オリキャラの設定やお話を投げ捨て消化するところ。
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「なぁ」
それが自分に向けられた言葉だと理解するのに、数秒かかった。
後ろを振り向き、彼に近付く。
「どうしたの」
彼は一呼吸おいて、口を開いた。
「目、見せてくれ」
………目?
「私の、目?」
「おう」
いいよ、と言うと、大きく暖かい彼の掌が頬に触れる。
下まぶたを親指で軽く下げ、目が開く。
「………だいぶ濁っちまったな」
「…うん」
静かに手を離す。手が離れた頬を、冷たい風が撫でた。
「おーい××!ちょっとこっち来てくれ!」
「あ、呼ばれた…じゃあ、また」
「…おう」
壁に手を当て、声のした方向へ歩いて行く。
“自分のせいで私が目を失ったんだ”、と未だに自分を攻め続ける彼を背に。
─盲目少女のお話─
>>2のオリキャラの設定〜
*黒樺 乱荼 クロカバ ランダ
♂ 23歳
真尋の幼馴染み。喧嘩っ早い。喧嘩で負かした奴らから恨まれている。
*藍柄 真尋 アイガラ マヒロ
♀ 21歳
乱荼の幼馴染み。クール。乱荼に負けた奴らから度々狙われている。
乱荼くんの元ネタとなったキャラは最推し。
>>2は、乱荼くんに負けたチンピラ達に失明させられた真尋ちゃんのお話。
盲目少女って設定好きだ…
盲目少女×怪物って設定はさらに好きだ…
「私が怖くないのかい?お嬢さん」
「私は目が見えないの。でも、きっと貴方は優しい人ね」
「いつか君を殺して食べてしまうかもしれないよ」
「貴方に殺されるなら本望よ」
「貴方がどんな顔をしているのか、見てみたいわ」
「はは、君の瞳に映す価値もないくらい、醜い顔だよ」
「っ!?どうしたんだその傷は!?ボロボロじゃないか…!一体誰に……」
「早く逃げて…!村の人達が、貴方を殺そうとこっちに向かって…」
「……!…わかった、もう、何も喋るな」
──いたぞ!こっちだ!
──弓で射殺してしまえ!
「ごめんなさい…私、もう…」
「大丈夫だ!私がいるだろう…!?」
「…貴方に出会えて、幸せだったわ…」
「……やめてくれ………私を、一人にしないでくれ…!!」
怪物×盲目少女…おいしい((
手を伸ばしたら消えてった
苦しい
痛い
息ができない
早く逃げなければ
わかっているのに、足が動いてくれない
もうすぐそこまで追ってきている
“ヤツ”が。
皆殺されてしまった
残っているのは私だけ
嫌だ
まだ
死にたく
な
グチャッ
>>7
ホラーな話。
怖い話大好き。洒落怖面白いよね。きさらぎ駅とか好き。
switch欲しい…
でも高い…
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「貴方に私は必要ですか?」
そんな私の呟きは、夜空に吸い込まれて消えてったんだ。
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