うたうことが
生きるすべ
会いたい
朝から交わす
“おはよう”
ただそれだけで嬉しくて
ただそれだけが楽しみなの
ねぇ今何してる?
ちゃんと笑ってる?
聞きたいこといっぱいあるのに
MAILも
電話も
会うことさえも
できないなんてね…
“もう好きじゃない”
“もう諦めた”
口にしてみるけど
何度も決意して
何度も
それは無理なんだと
思い知らされたよ
昔キミと見た星空
あまりにも綺麗で 息を飲んだ
冷たい風に吹かれて
キミの隣を歩いて
他の誰かから見ると
ごく普通の風景だろうけど
僕にとっては
何よりも幸せで
何よりも暖かい瞬間だった
居場所を探した。
キミを見つけた。
何よりも暖かくて
何よりも愛ぉしかった。
いつからか当たり前になった。
隣で笑ってること。
ずっと傍に居ること。
だから見えなくなった。
一番大切なものは
一番近くにあったのに
僕はまた
居場所をなくした。
手放したのは
僕の方。
なのに
未だに僕は
キミへの想いを うたってる…
“出会わなければよかった”
なんて
それはただの言い訳。
結局向き合えなかった。
キミの優しさに甘えてた。
わがまま全部聞いてくれたのに
キミのお願い聞いてあげられなかった。
“あと少し傍に居させて”って…
涙が溢れた。
だけど
離れることが
わかっているのに
傍に居るなんて
辛すぎる
だから自分から離れた。
結局後悔ばっか残った。
今さら何想ったって
届くはずもないのにね…
キミが居なくなって
何か物足んなくて
代わりを求めて
でもなんか違って
想いは消えなくて
むしろ溢れだして
止めらんないから
今もこうして
似たようなうたを うたう。
変わらない想い
“今でもキミが好きです”
お願い
もう一度
微笑んで
ひとこと
“だいすき”
って
言って?
君と並んで歩くあの仔
今さら嫉妬してる自分
どうしても好きになれない
前を向いて
歩くと決めたのに
またあの頃を
思い出してる…
哀しさ
泣かないで
思い出はそばにいるから
雨上がりに架かる虹
見つけたときの嬉しさ
一番に君に
見せたくなった
いつになったら
ひとりの人を
長く
愛せるのだろう