これはオリキャラが出てくる小説です!【亀更新】
オリキャラ設定
森江華(モリ コウカ)
濃いピンクの髪の毛をハーフアップにしている。
ドSでカルマとは仲がいい。極甘党なため、茅野とは親友。胸は中村以上にある。
暗殺能力は全て満点だが、学力は0。
「今日は転校生が来ています!どうぞ!」
「Hi,I'm Mori koka!Nice to meet you!」
訳『こんにちは、森江華です!よろしくね!』
英語で話す彼女は、烏間先生に目が似ていた。
烏間先生と比べて、目は大きいし、くりんとしている。だけど、長いまつ毛や少し吊り上がった目は烏間先生に似ていた
「ねえ渚、あの子って烏間先生に似てない?」
茅野もそう思ったらしい。いや、茅野以外にも思った人は多いだろう
「あら、江華じゃない」
「elder sister!Hello!!」
訳『姉御!こんにちは!!』
ビッチ先生と知り合い?…っていうか、今姉御って言ったよね!?
すると、勢いよく烏間先生が入って来た。彼女が反応する。
「Oh, brother!!!」
訳『あ、お兄ちゃん!!!』
そして、烏間先生は出席簿で思い切り彼女の頭を叩いた。
「Ada'!Itta…It hurts, brother!!!」
訳『あだっ!いったー…痛いよ、お兄ちゃん!!!』
『ええぇぇぇぇ!!?お兄ちゃん!?』
彼女の言葉に全員が驚いた
「なぜお前がここにいる!?」
「上からの命令だよ…っていうか、普通妹の頭を出席簿で叩かないよね!?」
烏間先生とは知り合いみたい。っていうか、もう取っ組み合いのケンカしてるし…
「あの子は森江華。カラスマの実の妹よ」
「ええっ、でも烏間先生の妹さんってもう死んだんじゃ…」
「1人はね。妹は2人いたの。」
「でも森って…」
「江華はエージェント…まあ、スパイね。だから本名は誰にも知られてはならない。知ってるのはカラスマぐらいじゃない?」
僕たちと同い年なのに、森さんはすごい。
スパイなんて簡単になれるものじゃないだろう
「防衛省スパイ部ってところかしら。あの子はその部隊のエリート。殺しも行う部隊だから選ばれた人間の中のほんの一部しかなれないんだけどね」
更に殺しのエリートでもある。
だけど、そんな人がどうしてE組に来たんだろう。ただ単に、依頼でもいいんじゃないか
「森さん、私は茅野カエデ!よろしくね」
「うん、よろしく!えっと…何て呼べばいいかな?」
「カエデでいいよ!森さんは?」
「よろしく、カエデ!私も江華でいいよ!」
「よろしく、江華!」
さすが茅野だ。もう森さんと仲良くなってる。僕らも仲良くしなきゃ。これからは、殺せんせーを殺す仲間なんだから
「私は学級委員の片岡メグ。彼は同じ学級委員の磯貝悠馬くんよ」
「よろしくな、森さん!」
「よろしく!あなた達がコードネーム凛として説教と貧乏委員長か!私は江華って呼んでね」
何で2人のコードネームを知ってるんだろう…?僕らしか知らない筈なのに…!
「あなたはギャル英語であなたはギャルゲーの主人公、そしてあなたはツンデレスナイパーよね?」
「そ!よろしくね〜」
「…よろしく」
「そうよ…よろしくね、森さん」
みんなもそう思ったに違いない。
「出たわね。江華の暗記能力。江華は10秒あれば、覚えろと言われたものを覚えられるわ」
「すごい…!」
【あ、時系列は気にしないでくだせぇ】
「あ、あなたが噂の殺せんせー?」
「にゃや?そうです、私が殺せんせーです!」
「へぇー、こんなタコなんだー」
森さんは殺せんせーに近付いて、ニヤニヤしながら殺せんせーを見る
「……今は何もしないよ。作戦もないし。じゃあ、またねKilling sensei(殺せんせー)」
…僕なら殺せんせーに近付いたら、とりあえずナイフを当てるか、対先生弾を撃つ。
作戦を考えてないないなら行動しない、何ていうのは森さんが初めてだろう
「次は体育だよ、江華!一緒に行こう」
「えー、めんどくさいよー…サボるー」
「そんなこと言わずにさ!」
「茅野ちゃん、大丈夫だよ。俺もいるし。俺、森さんと仲良くしたかったんだよねー」
「そう?じゃあカルマ君、江華のことよろしくね?」
「うん。おっけおっけー」
カルマ君は相変わらずのサボり常習犯、森さんもサボるんだ…なんか、エリートだからしないでいいって思ってるのかな?
…距離、感じちゃうな
「ねえ、あなたは赤羽業だよね?」
「うん、俺は赤羽業。」
「私もカエデみたいにカルマ君って呼んでいい?」
「好きに呼んでいいよ。俺もモリッチって呼ぶから」
「うん!…モリッチ!?何そのあだ名ー!せめて森さんか江華かカエデみたく森ちゃんでしょ!!?」
「茅野ちゃんは特別。森さんはモリッチでいいじゃん。似合うよ」
「けっ、んだよクソカルマ君よぉ〜」
「…モリッチはさ、どうして烏間先生と同じ道を歩まずにスパイになったの?」
「…最初は興味本位だった。スパイとか、漫画でしか見たことないから。
だけど、スパイになって
私は光が照らす道を歩むお兄ちゃんとは違う
って思うようになっちゃって…」
俺は何てことを聞いてしまったんだろう。彼女は俺達と背負っているものが違い過ぎる。
せんせーを暗殺できたら、彼女は去ってしまうのだろうか
「あ、もう体育終わるね。行こ、カルマ君!」
「う、うん…」
これがもし普通の人なら手を伸ばしてくれただろう。でも、どうして彼女は伸ばしてくれないのだろうか。
「次なんだっけ?」
「数学だよ。俺の得意科目〜」
「げっ、私の苦手科目中の苦手科目!!」
「教えてあげよっか?隣の席だし」
「えー、寺坂脅してやらせればいいんだよ」
「納得〜。じゃあ次もサボろっか」
「そうしよう!寝よ寝よー!今日転校初日だから眠くって…」
「子供だね〜、モリッチは」
「カルマ君だって子供だし!同じ年ですぅー」
「精神年齢的な?」
「イラつく!!」
「「て・ら・さ・か♡」」
「あ?なんだよ…つーかその微笑みやめろ!」
サボりから帰って来たカルマ君と森さんは仲良くなっていた。
「数学やっといてよー、鼻にからし打ち込まれたくなかったらね」
「ついでにわさびも。どうする?寺坂」
「ヌルフフフフ、サボりとは感心しませんね〜カルマ君、江華さん」
「殺せんせー!!」
「授業はしっかり受けましょうね」
「「はーい」」
寺坂君が助かった、と言っていたのは聞こえなかったことにしよう…
「ねえ、渚。江華ってスパイだから頭いいのかな?」
「確かに。スパイって頭がいいイメージあるよね」
気になって仕方がないから、僕と茅野は今日の数学は森さんを観察することにした。
「この問題が分からない人!」
この問題は今やってる単元の基本の問題。みんな分かる
「はーい!!!」
「森さん!どこが分からないですか?」
「求め方と問題の意味でーす!」
今日1時間、森さんを観察してて分かった
彼女、驚くほど頭が悪い!!!
「モリッチ頭悪いね〜」
「森さん、今日放課後に勉強会をするんだけど…」
「江華、来た方がいいよ」
「カルマ君もメグッちもカエデもうるさいな!私だってね、小6までの勉強はできるんだからね!!」
森さんはドヤ顔でそう言うと片岡さんがポン、と森さんの肩に手を置いた
「何その哀れみの目!!!」
「まあ勉強会おいでよ!カルマ君も来るし、磯貝くんも片岡さんも来るから勉強教えてもらえるよ!」
「カエデがそこまで言うなら…」
「…ねえカエデ」
「…なに?江華」
「…磯貝君ってイケメンだね」
「…だよね。まばゆいってゆーか」
「茅野さん!森さん!この問題が解けるまで私語は禁止って言ったでしょう!?」
「「ひぃー!!!」」
今は勉強会中。問題が分からなくて小声で会話する茅野と森さんを、片岡さんがしかる
「メグッち、そんなに怒ったらダメだよ!」
「あなた達の為よ!ほら、手を動かして!」
「はい!ごめんなさい!!」
なんかもう…超スパルタ塾みたくなってる…
「それにしても潮田君の家って広いんだね」
「渚でいいよ。そうかな?それよりも母さんがいなくて良かったよ」
母さんが怖くて、友達なんて家に入れたことがなかった。
「森さんは烏間先生と住んでるの?」
「私も江華でいいよ。違うよ。お兄ちゃんの家は防衛省からちょっと遠いから…」
「一人暮らしなんだ?」
「ううん、姉御…じゃないや!ビッチ先生と住んでるの!」
「ええっビッチ先生と!?」