僕という存在証明。

僕は僕である個性を。

神話がもし偽りならば。神話を語った人間は神ということになる。命を産み出して寵愛を授ける。僕らは、神同然のことをしている。

才能には囚われない。才能という名の逃げ道に逸れるくらいなら、僕は真っ直ぐ歩き続ける。好きなことを好きでいたいから。

平和というのは。つまり、皆で囲む食卓だ。どんな時だって、皆とご飯を食べれば美味しい。笑顔と平和のイコールは君次第だけれど、僕は皆と食べたい。

当たり前かもしれないけれど。時は進むものか、刻むものか、無くなるものか。どれも同じ。刻みながら進めば、前の道が無くなる。それを、人生って呼ぶんだろう。

手を繋げば伝わる温もり。どんなに暖かいものでも、人には逆らえない。生きているって、手を繋ぐだけで感じられる。

どれも失いたくない。視力も聴力も。見ていたいものがある。聞いていたいものがある。大切な、温もりがある。

いつだって、運命だって言い訳するんだ。分からない未来を運命と定義するのは、あまりにも傲慢だ。

未来が逃げてるんじゃない。単に、未来を掴めないだけだ。夢というのは、形にするもの。

雨が降ったあとの水溜まりが写しているのは、セピア色の空だ。もしも本当の空が見たかったら、迷わず上を見て進めばいい。