こんにちは!最近小説を掛け持ちして大変なありさですw
この小説は、いじめの物語です。
>>2
人物紹介です。
人物紹介
______いじめられる側______
・宮関 綾乃(みやせき あやの)
・佐藤 凛 (さとう りん)
______いじめる側______
・金城 姫奈 (きんじょう ひめな)
・華野 友里 (はなの ゆうり)
・小川 麗央 (おがわ れお)
次回から小説です。
頑張れ〜!
4:Re~ありさ:2019/07/03(水) 19:34 >>3
若桜ちゃんありがと〜❗
頑張ります( ^∀^)
四月
「綾乃〜遅刻するわよ!起きなさい!」
「ん〜。はーい。」
私は小学5年生の宮関綾乃。早く学校に行かないと!
急いで朝ごはんを食べ、ランドセルを背負って出て行った。
「行ってきまーす!」
「いってらっしゃい!気をつけてね!」
桜がひらひら舞っている。近所のおじさんの家の桜の木だろう。
おじさんの家に顔を出していこう。
「おじさん、おはようございます!」
「おぉ、綾乃ちゃんおはよう!
学校かな?」
「はい!これから!行ってきます!」
「気をつけて行くんだよ。行ってらっしゃい。」
おじさんの家は、私の家の隣の隣で小さい頃からお世話になっている。
よく遊んでもらったり、親が留守の時預かってもらっていたのだ。
「今日は気持ちいい晴れ!朝から気分が良いね〜!」
ここ最近、春になって来たので晴れが多い気がする。
私は天気の中で一番晴れが好きなので、晴れている時はとても嬉しい。
歩いていると、友達の友里ちゃんにあった。
「友里ちゃん!おはよう!」
「綾乃ちゃんおっは!早いね!」
友里ちゃんとは3年生からの付き合いで、ずいぶん仲が良い友達だ。
そう。この時、まだあんな事になるとは私も友里ちゃんも思っていなかった。
「おはよう〜!友里!」
「あ、麗央!おはよう!あ、そうだ!
昨日のドラマ見た!?」
「見た見た!」
あの子は、友理ちゃんの友達の小川麗央さん。
友里ちゃんとすごく仲が良いので、みんなから親友とも言われている。
それは、1年生からの付き合いなので、親友になるだろう。
(私、友里ちゃんに友達って思われてないんじゃ?そんな____)
私はこの場から走ってまっすぐ学校へ向かった。
あっ、あの子は佐藤凛さん。
メガネをかけていて、真面目なタイプの女の子だ。
中休みはいつも読書をしている。
友達も少なく、クラスで浮いている存在だ。
男の子と話すのが苦手で、まさに女の子って感じ。
思い切って声をかけてみた。
「り、佐藤さんおはよう!」
「あ・・・あなたは、宮関さん?おはよう。」
「そうそう!名前覚えててくれたんだ!」
「・・・・・・・」
会話が途切れてしまった。
何を話せば良いのだろう。
「私、行くね!じゃーね!」
「うん・・・・」
佐藤さんの顔が少しだけ明るくなったような気がした。
「あら、宮関さんおはよう!」
「あ、姫奈さんおはようございます!」
「えぇ、おはよう!
宮関さんはいい子ね!
ちゃんとわたくしに挨拶をしてくれるわ!」
この女の子は、金城姫奈さん。
トップの存在で、家がお金持ちという噂がある。
名前のようにお姫様のような格好、口調で、
クラスで慕われている。
「姫奈さん、おはようございます!!」
「今日もお美しい!学校1美人です!」
クラスの女の子達が姫奈さんを褒める。
なんでこんな関係なのだろうか?
報告です。今回から名前を「ありさ」に変更します。
よろしくお願いします(^人^)
新キャラ追加!「伊藤 ももね」です!早速書きます!
私は少女漫画でいじめについての漫画を読んだことがある。
それを読んでから、いじめに恐怖心を持ってしまった。
今は、クラスでいじめられないように気をつけている。
姫奈さんに逆らったら、絶対いじめられる。そう思ってきた。
「綾乃!おはよう。」
「ももね!おはよう!」
ももねは、私の友達。
「・・・ねぇねぇ、
ちょっと話したいことがあるの。」
「わかった。何々?」
「あのさ、お互いどっちかがいじめられてたら、
いじめないように約束できる?」
「当たり前でしょ?私たちは友達なんだから。
いじめるわけないでしょ?もちろん約束する。」
「ありがとう・・・ももね!」
今は、自分の部屋で宿題中。
「えぇ〜?なに、『角柱の体積を求めなさい』?
角柱って何??どうやって求めるの??」
私は成績が悪い。クラスで2番目くらい。
今習っている単元は、『四角柱と円柱の体積』。
公式だの、底面積だの、わけがわからない。
宿題も授業も嫌になってきた。
「あ〜〜も〜〜〜!わっかんないよ〜!
かといってお母さんとかお父さんに聞くのもやだし・・・
宿題おわんないかも!?」
この日は結局宿題を諦め、寝てしまった。
翌日。今日はまさかの雨。
「あーあ。私の嫌いな雨。気分が晴れないなぁ・・・」
トボトボ歩いていると、後ろから聞き覚えのある声がした。
「宮関さん、おはよう!」
そう。声をかけてくれたのは、佐藤さんだったのだ。
「あ、佐藤さん!おはよう!」
「ねぇ、宮関さん。昨日私に挨拶してくれたのって、なんで?」
(うーん・・・なんでと言われたかぁ・・・)
「えっと、佐藤さんが一人で寂しそうで。」
「そうなの?・・・宮関さんって、優しいのね」
「ありがとう!佐藤さん、私と友達にならない?
それと、名前呼びしない?」
「と、友達・・・?私なんかでいいの・・・?
しかも、名前呼びなんて・・・」
佐藤さんが困っている。
「ありがとう。これから私達、友達ね!」
「うん!これからよろしくね!」
持っている水玉の傘が、雨音を鳴らして喜んだ。
四月編 完
五月
「___そろそろ決めてもいい頃じゃないかしら?」
「そうですね!狙うのは女子______」
「あ!あの地味な女子はどうでしょうか??」
「いいわね。早速明日から作戦実行よ!」
「了解しました!姫奈様!」
「おはよー凛!」
「おはよう綾乃。すごい今日元気だね!」
「いっつも私は元気!へへへ。」
凛と友達になってから、すごく学校が楽しくなった。
話をするのがとても楽しくて、凛といる時間は最高に楽しい時間なのだ。
「あ、ももねおはよ!」
「・・・・・」
ももねに挨拶をしたが、顔をじっと見られて無視されてしまった。
(あれ?ももね、私のこと無視した?なんで______
私、なんかしたっけ?)
一生懸命思い返すが、思い出せない。そもそも、そんな事をした覚えがない。
「・・・綾乃、どうしたの?」
「ううん!なんでもないよ。早く学校いこ!」
その後も、ずっとももねの事が気になっていた。
「綾乃ちゃん!」
「あ、友里ちゃん。」
「あの・・・綾乃ちゃんって、佐藤さんと友達?」
「凛ちゃんのこと?うん。友達だよ。」
「・・・わかった。用事はこれだけ。ばいばい。」
(なんだったんだろう今の・・・)
そういえば、最近友里ちゃんと話してないな。
凛ちゃんとばっかり話してて、友里ちゃんとももねの事、忘れちゃってたんだ。
ももねも、話しかけてくれないから無視したのかな?
ごめんね、ももね、友里ちゃん。
「あ、綾乃!どうしたの?こんなところで!」
「凛!ちょっと、友里ちゃんと話してて。」
「友里ちゃんって・・・華野友里さん?」
「そうそう!」
友里ちゃんって、金城さんのグループに入ってるんだよね。
金城さんのグループにはもう一人。小川麗央さんが入っている。
何をしているのかよくわからないミステリアスなグループで、
クラスのボス(?)的な感じなのではないかと自分で思っている。
「綾乃、そろそろ5時間目始まっちゃう!教室行こう!」
「オッケー!急がないと!」
廊下を二人でパタパタと走り出した。
「こら〜!廊下を走らないで下さい!」
「ごめんなさ〜い!」
あの子は、学級委員長だ。すごく真面目で、曲がった事が大嫌いなのだ。
「委員長!」
とみんな呼ぶ。
「今日は、江戸時代の文化について学習します。」
担任の早川先生が言った。
「えー、では、宮関。江戸幕府で政治を行い、武家諸法度を定めたのは誰だった?」
「え、えーっと。徳川家勝?」
私が言い終えた瞬間、クラスのみんながゲラゲラ笑い出した。
「ぶはははwww!!徳川家勝だってwwwww
受けるwwwww」
「誰だよ家勝ってw」
ああ、もう。だから授業は嫌なんだ。
こんな風に間違えるとすぐクラスのみんなに笑われる。
「静かに!!!!宮関!今日の課題で復習してきなさい!」
「はい・・・」
「ちなみに、答えは徳川家光だ。しっかり復習するように。」
はっ。そういえば、金城さん達はどうなんだろう?
金城さんを見てみた。すると、
真面目に授業を受けている様子だった。
姿勢良く、机の上は綺麗にノートと教科書が並べられていた。
てっきり笑われて最悪の場合いじめられる。そんなシチュエーションになるのかと思っていた。
「それじゃあ、授業再開するぞ。まず、課題を書く。」
トントン、と黒板が音を鳴らしながら、綺麗な字が書かれていく。
『江戸時代の文化をまとめよう。』今日の課題だ。
私も、『江戸時代の文化をまとめよう。』とノートに書き写す。
あぁ、授業ってつまんないな。
私は授業時間は、ただノートに書き写しをしてぼーっとしてるだけ。
挙手なんか一切しない。
たまに当てられる時があるが、その時はほぼ分からないので適当に答えている。
おかげで成績は全教科1。親も呆れている。
塾に行くか?お父さんに聞かれたが、塾なんてまっぴらだ。
いちいち勉強の様子を見られるし。
遊び呆けてらんないから。
ほんと、勉強する意味なんかあんのかな。
(更新遅れましたごめんなさい!!書きます)
ボーーっとしてたらいつの間にか授業は終わり、チャイムが鳴っていた。
「起立!礼!着席!」
ガタガタガタン。
「はぁぁぁ。授業眠かった。トイレにでも行こう。」
私は女子トイレに向かって歩いた。
ガラガラ。女子トイレのドアが開いた。
「__ねぇ?あなた、生意気なんだけど。」
「やっ、やめてくだs・・・」
「やめるもんかよブースwww」
えっ?ブス??だれが言ってるの?だれが言われてるの??
声が聞こえる方に歩いてみる。
「あっ、綾乃ちゃ・・・」
「あなたは黙って話聞いててくれるかしら?・・・」
すると、私に振り向いたのは_________