ただそれだけ、

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1:エノマルスルメ:2019/10/08(火) 23:27

初小説〜
がんばえ自分〜

2:エノマルスルメ :2019/10/09(水) 00:39

……昨日の夜、私は最愛のオフトゥンで寝ていた。が、起きたのはオフトゥンではなく、マンションの部屋のようなところだった。

隣には同級生の超美少女の桐島癒乃、
性癖ねじ曲がった腐女子の並木真尋、
傷だらけで金髪の女の子、
バニーコスのツインテの女の子、
長い前髪で目を覆い隠している女の子が寝ている。
えぇ…(困惑)

顔をつねる。痛い。あっ…(察し)夢じゃない…
顔を叩いてみる。やっぱり痛い。ふーん(納得)夢じゃないんだな…
いや明晰夢とかいうやつは…痛み感じるんだっけ?
わからない。わからない。わからない。

知っている人が2人いるんだから起こして話そうとは思うが…絶世の美少女と残念美少女(腐女子)に話しかけるのはなんか…年中マスクマンのド陰キャはもっと立場をわきまえろというか…
…うん。

「ん…ここどこ…?」
ファッ!?癒乃チャアアアアアアア起きてまいりましたか
「あ、6組の諸星さん!?だよね!?ここどこ!?」
なんで名前知ってんのすっげ!!!
「アッハイ…わわわわわわからないです…私もなんか起きたらここに…」
「……とぼけちゃってぇ〜………え、マジなの?」
絶世の美少女が語録を使っている…⁉
じゃなくて陰キャモード発動しちゃったよ心ン中はテンション高い陰キャですどうも

っ…と、バニーコスちゃんが起きた。
「…ッ!?誰…あ!みのりん!ねえ!みのりん!」
みのりんと呼ばれた傷だらけの金髪少女は体を揺さぶられ、起きた。
「………」
金髪ちゃん…みのりちゃんは私と癒乃ちゃんを見て会釈をした。
「つかさ、誰かわかる?」
みのりちゃんはバニーコスちゃん…つかさちゃんに聞いた。
私達のことだろう。そんなん私も知りたい。
当然つかさちゃんは首を振る。
「とりあえず全員起こそ、つかさ」
「え、あ、うん」
みのりちゃんは真尋ちゃんと前髪で目を覆い隠す女の子を起こした。
みのりちゃんは自己紹介〜と軽く言って淡々と話していった。

「浅田穣子。酢漿学園5年C組。帰宅部。」
穣子ちゃんが話をしているとき気づいた。穣子ちゃんパーカーの下にスク水…しかも旧スク着てる。なんでやねん。
「はーいじゃあつかさ〜バトンターッチ」
「あ、うん。中原司です。みのりんと同じく酢漿5のCで帰宅部です。え、えっと次やりたい人…」
「あたしやるよ!」エンジェルスマイルで癒乃ちゃんが言った。惚れてまうがな。
「薊中学の1年3組!桐島癒乃です!陸上部で…あ!生徒会の会計もしてます!
次〜諸星さんどーぞっ!」
噛むよ噛むよ噛みのまにまにだよ…
「ええええええっと薊中1年6組諸星夏美です。帰宅部でえっと………つ、次!並木さん!」
グダグダッ‼死にたいよし死のう。
「並木真尋だよ〜。んっと薊中1年9組で美術部と演劇部かけもちマンだよ〜。次〜そこの君〜」
最後は前髪で目を覆い隠している女の子。
「結城ほむら…苧環中3年」
ほむらちゃんはそれだけ言った_瞬間。部屋のどこかから声が聞こえた。
〈自己紹介ご苦労。これから実験を始める。今から1ヶ月、6人で過ごしてもらう。ただそれだけ、〉
言い終わらないうちに6人揃いの声が部屋に響く。
「「「「「「は??」」」」」」


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