このスレのルール
荒らさないこと
関係ないことをここで話すな
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カービィとメタナイトがアレコレする話です(途中でイチャイチャ方向行くかも。あとモブが出てきます)
あと擬人化なのでキャラの姿は好きに妄想してくれて構わないです。
ではすたーと。
【カービィ視点】
今日もプププランドは平和だ。
僕はいつも昼寝する時に来る丘の上からプププランドを見下ろした。
みんな、幸せそうだなぁ 楽しそう
僕はそう思いながら街の風景を見ていると、とあるカップルの声が聞こえてきた。
えぇっ、ここでやるのォ?
いいじゃん、○○チャンこうゆーの好きだろ♡
うげっ 最悪〜!と思っていたら女性の喘ぎ声が聞こえてきて、ここでするの?家でやれよ!
と、僕は心の中で愚痴を並べた。
....僕は気づいていた。
ここでアレコレやるカップルにイラついてるんじゃなくて
僕が僕にイラついてるってことを。
本当はああゆう風に堂々とメタナイトとイチャイチャしたい。
....なのに、なのに。
僕は言えない。たった2文字の「好き」って言葉が、メタナイトに対してだけ言えない
言おうと思ってメタナイトと話す時もつくった。けど..
言おうと思った瞬間に「今の関係性が崩れて、もう会えなくなるんじゃないか」
とか、
「仮に付き合えたとしても、メタナイトが僕に飽きて捨てちゃったりするんじゃ?」
って思ってしまって、結局別の話に入れ替わったりした。
なんで僕ってこんなに勇気が出ないんだろう
「こんな自分が嫌だ 嫌だ 嫌だ.... しにたい 死にたい シニタイ」
...ついこんなこと思ってしまう。
ていうか最近、メタナイトと会わなくなっちゃったなぁ
..もう、諦めようかな
僕は丘の上から離れながらいっぱいメタナイトへの気持ちとか、僕に対する意見を心の中で言い続けた。
ずっと考えてるうちに、何故か知らない森へと来ていた
?なんでこんなとこ来ちゃったんだろ...?って自分で思っても、全然心当たりがなかった。
そんなに夢中で考えてたのかなと考えながらも当たりを見渡すが、
もちろんこんな森に人がいるわけもなく、ただ単に不穏な空気・静けさが僕を襲った。
僕は怖くなって、急いで来た道を辿るように帰ろうとした。
その時だった。
オイ!...誰だ?お前
不気味な森に僕に話しかける声が響く。
....見ねぇ奴だなァ、丁度いい ちょっと来い
えっ..?!ちょっと、ヤダっ...
僕は僕の腕を掴む男性の腕を必死に離そうとした。が、
大人しくしろ!!!
男性のドスの入った太い声が、僕の耳から全身へと響き渡った。
それと同時に、僕の体は動かなくなった
僕はその男性にホテル?みたいなとこに連れてかれた。
僕は思わず疑問を口にしてしまった。
あの..ここって、もしかして...
男性が答えた。
あ?黙ってろ テメェは抱かれてればいいんだよ
やっぱりだ ここ、そうゆうとこだ
男性は僕を...抱く、ために来たんだ
僕は男性が受付をしようと僕の腕を離した瞬間、ホテルを飛び出した
ッ..‼オイ!待てェ!
すぐ男性が僕が逃げ出したことに気づき、追ってきた。
怖い 怖い 怖い 怖い 怖い ヤダヤダヤダ!!!!!
僕は心の中でこの2つの言葉をずっと思いながら、走って、走って、走った。
木がいっぱい茂っているところにきて、僕は気の根っこに引っかからないよう、気を引き締めて走った。
でも、僕は引っかかってしまった。
やばい!追いつかれる...!と思って足を上げようとしたが、ズキンと足が痛んだ
どうやら足が挫いたらしい
僕は必死にこの場から逃げる方法を考えた。
必死に、必死に。
そしたら何故か メタナイトが頭に浮かんだ
あっ、メタナイトが笑ってる..! あー...好き 好きだよ メタナイト
かっこよくて 時にはちょっと、可愛くて なんか、好き 好きなんだ 大好きなんだ
こんなこと考えてたら、涙が出てきた
なんで? こんな時に泣きたくないよ やだよ 涙 止まれよ!
そう思っていると同時に、男性がすぐそこまで来た。
ハハッ、テメェ 随分と酷く扱われたいようだなぁ?!!
その言葉で涙の勢いが止まらなくなった。
助けて、メタナイト
たすけて
そう願った。祈った。思った。
そしたら、一瞬飛行機が飛んだような音がして 気づいたら 目の前の男性が倒れていた。
ひっ?!ど、どうして?!僕はびっくりして、辺りを見渡した。
でも、辺りには誰もいなかった。
ただポツンと、僕だけが森に取り残された。
ここで一つ設定追加します。
メタナイトとカービィは昔よく遊んでいて仲良しだったが、プププランドの王様(デデデじゃなくて別のやつ)にメタナイトは強いという理由で王様に気に入られてしまい、騎士団の団長にされて身分の差がついたという設定です。ということで本編すたーと。
【メタナイト視点】
俺はカービィが嫌いだ。
..というか、つい昨日、嫌いにならないといけなくなった。
ホントは嫌いなんかじゃない。だが、嫌いにならないとダメなんだ。
俺はカービィを好きになってはダメだ。....そうゆう世界、関係だから。
そもそも俺はこの国の騎士団長、まずカービィとの身分の差が違いすぎる
俺にカービィと接させてくれと王様にも頼んでみたが、まぁ予想通り無理だった。
「そんな甘い考えは今、この場で捨てろ!お前はこの国を守るための団長なのだ!一般人との接触など断じて許せん。そのようなところを誰かが見たとしよう、即処刑だ!」
うるせーなこのジジイ、別に愛人ぐらいいいだろうが とか思ったけど...
確かに、俺はこの国を守るための騎士団長だ。なのにカービィと同居して敵が俺の家に爆弾持ち込んでみろ、一発で即死だ。
だから俺はカービィを守るためにも、嫌いにならないといけないんだ。
...といっても、なかなかカービィが頭の中から離れない。
他の騎士との練習中でも「カービィ怪我してないかな、病気になってないかな」とか
久しぶりにオナろうかって思って男女のAV見てたら全然勃たなかったし、てか女優のことカービィに見えてたし
なんなんだコレ ちょっとおかしいよな?
...そんだけ好きなんだよな、カービィのことが。
できることなら告白したい。愛したい。でも、今は無理なんだ ダメなんだ
..なんか小さい頃のこと、思い出してしまった。
小さい頃はいつもカービィと、プププランドが見える丘の上で遊んでいた。
鬼ごっこしたり、かくれんぼしたり...
楽しかったなぁ でも、遊んでた時一度だけカービィが泣いた時があったような...
あ、そうだ 鬼ごっこで遊んでたら石のとこで丁度こけて、頭に怪我したんだ...
あの時は流石に焦ったな、もう血がめっちゃドバドバ出てたもん
カービィも泣き喚いてて...地獄みたいな時間だったなぁ
でもあれ以来カービィが泣いたのを見たことがなかった。
そんだけ俺はカービィと一緒にいた時間が少ないのかぁ
...もうちょっとカービィと一緒にいられたらいろんな表情も見れたってことか...
ああ、なんで王様のとこなんか行ったんだろうなー、昔の俺。
あのサラサラの髪 すべすべした肌にもう一度だけ触れたい。 もう一度だけ...ほんのちょっとでいいから。
カービィ、君に触れたい。
そう思ってたら次第に涙が溢れてきた。...なんでだろう、泣いたの久しぶりかも。
何故だか分からなかったが、カービィを思って泣けたのが 俺にとっては嬉しいと感じてしまった。
...やっぱり俺っておかしいのか?!
そんなこと思いながら、俺は昼間のパトロールに出た。(俺は空を飛んでパトロールする。)
空から見るプププランドはとても綺麗で、カービィにも見せてやりたくなるような景色だ。
そこでふと目に触れたのが、カービィとよく一緒に遊んだ丘だった。
よく見たら....カービィが丘を下っていた?!
え?!って思ったが、間違いなくそれはカービィだった。
ちょっと低い背丈に、サラサラとした髪、白い肌...
そうだ。カービィだった。
俺はすぐカービィに話しかけようとした。すると、俺の頭にこの言葉が過った。 「僕のことは気にしなくていいから」
これは...俺が王様に連れていかれる時にカービィ言われた...言葉?
その言葉を思い出した瞬間、俺の体はピタリと止まった。動きたかったのに。話したかったのに。
なんで?
.....簡単なことだ。だってカービィは俺のことなんかいらないんだから。
じゃなきゃ「気にしなくていいから」なんか言わない。もっと引き止める言い方をするはずだ
俺はこのことを察して、.....静かに、カービィの頭上を通り過ぎた。
パトロールが終わり、帰っている頃だった。
男性の大声が聞こえ、俺はすぐその方向へと向かった。
「揉め事か?」とは思ったが、流石にこんな森の中で揉め事はしないだろ。と、幻聴だと思い通り過ぎようとした。その時だった。
「助けて、メタナイト たすけて」
あまりにも怯えすぎて、一部分の声が掠れているカービィの、助けを求める声が俺の耳に入ってきた。
外からじゃなかった。まるで、俺だけに聞こえるかのように、俺の頭の中に声が響いた。
俺はすぐ男性の声がした方向へと向かった。そしたら
男性に襲われているカービィがいた。
一瞬だった。
俺は心の中が怒り溢れて、男性を素手で気絶させてしまった。
背後にカービィがいたが、俺は見れなかった。
今の心の痛みと、今すぐ男性の声がした元に行かなかった俺をブッ殺したいという気持ちが爆発していて。
俺は決めた。...二度とカービィに近づかないと。
6コメ これ誤字った「カービィに言われた...言葉?」だったわ すまんすまん
8:( ̄▽ ̄):2022/06/05(日) 01:296 これ誤字った「カービィに言われた...言葉?」だったわ
9:汐屋 凪:2022/06/14(火) 19:56 普通に面白いです…←腐ってます
よし…ここに来る理由ができた…(๑•̀ㅂ•́)و✧
》9
久しぶりに来たら感想あってびっくりしました!ありがとうございます!
《9
ありがとうございますっ!
本編すたーと。
【カービィ視点】
いたぁっ..やっぱり挫いてるから歩きにくい..
僕はそう思いながら、自分の家へと歩いていた。
ていうかあの男の人..ほっといて良かったかな?ちょっと怖いからほっとこ..
ていうか、なんだったんだろう あの一瞬...飛んできた、人?
助けてくれたのかなぁ..だったらお礼したい、な。
でもアレがもし..メタナイトだったら。 なんで止まってくれなかったんだろう。
なんで、話してくれなかったんだろう。 ..やっぱり僕メタナイトに嫌われてるのかなぁ
はは..考えるだけ無駄。だって..僕はもう、二度とメタナイトに会えないんだから。
涙が出てきそうだったけど、堪えた。泣きたくなかった。
家の前に着いた僕は、家の中に入り、静かに寝た。
【翌日】
ワドルディが僕の家に遊びにきて、僕は昨日の出来事を話した。
そう..大変だったね。大丈夫?あの森には、できるだけ近づかない方がいいね..
と、優しい声で僕を包んでくれた。ワドルディは僕の親友の一人。とても優しくて大好きだ。
僕はこう言った。
あの助けてくれた人って、メタナイトなのかなぁ?
って。
うーん..あっ!ありえるかも!僕が外に出ている時、メタナイトさんがパトロールに出ていたから!
と、ワドルディは答えた!
え?ホント?うそっ!
僕はブワって涙が出てきた。
あーあー..泣かないでカービィ〜
と、ワドルディが僕を励ましてくれた。 僕は、心の何処かに メタナイトに会いたいという気持ちが芽生えた。
そういえば、明日【騎士団パレード】っていう、王国が開く式があるらしいよ?カービィ、行ってみれば?
...うん!
僕はメタナイトに会いたいという気持ちで、明日のパレードに参加することを決めた。
【翌日】
王国の中心部分にはいっぱい人が集まっている。そこでパレードがあるらしい。
僕はそこに向かっていた。
行く途中で「メタナイト、元気にしてるかなぁ」とか「また一緒に遊べたらいいな」とか。
そういうこといっぱい考えた。
でも、僕は知らなかった。この後悲劇が舞い降りることを。
ようやくパレードの式場に着いた。丁度始まるようだ。
初めに王様が話されたり、みんなで歌ったりと..時は過ぎていき、いよいよパレードの時間がやってきた。
やばい、緊張するぅ..はーっ、怖い!
そう思ってたら、パレードは始まっていた。
音楽にのって、白馬に乗った騎士の人がいっぱい出てきた。何故かメタナイトが出てこない..なんで?そう思ってたら最後に出てきた。
見た瞬間、胸がドクンって鳴った。
やっぱ、好きなんだ。僕、まだメタナイトのことが好きだ。
パレードが終わった。結局話すことが出来なかった..と思っていたら!
握手会があるそうで、僕はすぐそれに参加した。
僕の番がやってきた。緊張する。死にそう..!
え?
えっ?
僕はメタナイトから「え?」と言われ、困惑した。なんかした?えっ?だったらすみません!!
もしか、して..カービィ..?
え、うん..きちゃっ、た..
..なんで?
えっ..だっ、て...
っ...!
その途端、メタナイトが逃げ出した。
ええ?!って僕は思ったから、すぐ後を追いかけた。
待って!メタナイトっ!
なんだよ!!
僕は初めて大きい声を出したメタナイトを見た途端、体が動かなくなった。
なんなんだよ、ホント?!なんで来るんだよ!こっちの気持ちも考えろよ!!
...こっちの気持ち?こっちこそなんだけど。
は?
なんで急に僕と遊ばなくなった!?会わなくなった!?酷いよ!!
それは..ッ
メタナイトなんか、っ..大嫌いだぁ!!!!
【ワドルディ視点】
僕はカービィのことが大好きだ。もちろん友人関係の..ってワケじゃ無い。
キスしたいって思える関係..(?)の大好きだ。
でも諦めなきゃ 僕はカービィの気持ちを大切にしないと
そう思ったら、心が抉られるように辛い。痛い。
何でメタナイトだけ?なんで、?なんでなんでなんでなんでなんでなんで...?
僕は誰よりもカービィ...君を愛してるっていうのに! どうしてこの気持ち、受け取ってくれないの..?