ついに建てちゃったよ
まったくこの人も懲りないよね
吐き出したかったガラクタが
喉の奥に痞えることを嫌うだけなのにね
おひさーにポエム
41:ふぁに◆DQ hoge:2019/04/03(水) 22:11 もしも君が
何年か経って
わたしのことを忘れてしまったら
そう考えるとちょっと怖い
忘れてしまうかもしれない
多分忘れる
君にとってただの
背景同然ではいたくない
恋心を抱えたままの
ただの背景になりたくない
わたしは他の誰かを
引き立てるための人ではない
だから伝えるんだ
嫌でも記憶に残ってしまえばいい
それでも君が好きだったよ
上手な笑顔を見せればきっと
君にとって特別になれる
誰かが探している
探している、探しているのに
どこにもそれはない
誰が探しているとかそんなんじゃなくて
僕も確かに今探しているのに
そこに残されたのは流れきった雲
或いはもう充分に踏みしめられた道
真新しいものなど何もない
どこにもそれはない
何かがここから無くなったとしよう
それは僕の側にいつもあったようで
ここから名も知らない星までのように遠いものだ
それが無いらしい
無い
それは理解できる
でも僕にとって今その星が無くなったところで
その瞬きはまだ届く
自分は偽物かもしれない
「自分」という完全体を生み出すために
ありとあらゆる不具合を詰め込まれたもの
それが自分かもしれない
どうしてこうやって生まれてきたかは知らない
こういう人になったかは知らない
もう戻れない
最近、周りの人みんなが
自分一人を置いて行く夢を見るんだ
雑音を嫌ってしまう自分を
時間に逆らっていたい自分を
あの楽しかった頃に戻りたい私を
全てを破壊するように時間が流れる
その全てを受け入れるように周りは進む
新しく記憶が書き換えられていく
いつしか仲良しだったあの子の名前を忘れる
思い出、も
思い出だったはずのことも
もう錆びついて美化されたことも
そうして嫌いな今が進む
嫌なことばかり頭に残って
あの日の記憶が消えていく
もうあの日がいつかも知らない
どこかで誰かが私のことを嫌っている
47:ふぁに◆DQ hoge:2019/04/21(日) 16:33 嫌だ
待って
来ないで
来るな
近寄るな
まだ
行きたくない
行きたくない
思い出したくもない
絶望が先に待っている
誰にも言えない
言ったらどうなるだろう
ずっとこの日が続けばいいのに
メーデー
49:ふぁに◆DQ hoge:2019/04/21(日) 16:45 だれかだれかだれか
救ってほしいわけでも
助けを乞うてるわけでもない
愛を頂戴なんてよくある言葉
こぼしたいわけじゃない
ただわかってほしい
自分が何者か
劣等にも似たこの感情は
君のことを考える度に
胸が苦しくなるらしい
世間の恋とはそうらしい
私は君のことを考える度
劣等感に苛まれて頭痛がするんだ
恋を知らないのに 周りが茶化すから
どうにもそんな気になってしまって うまくいかなくて
痛いけれどこれは幸せな痛みだ
そう笑ったクラスメートの痛みを
私はまだ知らない
君といる時間はとってもとっても幸せです
いつもいつも、君は笑わせてくれます
なんとなく落ち込む時も、君と話せば絶対に明るくなれます
ここまで聞いたら、周りの人は言うかもしれません
それは恋だよ って
だけどこれは恋ではありません
君といる時間はたしかに楽しいです 幸せです
君といる時間がずっとずっと、永遠に続けばいいのにって思います
だけど、恋ではないんです
それが全て恋だとは限らないんです
友達と話す時にも、同じことを思います
この人といる時間はとってもとっても幸せ
この人は笑わせてくれる
この人と話せば絶対に明るくなれる
この人との時間がずっとずっと、永遠に続けばいいのに
あなたが抱いているそれも、本当に恋なんですか
だとしたら、教えてください
恋がいかに素晴らしいものであるかを
誰に何言われてようと
なんて思われてようと
もしアンタが悪人だったとしても
それでも自分はアンタの音楽が好きだった
戻ってこい
夜に生きる
両親はもうとうに眠っている
自分に残るのは未だ手付かずの宿題、と、
まだ眠たくないという事実だけ
疲れていたのか今日は心なしか
二人とも眠るのが早い
世界中でたった一人、取り残されたかのよう
そんな夜の深さにどっぷりと浸かる
襲い来るのは罪の数々
これは小さな懺悔録
こんなものつぶやいたところで
吐き出したところで
君はいつまで経ったって自分のことなんて
見てくれないんだろ
こんなものつぶやいたら嫌われるんだろ
知ってる けど でも
自分がいつまでも変われないのと同様に
君はいつまでも変わらないのに
君はいつしか変わっていく
君の真似っこはもうよしたいんだ
57:ふぁに◆DQ hoge:2019/09/08(日) 01:09 誰だって憧れの人の真似をすれば
その人になれるわけじゃない
君のしたことをなぞるように生きたところで
君にはきっとなれない
ずっと君になりたかったのに
君が不変なら良かったのに
自分が不変なら良かったのに
年頃といやぁ年頃、だし
まあ人間生きてりゃ変化していくもんです
けど、
いつまでも思い出に縋りたい自分にとっちゃ
周りがぐるぐる目まぐるしく変わるのは
現実を見せつけられてるようでね
あー
いつか名前で呼んでもらえなくなっちゃう
そんな時がくんのかなぁ
まだ夏
61:ふぁに◆DQ hoge:2019/09/08(日) 01:16 あの日君が言った言葉でお返ししてあげる
それで君のついた嘘はチャラね、
今更、なんでなんて
狡い
結局何もしなかったなぁ
64:ふぁに◆DQ hoge:2019/09/08(日) 01:20 今からする?
その手つかずの宿題とやらをさ
泣き出しそうで壊れそうな時に唱えるような
そんな歌をくださいな
起きちゃおっか
深い夜から
報われたい報われない
68:ふぁに◆DQ hoge:2019/10/22(火) 21:52振り向いてって言ったって振り向いてなんてくれないって
69:ふぁに◆DQ hoge:2019/11/10(日) 12:52 別れのために生きる人生ならば
結局孤独の手のひらの上で踊らされてるにすぎないのかもしれない
アコガレットウ症候群
71:ふぁに◆DQ hoge:2020/03/11(水) 00:01 大好きだよ、の一言が言えないのは相変わらずのようで
会いたい会いたい会いたい、せめて声が聞きたい、のにその手段すら持ち合わせていなくて、
例えばあなたが私を褒めてくれた時のことや、
名前で呼んでくれた日のこと、
初めて学校外で会ったときのこと、
たくさんの思い出にすがることでどうにか「今」にしがみつく。
今、は、変わっていないようで着実に変わっているし、それは本人が一番よくわかってるはずで
そしてお別れが近づいていることは、もっとずっと前から知っていた。
当たり前のこと、だ。歳が違えば、卒業のタイミングも違う。
あなたがいなくなっても、一年耐えなくちゃならないのは辛い。
学校に行くのは部活のためで、部活に行くのはあなたのため、不純な動機。
好き好き、大好き。私よりも高い背も、眼鏡越しのその瞳も、綺麗な手も声も明るくてユーモアがあるところもリーダーシップがあるところも全部。
地がポエマーっぽいと言われたので気取らずそのまま。
73:ふぁに◆DQ hoge:2020/03/12(木) 00:30 この時期は本当に「夢」というものについて真剣にならなくてはいけないのだ、と。
小学生の時はなりたいもの何にだってなれた。アレルギー持ちの人も食べられるようなケーキが作りたい、と思えばケーキ屋になれたし、国を変えたい、って思えば総理大臣にだってなれた。が、今は違う。高校受験、即ち二年後に向けて、今から将来の夢について親と話しておくといいらしい。夢。親のように、自分の楽しめる職業に就いて、そこでお金を稼げたら、それは幸せなことだと思う。問題は金。収入。幼ければ幼いほど、金とは無縁の生活を送るので、そこにまで意識がいかない、が、今となっては色々と考える。なりたい職業になれたからといってそれがゴールじゃないことは重々承知だし、生活が回らなければ意味がないことも知ってる。それらを踏まえて、自分の技量や才能と何度も相談しながら、「なりたい職業」を決める。それが夢。かたい。
周りのように、公務員になりたいだとか医者になりたいだとか、そんな大きな夢があるわけじゃない。まして公務員でも医者でもない親の元に生まれてきたので、ある程度選択の自由は保証されている。それがどんなに贅沢なことかはわかっている(つもりだ)けど、やはり疑いなく「私の夢は医者だ」と言えることは羨ましく思う。胸を張って言ってみたい。自己紹介のときに、毎回困る、夢。自分はというと「小説家」「歌手」「声優」。どうせまたブレるとわかっていながらまだ夢を見る。現実的な夢を見るときが来たのかもしれない。これから、でもきっと、もっと苦しくなりそう。なりたい夢に向かって、今から努力しなくちゃいけない。
75:ふぁに◆DQ hoge:2020/03/16(月) 21:19 こんなところでグダグダと書き連ねていても、ストレスや欲求不満の根本的な解決にはならない(と保健体育では習った)ことはわかっているんだけど、やっぱりこんなふうに心の弱さや思っていることを素直に吐き出すことは、この時期の自分たちにとっては必要なことなのではないかと思う。
自分たちのような年頃が、よくフィクションものの小説、アニメなどなどでフォーカスされるのは、この時期特有の爆発的とも言える感情の変化や、大人と子供の中間であるが故の繊細さに魅力を感じるからだと思う。少年時代に思いを馳せ、懐かしむのは、その頃の無邪気とは呼べないがまだ未熟だった自分をひどく気に入っているからではないか。そんな環境に、願わくばずっと止まっていたいからではないか。大人の考えることはよくわからないので、あくまで予想でしかないが、そう思う。某ロボアニメの主人公たちの年頃と重なる自分は、そんな中で、どこかに秘密結社とか潜在能力(テレキネシスだとか、そういうやつ)が眠っていたりはしないものかと、諦め悪く思っている。オタクか。オタクですけど。
2015年を5年も過ぎても、巨大ロボは作られなかったし。
まあ実際にあんなロボが必要とされる世界なんて嫌だけど。平和で、変わり映えしなくても幸せな日々が一番。
はたして学歴とはステータスに直結するのか、と
こんな時期だから考えちゃいますね。仕方ない。
なんなんだろうね、先生も学生の時頭そんなに良くなかったって言うし、クラスメイトの母親の話だと、成績悪かった方の人が社長になって大成したとかで、まあ一例に過ぎないことには変わりないけど。
将来何になりたい、とか、漠然としてて決まらないし、ああもう何言いたいんだろう、不安というか。
こんなところにいても何も変わらない、って思いたい、というか、そんなことないんだけど。
数え切れないほどの夜明けを越えて
あなたに会いにきたの
お久しぶりです、私の黒歴史
80:ふぁに◆DQ hoge:2021/01/03(日) 23:39 でも友達が言ってたんですよ
「黒歴史はこの時期にしか量産できない」ってね
黒歴史も歴史、全てはレコード
それと向き合うためにここにきたわけではもちろんなく
今日も懲りずに歴史を量産しにきたというわけです
貴方は自分が想像していたよりもっと早くいなくなって
もっとたくさんの思い出に縋って
しがみついて
今をどうにか生きていて
日常と比べていくらか緩やかな時の流れの中
思い出すのはやはり貴方のことばかり
いつでも形にできたはずの言葉が
大切な時に限って形にならなくて
どろどろの感情をそのままぶちまけるわけにもいかず
出たのは「忘れません」の言葉と
泣き笑いの表情だけ
今でも覚えている
拍手で見送る瞬間
たった一瞬目が合った瞬間の
貴方のその吃驚したような表情を
それは多分
いつも見ない他人の泣き顔に対してのものだろうけれど
たった一瞬でも
私に目をやってくれたこと
たった一瞬
私に興味を持ってくれたこと、が
なによりも嬉しくて
無理に目を細めて、笑った
どこへも行かないで、
いなくならないで、
置いていかないで、
ずっとここにいて、
と言うには
あまりに距離が遠すぎた
何も
自分の隣にいて、とか
私のそばにいて、とか
そんなことを言いたいわけではないのに
たったそれだけのことが
誰しもが思っているそれだけのことが
言えなかった
貴方に想いを伝えて
それでも最後に何かを求めるように
――あるいは、何も求めていないとしても
自分の心のうちを清算するように
吐き出したくて
でも押し留めてしまった感情が
今更後悔となって押し寄せる
けど後悔の味を知ったところで
選ぶ道はきっと同じ
後悔を残して貴方はいなくなっていく
伝えても伝えても後から押し寄せて尽きることはない
あの人はこれを愛と呼んだ
「あなたは愛されているのよ」と言った
その人のために尽くしたいと願うこと、
貴方のために、自分の中の全てを投げ打ってもいいと思うこと、
気づかぬうちに。
それに気づいた時涙が止まらなかったのは、
私が向けていた感情が
好き、だけじゃなかったと今更気づいたからだろうか
愛じゃ貴方を引き止められないのに
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