この頃吉原に興味が出たもんで、
吉原に関すること全て教えてくださいな。
なんでもいいです。
とにかく吉原関連だったらなんでも!
吉原は今でいう大東区の浅草にありました。江戸です。
当時遊郭は合法であるものと非合法のもので分かれていて、吉原や島原は幕府から認められている「公娼」です。非合法の遊郭は「私娼」と呼ばれます。
吉原で使う言葉は「郭(くるわ)言葉」と言われていて、最初は吉原と並び有名な京の遊郭「島原」で使われていました。遊女って地方から来るじゃないですか、だから訛りがキツいんです。そうするとお客が萎えるから、という理由で、郭での艶やかな言葉が生まれたらしいです。
有名な言い回しは「〜ありんす」など。命令系は大抵「〜なんし(なんせ、なんしぇ)」を使います。一人称は各々ですが「わっち」「わちき」が有名ですよね!二人称は「ぬし」です。
大きな特徴があって、遊女は誰にも敬語を使わないんですよ!例えばお殿様でも、蘭法医でも、庶民でも、皆対等に郭言葉を使います。
遊女には位があって、時代によって違ったり、更に細かく分かれたりもするのですが、主にわけると
太夫>格子>局>端女郎>切見世女郎
となっていて、位が低くなるほど安く売られます。実は「花魁」と呼ばれるのはトップの「太夫」だけだったりします。その太夫になるには、勿論圧倒的な美貌も必要ですが、楽器や踊りなどの芸が出来ないと中々難しかったようです。
遊郭は勿論性交をするところなんですが、客とお食事をしたり楽器を弾いたり踊ったり、とかもするそうです。
…と私が持ってる遊郭の知識を詰め込んでみました…!浅はかな知識ではあるんですが、お役に立てたら幸いです!
当時の時代を扱った大河ドラマや時代小説を見てみても、結構出てくるので面白いと思いますよ!
>>6-7
ありがとうございます!!
まだまだ情報収集中…
🌱「図説吉原事典」永井義男 学研パブリッシング
が、吉原の基礎知識を得るにはよいと思います。
イラストも多いので。
(図書館になければリクエストされれば購入してくださるか、他館から
取り寄せてくださると思います)
※大奥だとカラー版の分かりやすい入門書がいくつかありますが、
吉原のカラー版の入門書は、わたしは読んだことがございませんので。
上記の本(白黒)ぐらいしか思い当たりません。
あまりお役にたてなくて、申し訳ございません。
永井義男さんは遊郭に詳しいらしく
「図説吉原入門」(学研)
という本も書いておられるそうですが、こちらはわたしは
読んだことはございません。
>>9
「図説吉原事典」の出版社はネットで調べると、
学研と朝日文庫の二つがあるようです。
(だいぶ前に読んだ本なので、どちらの情報が正しいかわからず)
「図説吉原入門」を永井さんが加筆したいが、「図説吉原事典」のようです。
(ネットをあさったところ)
補足しておきます。