( ´_ゝ`)(´<_`)流石兄弟と幻想郷のようです

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1:わたかず:2017/05/07(日) 07:08 ID:9HE

(*´_ゝ`)また東方スレを立てますが、どちらも放置はしませんので。ちなみに、私はまだ流石兄弟スレを作りますので、そちらの方もm(_ _)m よろしくお願いします

2:わたかず:2017/05/07(日) 07:16 ID:9HE

(*´_ゝ`)「おーい!弟者!こっちだ!」
(´<_`;)「ちょ、ちょっと待てよ兄者。早すぎだっつーの…」
(*´_ゝ`)「何言ってるんだ!俺達はキノコ狩りに来たんだぜ?デカイの取られたくないから朝早くに来たんじゃないか!」
(´<_`;)「いや、自分のペースで行くなよ、山は危険なんだぞ?」
(*´_ゝ`)「わかったわかった。あ、キノコ見つけた!」
(´<_`;)「あ!それはベニテングダケだ!」
(;´_ゝ`)「マジかよ…って、ベニテングダケってなんだ?」
(´<_`;)「知らねえのかよ…結構有名な毒キノコなんだよ」
( ´_ゝ`)「そうか、じゃイラネ」ポイ
(´<_`;)「兄者、毒キノコは見つけたら袋に入れて管理人に渡すよう山の麓に看板があったぞ」
(♯´_ゝ`)「めんどくさいな!ほら行くぞ!」
(´<_`;)「ま、待てよ…」

3:わたかず:2017/05/07(日) 07:20 ID:9HE

(;´_ゝ`)「ハァ…ハァ…」
( ´_ゝ`)「あれ?ここどこだ?」
(;´_ゝ`)「でかいきのこに釣られて来たら迷っちまった…」
( ´_ゝ`)「まあ、いいか。おーい!弟者!地図寄越せー!」
( ´_ゝ`)「…」
(;´_ゝ`)「居ない?」
(;´_ゝ`)「どうすんだよ…夕暮れになって来ちまった…」
( ´_ゝ`)「ん?」
(;´_ゝ`)「地面が…無くなった?」
(;_ゝ;)「ウワァァァァ!」ヒュー

4:わたかず:2017/05/07(日) 07:25 ID:9HE

「ァァァァ……」
( ;_ゝ;)「ウワァァァァ!」
( ;_ゝ;)「グハッ!」
(;´_ゝ;)「思いっきりぶつけちまった…ん?」
( ´_ゝ`)「なんだここ、木に囲まれて広場みたいだな」
(;´_ゝ`)「てか、もう夜か…今夜はここで寝るか」
( ´_ゝ`)「…腹減ったな、火を先につけてから何か食うか」
〜兄者薪探し中〜
( ´_ゝ`つ)つ(薪)「にしても、あの穴みたいなのはなんだったんだ…」

5:わたかず:2017/05/07(日) 07:30 ID:9HE

(*´_ゝ`)「よし、これくらいあれば十分だな」
( ´_ゝ`)つ─🔥(薪)(薪)(薪)
(*´_ゝ`)「暖かいな…」
( ´_ゝ`)「食べ物あるかな」リュックガサゴソ
(*´_ゝ`)「お、キノコ焼いた後に食べようと思ってた肉があるな、これでいいか」
( ´_ゝ`)つ─🍖🔥🔥🔥
ガサガサ…ガサガサ…

6:わたかず:2017/05/09(火) 23:47 ID:9HE

(; ´_ゝ`)「ん?まさか熊か?」
ガサガサ…
( ´_ゝ`)「あんまり傷つけたくないんだがな…」
お前は…
( ´_ゝ`)「?」
お前は食べてもいい人間かー?
( ´_ゝ`)「熊じゃないみたいだな…」
( ´_ゝ`)「俺自身じゃ自分が食ってもいい価値なのかは分からない。君が決めてくれ。俺は死にたくないってだけだがな」
ガサガサ

7:匿名さん:2017/05/10(水) 16:05 ID:moI

支援する

8:わたかず:2017/05/10(水) 16:56 ID:9HE

???「不味そうなのだー…」
( ´_ゝ`)
(; ´_ゝ`)
(; ´_ゝ`)「幼女…?」
???「?」
( ´_ゝ`)「ああ、名前を名乗って無かったな。俺は流石兄者。兄者でいい」
???「そーなのかー、ルーミアなのだー」
( ´_ゝ`)「そうか。君は家はあるの?」
ルーミア「ここがお家なのだー」
(; ´_ゝ`).。oO(野生児…?だが、立派な服だな、もしかしたら立派な城にでも住んでるかも知れないな、嫌気が差して逃げたのかな?どちらにしても、まずはこの子を守らないとな。夜は危険だし…)

9:わたかず:2017/05/10(水) 17:14 ID:9HE

( ´_ゝ`)「そうか、ありがとう。ところで、お腹減ったかい?」
ルーミア「お腹減ったのだー…」
( ´_ゝ`)「これ、食べる?」
( ´_ゝ`)つー🍖
ルーミア「ありがとうなのだー♪」
( ´_ゝ`)「俺もなんか食べるか…」
〜青年少女食事中〜
(; ´_ゝ`)「そう言えば、君は最初、俺に食べてもいい人間かって聞いたけど、なんで?」
ルーミア「?みんな食べてるのだー」
(; ´_ゝ`).。oO(食人族の群れか…厄介だな。さしずめこの娘は村長の娘だな。そう考えれば森に住んでるのも、服が綺麗なのも…ん?この子は攻撃的じゃないみたいだから、あまり人を攻撃しない、草食系かな?)

10:わたかず:2017/05/10(水) 17:26 ID:9HE

( ´_ゝ`)「ちなみに、ここはどこだい?」
ルーミア「ここは幻想郷って言うのだー」
(; ´_ゝ`)「幻想…郷?」
(; ´_ゝ`).。oO(聞いたことないな…日本なのか?それに、この娘の服装、外国っぽいな。帰れるかな…弟者…妹者…)
ルーミア「眠くなってきたのだー…」
( ´_ゝ`)「向こうにハンモックがある。良ければそれで」
ルーミア「ありがとうなのだー♪」

11:わたかず:2017/05/10(水) 23:28 ID:9HE

( ´_ゝ`)「…」
ルーミアはハンモックの揺れに気分を良くしながら、心地よく眠った。
( ´_ゝ`)「…」ポイ
火の中に薪をくべる。火を絶やすと危険だ。何度もやっていると忘れそうで怖い。
( ´_ゝ`)「…」
夜空を見上げる。星が一つ一つ綺麗に輝いている。物凄く綺麗で、ここに来ることが無ければ一生見られないような輝きだった。
( ´_ゝ`)「…」ポイ
睡魔が襲ってきた。取り敢えず時間を確認する。時計を見たが、どうも変だ。さっきは2時だったのに、6時になっている。
( ´_ゝ`)「…」
気づかないうちに朝になっていた。気づいた時に朝日が地平線に輝きながら出てきた。
( ´_ゝ`)「…?」
薪が無くなっていた。かなり集めたつもりだったが、流石に夜通しやっていたら無くなってしまう。
( ´_ゝ`)「よいしょ…少し集めるか」

12:わたかず:2017/05/11(木) 17:04 ID:9HE

( ´_ゝ`)「…」ガサガサ
ルーミアが起きないように薪になりそうな枝を探す。この森はかなり古い森なのか、枝が沢山落ちている。
( ´_ゝ`)「…」
このくらいでいいだろうか、もしかしたらまだここにいるかもしれない、と考えるが、もしかしたら食人族の村に案内してもらえるかもしれない。ん?食べられたりするかもしれないかな…
( ´_ゝ`)「…」
いろいろ考えたが、取り敢えず肉を焼く分の薪は取ってきた。だが、肉も朝で無くなる。食料は肉以外にあっただろうかと、リュックを漁る。

13:わたかず:2017/05/11(木) 17:12 ID:9HE

ルーミア「ん…」
(; ´_ゝ`)「あ、起こしちまったか」ガサゴソ
ルーミア「あ、大丈夫なのだー」
( ´_ゝ`)「これから朝飯作るから、しばらく暇潰ししててくれ」
ルーミア「ありがとうなのだー」
(; ´_ゝ`)「うーん…キノコはどっかに落としちまったからなぁ…ルーミアが食料があるところ知ってないかな」
〜青年少女活動中〜
( ´_ゝ`)「よし、出来た…あれ、ルーミア居るかな?」
ルーミア「ここなのだー」
(; ´_ゝ`)「うわっ!?」
( ´_ゝ`)「いつの間に…」
ルーミア「ずっと居たのだー」
(; ´_ゝ`)「マジか…しかし、そうなると俺の後ろに『影』があったのも納得が…」
( ´_ゝ`)「あれ?おかしいな、あの時とそんなに影がない…」
ルーミア「どうしたのだー?」
( ´_ゝ`)「何でもない、朝飯出来たから、食べるか」
ルーミア「分かったのだー」
〜青年少女食事中〜

14:わたかず:2017/07/01(土) 21:36 ID:vMk

(´ _ゝ` )「よし、食ったな…ルーミア、お前は家とかあるのか?」
ルーミア「家は無いけど、みんなが集まってるところがあるのだー」
(;´_ゝ`)「本当か!?」
(;´_ゝ`)(待てよ…人喰いの村だったらまずいな。幸い言葉は伝わるみたいだしな、どんな名前か聞いてみるか。村に名前ぐらいあるはずだ)
(´ _ゝ` )「どんな名前の所なんだ?」
ルーミア「?……人里なのだー」
(*´_ゝ`)(人!?こいつはやはり普通の人だったのか…)
(´ _ゝ` )「どんくらいかかるんだ?」
ルーミア「すぐそこなのだー」
(;´_ゝ`)「え?……………」
(;゜_ゝ゜)「なんであるんだ!?灯も夜には無かったはずだ!」
ルーミア「それは、ルーミアが…」
(*´_ゝ`)「まあいい。不思議なことがあっただけだ。とにかく行くぞ!」
兄者は変なところでポジティブなのだ

15:わたかず:2017/07/02(日) 16:06 ID:vMk

(゜_ゝ゜)「…見ない家の形だな、歴史村にでも来たのか?まさかな、秋田まで来たなんてことは無いだろ…」
ざわ・・・ざわ・・・
(;´_ゝ`)「なんか見られてる気がするな…服装も違うし…あれ?ルーミアどこいった!?」
〜その頃ルーミア〜
ルーミア「チルノちゃーん!」
完全にはぐれていた…チルノと遊ぶ約束をしていたらしく、兄者とはぐれてしまった
(;´_ゝ`)「おーい!ルーミアー!」
ざわ・・・ざわ・・・
(;´_ゝ゜)「うわ、なんか目立ってるな…ここは去るか」
???「ちょっと待てよ」ガシッ
(;゜_ゝ゜)「うわっ!?なんだ、お前」
魔理沙「お前さ、外来人か?」
(♯´_ゝ`)「ふざけるな!ちゃんと日本語話してるだろ!服装は違うけどよ、服装で判断するなよ!お前こそそんなコスプレして、しかも和風の村にそんな洋風なコスプレ、人前で良く出来るな!」
魔理沙「えっ…」
(;´_ゝ`)「今だ!撤収!」
魔理沙「あ、ちょ、待てよー!」
ε=ε=ε=ε=ε┌(´_ゝ`)┘スタコラサッサノサー
| 壁 |´_ゝ゜)チラッ
(;´_ゝ゜)「ハァッ、ハァッ、かなり走ったな…今のところ来てないし、あんなコスプレイヤーじゃ友達なんて居ないだろうしな」
魔理沙「誰がなんだって?」
(;゜_ゝ゜)「は?一体どっから喋ってんだ?」
サッ(´<_`;´_ゝ`) サッ
(↑_ゝ↑) (上を見ています。雑で申し訳ありません)
(;゜_ゝ゜)「ハッ!?」
魔理沙「びっくりしたか?外来人。ここはお前らの住んでるところとは違うんだ。さっさと帰れ。」
(♯´_ゝ`)「ふざけんな!こちとら帰りたくても帰れないんだ!」
魔理沙「うそつけ!もう騙されないぞ!帰らないなら取っ捕まえて処刑してやる!」
(;゜_ゝ゜)「処、処刑だぁ!?東北はそんな無法地帯だったのか!?」
┌(;´_ゝ`)┘ニィゲルンダヨー
魔理沙「待て!」
(♯´_ゝ`)「待てと言われて待つ処刑されるやつは居ないー!」
〜森の中〜
(;´_ゝ`)「ハァッ、ハァッ、ハァッ、死ぬ気で走った…箒で飛んでたから、追いつかれるかな…」
魔理沙「待ってたぞ」
(;゜_ゝ゜)「ギャアアアアアアア」

16:わたかず:2017/07/02(日) 16:20 ID:vMk

(;´_ゝ゜)「また走るのか…クソ!」
???「あらら、逃げられると思ってるのかしら?」
(;´_ゝ`)「は!?」
霊夢「『また』外来人ね…」
アリス「いつになったら大人しくなるのかしら?外の世界は…」
(;゜_ゝ゜)「嘘だろ…コスプレイヤーに殺される…」
魔理沙「もう逃げられないぜ、もうここで終わりだ。」
( ;_ゝ;)「嫌だ、嫌だ」
( ;_ゝ )「嫌だ」
( _ゝ )「生きる…」
魔理沙「?」
(╬´_ゝ`)「生きる希望を捨てない!俺は…生きる!」
霊夢「!?」
(╬´_ゝ`)「うわぁぁぁぁぁ!」パァァァァァ
ーフェイス・ライトー
アリス「!?くっ!」ピカァァァァア
(;´_ゝ`)「な、なんだこりゃ…いいや、逃げよう!」

17:わたかず:2017/07/03(月) 14:01 ID:vMk

(;´_ゝ゜)「…」
あれからどれほど走ったか、分からない。だが、確実にやつらを離した事だけは分かった。
(´<_`;=;´_ゝ`)
( ;_ゝ;)「ア゙ア゙ア゙怖かったァァァ!確実に死ぬかと思った!」
(;´_ゝ゜)「やべ、大声出しちまった…」
┌(;´_ゝ`)┘ザザザザザ…
枯れ葉が辺り一面に敷き詰められているような森を、素早く駆け抜ける。普段なら爽快だが、今は走ることにしか意識が無い。
|木|;´_ゝ゜)
(;´_ゝ`)「ふぅ…おや、枯れ葉はもう終わりか…緑いっぱいだな、この森は…ん?なんだあの神社は」
兄者が見た先には、長い階段の先にある神社。しめ縄がかなり立派な神社だ。
(*´_ゝ`)「これも何かの縁、お参りでもして行くかな」
コツ…コツ…
石階段の音が心地よい。いきなりこれ程ない恐怖を紛らわす為には、そう思うしかないのだ。そして…
(;´_ゝ`)「ハァ…長かったな」
(*´_ゝ`)「いい眺めだなー!あ、あの枯れ葉の散った後は俺のだな」
(*´_ゝ`)「よし、このままお参り…」
(;゜_ゝ゜)「あ?」
見えた。今、恐怖が見えた。
あの2人と、ここの管理人らしき人たち、3人。
こちらを見て、近づいている。
逃げなければ…
待て、2人?
まさか…
?「マスター…」
(;゜_ゝ゜)「まずい!」
(;´_ゝ`)「はっ!」ヒラリ
魔理沙「スパーク!」
自分が居た所に虹色の光線が飛んで来た。威力は分からないが、確実に殺そうとしている。
(;´_ゝ゜)「またお前らか!?一体なんで俺を追うんだ!?」
霊夢「まさかここに来るなんてね…でも、私達が来たのが運の尽きよ…」
早苗「そんな最低なヤツなんて…」
(;´_ゝ`)「俺はまだ何もしていない!あの可愛い妖怪だって襲って無い!人里で暴れたわけでもない!みんなに迷惑かけてない!俺が一体何をしたってんだ!」
アリス「うるさいわね…妖怪?」
(;´_ゝ`)「ああ、金髪でちっちゃくて、人を食うやつだ!名前は…」
魔理沙「ルーミアか!?ルーミアに何をした!」
(;´_ゝ`)「なんもしてないって言ったろ!?」
霊夢「じゃあ今は何処にいるの?」
(;´_ゝ`)「知らん!頼む!信じてくれ!俺がここに来たのはお参りしに来ただけだ!悪人がお参りなんかするか!?」
魔理沙「まだ分からないぜ。とにかく、お前はこの場で倒す。」
(♯´_ゝ`)「わからず屋共め!調べてみてから判断しろ!」
諏訪子「ねえ、まずはこの人を信じてみたら?嘘をついているなら殺せば良いし。ね?」
神奈子「諏訪子の言う通りだ。確かにあの事はショックだが、疑心暗鬼になっていてもしょうがない。『あの外来人』みたいにいいやつもいた訳だ。」
(;´_ゝ`)(あの外来人?まさか…弟者?)
(;´_ゝ`)「なあ、その外来人、名前はなんていう?」
霊夢「弟者って名前よ。それがどうかしたの?」
(゜_ゝ゜)「」
(;゜_ゝ゜)「ああ…」
アリス「なに?どうしたのよ」
(♯゜_ゝ゜)「弟者に何をしたー!よくも弟者をーっ!」
魔理沙「な、なんだ!?」
((;´_ゝ゜))「あいつは俺のたった一人の弟だっ!言えっ!弟者に…弟者に…」
(╬_ゝ)「弟者に何をしたーー!!」
霊夢「少し落ち着きなさい。」ドスッ
(;_ゝ)「カハッ…う、う…」ドサッ

18:わたかず:2017/07/08(土) 01:16 ID:vMk

(;´_ゝ゜)「…?」
(;´_ゝ゜)(俺を運んでるのかな?しかし、なんだこの棒…)
(゜_ゝ゜)「ぁ」
(;゜_ゝ゜)(!!)
ガブ(;´皿゜)
(;´_ゝ゜)(あぶねえ…空に浮かんでるなんて…)
(;´_ゝ`)(弟者の事を言ってたな…取り敢えず襲ってないみたいだが)
(;´_ゝ゜)(流石にこのまま運ばれるわけにはいかないな…)
(;´_ゝ`)(まずは足か…)
(;゜_ゝ゜)(そっと…)
(;´_ゝ`)(緩くて助かった…よし、飛び降りるか…)
(;´_ゝ゜)(思ったら意外に高いな)
(;´_ゝ`)(どうするか…)ポロッ
(´ _ゝ` )(なんだこれ)
兄者がポケットをいじくると、六角形の木で出来た不思議な物が入っていた
(;´_ゝ`)(あれ、これ…あの白黒魔法使いか、虹色光線出したヤツだな )
(´ _ゝ` )(このボタンは…なんだ?)カチ
ズドォォォォン!
魔理沙「えっ!?あれは、マスタースパ…は、八卦炉が無い!」
(;゜_ゝ゜)「ギャアアアア」ポイッ

19:匿名さん:2017/07/08(土) 08:40 ID:wHc

すぐ近くの海の波立つ表面をすべり潮の匂いを運んでくる風が、柔らかく薄いクリーム色のカーテンをめくり上げ部屋にやってくるのを感じるのも、もう十年になる。

ここはあの人が大好きな海の上ではなく陸の上で、こじんまりとした一軒家のリビングだ。現役からおりても海から離れたくないとごねた主人に自分でも珍しく仕方がないわねと海のすぐ近くに家を建てることを許したのは、おそらく自分も心のどこかで海を愛していたのだろう。

あの人が無事夢を叶えてからが黄金期だと世間は言うけど、そんなことはない、あの人はいつだって目立っていて、誰よりも輝くこの世にたった一つしかない宝石のような人だった。

いつかそのことをそのまんま話すと彼は、宝石よりも海のあのキラキラの方が綺麗だろうと言った。まだ自分の恋心にも気づいていなかったあの頃の私は、自分の大好きな物の一つに例えてやったのに、とちょっと怒ってあんなのいつも見れるじゃない、とか、いっつも見てるじゃない、とかそうと答えたんだっけ。

きっと今聞いてもまったく同じ答えを返してくれるのだろう、昔よりは丸くなったとはいえ、似たような反応を返す自分が容易に想像できて少し口角があがった。

「あら、」

後ろからいきなり、しかし優しく抱き締めてくるこの腕はとても見覚えのある腕で、驚いたのと嬉しかったのでどうしたのと理由を聞くと、その腕の持ち主は恥ずかしげもなくしっかりと瞳を見つめて、「笑った顔が綺麗だったから」と言った。

綺麗、綺麗かぁ。



『ねぇルフィ』

『なんだ?』

『あんたってなんだか宝石みたいよね』

『....そうか?』

『でもおれは――――・・・・

20:わたかず:2017/07/10(月) 16:38 ID:vMk

すまぬ
ここはワンピースの二次創作スレではない
新しくスレッド建ててもらいたい
せめて流石兄弟を出して

21:匿名:2017/07/12(水) 08:36 ID:h2U

(*´_ゝ`)


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