色々なジャンルの小説書きます.感想とかもあったらどーぞ。
荒らしとかは駄目だよ。小説下手でも言わないで٩( ᐛ )و
一つ目の小説。
殺し屋の日常的なものを描こうかなと。
取り敢えず設定書いてく。
名前…エイヴァ・スミス
年齢…27歳
備考…女性にして身長171センチと高め。だが体重は軽めな為かなりガリ。銃使い。(ガリだから殴るのとか力無くて無理。)服はいつも「ジャージでも良くね、別に。」って言う感覚で適当だが気分によって派手な色のパーカー着てみたりアクセサリーつけてみたり。ピアスは常に付けてる。良く周りから行儀について怒られちゃう。
容姿↓
https://i.imgur.com/eFvbyyk.png
二人目。
容姿↓
https://i.imgur.com/ENsIFHt.png
名前…ルーシー・ブラウン
年齢…25歳
備考…エイヴァよりも2歳歳下。身長は162センチと平均あたり。体型も普通であり何処にでも居そうな人。だが中身が少し、いやかなり特殊であり血を見ないと落ち着かない。また、武器を持っていないと暴れる。エイヴァの母のような存在でありゆういつエイヴァが言うことを聞く存在。
容姿↓
https://i.imgur.com/oItHEHD.png
名前…アーロン・ジョンソン
年齢…29歳
備考…身長は187センチ。ムキムキで圧倒的殴る派。武器はなんか使い慣れてない、不器用。皆んなを引っ張ってくお兄ちゃん。ルーシーと合わせて両親。大体素手だけどたまーに手が汚れたときはチェンソー。
容姿↓
https://i.imgur.com/ukgZFQJ.png
名前…アラン・イングラム
年齢…22歳
備考…身長179センチ。体重普通。全部普通。中身は末っ子。もうバブちゃん。可愛いがられてる。武器はナイフなど。スパパッッって早めに終わらして飲みに行きたいタイプ。お酒大好きで飲むと人格変わる。
世界観…舞台は裏社会。殺し屋として働く男女四人のお話。
恋愛も有れば衝突,戦闘も。
『何がなんでも任務をこなす。』
_それがアタシのモットー。家族を殺されたアタシにはもう何も無いから。それに家族は心中して娘だけ生き残ったとか言う適当でクソみたいな弁護士や警察がいる世界で生きたくない。だからアタシは奪う側になった。それに,大人は言う。良い子で賢い子で居なさい,そうしないと将来立派な人になれない,と。そんなの分からないでしょ。それに金があって幸せなんかじゃない。人それぞれの幸せの基準があるから。
「………あ''?」
いつの間にか寝ていたよう。現実世界に嫌になるくらい寝ていたから地獄に堕ちて過去を見せられているのかと思った。
周りを見るといつものようにルーシーはご飯を作っていて,アーロンは新聞を読んでいてアランはソファでうたた寝。
嗚呼、そうだ。アタシは「何も無い」じゃないんだ。今は大切な友人(仕事仲間)がいて,ありきたりな日常があって。
「エイヴァ〜?…何笑ってるの?ご飯出来たわよ?」
「………、笑ってねーよ…」
「隠し切れてねーぞw」
「んん…煩い…」
これがアタシの『幸せ』なのか。いつものように食卓へ向かうと心の中でこっそりと,皆んなにバレないよう笑った。
エイヴァ*。
「変人の癖に、」
頭が真っ白になった。え?どういうこと、理解できない_
震える声で彼に返す。返さないと好かれないから。
私は,私は変人なんかじゃないわ…それなのにどうして、
「だってお前,血見ないと落ち着かないとか言ッ、」
ザクッ、
無機質な音が教室のど真ん中で静かになった。6人目。
「優しい人だと思ったのに…残念♡」
好き''だった''人…いや,遺体にそう甘ったるく囁く。紅く染まる血にゾクゾクと体中の体温が上昇するのが分かる。皆んな私を変人呼ばわりする。失礼な。この世には私以上の変人が居るはずなのにあの無能な餓鬼共は目の前にあるものだけに興味を示す。だけど私の仲間は違う。皆んな素敵な友人であり大切なライバル。私を孤児院へ捨てた親,私を変人呼ばわりして居ないような扱いをする先生やクラスメイトとは違う。
『私の大切な居場所』
今日もそんな,私が大好きな家は賑やかだった。
ルーシー*。
『紅い瞳…生かすと神様によってこの村に災いが起きるぞォ!』
しらねぇよ。俺は神なんか見た事ねーし,今まで病気なんかなった事ねぇ。第一,瞳の色なんか災いに関係ねぇだろ。頭沸いてんのか。
吐き捨てるように心の中で呟いた。俺が紅い瞳だから村から追い出せ,ってさ。いーよいーよ。こんな村なんかこっちから願い下げだワ。俺はこの小さい村に生まれた。親は居ない。物心ついた時から馬小屋に住んでいて,弱っちい体をなんとか踏ん張らせて農家のジジイの手伝いをして暮らして居た。_が,今はそんなの関係ねェ。俺は俺だ。お前らに何が分かるんだよ。本とペンに貯金というには少ない金。これだけ有れば充分だ。宛先も分からないところへとにかく走って,走って走った。もう帰る場所なんか無い。_いや,作れば良いのか。…やってやろうじゃねェか。こんなクソッたれな世界なんか生きづれェったらありゃしねぇ。
こうしてできたのが今。今では俺含め4人居て,皆んな大切な仲間。
「おい!!おめェらこれから俺の奢りで焼肉行くぞォ!!!」
エイヴァが俺の真似をして,俺の財布片手に叫んだ。しょうがねぇな…苦笑すると立ち上がった。
「あ''!?!ガチで奢ってくれんのかよ!?やりぃ!」
「今日は作るのお休みできるわ〜!」
「っしゃぁ!アーロンサンの奢りィ!」
それぞれが嬉しそうに笑って,今日もこの家は平和だった。
『きったないわね…ほら,行ったいった!』
無駄に着飾ったドレスに髪型。いやというほどチカチカするアクセサリー。最早絵画かと言うほど厚く塗りたくられた化粧。
俺はこの生活に飽き飽きしている。正直,何故こんなところに居るんだと疑ってしまう。本当に分からない。話によれば,俺の母親が元々貴族だったが,浮気がバレて逃げたらしい。そして息子の俺を忘れて何処かへ行った。我ながら馬鹿な母親だ。だけど少し分かる。だって俺は「気持ち悪い」から。
生まれながらに前世を覚えて居た。前世は何処かの家に住む時計屋のお爺さん。その事を母親に話すと態度は豹変。元々,母親は嫌いだったしどうでもよかった。だけど母親が居ないと俺は飯を食っていくのも精一杯。母親の偉大さを知った。所詮ガキの俺はちっぽけで一人では何もできないような子供。汚い手でとめどなく出る涙を拭くと呟いた。
「こんな場所出て行ってやる。」
と。
「アラン,良くやったな。」
デッカくて,暖かくて,_そんな彼の手で撫でられる。少し難しい任務をこなしただけなのにこんなにも誉められるのかよ…そう心の中で苦笑すると心とは反面,涙が溢れかえる。
「うおッ、お前泣くほど嬉しかったのかよォ〜!?」
「あー!アーロンがアランを泣かした〜!!」
「あら〜喧嘩はダメよ〜」
そうだ,俺は『自分』らしく居れる場所が欲しかったんだ。そして俺は幼な子のように泣いた。かつての居場所がなかったあの頃のように。