いじめ小説を書いていきたいと思います!
感想どしどしお待ちしています!
ー僕は今、いじめられている。クラスの女子から。
………誤解を受ける前に、自分から言っておくけど僕は女だ。
サバサバしてるし、荒っぽくて、女らしくはないけど。
僕がいじめられているのには、理由がある。
まず、外人みたいに高いこの身長と、青みがかった黒髪
という僕の、ちょっとだけ浮いた容姿。
その次に、僕は男子と仲が良い。それを良く思わない女子から
反感を買ったのだ。そして…一番の理由。
それは、将来の夢を聞かれて、僕は「モデルになりたい」と
答えてしまったのだ。すると僕はその日から、いじめの
標的となり、いじめを受けるようになった。
ー僕は、そんなことを考えながら重い足取りで
教室に入る。女子達の、射るような眼差しが目につき
思わず溜め息をついてしまう。
今日の机はどうなっているだろう?昨日は、僕の机は
ゴミ箱と化していた。その前の日は落書きをされていた。
今日は?僕は自分の席に近付く。すると。
「ウザイ」「ぶす」「消えろ」等の暴言が、机にでかでかと
書かれ、椅子には画ビョウが乱雑に散らばっていた。
はぁ。またも溜め息をつく。
ーこんな日々が、いつまで続くのだろう。
椅子にボンドでもいいかも…✨
これから見る(`・∀・´)
あっ宣伝から来ました!
なるほどね‼️ありがとー😆💕✨
嬉しいこと言ってくれるじゃん😄
椅子の画ビョウと机に書かれた落書きを前に、僕が
立ち尽くしていると、女子達のクスクス笑いが聞こえてくる。
僕は感情を表に出すことをせず、ツカツカと早歩きで
教卓に近付く。そして、教卓に置かれたアルコールスプレーを
むんずと掴むと。自分の席へと戻る。
ーその途中のことだった。
ガッ。
僕と席が近い女子によって、僕は転んだ。
掴んでいたアルコールスプレーが手から落ちる。
彼女の上履きにつまづいたのだ。
恐らく、いや絶対、わざとだ。そんなことを考えていると。
「ダッサww」
「てか、パンツ見えてんだけど‼️ウケル〜ww」
女子達がそんな言葉を浴びせかけ、無遠慮に笑う。
僕はあえて慌てることなく、サッと立ち上がり、転がって
いったアルコールスプレーを掴み、スカートの皺を直すと、
無かったかのように、また自分の席へと向かう。
それでもまだなおも笑っている女子。
僕は、アルコールスプレーで机に書かれた文字を消そうと
一振りしかけた。すると。
「お前がモデルに何かなれるかよw馬鹿じゃねぇの」
そんな言葉が目についた。アルコールスプレーを持つ手が
震えそうになる。ー駄目。気にするな。僕はシュッと
アルコールスプレーを一振りした。そして、ポケットに
入っていたティッシュを取り出して、机を拭いた。
みるみる内に机上の文字が消えていく。
机の落書きを消し終えると、次は画ビョウだ。
教室の隅にある棚の上の画ビョウケースを持ち出し、
椅子に乱雑に散らばっている画ビョウを拾い、一つ残らず
ケースの中に入れる。
僕は、はぁと小さな溜め息をついた。
席に座ると、またも女子が遠慮の無い言葉をかける。
「あーあ。せっかくあんたの席、綺麗にしてあげたのに。片付けちゃったんだー」
「あんたもしぶといよね、学校来んなよ」
「背でかwあんた、本当に女?カワイソー」
そう言うと、ゲラゲラと笑う。怒りがこみ上げる。
抑えろ、耐えるんだ。
冷たい牢獄みたいな教室を見回して、心の中で自分を
勇気づける。
ーいつまでも、このままじゃない。ずっとアイツらの
笑い者でなんて、いない。絶対、僕はスーパーモデルになる。
誰が何と言おうと、諦めたりはしない。僕を笑い者にして
玩具みたいに扱ったことを、後悔させてみせるんだ…!
アルちゃん小説書くの上手いな…!
9:アル ◆6.:2020/05/18(月) 17:15そお?めっちゃ嬉しい🎵😍🎵
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