こんにちは、みぃです!いじめ〜学校という空間〜が終わったので、新しく作りました。
ちなみに今までで完成した小説は、、
・オタク女が恋をするまで
・いじめ〜学校という空間〜
です。ぜひ見てみてください。
今回もいじめがメインです!恋愛も混ざっています。
>>2 登場人物紹介
>>3 本編
登場人物紹介
・瀬川千春(せがわほのか)
主人公。地味なメガネっ子で、内気な性格。勉強が得意。
・高瀬穂乃果(たかせほのか)
美人で文武両道。穂乃果の親友。正義感が強くて気さくなので、男女共に人気者。
・坂口玲弥(さかぐちれいや)
可愛い系男子。愛嬌のある性格で、年齢問わずモテる学校の王子様。
訂正
せがわほのか→せがわちはる
訂正
せがわほのか→せがわちはる
間違えて2回送ってしまいました(^_^;)
6:みぃ◆VZbV1gU:2020/03/25(水) 07:57 今日は、中学校の入学式だ。中学校では、たくさん友達作らないとね、、小学校ではあまり友達いなかったんだから。
私、瀬川千春。中学一年生。新しい環境でキャラを変える為に、同じ小学校の人がいない中学校に入学した。
校舎に行くと、、よかった。知ってる人はいないみたい。
「ねぇ、君なんていうの?」
話しかけてきたのは、物凄い美人でスタイル抜群の子だった。
「せ、瀬川千春です!」
ああ、やっぱり初対面の人と話すと緊張しちゃうなぁ。
「そっか。私は高瀬穂乃果。よろしくね」
高瀬さんは、初対面の私にも気さくに話しかけてくれた。、、この子なんか仲良くなれそう。中学楽しめそうだな。
そうして高瀬さんは、近くの可愛らしい雰囲気の男子に話しかけた。あ、あの子の笑顔可愛いな。高瀬さんのように気さくな雰囲気がして、話しやすような感じだった。
あのことも仲良くなってみたいな、と思いながら体育館に向かった。
こんにちは!前のいじめのお話も読ませていただいた。ルルルです!今回も期待して更新待ってます!頑張ってください!
8:みぃ◆VZbV1gU:2020/03/26(木) 08:37 >>7
ありがとうございます。頑張りますね😊
入学式も無事終了し、私は教室に向かった。私のクラスは一年二組だ。
教室を見回すと、、あ、高瀬さんとあの男の子と同じクラスだ。高瀬さんがいたらなんとかクラスに馴染めそうだな。と、思っていた。
高瀬さん以外にも、友達作らないとね。その為に同じ小学校の人がいない中学校に入ったのだから。
「千春ー、席前後だね!」
後ろから誰かに呼びかけられた。誰だろう?
、、あ、高瀬さんと席前後なんだ。なんか安心した。これからの中学校生活に対して期待の胸が膨らんだ。
「あ、高瀬さん。よろしくね」
「もう友達なんだから、穂乃果って呼んでよ。ねぇ、今日一緒に帰れる?」
どうして穂乃果はこんなに気さくに話しかけることができるんだろう。なんか尊敬しちゃうなぁ。私も穂乃果の気さくさを見習わないと。
「うん、帰れるよ。穂乃果」
「やったあ!じゃあ決まりね!」
こうして話しているうちに先生が入ってきて、先生の自己紹介が始まった。
担任の先生の教科は保健体育であり、副担任の先生は英語科だった。中学は教科制だって聞いていたけど、、まだ慣れないな、と思った。
先生の自己紹介や、明日の持ち物などの説明を受けて下校となった。
「さあ千春、帰ろう!」
「うん」
私達は桜並木を通って帰った。
「あのさ、千春って同じ小学校の人っている?」
「ううん、いないんだ」
「そっかあ。私も実は一人なんだよね。だから初日からこんなに気の合う友達ができて嬉しいよ。小学校の友達がいない同士、仲良くしようね!」
穂乃果も一人なんだ、、だから皆に話しかけていたのかなぁ。なんか、親近感がわくなぁ。
「うん、よろしくね」
「よかったぁ。私本当に不安だった。でもよかったよ!」
こんなに綺麗な子が、こんなに性格もいいなんて、、私には勿体なさすぎるんじゃないかと思う。でも仲良くなりたいなぁ。
そのあとも私達は小学校のことなどを話していた。穂乃果と話していた時間はあっという間で、すぐに別れることになった。
この学校に来て本当に良かった。
https://i.imgur.com/t030SPU.png
↑千春です
https://i.imgur.com/4LQaWV4.png
↑穂乃果です
https://i.imgur.com/7ILrrDG.png
↑怜弥です
訂正
怜弥→玲弥
次の日。私は穂乃果に話しかけようとしたが、穂乃果は美人な為か、すぐ男子が寄ってきて話しかけられなかった。うわぁ、やっぱり男子ってまだ怖いな、、こんなんであの男の子と仲良くなれるかな?
私は他の子に話しかけようとしたが、、皆他の人と話していた。私だけ違う小学校だからかなぁ、、他の皆は同じ小学校の人達同士でグループができちゃっていた。穂乃果も一人、、だったようだが、美人なので男子も女子も穂乃果を囲って、もう一人じゃないようだ。
はぁ、同じ小学校の人達がいる中学に行ったほうがよかったかな、と思った。
やっと穂乃果が一人になった、、と思ったら今度はあの男の子と一緒にいる。いいなぁ、私も混ざりたいな、と思った。でも私の入る余地がないよ。
こうして私はただ一人で本を読んでいる休み時間をおくった。
ようやく給食の時間になった。あいにく、穂乃果とは違う班だ。なので私は班の中で浮いているような感じだった。
「なぁ、あいつ可愛くね?」
同じ班の男子が行った。その男子が指差したのは、、あ、私が気になっていた男の子だ。
「あいつ名前なんていうんだっけ?」
「玲弥って言うんだって」
あの男の子、、坂口玲弥君は、初日から顔が可愛いと男子も女子も話していた。給食中の玲弥君を観察していると、もう既に班の皆と仲良くなれていて、班のアイドル的な感じだった。班は違うけれど、、でもこっちからもそんなオーラが伝わる。
その日は皆、穂乃果と玲弥君の話題でもちきりになっていた。
「穂乃果、一緒にか、、」
私の声は、穂乃果を囲っている人達にかき消された。ああ、穂乃果はもう一人じゃないんだね。あの時仲良くなろうと誓ったのは何だったんだろう。
私は一人部屋で雑誌を開いた。この雑誌に確か、新学期に友達を作る方法が書いてあったんだよね。、、あ、あった。中々友達ができない時は、一つのグループで固まるんじゃなくて、色々な人と仲良くするのがコツ、かぁ。
でも私、友達作るの苦手なんだよね。、、よく考えて見れば、元々友達を作るのが苦手な私が知ってる人のいない小学校に行ったら、尚更友達作るのが大変だよね、、あの時の私は何を考えてたんだろう。
もう、期待はやめようかな。たった3年間の我慢なんだし。元々私は一人が好きなんだ。だから中学校は無理に友達を作るのはやめて我慢しよう。
シーン(場面)が急に飛びすぎて、小説というより、その日にあったできごとの
日記を読んでいるかのような印象を受けてしまいます。もう少し工夫した方がいいかな。
>>17
わかりました。参考にしてみます!
次の日。私は嫌な気分で学校へ向かった。性格を変える為に友達のいない学校に入学したのに、、全部予定が狂うなんて。
今日から仮入部の期間に入る。私が入りたいのは美術部だ。
「千春、何部に入りたい?」
穂乃果が話しかけてきた。入学式の時は穂乃果はたくさんの人に囲まれていたが、囲っている人の数は徐々に減っていった。
「私は美術部かな。穂乃果は?」
「私は吹奏楽部だよ!玲弥と同じなんだ〜」
え?
なんでそこで玲弥君の名前が出てくるの?穂乃果ってもしかして玲弥君のことが好きなの?
何故かモヤモヤしてきた。
「あ、勘違いしないでね。一番話す男子ってだけだから。別に好きとかじゃないよ」
「ああ、そう」
「紛らわしかったね」
玲弥君のこと好きってわけじゃないのに、、何故かさっきの台詞を聞いたら安心してしまった。
穂乃果と話し終わったら、私はまた一人になった。
、、はあ、また一人か。友達を作るのは諦めかけているけど、やっぱり一人は寂しいな。
本を取り出そうとすると、、誰かが覗き込んできた。穂乃果ではない。誰だ?と思いながら顔を上げると、、
「何読んでるのー?」
そう聞いて来たのは玲弥君だった。うわぁ、初対面でこんな風に話しかけてくるって、、もしかして玲弥君ってお調子者?
「これはあの、ボーカロイドの曲を元にして書かれた本で、、」
「へー、ボカロ好きなの?」
「うん、まぁ」
こうやって初対面でグイグイと来て、、話しかけやすそうだけど少し苦手かも、と思った。
「俺もゲーセンの音ゲーでボカロ曲プレイしたりするわー」
少し怖い。そう思ってきた。
「おー、こののり結構いい匂いするじゃん」
ボーカロイドの話にかるかと思いきや、、いきなり玲弥君は話を変えた。
やっぱり期待外れだ。仲良くなりたいと思っていた私は何だったのだろう。勝手に人の筆箱見ないでよ、、
玲弥君が匂いを嗅いでると、後ろから玲弥君をポン、と叩く女子が来た。穂乃果だ。
「玲弥、また人の筆箱を勝手に見てるの?」
「別にいいじゃないか。いい匂いがしたんだからー」
「もうー、千春に変わって怒るよ?」
あ、そういえば穂乃果も玲弥君と似たような性格なのかな?誰にでも話しかけられる所とか、少しうるさくなる所とか、、一回しか話してないのに苦手と決めつけるのはやめようかな。
、、それから玲弥君と仲良くなるのに時間はかからなかった。水を飲んだりしに行く度に玲弥君に脅かされたり、休み時間の度に何かしら物を盗られて追いかけっこしたり、、たまにうざったい所があるけど、玲弥君とのやりとりは楽しい
ふと横を見ると、いつも穂乃果と一緒にいる本山有紗と、北条早苗がこっちを睨んでいた。
、、気のせい?考えすぎかな?と思って二人の横を通ると
「穂乃果と玲弥と仲いいからって調子乗るなよバーカ」
と言われた。やっぱり気のせいじゃなかったんだ。、、えっと、これはどういうことなんだろう?
私はモヤモヤした気持ちで通り過ぎた。
次の日学校へ行くと、、私の机に何かが入っていた。
そこには「地味子」や「ブス」など、私の悪口が書かれた紙があった。
誰がやったの!?もしかしてあの二人、、?
「何それ、酷い!」
穂乃果が気づいたようだった。穂乃果は私の机に駆けつけてきた。
「誰がやったんだろうね、こんな酷いこと」
そう言って穂乃果は紙の処理を手伝ってくれた。
「ほら、これで綺麗になったよ」
「ありがとう、穂乃果」
穂乃果が優しい子でよかった。穂乃果がいなかったら、、不安を一人で抱えてたかも知れない。
「いやいや。また何かされたら言ってよ。私達親友なんだから!」
親友、、!やっぱり穂乃果も親友だと思ってくれていたんだね。親友だと思っていいんだ。人生で初めての親友だ。
私は親友という響きがとても新鮮な感じがした。
そんなとき、本山さんと北条さんが私の机を蹴ってきた。
二人は私の机に、昨日渡された理科のプリントをドサッと置いた。
「理科の授業が始まるまでにやっといて」
「え、でも、、あと5分で理科の授業始まるよ?」
「は?だからやれって言ってるんだよ。あんたみたいなブスな地味子は、こういう時ぐらい役に立たないと」
意味が分からなかった。突然宿題を置かれて脅されて。
、、もしかして、さっきの紙もこの二人がやったの?
「いい事教えてあげる。さっき机の中にあった紙を入れたの、私だよ。あんたみたいなぼっちの地味子にわざわざ庇ってあげているんだから感謝してよね」
やっぱりあの人たちだったんだ。そう言ってあの二人は行ってしまった。
早く終わらせないと。でも、本当に終われるかな?さっきあの二人と話していたから、3分ぐらいしか残っていない。
とりあえず、私の答えをできるところまで写そう。
写している途中で、チャイムがなってしまった。
、、やっぱり終わらなかった。また何か言われないかな?不安だった。
私は二人分のノートを穂乃果に渡し、二人に渡すように頼んだ。
ふと、本山さんの方を向いたら、ずっとこちらを向いて睨んできた。どうりで嫌な予感がしたわけだ。
とても怖かった。本山さんの表情も怖かったが、この後何かしてくるのではないかと思うとそちらの方が怖かった。
北条さんの方を見ると、、やっぱり九条さんも私を睨んでいた。
「千春、どうしたの?涙目になっているよ」
穂乃果が小声で話しかけてきた。穂乃果には分かるんだね。私の表情を分かってくれるのは穂乃果だけだよ。昔から常に真顔に見えていたようで、笑っていても怒っているように見えていたようで。だから不安な表情を読み取ってくれたのは穂乃果が始めてだ。
「もしかして、また有紗達に何かされたの?」
「そっかぁ。辛いときはいつでも言ってよ。いつでも相談に乗るからさ」
ああ、そうだ。私には穂乃果がいるんだ。嫌がらせを受けても、穂乃果がいるから大丈夫なんだ。
私は強く実感した。
授業が終わり、思った通り本山さんたちが来た。
「瀬川さん、図書室行こう。さっき宿題やってくれたお礼!」
あれ、悪い人ではなかったのかな?二人は笑顔で話しかけてくれた。信じてもいいのかなと思った。
「うん、いいよ」
私は特に何も考えずに了承した。しかし、行き先は図書室ではなく今はもう使われていない一年4組の教室だった。二人は4組の教室につくなり、私を付き倒した。
「なんで宿題を終わらせられなかったの?あんたのせいでうちらの成績下がったんだけど」
「ご、ごめんなさい、、」
怖くて反発ができない。本当は反発したい。
「あんなみたいなブスな地味子が、こんなにのろまだったとはね」
「何?あんた穂乃果と仲いいからって調子乗ってんの?今度また調子乗ったら許さないからね」
私は、調子に乗ってなんかいない。ただ、穂乃果といるのが楽しいから。ただそれだけなのに。地味な私は美人の穂乃果と一緒にいたら駄目なの?