いじめ ~友達ごっこ~

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1:ゆり◆JM:2019/11/01(金) 23:15

初めまして!
今回初のいじめ小説書きます!
応援してくれたら嬉しいです!

2:ゆり◆JM:2019/11/01(金) 23:19

初めまして、私は松本雪奈(まつもとゆきな)14歳の中学二年生。

私はクラスでは目立つこともなく見た目は三つ編みおさげにメガネでいわゆる陰キャラの立場でこれまでを過ごしてきた。

そしてこれからもそんな日々がずっと続くんだろうと思っていた。

この時までは。

3:ゆり◆JM:2019/11/01(金) 23:27

ある日の朝の学活にて。

「えー、今日は転校生を紹介したいと思いまーす、さあ入ってきてー」

転校生?

中2の時期に珍しい。

そして入ってきた女の子を見ると皆目を見開いた。

その子は10代や20代では知らない人はいないってくらいの超人気雑誌の人気ナンバーワン専属モデル、佐藤莉音(さとうりおん)ちゃんだった。

莉音ちゃんを見たクラスの子達は

「えっ!あの子絶対莉音ちゃんじゃね!?」

「絶対そーだよ!めちゃかわ!」

「はい静かにー、じゃあ自己紹介してね」

「‥はい、えっと、現 teen girlsの専属モデルをやっている、佐藤莉音です!よろしくお願いしますっ」

そういうと莉音ちゃんはニコッと笑った。

可愛い。さすがモデルさん。

莉音ちゃんの自己紹介が終わった後クラスの陽キャラ女子達が莉音ちゃんの周りに集まって質問している。


はぁ、私も話してみたいけど無理だよね。

そう思いながら1時間目が移動なので移動する

4:ゆり◆JM:2019/11/01(金) 23:44

‥‥

‥‥‥

1時間目が終わった後私はトイレに行く。

トイレに入ると1人で髪を直している莉音ちゃんが居た。

え、どうしよう。

1人、1人の時なら話しかけても平気だよね。。

話しかけてみよう。

「り、りおんちゃん‥‥」

私は声が小さかったのか莉音ちゃんは気づかない。

無視、じゃないよね。

もう一回呼んだみよう。

「り、莉音ちゃん!!!」

「うわっ、びっくりしたぁ、誰?どうしたの?」

莉音ちゃんはこっちを向くと笑顔でそう聞く。

「え、えっと、同じクラスの、松本雪奈です!!!は、はなしてみたいなあって思って‥‥」

「なーんだそんなことかあ!全然私も話したいし仲良くなりたいからよかったぁ!ていうか雪奈って名前かわいいー!これから雪奈って呼んでもいい?」

「も、もちろん、いいよ‥」

「やった!!じゃあ私のこと莉音って呼んでよ!!!!!」

「あ、う、うん、わかった‥あの、一つ聞きたいんだけど‥」

「んー?」

「莉音‥と、一緒に遊んだりしたいんだけど、空いてる日とかある、かな?」

「あ〜〜結構撮影とかあるからいつになるかわかんないけど遊べる日こっちから誘うよ!」

「ほ、ほんとう?ありがとう」

「うん!ていうかクラス一緒に行こ!」

「え、?いい、の?」

「当たり前じゃん!ほら早く!」

そう言って手を引っ張る。

そんなこんなで莉音ちゃんと一緒に教室へ入る。

5:ゆり◆JM:2019/11/01(金) 23:52

教室に入るとクラスの派手女子達が

「あっ!莉音ちya‥‥‥」

呼びかけた後隣を見るとみんなが

「え、?松本さん、?なんで莉音ちゃんと一緒にいるの、?」

「これは莉音が誘ったんだよ!莉音、雪奈ちゃんとも仲良くしたかったから!」

「へ、へぇ、そうなんだ」

みんなからの視線が痛い。

自分でも場違いだってわかってるもん。。

「あ!!そうだ!雪奈ちゃんさっき遊びたいって言ってたよね!?」

ちょ、声でかい。

「う、うん」

「じゃあ日曜撮影なんだけど一緒に撮影現場来ない!?」

「えっ!?」

私はつい声を上げてしまった。

そして他の女子達も

「え、じゃあ私も行きたい!」

「私も!!!」

「ごめんねぇ、そんな大勢いると大変だから恵里奈ちゃん達は今度ね」

莉音がそういうと恵里奈たちは私を睨むように見る。

明らかに「なんでこいつが?」という目で。

私は思わず俯いてしまう。


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