どうもおはこんばんにちは、アポロもといぜんざいです。
いやあ、最近夜寝れなくて不眠症気味でやることなくて……。とりあえず原作沿いは夜に書けないので完全オリジナルになるかと思われます。
キャラ崩壊や『wwww』等の半角英字が出ると思われますが、それでも良いんだぜ! と言う心の広い方はどうぞ。
『僕のヒーローアカデミア』の雄英1-Aのお話です。今回のお話の主人公は1-Aの目立たないモブです。モブが巻き込まれます。
モブの名前とスペックです。
伊達 伊澄(だて いずみ):男
個性:武士(さむらい)
歴史上の武将の力が使えるほぼチート能力! 武将になるたび手に持つ武器や身体能力が変化するぞ! ただし自分が知ってる人物じゃなきゃ変身出来ない!
先祖が伊達政宗なので変身で一番のお気に入りは伊達。
赤み掛かった黒髪に黒ぶち眼鏡。目付きと口の悪いイケメン。ネコミミフード付きのパーカーを常着しており、制服のブレザーの下に、体操服の上からなど。
身長高い180cm。普通の状態でも身体能力高い、細い腕の腕力がヤバい。一通り武術は心得た。
人と居るのが駄目な人肌恐怖症(自然に触れてしまうのは大丈夫なのだが意思があって触られると吐き気を催す)。なのであまりクラスの奴等と話さない。からあまり仲は良くない。でも轟とは仲良し。
でわでわ
ヒロアカ本編とは全く関係無いです。パラレルストーリーと思って読んでください。基本sideはいずみ君です。
現在夏休み、今日から雄英の個性を伸ばすだかなんだかの特別合宿が開始される。俺には別に必要がないが、轟が行くらしいので俺も着いていく。
今回は1-Aだけらしく、合宿所がとても広い。俺は半袖パーカーのネコミミ付きフードをかぶりながら、下に学校指定のシャツを着ています。もうネコミミ付きフードパーカーは俺のアイデンティティ!
とまあ、そんなふざけはほっといて、合宿所には他校の学校の面々の姿も見られる。全員他人ですけど。まあこれも合宿に来た理由なんですが。このクラスの奴等……異様に……
「金髪くん、顔かわいいね! 今日の夜俺らの部屋来て良いことしねえ?」
同性から好かれるのだ! 性的な意味で! 今誘われたのは上鳴で、びくっとしながら相澤先生の背後に回った。それを見てみんな上鳴に声をかけた男グループから距離を置こうと先生の背後に回る。
もう真っ白けでなんの汚れも知らない轟焦凍くんは俺の後ろで隠れていようね。頭の上で?浮かべて首かしげるのもやめような、狙われるから。
轟はどうやら異性同士の恋愛しか知らないようで、同性の恋愛は有り得ないと考えているらしい。バカだなもう可愛いなゴルァ!
ハッとしてぶんぶんと首を軽く振り、『お前にはまだ早い』と肩を掴んで視線を合わせる。「お、おう」と訳がわからないといった顔でおずおず頷く轟にうんうんと満足し、辺りを見回す。
あーあ、八百万が女に今日ヤらないかと誘われるてるし、よく見ればみんながみんな誘われている。相澤先生はそんなみんなに気を配りつつ「絶対に一人になるなよ」と念を押していた。ので、俺も轟に声を掛ける。
『焦凍、今日から合宿の間俺と一緒に行動だ。いいな?』
「……(フイッ」
『肩ガシッ)目ぇ逸らすな焦凍。間違えばお前の貞操に関わるぜ』
「俺の知らねぇ間に俺の身に何がおこんだよ」
『わかんねえから一緒にいろ、いいな?』
「……しゃあねえな(プイッ」
腕を組んでそっぽを向く轟くんは天使か何かか。いやいやまてまて俺はノーマルだそこらの同性が好きー! とか言ってるアホどもとはちげえ! 絶対!
実を言うと轟はまだ男に襲われたことがない白だ。なのでその恐怖を全く知らない轟は飄々としていられる。だが、このクラスの男女何人かはそう言うことをされかけた奴もいるらしい。全部未遂で終わってるが。轟はいっぺん恐怖を味わった方が良いような気もするがそれがトラウマになったら俺が炎司(えんじ)さん(エンデヴァー)に殺される……!
まあそんなに簡単に轟が掘られることはないだろう、今のところ危険はないな。
とか思っていた俺ですが、その日の晩。轟達の初物が脅かされることになろうとは思いもしなかったのである。
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伊達くんですが、イメージを崩したくない方はやめておいてください。それでも見てやるぜ! と言う肩はどうぞ。
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事件は合宿一日目の夕方に発生した。
俺達1-Aはキツい訓練を終えて晩飯を食おうと合宿宿舎へと舞い戻ってきた。とは言っても、俺は轟を待ってたからみんなは先に行っちゃったんですが。今ごろ部屋で体育着から私服に着替えてるんだろうけど。
『あー、腕いてえ』
「お前なにしてたんだよ……」
『何って、ずーっと刀の素振り』
俺達がそんな他愛ない会話をしながら合宿宿舎のロビーに足を踏み入れれば、宿舎で働いている従業員の人達が大勢居た。何事かと轟と顔を見合わせてそこへ体育着のまま駆け寄る。
『どうしたんすか!?』
「何かあったんですか?」
「ああ! 君達は無事なようだ! よかった、中には入ってなかったんだね!」
その人の安心のしように俺達が首を掲げれば、彼らは内容を話してくれた。
つまり、まあ1-A以外に宿舎に泊まりに着ていた客が晩飯を食いに食堂へ集まった。だがしかし、調理室で料理していた女性二人はとんでもなく料理が下手だった! どこぞの黒いバスケの監督とマネージャーのように! 結局ダークマターしか作れずそれを出したと言う。クレーム覚悟で出したのだが、客が面白がって全員で食べてみた。そして最悪なことに女性の片方が興奮剤の個性持ちで、あまつさえ振りかけたと言う。そしてダークマターを食べた客は同性への性欲をあらぶらせてしまい、1-Aの彼らを探しにいったと言う。
そりゃまあ災難なことだなと遠い目をする俺だが、外に連絡したかと聞けば一味に電話線を切られて掛けられないと言う。何てこったパンナコッタ!
幸い女子は行動が早く、全員が一階に集まっていた。他にも甲田、障子、峰田、佐藤、尾白が無事だ。
ダークマター製造者二人の予想なら効果は六時間だろうと言うことだ。……六時間か……。
遠目で事態に頭をこんがらせている彼女達を俺は置いておき、上の階へと繋がる階段をバリケードで封鎖し、俺達がそこから通ったり出来るように合言葉を決める。とりあえずは残った1-Aを俺は助けにいくつもりだ、轟もらしいが。
そんな感じで六時間に渡る俺達の同性防衛戦がいま始まった。
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