いじめられたのは私のせいだから。

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1:鈴音 ノンフィクションです。:2019/04/29(月) 00:19

レイア、君は助けてくれなかったね。
でもいいんだよ。
君の判断は正しかった。
君は自分自身を守っただけ。
私が全て悪いの。
いじめられたのは私のせいだから。

2:鈴音 登場人物です。:2019/04/29(月) 00:34

市ヶ谷 鈴音
いじめられっ子。私です。
小学6年生。

飴村 麗亜
鈴音の元親友。名前はテイルズのレイア・ロランドちゃんから。
鈴音と同じクラス。

柳園 歌音
いじめっ子。名前はテイルズのカノンノちゃんから。
心の中で30回くらい死んでる。

大塚 琥珀
いじめっ子。名前はテイルズのコハク・ハーツちゃんから。小文字厨。

松永 梨々衣
いじめっ子。名前は明けない夜のリリィから。
個人的には良いいじめっ子でした。

荒木 沙由
担任の先生。名前はうろジョジョの「さゆっ」から。

赤羽 茜
元お母さん。お父さんと離婚している。

3:鈴音:2019/04/29(月) 01:01

「おはよー」
私は教室に入って大きな声で言う。
「あ!鈴音!おはよ。」
返事をしてくれたのは親友の麗亜だ。
これまでも、これからもずっと親友。
なんか死語っぽいけど、ずっ友ってやt
「ヴッ⁉」
腹部に突然痛みが走る。
何が起きたかわからなかった。
少し経って、ようやく気づいた。
歌音だ。
歌音が私のお腹を蹴ったのだ。
「痛ッ・・・かの・・・ん?」
「邪魔。どけよ」

わけがわからなかった。
昨日までは同じ班のメンバーとしてそれなりに仲良くしていた。
私が何かしただろうか。
一緒に遊ぶ、なんてことはしなかった。
ただ給食中に話したりする程度。
そこで何か気を悪くさせるような言動はとっていないはずだ。
「普通に言ってよ〜。ごめんね?邪魔だった?」
いつも通りにそう言う。
「うっぜえんだよ!お前の存在いらねえよ!
なんで人に向かってタメ口なんだよ爬虫類!」
爬虫類に謝れ。
アホらしいがそんな言葉が先に浮かんできた。
というか私は今まで人として生きていたが爬虫類だったのか。
そして同年代で初対面でもなく今までタメ口だったのにいきなりダメとは。

心の中ではそう言えるけど、実際には言えるはずない。
LINEのTLのリレーにたまにある「いじめっ子が死.ねと言ってきた。どう返す?」みたいなやつで、みんな論破している。でも実際は絶対言えてないだろうなぁ。そう思っている。
心の中では口が達者。実際はヘタレ。
でも麗亜は黙っていなかった。
「急に何?邪魔なら邪魔って言えばいいじゃん!
蹴る必要なんてないでしょ⁉」
「嫌いな奴を蹴るのは当たり前じゃない。
みんな。今のこと、先生や親、ほかのクラスの奴に言ったら次は誰の番になると思う?
・・・言わないでね?」

クラスのみんなは黙って顔を見合わせ、コクリと頷いた。

4:鈴音:2019/04/29(月) 01:02

おやすみなさいみ

5:みー:2019/06/15(土) 22:06

面白い


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