人形使いと悪魔の逝きたがり契約

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1:雷々ちゃん ファンタジーだよー:2019/05/02(木) 05:08

キャラ紹介

チルア・カラナシタ 職業...人形使い 人形に魔力を注ぎ、
女性 17歳 自分の思い通りに操る事が出来る

ネガティブなうつ気味少女、背が低くしょっちゅう小学生位と間違われる‪。何度も逝こうとするが運がいいのか悪いのか毎回逝けない、リスカ経験者、目は三白眼でツボに入ったらとことん笑う


ムリネ・ユヒコテヒ 職業...悪魔、闇の炎的なやつを出せる
男性 年齢不明 爪長い、つおい、以上

口の悪い悪魔、チルアのネガティブな性格をみて逝きたがり契約を結ぶ、服装は結構ちゃんとしてる、料理以外の家事は出来る、料理はごみ\_(・ω・`)ココ重要!なんか知らんけどイケメン、何だかんだ言ってどうにかしてくれるお兄ちゃん的なやつ


サカハ・ニムヒノナ 職業...聖職者、聖なる力を持つ人間にの
男、28歳 み与えられる、光系、つおい

自己中でイラッとする、チルアに恋をしており近くにいるムリネを調べ回し、悪魔と断定、浄化のためにウロウロしてくる

2:雷々ちゃん ファンタジーだよー:2019/05/03(金) 22:35

「...しにたい」
森の奥の小さな小屋で1人人形を縫いながらポツリとそう呟いた茜色の瞳と銀色の髪の少女、チルア・カラナシタ
「はぁ...なんで私なんか生きてるんだろ他にもっと死にそうな人がいるはずなのに私がなんでブツブツブツブツ...」
そう、この子は根っからの〘 ネガティブ&うつ〙なのだ、
1日朝と夜の二食、食品削減の為に手料理、毎日無心で針を進める、
そんな彼女を水晶から見つめる1人の美少年、ムリネ・ユヒコテヒ、悪魔だ絶賛契約者を募集中のイケメン悪魔、
「ふーむ……この子なら行けそうだな」
指をパチンと鳴らし一瞬で水晶の前からムリネは消えた。

3:雷々ちゃん:2019/05/04(土) 09:40

チルアが時計を見ると既に時刻は午後6時、はてこんなに時間は少なかったかなと思いながら料理を作る今日もいつも通りの食z
「おお!お前料理できるんだな!」
「ひえぇぇい!」
急に人が来た驚きと話しかけられた驚きが混じって変な声が出てしまった、やっべぇ
「お前らの色気の欠片もない叫び声出すな、もーちょっと意識した方がいいんじゃねえ?」
初対面なのにそんな失礼なこと言っておきながらケタケタと笑う謎のイケメン、
「あの、どちら様ですか?」
こんな失礼な人でも敬語を使って話すのは礼儀というものだろう
「先にお前が名乗れ」
は?いや、こんな所でイライラしてしまってはダメだ、
「失礼しました、私はチルア・カラナシタと申します、職業は人形使いです」
「ふーん、チルナか、覚えてやろう」
カッチーン 流石にこれ頭にくる
「はぁ?貴方が名乗れとおっしゃったのでしょう、それに私はまだ貴方の名前を聞いておりません、それで覚えてやろう?ふざけんのも大概にしてその汚ぇお口を謹んで下さいませ」
あまりに唐突な私のまくし立てるような口調に戸惑っているが、 気分を害してしまっただろうか
「コホン、すまんな、俺の名はムリネだ、ムリネ・ユヒコテヒ、悪魔だ、お前と逝きたがり契約を結びに来た」
………………悪魔!?え、何?逝きたがり契約?そう言えば昔読んだ本
書いてあったかも?なんだっけ?
「お前がすっごくテンパってんのは分かったから落ち着け?な?」
「...はい」
「いいか、逝きたがり契約ってのは、俺とお前がしぬまでのパートナーとしての契約を結ぶ、主従関係などてはないから安心しろ。これはお前の任意で決めてくれていいんだけどな...」
「?何ですか?」
「はぁ…お前がしんだ後に俺の使い魔になるんだ、使い魔と言うよりも戦う時のパートナー、だな。まぁ…それでな?使い魔になるにはそれ相応の経験を積まなきゃならねぇ、でもしにたい時にしねる、だが経験を積んだ後、だがな。」
これはしにたがりなチルアにとって最高な契約だった、あわよくば終わった瞬間にしぬことも出来る...
「い...おーい、チルアー?お前生きてる?」
「生きてますよ失礼ですね、因みに経験を積む、とはどんなことをすればいいのですか?」
「戦闘」
「分かりました契約します」
「早っ!もっと悩むとかないわけ?つまんねえなコノヤロウ!」
早く契約が決まった方がいいのではないか、と思ったが心の中に留めておいた。
こうして、私達は契約を結んだ

4:天災少女:2019/05/06(月) 09:46

「チルアー今日の飯はー」
「きのこ炒めと焼きそば」
「キノコじゃなくて肉がいい」
「うるっせェな作って貰ってる身なんだから文句言うんじゃねぇ」
「スミマセンデシタ」
...はい、皆の言いたい事は分かります、こうなった理由はあの日に遡り
ーーーーーーーーーー
「日が暮れちまったから飯作れ、飯」
「ムリネは家事できるんじゃないの?」
「料理以外はな」
あーーーーなるほど
仕方ない、作ってやりますか、
「何がいい?」
「美味いもん」
「はぁ...こんなレパートリーの少ない私になんでもいいだなんてブツブツブツブツブツブツ」
数分後ー
「なんじゃこりゃぁー!」
「え、不味かった?」
「違う!美味すぎる!決めた!コレから俺はここに住む!」
「ウッソだろお前」
ーーーーーーーー
という訳で今に至ります、……はい、まあこんな素晴らしい契約を結んで頂いてるんだからしょうがないか……はぁ……
「おーい、チルア食わねぇのか?」
「食べますよ...」


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