「……私は本当にやってないの!!」
白牙の元姫
黒瀬莉菜
kurose rina
×
「お前はここから追放する、裏切り者はイラナイ」
全国1の暴走族、白牙総長
神崎怜
kanzaki rei
×
「俺らを頼れ、絶対助けてやる」
世界1の暴走族、王龍総長。
瀬戸口結城
setoguchi yuuki
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
絶望の闇から私を救ってくれたのは
貴方でした。
初めまして!りーーです‼︎
初なので暖かくお見守りくださいませ🙇♀️
コメントや感想などもよろしくお願いします!!
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「……あんたなんて産まれなければ良かったのよ!」
っは……!うっ、いやっ……やめて……!!
「あんたなんて、イラナイ!!」
いやっ……嫌だ嫌だ嫌だっ……。
「イヤアァァァァァァァァッッ!」
うぅ……、っはぁ、はぁ……。
今日も、この夢か。
そう思いながら私はカーテンを開けると、まだ外は暗くて、窓を開ければ少し冷たい風が吹いた。
髪は汗で額にベッタリとくっついていて、私の体は小さく震えていた。
もう今日は眠れそうにないな……。
そう思った私は諦めて、シャワーを浴びに浴室へ向かう。
少しぬるめの水が冷たくてとても心地良い。
まぁ昨日も入ったし軽く洗えば良いかな。
そう思い私は手早く済ませる。
……正直な所、お風呂は好きとは言えない。
理由は、私の体は汚くて、身体中に痣や傷がビッシリとあって、お風呂に入れば嫌でも思い出してしまうから。
あんな悪夢を見た後に本当は入りたくないけど。
そう思いながら軽く洗うと、お風呂から出て制服に着替え始める。
私が通う高校は××高校と言う、所謂不良高だ。
対して頭が良い訳では無い私は、制服が可愛いと言う理由だけでこの学校を選んだ。
別にどんな不良が居たとしても、大人しくしていれば良いやとか適当な事を考えながら。
さらに小さい頃から友達が出来た試しが無い。
というかそれすらも面倒だったんだけど。
私は髪を乾かしながらぼーっと考え始める。
……あーあ、何で私は暴走族なんて入っちゃったんだろうなぁ。
あんなに人と絡むのは怖いって知って居た筈なのに。
人は絶対に裏切るもの。
小さい時からこれだけは心に刻んでたのに。
何であいつらを信じたらなんかしたのかな。
結局捨てられて、馬鹿を見たのは私じゃない。
あー、本当に学校行きたくないな。
私は黒瀬莉奈。
私はまだ1年で高校に入ったばかりなのに、もう卒業したい程学校が嫌だ。
まず授業何て授業になって居ないし、もう少し良いところに入っておけば良かったと今は後悔しかして居ない。
それに私はあの日まで、白牙という暴走族で姫をやって居た。
初めての優しさに触れた私はあっという間に騙されて。
今冷静になって考えると本当に馬鹿だなぁと思う。
もうため息しか出ない。
そんな事を考えながら少し茶色がかった髪をストレートアイロンで整える。
元から色素の薄い私は瞳も茶色くて、中学の時はよく怒られたっけ。
はぁ、とりあえず本当に学校に行きたくない。
そう思いながらもゆっくりと準備を始める。
学校行かなかったら逃げたとか思われるんだろうな。
そんなの周りから見たらどうでも良い事なのに、私の変に負けず嫌いな性格のおかげで毎日学校には行っているけれど。
本当は凄く辛い。
あんな奴らを信じてた自分が気持ち悪いし、それにあいつらに何をされるか正直分からない。
ふと時計を見ると時計の針は8時15分を指していた。
やばい、遅刻するっ。
私は急いで準備をして、玄関を出た。
これ、携帯小説サイトの野いちごの作品の書き写しですよね?
名前と文章は若干変えてあるけど、、、
盗作はやめた方がいいですよ…
https://www.no-ichigo.jp/read/book/book_id/1201202
草
9:匿名:2022/06/13(月) 00:15森
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