題名通り、E組の皆に死のゲームを行ってもらうというストーリーです。
こういうのが苦手な方は今のうちに回れみぎしてください。
勉強して、訓練して、殺せんせーの命を狙う。
こんな楽しくて当たり前の毎日がいつまでも続くと誰もが思っていた。
けど一通のメールがこんな悲劇を迎えるとは誰も予想していなかった。
ピロリン♪
『今からゲームを始めます。ルールは簡単です。
1負けたら死にます。
2逃げても死にます。
3先生方に知られると全員死にます。
4毎日午後九時にE組に集合してください。
5生き残れるのは一人だけです。
さあ、楽しい闘いを、醜い争いを見せてください♪』
今日のE組はいつも以上にガヤガヤと騒がしかった。
昨日の0時ぴったりにE組全員に同じメールが届いたのだ。
誰もがこの「偶然」に興味を引かれていた。
磯「誰かのいたずらだろ?」
前「おいおい、犯人誰だよー!今なら許してやるぞー!」
岡「そんなこと言ってるアンタが犯人なんでしょ。全く、かまちょなんだから…」
前「いや、違うって!」
渚「でもちょっと怖い内容だね…」
茅「ほ、本当だったらどうするの!?」
渚「大丈夫だよ。磯貝君の言う通り、誰かのいたずらだよ、きっと」
茅「それならよかったぁ…」
片「とりあえず、そろそろ犯人名乗りあげなさいよ」
業「犯人は『E組には』いないと思うよ」
律「私もそう思います」
カルマと律、二人の言葉で騒がしかったE組の空気がシン…と静かになった。
渚「ど、どうして?二人とも」
業「メールアドレス見てみな。E組の誰とも一致してないよ。わざわざアドレス変えて送ったのかと思って律にちょっと調べてもらったんだ」
律「私にもこのメールは届きましたが、潜り込んでみても何処から届いてるのかすらも分かりませんでした。多分、私にも負えないハッカーか辺りかと…」
いたずらではないと分かってしまった瞬間、E組からあの楽しい雰囲気は完全に消えてしまった。
奥「じゃあ、なんのためにこんなこと…」
業「殺せんせー狙い…の可能性が高いね」
磯「また俺らを人質にでもする気か!?」
片「賞金首の一番近くにいるんだもん。仕方ないわ」
寺「こんなガキみたいな冗談のメールで誰が騙されんだよ」
業「さっきまで騙されてたじゃんw」
寺「う、うるせえ!」
茅「…で、行くの?午後九時に」
茅野の言葉に皆、少し黙り込む。
だが、答えはすぐに出た。
E組一同「殺せんせーを狙ってんなら、返り討ちにしてやりますか」
この決心がこれからおこる悲劇の幕開けだということに、誰も気づくはずなかった。
入っていいですか?面白そう♪
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