『茉依、危ね…』 その声と共に、私の体に固い物体があたり、歩道へと突き飛ばされた。 『海斗!海斗___!』 私は一生懸命叫んだ。でも、そんな声が届くはずもなく…… 気が付くと、病院のベッドに横たわっていたんだ。