詩会2019秋

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1:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:34

初めまして。龍崎ケイトと申します。
大学1年生の男子です。

このスレッドで、自作の詩を不定期に投稿していきます。
よろしくお願いします。

2:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:35

「光」


それは運命だった
閉ざされた扉を叩いているのは
誰でもない僕だった
それは光だった
この部屋の中に何かが舞い降りた
全てを愛しく思えるようになったんだ

今、何がしたいの?
いつも何かを考えては弾けていたね
果てしない妄想に走りながら
広すぎる世界に疲れていた僕がいた
窓の向こうで君が待っている
太陽も街も僕を待っている
今だけは見逃せないんだ
気がつけば扉を壊している僕がいた

それは運命だった
僕を誰よりも強く磨いていくのは
誰でもない僕だった
それは光だった
地上を歩いていく意味を初めて知った
今だけは見逃せないんだ
気がつけば僕を活かす光があった

3:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:36

「バングナイトドライブ」


「ったく…」不意に呟いた独り言
誰に向けて言ってんのか分かんないけど
相変わらずの救いようのない惨状ぶりで
嫌気が差しまくる日々に疲れてきたんです

今日も自分なりに進んでいく夜間高速
窓の向こうの景色に負けてしまうような
後悔だらけの時に浸りたくないから
ストレスを抹消しよう そうするしかねぇな

爆音で往けよ 悩み吐いていこうぜ
ラジオから流れるハードロックチューン
ボリューム上げて気分高めて俺よ舞え!
爆音で往けよ まだまだ足りないぜ
夜空を裂くような叫びで奴を刺すぜ
こんな夜いつだって最高なもんだ 往け!

爆音で往けよ 楽しんでいこうぜ
エアロもゼップもガンズのロックナンバーも
ボリューム上げて魂込めて闇燃やせ!
爆音で往けよ 好きになっていこうぜ
疲れきった日々に刺激を与えるのは俺
こんな夜を愛せる自分は最高だ 往け!

4:龍崎ケイト:2019/11/02(土) 19:39

「詩人のテーマ」


素材とアイデアは完璧
でも上手く形にすることが出来なくて
道をさまよっていた 新米詩人

まずは筆と友達になろう
次に詩の基礎を根底から学ぼう
何度この行程を繰り返しても
積み上がっていくのは蒼い鬱だけ

杜甫さんと李白さんに会いに行こう
いいや 宮沢賢治さんにしよう
ふと汚れてしまった悲しみも
自分なりに解決して次へ行こう

言葉を探せ 夢を謳え
まだ遅くはないよ 詩にしてごらん
集まった破片を一つにまとめたら
ほら見えるでしょう 揺るぎなき詩体が

容易いだろう でも奥深いんだ
そうやって詩史は刻まれていくのさ
さぁ行こうか 新しい詩の聖地へ

5:龍崎ケイト:2019/11/03(日) 06:37

「潜水」


音の無い世界でただ息を殺した
目の前に広がるのは無数の欠片
そうさ今 僕は潜水したんだ
自分で自分を試しているんだ
青く澄んだ空に見守られながら
果てない底へと突き進んでいくんだ

甘く苦い空気をただ噛み締めた
ゆらゆらと無意識に揺れる泡
たった今 僕は潜水したんだ
淡い匂いが僕を満たすんだ
指で不確かな夢をなぞったら
終わらない幸せが全てを包んでいくんだ

沈んでいけ 己よ
もっと沈め そして奥をも超えていけ
清らかに活きていれば
やがて想いは舞い上がるはずさ
狂おしく今に浸れば
初めての響きに気付くはずさ

6:龍崎ケイト:2019/11/03(日) 14:05

「雨想い」


何気無い雨音や雨の匂いに
心を掴まれる僕がいることに気付いた
空は果てしなく澄み渡る灰色で
風も少しだけ荒々しく吹いていて
僕はこの雨色に帯びた風景を
脳裏に愛おしく焼き付けたよ

あの雨への憎悪 あの雨へのもどかしさ
何度体に染み込ませてきたことだろう
あの雨への敗北感 あの雨への哀愁感
思い返す度に体が熱くなるよ
あの雨への愛情 あの雨での奇跡
どこまでも鮮明に時は刻まれ続け
あの雨への希望 あの雨への感謝
僕は一つの確信を深めた

そうだ
僕は雨模様が好きだったんだ

ありがとう雨よ これからも清く降ってくれ
永遠より長い刹那を彩ってくれ

今日も窓の向こうで雫が踊っている
僕もそこにいていいかな
ポツリと呟いて 勢いよく開けた玄関
今日もどこかで雨は降り続いている…

7:龍崎ケイト:2019/11/04(月) 11:00

「懐億(かいおく)」


部屋の片隅の小さな花を
そっと撫でながら 窓の外を眺めて
ただ一人で黄昏るの
聞こえていますか? 届いていますか?
誰よりも愛しいあなたへ

あの日のことなら 今でも覚えているよ
あの日の歌なら 今でも歌えるよ
あの日の朝日は いつもより輝いていたよ
あの日の空は いつもより澄んでいたんだ

喜怒哀楽の波を渡りながら
誰よりも私らしい答えを見つけてきた
きっと正しくも間違ってもいないのだろう
そして歩いてきた道は
私らしく残って やがて輝くのだろう

ありがとう ごめんね さよなら

辿り着いた街の優しい音に
そっと魅せられて あの日を思い出して
また一人で黄昏るよ
聞こえていますか? 届いていますか?
誰よりも愛しいあなたへ


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