ストロベリーラブストーリー

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1:Re ~ありさ:2019/06/21(金) 20:59

小説「ストロベリーラブストーリー」
毎週火曜日に更新します。(更新できない場合もあるかもしれません・・・)
ルール   ・1話ずつ、読者さんはコメントしていいです。
      ・アンチコメもokです。参考にさせていただきます。
      ・勝手に小説の続きを書き込まないでください。
ルールを守ってください。
登場人物を紹介します。

・神崎 乙音 (かんざき おとね)
 関が丘学園に転校してきた中1。小学生の頃から友達が少なく、恋もしたことがない。歌が好き。

・橋本 智也 (はしもと ともや)
 関が丘学園に転校してきた中1。乙音の幼馴染。乙音が好き。

・四月 修斗 (しつき しゅうと)
 関が丘学園の中1。女子に人気。乙音の秘密を知る。

・米塚 りりか (よねずか りりか)
 関が丘学園の中1。乙音に声をかけて、友達になろうとする。

・川上 美月 (かわかみ みづき)
 関が丘学園の中2。智也が気になる。

次の書き込みから物語が始まります。お楽しみに(^^)

2:Re ~ありさ:2019/06/21(金) 21:17

第1章 〜新しい日常〜
散ってしまった桜が私のローファーの上に積もる。そんな春が、私にやってくる。
「ここが私が通う学校かぁ。」
学校全体をまじまじと見る。木の学校で、比較的新し目だ。
二階の窓からは、女の子たちが楽しそうに話している。多分クラスで中心の女子たちだろう。
「結構生徒多いんだね〜もがっ!?」
私の口に制服の布が覆いかぶさる。
(も、もしかして殺人犯!?私死ぬの___、ヤダヤダ!この歳で死ぬもんかぁーっ!)
私が必死で抵抗すると、相手も倍にして抵抗してくる。
「___ねっ!乙音!オレだよ!」
びっくりして後ろを振り返ると、幼馴染の智也の姿があった。
「ちょっ、智也‼あんたもこの学校に転校したの⁉」
「言ってなかったか?オレは乙音と同じ中学がいいんだ!」
えっ___智也、そんなふうに思ってたの・・・?

私と智也は、生まれた時から幼馴染で、12年の付き合いだ。
あの頃は一緒にお風呂に入っていた。(今は無理だけど)

「わかったからっ!早く学校いこ!」
私は乱暴に朋也の手を振り払って、校舎内に走っていった。

続く

みなさん、じゃんじゃんコメントしてください!
意見を聞いて、これからの書き込みを考えます。

3:Re ~ありさ:2019/06/21(金) 21:20

一つ誤字がありました。
20行目の智也と言う漢字のはずが、朋也になってしまっていました。
これからはこのような誤字に気をつけます。
申し訳ありませんでした。

4:Re~ありさ:2019/06/22(土) 08:02

毎週火曜日に更新すると書き込みしました。ですが、
話を思いついた時点で更新したいと思います!
早速更新します!

5:Re~ありさ:2019/06/22(土) 15:51

(新中学校生活初日なのに、はずかしいってば!
 智也って、ちょっとオレ様的なとこあるんだよね・・・
 なのに女子に人気って、意味わかんない。
 あいつのどこが良いんだか?)

トボトボと教室へ向かう途中、ある女の先生に声をかけられた。
「あら、あなたが転入生の乙音さん?智也さんは・・・?」
「あ、智也はもうすぐ来ると思いますけど・・・」
先生は眉をひそめて
「乙音さん、智也さんを連れてきてくれないかしら?
 校長室で手続きをしないと・・・」
(げぇーっ。それだけはやだぁっ・・・だって気まずいし。)
「良いかしら?」
流石に転校初日で言うこと聞かないっていうのはやばい。
そう思うけど、やっぱり、嫌なところもある。でも口が滑ってしまい
「わかりました」
(あー・・・言っちゃった・・・)
「さすがね。お願いするわ。」
先生はニコッと微笑むと、奥へ行ってしまった。
(と、とりあえず智也を呼んでこよう・・・)

私はまた校庭に出た。出た瞬間目の前に現れたのは、
爽やかイケメンで背が高い、まるで大人のような男の子___
「おっと。君、大丈夫?」
優しい瞳でこちらを見つめてくる。栗色の、澄んだ瞳だ。
「はっ、はい!大丈夫です!すみませんでした、失礼します!!」
「ん?ちょっと君!待って。」
「え?な、何でしょう・・・?」
私の顔をまじまじと見つめる。
(きゃ〜っ。そんなに見つめてきたら恥ずかしいって!)
「君、名前は?」
「か、神崎乙音です。」
ドキドキしながら言った。何かしてくるのだろうか?
「ふぅ〜ん、乙音ちゃんね。オレ、四月修斗。よろしくね。」
「はい!よろしくお願いします!」


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