伝えられない思いを、言葉にして届ける。
友達、ほしいな。
理想の世界とは少し違う
皆で手を繋いで、仲良くできたら
浅はかな願いと思いも
当たって砕けて、戻れない
太陽みたいに、自分で光を出せたら
無力は何も出来ないから
歪む視界に心を委ねて
清水は溢れ出す
愛おしくて切ない、そんな悲願
もう、無駄だった
貴方を友と呼びたい
灯火を頼りに
笑い合える、そんな日がくると願って
誰も彼も、皆、他人同士
板についたただの偏見が
僕らの鼓動を嫌っている
もうちょっとだけ、手を伸ばせば
届きそうな暁も、闇にさいなまれて
幾度も幾度も、繰り返して
壊れる時間
泣いたって、叫んだって
どうにもならない
友は出来るかな
愛を守りたい
大切を守りたい
宝石の如く煌めく君を
追い掛ける程の勇気が
僕にはなかった
阻まれて、拒まれて
ボロボロの心臓は
安堵の猶予すら与えない
それでも、愛したい
君を見ていたい
嫌われても、拒絶されても
君が上手くいく様に
願いたい。
本当の音を響かせる
ずっと助けてほしかった
脱出不可能の牢獄に
囚われた、罪人の僕を
比例する心体に戸惑い
嘆いても、辿り着く場所は
いつだって後悔と絶望なんだ
激しい荒波は、止まることを覚えず
誰か僕を一番にして
誰か僕と共にいて
誰か僕を認めてほしいなんて
思うのは、身勝手な他力本願
足掻くだけ、それが運命。
【聖人から(ポエムじゃないよ)】
お友達に、なって下さい。
0からでも1からでも良いんです。
僕を、離さないで下さい。
仲睦まじく、過ごしましょう。
お友達に、なって下さい。
すれ違いの僕らに
神は制裁を下す
間違っているのは僕で
もうそろそろ、諦念を抱いた
かつての世界は戻せない
僕が私だったら
貴方の心に僕はいないから
この禁忌をどう暴こうか
どれだけ抗がっても
何も変わるわけないだろ
未完成な僕には
何かを崩すことしか
出来ない
そんな、価値しかない。
もう諦めるしかないね
溢れた冷笑は冷たく
儚い願望は崩れて
何もかも壊してしまいたい
嗚呼、嗚呼、嗚呼、嗚呼、
こんなに願って願い続けて
頑なに執拗に
懸念し続けて
それでも無理と言うのなら
もう、何も見えずに
泡になる、人形姫
僕と似ている君に重ねた
貴方と仲良くしたのは僕で
だけど貴方は他の人と仲良くなった
忘れられて、結ばれない絆
いずれ消える運命ならば
海の泡となって消えてしまいなさい
何を代償に手に入れたの?
自分を捨てて、意味はなかった
これならもう、バラそうかと思ったけれど
マジックの途中で、タネなんて誰が明かすの?
虚しいよ、助けて