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2:亜麻理:2024/04/18(木) 20:37 指先から、花が舞う
まるでそれは、貴方を愛してしまった私への罰で
貴方は、私を見てはくれない
愛してはくれない
最初から、分かっている筈だった
なのに愚かな私は願ってしまった 愛されたいと
その真っ直ぐな瞳を、私のものにしたいと
だからこれは、当然の罰
この花は、私の罪
指先から、花が舞う
そしていつか花が散る時、私の命も散りゆくだろう
あぁ、それでも構わない
貴方さえ幸せでいてくれたのなら
どうか貴方が、いつまでも笑っていられますように
罪を犯した私の、たった一つの祈り
祈りを捧げた指先から、
貴方の幸せを祈ることさえも
許されないかのように、花が舞う
この花は、私の罪