾をしてくれた
そんな俺たちに対してリンさんが必死に止めようとしている
「ロキ君!やめときなって!
君も君だよ!ロキ君は僕と同じS級!
それに対して君はC級だよ?勝負なんかついてるも当然!」
リンさんは勝負をやめさせるべく必死に喋る
「すいませんリンさん、こいつにあそこまで言われて納得するほど男を捨ててないです」
俺は半ば怒り口調でリンさんに対して話す
俺の発言を聞きリンさんは諦めたのか何も言わず見守っている
それに対して俺とロキの一騎打ちが始まろうとしてた
本日はここまで!
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