小説・音楽がちょっとした趣味で最近、ポエムもやってみたいなっと思い立ててみました。
不束者ですが、暖かい目見てくれると幸いです。
それでは、“みすずのポエム帳〜Part1〜”
Start#
…あれ?何で、私はあの人を求めてるの?何で…?
「ふざけるのも良い加減にしてください!!俺は、アイツを取り戻したいです!俺の意思を尊重してくれるって…先生言ってたじゃないですか!なのに…どうして…」
あの人は、泣き出した…どうして泣いてるの?泣かないで、お願い…。
『残念ですが…これ以上、尊重はできません…』
「そんな…!」
その日から医師とあの人の言い争いは続いた。
「お願いです…!もう少しだけ時間をください!」
『何度も言ってるじゃないですか…彼女さんをコレ以上治す事はできません。」
今日も言い争ってる…何を言い争ってるの…?
あの人は、あんまり笑わなくなった…無理に笑っていた。
「今日も、新しい服買ったんだ。着てみよ?」
最近、あの人と時を過ごすのが嫌になってきた…。
もう、あの人と一緒は嫌だ…見てるだけで、辛いよ…
ねぇ、笑ってよ___。
「先生!お願いします、もう少しだけ時間をください!」
あの人は、今日も医師に頭を下げている…。
『…』
それを無視する医師が居る…
ある日、私は何も見えなくなった…
18:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 22:38 真っ暗な場所…目の前も真っ暗。
「…っごめん…ゴメンよ。」
泣かないで、貴方が泣くと私、悲しいよ…
『準備をさせていただきます、お外へお待ちください。』
何を、されるの…?
明るくなった、眩しい…
『綺麗なお顔してる…』
『コレで、植物障害でしょ…?有り得ない…』
植物…障害?
私は、植物障害なの…?
『私服、可愛い…』
『彼氏さんがわざわざ新品を取り寄せて着せてるらしいよ…』
“彼氏”…?
数時間後…私は、あの後着たことのない真っ白なドレスを着せられ綺麗に化粧をされた…
「…綺麗だよ。」
真っ白なドレス…。綺麗なドレスにあの人は綺麗って言ってくれた…
『棺に入れてよろしいでしょうか?』
「…入れさせてください。」
棺…?あ、あの人に抱っこされた…
「…ごめん、何もさせられなくて…でも、俺達は離婚なんてしないからな?約束だよ?」
そう言われて、綺麗な指輪を薬指に填められた…
綺麗な指輪…。指輪にうっとりと見とれてたら、ガコンっと音と供に真っ暗になった…。
26:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:25 「今日はありがとうございました…俺のワガママでウェディングドレスを着させてくれて…」
『いいえ、ご結婚する寸前でしたものね…』
結婚する前…?ウェディングドレス?このドレスはウェディングドレスって言うの…?
問いかけても誰も答えてくれない…。
今までにない感情が、浮き上がってきた…
私、どうなっちゃうの…?目も開けられないし、何も喋れないし記憶も分からない…どうしたら良いの?
29:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:29 私はあの人の声で覚めた。
「おはよう、今日も一日大変だな…」
あの人の声は震えていた。
棺に入れられて、一週間の月日が経った。ガコッ…音ともに覚めた。
『この辺で大丈夫だろう。』
『お茶菓子買ってきました』
何…?何が起きたの?その時、BGMが流れてきた。
悲しい曲…。
1時間もしない内に、人がぞろぞろと来たのか、騒がしかった…
33:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:34 『可哀想に、まだ二十歳なのにね…』
『彼氏さんもお気の毒よね…』
私の噂ばかり…。あれ、あの人は?あの人は何処…?
「お待ちしておりました…」
あ、あの人の声だ。
『あぁ君か、気の毒だったな。辛いと思うが、頑張りなさい。』
「…はい」
また、声が震えていた。
私、どうして目が開けれないだろう…どうして、皆は私の噂をするの…?どうして?誰か、教えて…。
36:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:43 教えてよ、こうくん…。
…こうくん?こうくんって、誰?
…あ、そっか…私、大型トラックに跳ねられて、それ以来から植物状態だったんだ…私の名前は…飛鳥。
斎藤 飛鳥だ…。
コレは…葬式?あぁ、私もうこの世の者じゃないんだ…
38:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:46 「こうくん!」
「飛鳥!」
「ねぇ、こうくん私達、いつ結婚しようか?」
「うーん…じゃあ、飛鳥の誕生日!」
「えぇ〜それって、こうくんが忘れるからでしょ?(笑)」
「あ、バレた?(笑)」
あの時は、楽しかったな…高校の時だっけ?
同じ大学進学して、私の誕生日に結婚する約束…忘れてなかったんだ。
40:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:47嬉しい…嬉しいよ、こうくん…ありがとう、私の為にウェディングドレス着させてくれて
41:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:48指輪もありがとう…嗚呼、あの時私が飛び出さなければ今頃、私とこうくんは…
42:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:48幸せな家庭が作れたのかな___?
43:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:50 〜数年後〜
「…」
「あの…」
「…何です…か?」
俺の視界に写ってたのは、飛鳥だったのかも知れない…。
「…あす…か?」
白いワンピースを身にまとった女性…間違いなく、飛鳥なのか…?でも、飛鳥は…
45:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:53俺、桜井 幸太郎は…飛鳥と再開した…。飛鳥は、俺にあげた指輪を付けていた…
46:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/13(金) 23:54 「…久しぶりだね!こうくん!」
「飛鳥!飛鳥、会いたかったよ!」
でも、それができるのは“幻”だけ…。
『ねぇ、あの人…誰に話してるの?』『飛鳥って、誰?』
俺を見ている周りの皆は、不思議そうに俺を見つめていた。
「こうくん、
会いたかったよ?こうくん…」
〜END〜
〜提供〜
作品数:No.1
作品名:“記憶と幻”
作者:みすず
スレ名:みすずのポエム帳
一言:今回、第1作品はちょっとホラー要素ありなポエムを作らせていただきました。どうでしょうか?コレからもポエムを作るのでよろしくお願い致します(m_ _m)
この物語はフェックションです。
私は…最近、気になる人が居る。
「そうそう!それでさ___。」
この人が、私の気になる人…。ねぇ、こっち向いて__?
「おはよー!」
今日もあの人は、元気よく挨拶する…
今日も、綺麗な人。いつも、女の子にモテモテ…私の“彼氏”なのに。
…え?“彼氏”?
そっか私、あの人の彼氏なんだ。ふふ…嬉しいな。確か、あの人から告白してくれたんだっけ?
52:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/14(土) 10:29私は、いつの間にかあの人の後を付いて行くようになった。
53:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/14(土) 10:35 写真もいっぱい撮って貼るようになった。
離れていてもずっと一緒だよ?
『おい、大丈夫か?元気ないけど…』
「え?あぁ、ちょっとな…最近、誰かにストーカーされてる気がするんだ」
『ストーカー!?』
ストーカー、されてるの?だったら、私に相談すれば良いのに…あ、そっかあんまり迷惑かけたくないだよね?
そのストーカーもきっと、あの人の事好きなんだろうな…でも、“彼女”は私なの、お嫁に入るのも私…あの人だって私の事を想ってるんだもの…。
56:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/14(土) 10:41 コツ、コツ、コツ…
私は今日もあの人に付いて行く。
ストーカーは誰?…あ、あの人怪しいな…。
『優!』
“優”…?
「千夏!」
『優、大丈夫?』
「あぁ、千夏こそ…大丈夫か?」
『私は、全然だけど…』
「良かった、千夏が何もなくて…」
そう言って、あの人は“千夏”って人にハグした。
『優…』
「千夏…。」
『苦しいよ…優…』
「千夏、それは酷いよ…良い雰囲気だったのに(笑)」
千夏って人は誰?誰なの?ねぇ、教えて…誰か…
59:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/14(土) 11:21 千夏って人は、あの人の家に上がり込んだ。
あの人がストーカーだ…。そう思って私は、千夏って人を…
殴った___。
〜1年後〜
私は、今日もあの人の側に寄り添う。
「…」
ふふふ…♪
大好きだよ…優くん?
〜END〜
〜提供〜
作品数No.2
スレ名:みすずのポエム帳
作品名:“ストーカーの想い”
前回の作品名:“記憶と幻”
作者:みすず
一言:今回は、ストーカーにまつわるお話です。まだまだポエムの意味は分かりませんが、コレからも“詩”を作らせていただきます(m_ _m)