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2:金魚缶◆PDE:2024/05/11(土) 02:20 君の表情はわかりやすい
絵の具の色みたいにはっきりしてる
でもね、なんだろう、今日は見たことのない顔
少し頬を赤らめて、大きな瞳はゆらゆらと揺らしてして。でも真剣な顔つきで。
私と君は放課後のもう誰もいない教室に二人きり
「ねぇ、話って何?」
あ、名前戻しました
4:金魚缶◆PDE:2024/05/11(土) 16:06 ずっと一緒にいて、ずっと私だけを見て
そんなの無理なはずなのに思ってしまうよ
いきなり私に優しくしてきたと思ったら他の子のところに行っちゃうの
人たらしだね、君は。好きになっちゃダメなのに、私の心は甘酸っぱい気持ちでいっぱいなの
やっぱり無理だよ。嫌いになれないよ。ちょっとだけでもいいよ、
私だけを見て
指の間の窓から景色を見たら貴方が視えた
それはとても美しかった。赤く深い目、色白い肌、艶やかな髪
僕は一目惚れした。この人しかいないって
死んでも離れないからね
何故か貴方の体にはアイビーがしがみつくように絡まっていた
「お前なんか生まなきゃ良かった」
やめてよ、耳にタコが出来るほど聞いたよ
毎日体に増えていく痣。いたいよ
だからせんせいに言おうと思うの。お母さんがこわいって
でも言えないの。言ったら家の何かが終わりそうで
今の現状に安心してるみたい。でも悲しくなるよ、悲しくなるたびに腕に鮮やかな液が垂れてくるの。痛いけど辞められないの
やっぱりやだ。ここから抜け出したい。抜け出さないと全部壊しちゃいそう
だからね、思い付いたの。誰も悲しまない抜け出し方
私は空に向かって飛んでいったよ
あっ、あの空雲ひとつなくて鳥だったら気持ち良く飛べそう。撮ろ
あっ、ここの海青く透き通っててきれい。魚だったら海の中から空を見てもきれいだろうなぁ。撮ろ
そんなことを毎日していたら、いつの間にか僕のカメラの中は空や海など青いものばっかになっていた
でもきれい。写真を見ていると引き込まれそうになる。青は僕の好きないろ
爽やかだよね、ずうーーっと見ていたい
いつしか僕は写真家になるのが夢になっていた
(((((えぇ…意味わからん…