自分が体験したいじめ的なやつ小説にします。
テスト近いから更新頻度低め
プロローグ
いつも笑顔でいなきゃいけない
笑顔でいないと好かれないー‥
えがおでいないと、嫌われる
今回は自分の体験談です。
4月ー
「れいあおはよー!」
「れいああおはよ」
「おはおは!」
4月、始業式が終わり、もうグループが出来上がっている。
私の所属するグループはthe・ギャル
あ、ちなみに私の名前は鈴木れいあ、13歳の中学二年生。
私たちのグループは普通に髪を染めていたり、ピアスを開けていたり、スカートが短い。
私もそのグループの一員。
「みんなおはようー‥」
「おん!てゆか元気なくね?」
「いやバリバリ元気」
「そーお?てゆうかみんなで今日原宿行かない?」
「いいねえええ、行こう」
「いこいこー!」
「行くううう」
私はみんなの話を笑顔で聞く。
だってそうしないと、嫌われるから。
そして自然と頭は中学一年生の6月に遡るー‥
6月ー
『れいああ、本当可愛いよね羨ましい』
『そう?ありがとう、恵莉奈も可愛いよー』
『ありがとう笑私はトイレ行ってくんね』
そして恵莉奈は莉子と麻里奈を連れてトイレへ行った。
恵莉奈達が言ってから五分後、私もトイレへ行きたくなったのでトイレに入ろうとする。
入ろうとした直後中から笑い声が聞こえる。
それと同時におしゃべりも。
私は入りづらかったので見えないように出口の横でこっそり聞く。
『ねえそういえばさあ、れいあうざくない?』
『え、そう?』
『うん、だってさ明らかに私たちのこと見下してるじゃん。なんか私たちに対して笑顔ないしさー』
『あー、それはいえてるかも』
『でしょー?うざくね』
『それな』
『れいあ私らのこと友達とか言ってるけど友達じゃないよねえええ』
『んなあ』
私は耳を疑った。
【友達じゃないよねえええ】
私はその言葉に傷ついた。
それからトイレには入らず走って教室に戻った。
恵莉奈、私に対してずっとあんなことを?
なんで、私、何もしてないのに、ひどい。
なんで私があんなことー‥
その時恵莉奈達が戻ってきて
『れいあー💖』
と近寄ってきて私におしゃべりする。
私は正直頭に入っていなかった。
恵莉奈、恵莉奈ー‥‥
「れいあ?どうしたの?」
現実に戻る。
「あ!別になんでもなーい」
「そう?早く教室行かないと遅刻するよ?」
そう言われ時計を見ると8時半だった。
「やば、いこ!」
「おんん!」
そして私たちは走る。
恵莉奈の方をチラッと見るが一年の時のあの言葉が嘘のように笑いながら走っている。
恵莉奈、何を考えてるの?