終末、私は君と。

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1:依夢◆1s 気分更新:2019/09/13(金) 23:50

『西暦3012年、4月9日。地球温暖化は進みに進み、留まることを知らぬまま世界を蝕み続けております。現在、北極、南極の氷面積は約30%程。魚類も昨年から約24%程減っており、養殖だけでは間に合っていません。政府は絶滅種の確認を急いでいます。』
無機質に、とても急いでいるとは思えない声色で私が眺めるモニターに映るAIは淡々と次のニュースに移った。


【深夜テンションの小説です。更新するかどうかすら分からないです。千年後、人類絶滅の危機を迎えた高校生の話…
になる予定。】

2:依夢◆1s:2019/09/15(日) 00:03

『世界が終わる』
どこかの国のお偉いさんがそう宣言したのは
何十年も前。当時はかなりAIやらが発達し、一度は温暖化も安泰かと思われていた。が、
AIの作り過ぎと、過度に人間に近づけようとするあまり、CO2の排出率は過去最高へと達した。
詳しいことは知らないけれど、今は幾つだろうが世界が終わることを頭の隅に置いている。これから生まれる子だって、親や先生から「世界は何時終わるかわからない」、
そう言い聞かされ、約十年得体の知れない世界の終わりに怯え続けている。ただ、いくら怖くともずっと言われていれば慣れてしまうものだし、10歳を過ぎれば、残っているもので一番古い、1000年前の記述(が正しいとすれば、)としていることはほぼ変わらない。とは言え、ドラ◯もんというらしいロボットはできたし、四次元を生み出すことにも成功した。ただ、その四次元はかなり小さい。今はその四次元を大きく広がる技術が求められている。
とかなんとか、今朝私の部屋の隅でAIがほざいてた。 世界が終わる?火星に行くには人類選抜計画が必要?知ったこっちゃない。
なんなら今すぐ隕石でも降ってきなさいよ。
死ぬなんて怖くもなんともない。


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