小説の板から飛んできました。地獄少女のお話書いていきます。コメントよろしく!
7:瑠奈:2017/07/13(木) 17:15 ID:tkI 登場人物はこんな感じです。てことで話に入ります
一話「美術部の裏で」
この話に出るもの(大まかに。閻魔あいとか三藁以外)
土橋 康太(つちはし こうた)
通称つっちー。
沖井 りょうすけ
きえい ひびき
岸田 涼
康太「おっはー!あ、今昼だからこんにちは!」
りょうすけ「つっちー!」
ひびき「おお!よくきたなあ。昨日までおたふくって聞いてたから心配したぞ康太」
康太「りょうすけ。ひびき先輩。全然大丈夫っス!」
俺、土橋康太。美術部に入っている中学一年生。りょうすけってのはクラスメートの親友。で、ひびきっていうのが中二の先輩!俺らはまあいわゆるいつメンってやつ
康太「おーりょうすけうまくかけてんじゃん」
ひびき「りょうすけにしては珍しいな。前まで顔面崩壊してたのに」
りょうすけ「ひびき先輩もうそれ50回くらい言ってるよ! 」
康太「あはは!」
笑顔が絶えない毎日だ。
涼「………」
ガラガラ
康太「やばっ。席戻ろう」
骨女「はーいみんな席ついて」
りょうすけ「え!」
美術室がざわざわする
康太「あの、、西村先生は…?」
骨女「西村先生はインフルエンザで一週間休みです。そして今日から一週間私がここを受け持ちます。曽根アンナです。よろしくね」
皆「よろしくお願いします」
康太「…!」
そして
りょうすけ「曽根先生美人だな〜♪」
康太「りょうすけ本当そういうの好きだよな笑」
骨女「こら私語は挟まない」
りょうすけ「あ、はい!」
骨女「そういえば部員減った?」
涼「ああきえい先輩はぁ用事があるからって帰りましたよぉ」
康太「あ、りょ「あ、俺岸田 涼でぇす♪よろしくでぇす!」あ」
骨女「かっこいいのね」
涼「そんなあ照れますよぉ〜」
骨女「あ、土橋くんだっけ?」
康太「はい」
骨女「可愛いのね」
康太「え、そ、そうですか…//」
骨女「なんかタイプの好青年的な」
康太「曽根先生も美人でモテそうな人ですよ…!」
骨女「あらもうお世辞もいい加減にするのよ〜。」
先生「曽根さーん」
骨女「はい!じゃ行くわね」
康太「はい!」
涼「え〜曽根先生帰るノォ?じゃこんなとこいてもつまんないし帰りまぁす」
康太「バイバイ」
りょうすけ「あいつ態度悪いよね男なのにぶりっ子だし」
康太「ったく。悪口してもいいことないよ。そういうのはダメ!ほら続けるよ」
りょうすけ「はぁい」
涼side
ああイライラする。せっかくあいつを傷つけるために母親まで使ったたってのにピンピンしやがってよお。あいつの顔も声も行動も全部イライラする。
イライラする…!そういえば前ゆうまにいちゃんが…
ゆうま「地獄通信って知ってるか?」
涼「なんだよそれ」
ゆうま「友達から聞いたんだけど、午前0時に地獄通信にアクセスして憎い相手の名前を書き込むと地獄少女が恨みを晴らしてくれるんだって。」
涼「へぇ〜」
これだ。これであいつを消せる…!
〜翌日〜
康太「っ!!?!」
上靴を履くと小さな痛みが走った。見ると、画鋲が入っていた。しかも…「消えろ」などの落書き。誰がこんなこと…
ひびき「こーうたっ!」
康太「ひびき先輩…」
ひびき「あれ康太病んだ?」
康太「はぁ?」
ひびき「隈酷いよ。怖い夢でも見た?やっぱ病んだ?」
康太「…あ。お母さんのこと思い出しちゃいまして…」
ひびき「あ、ごめんね。。にしてもりょうすけ遅いね。」
康太「こんなの見られたりょうすけに怒られますw」
ひびき「りょうすけ康太に厳しいもんね」
りょうすけ「俺が何?」
2人「りょうすけ!」
りょうすけ「つっちーおはよ。ひびき先輩おはようございます。で、俺がどうしたの」
ひびき「2人すごい仲良いし付き合っちゃえよ〜なんてw」
りょうすけ「ああ当たり前ですよ。俺ら親友だもん、ね?」
康太「うん!」
ひびき「…」
康太「一時間目なんだっけ」
りょうすけ「数学」
康太「数学か。じゃはやくせきもどろ」
りょうすけ「うん」
そして
数学先生「えー…」
康太「…」
〜脳の中〜
康太「お母さん!お母さん!!!!」
男子たち「あははは!」
お母さん…お母さん…なんで…!!
康太「っ!」ガララ
数学先生「ちょっ!?土橋くん!」
涼「…ふっ」
康太「グスッ…うっ…おかあさんっ…」
がらら
康太「!?」
骨女「美術室で声が聞こえると思ったら土橋くん…どうしたの?授業は?」
康太「サボった…」
骨女「ええ?!そんな人には見えなかったけど!」
康太「いえいえ僕だって授業くらいサボりますよ…」
骨女「そういえばなんで泣いてたの」
はっ!てか、今泣いてるとこみられて?
康太「目にゴミ入ったみたいです…」
骨女「おかあさん」
康太「!」
骨女「ねえ、土、、いや康太。思い詰めないで。いいから、、私に、全部、話してくれないかな…」
先生なら…話して…いいかも…。
康太「僕…小六の頃ある男子たちにいじめられてたんです。それならまだ我慢できました。でも、、奴らは、俺を傷つけるためにおかあさんまで攻撃し始めたっ。しかも、脅したんです。「俺らが土橋をいじめてること先生にバラすってさっき言ったよね。そんなことしたらコロシチャウカモ」って、ライターの火を…お母さんの前でチラつかせて。でも、お母さんは怯えまなかったです。強いと思いました。俺と違って。それに起こったのか、主犯の1人がお母さんにガソリンをかけたんです。それでお母さんが「やめて」って言って。で、今日はこれくらいにしとこうかなぁって、主犯が言って。そしたら取り巻きが「えーつまんねえよそんなの。俺人が焼け死ぬとこ生で見て見てえもん」って言い出したんです。そしてお母さんが怖くなり始めたのかピクリと動かなくなって。。俺つい主犯を殴ってしまったんです。そしたらライターの火がお母さんの上に…。そのあとは思い出したくもありませんでした…。俺おかあさん、をころしちゃったんです…ずっと後悔して…」
骨女「そう、そうだったのね…」
骨女「でも。康太は何も悪くないのに…」
康太「でも、聞いたところ…裏で指示犯がいたそうです。多分それに従って…俺今でも見えない誰かを…。真犯人をずっと恨んでいます。許せない…。でも、それ以上に自分が許せないんですっ…!しねるもんならしんd」
骨女「康太。思い詰めないでって言ったでしょ。それに顔赤いわ。熱あるのかも。早退する?」
康太「…そうします。あの、送っていただけないでしょうか?」
骨女「私もそのつもり。送ってくわ。車乗って」
康太「はい…」
康太「ありがとうございました」
骨女「教師として当然のことしたまでよ。じゃあね」頭をポンポンとする
康太「///さ、さようなら」
俺何赤く、なって…
あいの家
あい「骨女。これはあくまで潜入調査。仕事なのよ。私情を挟むことは許されない。」
骨女「わかってるよお嬢」
あい「ならいいわ……」
骨女(でも、、もしかしたら私康太のこと…)
〜翌日〜
骨女「今日も張り切っていくよ〜」
ひびき・りょうすけ「あーい」
涼「はぁい!」
康太「あ、曽根先生。昨日はほんとありがとうございました…!」
骨女「別に気にすることないのよ」
りょうすけ「え?なになに?」
ひびき「何があったの??」
骨女「秘密♪」
涼「ええ!つっちーおしえてよぉ」
骨女「はいはいこの話はいいから絵描くよ」
康太「そ、そう。さあやりますよ〜(汗)」
涼「…」
ふう…あぶなかった💦
涼side
ムカつく!!なんだよあいつ。
俺のいないところで曽根先生と仲良くなりやがって。
俺が隠れてあいついじめてること知らねえの?バカじゃん。
ま、あいつの母がシンダトキは笑いこらえるの必死だったわ。
にしても、、なんで、。俺の方があいつよりかっこいいし頭もいいのに!
うざい、、うざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい!!あんなやつ…そうだ!地獄通信…これであいつを地獄送りにすれば…!俺あったまいい〜♪
午前0時
涼「地獄通信…」カチッ
⏳
涼「うわまじであった!えっとぉ」
【土橋 康太】
涼「これでよし。っと!」カチッ
涼「…ん?ここは…!お前…」
あい「私は閻魔あい。地獄少女。あなたが呼んだんでしょう。輪入道」
輪入道「はいお嬢」
あい「受け取りなさい」
涼「は?藁人形?」
あい「あなたが本当に恨みを晴らしたいと思うならその首の赤い糸を解けばいい。糸をとけば私と正式に契約を交わしたことになり恨みの相手は速やかに地獄へ流されるわ」
涼「この糸をとけばいいんだな。なら今すぐ…」
あい「ただし」
涼「え?」
あい「恨みを晴らしたならあなた自身にも代償を支払ってもらう…。人を呪わば穴二つ…。あなたの魂も地獄へ落ちる…。」
一目連「死んだ後の話だけどね」
涼「はぁ?!なんであいつのために俺が地獄へ落ちなきゃなんねえの?意味わかんねえ。ま、死んだ後のこととか関係ねえか。」
あい「極楽状態へは行けずあなたの魂は痛みと苦しみを味わいながら永遠にさまようことになる…後は…あなたが決めることよ…」ブワッ
涼「うっ!!あれ、消えた…?でも、藁人形…本当に地獄少女が…ふっ。これであいつを…!」
〜翌日〜
康太「…この糸を引けばあいつを…でも、俺まで地獄に落ちるし、しかも、もし糸を引いたらあいつは俺より痛くて苦しい地獄を味わうことになるんだ…」
昨日聞いた。涼が言ってたこと。放課後、誰か分からないけど多分クラスメートに、言ってた。俺は今土橋をいじめてるって、。案外面白いからお前らもやらね?って。俺は…あいつの母親が焼けしむのを動画で見た時笑いが止まらなかったって。多分俺あの言葉で察した。真犯人は涼。あいつだ。許せない。。そういうことで地獄通信に名前を書き込んだんだ。でも、糸を引くかは迷い中。どうしようか。。
美術
骨女「今日は県大会に出す絵を決めたいと思いま…」
みんな「えー!!」
りょうすけ「誰?!」
涼「気になりますぅ」
ひびき「先生に教えて!」
骨女「今回県大会に出す絵は
康太。
康太に決めた。みんなとても良かったけど、康太の絵に私は引かれた。そこは理解してほしい」
涼「えー?!つっちー?俺頑張ったのに先生ひどいですぅ…」
涼すごいショック受けてるごめん…
ひびき「そっかぁ。俺も頑張ったんだけど…」
ひびき先輩ごめんなさい…
りょうすけ「俺今回は完璧かと思ったのに。。」
りょうすけ泣きそうみんなごめん。。
涼「でもそうですよね。なんてなく分かってました!土橋くんだってこと」
康太「え…」
ひびき「だよな。誰よりも部活よく来てたし」
りょうすけ「誰よりも熱心で上手くて。それに友達だもん。嬉しいよ!」
康太「みんな本当に俺でいいの?」
三人「もちろん!」
康太「みんな…」
骨女「…」
俺間違えてた。涼を地獄に落とそうなんて。ごめんよ…
先生に教えて誤字ってました。すみません!
涼side
なんであいつなんだよ。今回俺も自信満々だったのに。ユルセナイ許せない!
あの時落としてればよかった。そうだどうせならあいつの前で糸を解いてやる…シネばいいんだあんなやつ!
康太「よし、捨てよう…!」そして窓に向かって藁人形を投げ出そうとすると
涼「みーつけたぁっ」
康太「涼?!それ、藁人形なんで…」
涼「え、藁人形…あはっ!つっちーも持ってたんだあ。でもね、俺は地獄に流されたりしない。お前なんか生きてる価値ねえんだよ。おれの人気下がっちゃうじゃん。天才は2人もいらない。おれの前で地獄に送ってやんよ」
康太「っ…けんな…」
涼「あ?」
康太「ふざけんなっ!人の生活めちゃくちゃにしやがって!お前のせいでお母さんは…絶対許せない…!」
2人「おれの前から消えろよ!」
シュルル
《怨み聞き届けたり》
涼「きえ…た?」
涼「ふっあはは!消えた!これで俺が…」
骨女「消えたのはあんたの方だよ」
涼「…え?」
山藁「糸を引くのはかすかに康太くんの方が早かったです」
涼「そんな嘘だ…なんで俺が!」
ひびき「ねえ、涼」
涼「きえい!なんだよ俺今てめえに構ってる場合じゃ…うっ!」
きえいは俺の首を締めてきた。
ひびき「お前さぁうぜぇんだよ!年下のくせにいっつも俺のこと見下しやがってよ」
涼「そんなのお前が弱いからだ…ろ。それより…や、、めろ!」
ひびき「ちっ。うぜえ…。コロしちゃおっかなぁ?」
涼「は、ぁ?やめ…ろよ!そんなことしてもし俺が本当に死んだら..お前殺人犯だろ!犯罪だぞ!!」
ひびき「本当の犯罪者は誰だよ。ねえ康太」
涼「?!」
康太「そうだね。もっと苦しめ。あはは」
つっちーは笑うだけで助けてくれない
涼「っに…笑ってんだよ!!おい!」
?「ねぇ苦しい?」
意識が飛ぼうとした時声が聞こえた。そしてやっと解放された
涼「っざけんな。お前らブッコロス…!」
ひびき「それは無理だね」
涼「なんでだよ!」
康太「まだ気づいてないの?お前はもう地獄に落ちてんだよ」
涼「ひっ…!」
りょうすけ「そうそう」
涼「りょうすけ!さっきの声お前が…」
りょうすけ「ねえ、苦しい?」
涼「ったりめーだろ。早く助けろよ。おいっ」
りょうすけ「本当何もわかってない。これは当然の報いなんだよ。本当に苦しかったのはつっちーの方なのにっ!」ガッ
涼「うっ…」
りょうすけ「あはは〜無様だわ。これはあくまで仕返し。分かってる?」
涼「くっ…」
りょうすけは足を俺の頭に乗せる。
りょうすけ「ていうか俺お前のこと友達だと思ったこと一度もねーよ」
涼「は…?」
りょうすけ「この勘違い男が」
涼「やめろよマジでお前ら…!」
りょうすけ「ふんっ。誰も助けに来ねえしやめなんてしねーよ」
涼「このやろっ…!」
フッ
涼「?!キエ、、タ…?」
骨女「反省する気になったかい?」
涼「!曽根先生。。。それどういうことですか…?」
一目連「自分の罪を詫びる気になったかってことだよ」
輪入道「影で人をいじめてましてやその家族を殺すなんてなぁ。」
山藁「康太くんに悪いと思わないんですか」
涼「はぁ?わるい?ぜーんぜん。だいたいあいつ俺よりブスで低脳で底辺なのに調子にのるから少しいじめただけじゃん」
山藁「でも、殺すのは別じゃないですか?」
涼「コロス?コロスなんてなぁ。残酷なこと言うねぇ。俺は指示してただけだ。やってない。あいつが悪いんだ!全部あいつが悪いんだよ!」
一目連「だってよお嬢」
涼「えっ…」
あい「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の玉。イッペン…死んでみる?」
涼「うわああああっ!!!」
鈴を鳴らす
涼「…ん?ここは…船。。おい、どこに行って、、どこに向かってんだよ!」
あい「地獄よ。終わることのない。永遠の地獄へ…」
涼「ひっ…!い、いやだぁっ!!!うわあああああっ!」
あい「この怨み…地獄へ流します…」
りょうすけ「にしてもすげえよなあ。つっちー」
ひびき「康太に負けるとは…俺も頑張らなきゃな!」
康太「あはは。2人とも頑張れ!」
りょうすけ「うん…ん?」康太の契約の刻印を見つめる
りょうすけ「これって…」
あい「あなたの怨み…晴らします…」
ろうそくには、土橋康太と名前が書かれていた…
〜end〜
一話終わりました!あ、言っとくけどこれもちろん地獄通信とかは存在しないけどいじめとか、、物語的には少し実話も入ってます!これはね友から聞いた話です。そのね友は康太くん役でした。どうもありがとう!
二話「大切な宝物」
登場人物
高瀬 夏来
雲母 蓮
夏来母
モブ二人組
ガッゴッドスッ
夏来「うっうう…もうやめ…」
蓮「お前高瀬うぜぇんだよ。俺ら10万円もってこいって言っただろ?!」
モブ1「なのになんで一万円だけなんだよ!」
モブ2「なめてんのかよクズおい!」
夏来「違うんです。。本当にそれしかなくて…あうっ…」
蓮「言い訳は聞き飽きた。明日持ってこなかったらボコすからなふん」
そういって雲母くんたちは僕に財布を投げつけ去ってしまった。
夏来「僕の気持ちも知らないで…!」
僕は、小学六年生の高瀬 夏来。いじめられている。僕は雲母くんたちが正直言って憎かった。きっかけは、五年の夏。
まだ、雲母くんたちとは関わりはなく少し話すくらいで、仲は悪くなかった。だけど…ある日廊下を歩いていると、
''バリッ''
夏来「え…?」
何かを踏んでしまった。でも、急いでたから確認もしないで、走って行ってしまった。
次の日学校に来ると上履きに「しね」などと落書きが書かれていた。
夏来「っ…なにこれ。誰がやっ…」
蓮「あはははっ!」
夏来「雲母…くんたち…。もしかしてこれ…」
蓮「俺らがやったけど?」
夏来「な、んでこんな…!」
蓮「だってお前俺のピアス壊しただろ?!」
夏来「ピアス…?はっ!昨日のもしかして…ごめんなさい!悪気はなくて…」
蓮「は?今更謝りなんていらねーんだよ!まじで死んで欲しいんだけど!」
夏来「ごめっ…うっ!」
蓮「だから謝りとかいらねーって!金は払ってもらうぜ?」
夏来「わかった…」
ピアスは確か1400くらいって取り巻きたちが言ってた。悪いと思ってちゃんとその分払ったのに、彼らはもっとたくさんの金を得ようとして時に脅して来る。最近なんか10万円とか。確かに僕も悪かった。でもまず小学生でピアスつけて来るってのも法律でダメってわけでもないけど悪い気もするし、雲母くんたちがやってることは立派な脅迫罪だ。
夏来「っはぁ…派手にやられたなあ。痣増えちゃった…僕、、弱いな…」
午前0時
カチカチっカチッ
ボッ
⏳
夏来「…あった…」
カチカチっ
【雲母 蓮】
夏来「…っ!」
カチッ
⌛
夏来「…なんて出来るわけないよね。。ねよう…」
その時
夏来「!誰?!え、ここどこ…?」
あい「私は閻魔あい。あなたが呼んだんでしょう。骨女」
骨女「はいよお嬢」
あい「受け取りなさい」
夏来「え?藁人形?」
あい「あなたが本当に恨みを晴らしたいと思うならその首の赤い糸を解けばいい。糸をとけば私と正式に契約を交わしたことになり恨みの相手は速やかに地獄へ流されるわ」
夏来「この糸をとけば…!」
あい「ただし」
夏来「え…?」
あい「恨みを晴らしたならあなた自身にも代償を支払ってもらう…。人を呪わば穴二つ…。あなたの魂も地獄へ落ちる…。」
山藁「死んだ後の話ですけどね」
夏来「そんな…!」
あい「極楽状態へは行けずあなたの魂は痛みと苦しみを味わいながら永遠にさまようことになる…後は…あなたが決めることよ…」ブワッ
夏来「……うっ!…いない…。でも藁人形はある…。この糸をとけば…でも、僕も地獄へ落ちる…どうしたら…」
〜翌日〜
蓮「ったく役立たずが!」
夏来「ゔっ…!!いたっ……い..ごめんなさい…」
モブ一「なんかこいつ謝ってばかりだょなぁ」
モブ二「そこがうぜえんだよ」ガッ
夏来「うっ…」
蓮「ま、この分だけは持ってくけどね…ん…?なんかこの金汗臭くね?」
モブ二「うわっほんとだ」
モブ一「こいつのくせー匂いがついたんじゃね?」
蓮「うわきたねっ。さすが体臭臭男…。こんな千円札汚すぎていらないんだけど。小銭もね?」ビリッ
夏来「あっだめっ…」
手を差し伸べる
夏来「い''っ…」
夏来の手の上に足を思い切りふりおとす
蓮「あーあまじ汚えんだけど…責任取れよ」
夏来「せ、責任て…」
蓮「そうだ。女子の前でズボンとパンツ脱がして晒してやろうぜ?」
モブ2人「いいねぇっ!」
夏来「やっやめっ…」
蓮「ジタバタしてんじゃねーよノロマ!」ガッ
夏来「うっ…」
こんなわけでまた虐められてるわけだ…
夏来「…いた…」
最近は目に痣できたり見えない部分に傷ができたり大変だ。
大輝「夏来…?!その目どうし……?」
夏来「あ、これは…」
友達の大輝だ。大輝だけには…知られたく、ない…。
夏来「っなんでもない!」
大輝「っ夏来!」
ドンッ
夏来「痛っ…」
蓮「ははっ儚い友情だね〜?」
夏来「雲母くん…」
蓮「放課後いつもの場所ね?」
夏来「はい…」
放課後から予定が変わり午後八時。夏来「…ナンパ…何で僕が…!」
蓮「狙いはね〜ご飯おごってくれそうな優しそうな女性で。ババアでもいいから」
夏来「でもそんな…」
蓮「お金持ってこなかったお前が悪いんだろ。しっかりやれよ」
夏来「っ…、、!あれ…」
あい「…」ふっ
夏来「今の地獄少女…?」
蓮「何ぼけっとしてんだよ」
夏来「あ…」
蓮「あれがいい。多分いけると思う」
夏来「え…」
モブ一「ほら行けよ!」ドンッ
夏来「うわっ!」
女性「キャッ。な、何…?」
夏来「ああの…」
女性「何…?」
夏来「ぼ、ぼく。。その…」
女性「あらもしかしてナンパ〜?かっこいいね僕〜。いくつ?てか、僕1人?」
夏来「い…」
女性「どこ行く?何食べ…」
夏来「やだっ!」ドンッ
女性「痛っ!ちょっとあんた!」
路地裏
夏来「う、うっ…。もう…やだ…誰か…」
蓮「おい何逃げてんだよ」
夏来「っ!どうしてこんな…?!」
蓮「次金持ってこなかったらこの写真バラすから。じゃーねー?」
モブ2人「あはははっ!」
バラす→ばらまく
夏来「うっ…なんで…僕が…」
〜翌日〜
夏来「……」藁人形を見つめ
蓮「たーかーせっ!」
夏来「!!」
蓮「…?聞いてる?」
夏来「っ!ごめんなさい!」
蓮「はっ?ちょ…。あいつ…」
トイレで
夏来「……」
あい「契約を交わしたらあなた自身にも代償を支払ってもらう。人を呪わば穴二つ…」
夏来「っ!はぁ…」ギィッ…
夏来「どうすっか.....」
担任先生(女)「高瀬くん。ちょっといいかしら?」
夏来「…え、はい…」
職員室
担任「さっき学校宛にメールが送られて来たのよねぇ。」
夏来「!!それっ…!!違うんですそれは」
担任「言い訳しないの!」
夏来「っ…」
担任「これはどう見てもあなたでしょう!恥ずかしいと思わないの?まだ小6なのよ!高瀬くんのこと信じてたのに。残念ね。とにかく明日は両親にもきてもらってちゃんと話すから。こんなんじゃ来年いい中学行けないわよ」
夏来「そんな…っ」
がららら
夏来「わっ…!」
蓮「ざまあみろ。」
夏来「っ…お前のせいでっ…」
蓮「ああ?…ん?何これいい腕時計してんじゃーん?」
夏来「あ、それは5年の頃誕生日プレゼントでもらった大切な…」
蓮「地味なお前には似合わねえよ!」
ガッ!!
夏来「やめてぇぇっ!!」
屋上で
夏来「…!」
シュルル
夏来「うっ…」
《怨み聞き届けたり…》
夏来「…あ…れ…ない…これで…雲母くんは…」
あい「…ふぅ…」
ああのおばあちゃん「あい…長襦袢を置いておくよ」
あい「…うん。ありがとうおばあちゃん」
長襦袢を来て
あい「…」
輪入道「ううっ…」
輪入道に乗り連のとこへ
蓮「…はぁ?学校に来いって今10時だっての。」
店員「お客さん」
蓮「え、はい?」
店員「ずっとそこにいると困られるんですが…お友達も呼んでるし行って来ては…?」
蓮「はぁ?ちっしょうがねえな…」
学校
蓮「あのクズ何してんだか…あ、来た。おい高瀬おそっ…」
夏来「…」ドン
蓮「いてっ…おいおまえっ…!」
すっ
蓮「ひっ!透けて…?」
夏来「…」
蓮「あ!おい待てよ!」タタタ
蓮「夜の学校て暗いんだな…あのクズは先に行くし…なんか怖…あ、優馬!翔太!お前ら何し…」
モブ二人「!」振り返ると同時に顔が溶けて行く
蓮「うわあっ!あ…ふ、二人とも…」
モブ一「悪い奴には…」
モブ二「お仕置きが必要だよなぁ…?」
蓮「う、ウワァッ!」
蓮「ど、どうなってんだよ!おい!高瀬!出て来い!隠れても無駄なんだよ…っ!」
夏来「雲母くん…」
蓮「高瀬…?」
夏来「僕…君のせいでいい中学行けないかもしれないんだ…。ねぇ、責任とってよねぇ?」
蓮「はぁ?なんで俺が…気持ち悪いんだよお前…」
夏来「まあいっか。君が僕をいじめてたこと先生に言いつけてやるから…」
蓮「!はあ、何それ…そんなの嘘っぱちだろ。証拠あんのかよ!」
一目連「あるよ」
蓮「…ひっ!」
一目連「見てたよ全部ね」
蓮「あ…それは…あ!先生!」
担任「あら雲母くん。どうしたの?」
蓮「なんか学校が変なんです!高瀬はなんか意味不明なことばっか言って変な男の先生みたいな片目が隠れている人いるしあのあの、どうすれば…」
担任「ああ…大丈夫。私に任せて。こっちにお友達がいるから」
蓮「優馬と翔太…?」
担任「ええ…」
蓮「あ、お願いします…」
一目連は三藁を家族と思っているみたいだけど、なんかいい人だよね。刀だけどね。うん。
担任「ほら…あっちよぉ…」
蓮「…ひっ!!」
モブ二人「あ…蓮!助けて助けてぇっ!あ''っ…」何者かに刺される
蓮「うわあぁぁぁあっ!」ダダダ
骨女「うふふっ…」
蓮「はぁはぁ…高瀬…」
夏来「ふふっ…」
蓮「くそっ!悪ふざけもいい加減に…」
輪入道「いい加減にするのはどっちだよぉ」
蓮「じじい…お前もこいつの仲間だな!
一目連「おっと俺のことも忘れないでほしいねぇ」
蓮「ざけてんじゃねーよお前ら。まとめてブッコロ…」
山藁「それはできません。あなたはもう地獄に落ちている。僕たちをころすなんてのは不可能なんですよ」
蓮「はっ地獄?誰が…!まさかお前…」
夏来「ふっ」
蓮「おまっ…」
骨女「少しは身にしみたかい?」
蓮「ああ?」
一目連「自分のしたことを詫びる気になったかってことだよ」
きくり「お前ほんとひどい奴だっ!反省しろ!ウィンナー攻撃!」
蓮「いでっ!このガキ…!誰が反省だよ!こいつが全部悪いんじゃねーか。俺は何も悪くない!」
輪入道「はぁ…聞いたかいお嬢」
蓮「は…」
あい「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の玉」
蓮「ひっ………!」
あい「いっぺん…死んでみる?」
蓮「うわあああああああ!」
チャリンと鈴を鳴らす
蓮「…!うっ…ここは船?なぁ、どこに向かってんだよ」
あい「……」
蓮「なあ、答えろよ!おい!!やだ…俺ほんとに地獄に…うわああああっ!」
あい「この怨み…地獄へ流します…」
担任「ごめんなさいね。誤解しちゃって。高瀬くんがそんなことするはずないのに…」
夏来「いえ。大丈夫です!では失礼します…」
大輝「いやぁほんと夏来が元気になってくれてよかったよ。まさか雲母が隠れていじめをしてたなんて。でも、よかった!」
夏来「うん…ありがとう!大輝!俺大好きだよ!」
大輝「ん?うん!」
家で
夏来母「とりあえず夏来が無事でよかったわ。ほんと雲母って人ゆるせないわね。でもこれでお金も減ることないし一安心ね!腕時計のことはまた買ってあげるから。心配しないでね夏来」
夏来「うん!ありがとう!お母さん大好き!」
夏来母「私も夏来のこと大好き!さっお父さんも帰ってくるし夕飯の支度しないとね」
夏来「うんそうだね…あ」
鏡を見る
夏来「契約の…刻印…」
夏来母「夏来?」
夏来「ううん…なんでもない!さっ作ろう!豪華に!」
夏来母「まあ張り切っちゃって!よーし頑張るぞお!」
夏来「おーっ!」
あい「あなたの怨み…晴らします…」
ろうそくに高瀬 夏来と書かれ
〜end〜
今回はいとこの実話です。実際年は小5なんすけど。その子は夏来くん役でした。ありがとーっ!
次は3話「裏切りの恋」です。
登場人物
相原 真理子
田沼 翔
幸原 圭太
蒼井 雪
モブ二人
すみません!ここからパワーアップしてここで書いたいと思いやす!http://bbs.fumi23.com/show.php?article_id=2492721よろしゅう!
43:瑠奈:2017/07/19(水) 14:29 ID:tkI書いたい→書きたい
44:瑠奈 333:2017/08/03(木) 00:51 ID:j3Qか
45:べるなに◆Lg:2017/08/03(木) 18:32 ID:/4Y 確かに面白いんだけれども、地獄少女特有の、後味の悪さがないかなー。
勘違いエンドとか、主人公闇堕ちとか、黒幕いましたとか、そういう感じの。
話自体は面白いし、頑張れ。
ありがと!それは、あっちの小説でやるよ〜待っててね!
47:瑠奈 333:2017/08/09(水) 10:14 ID:j3Qてか四期3話見たけど胸糞悪すぎ
48:べるなに◆Lg:2017/08/09(水) 11:33 ID:/4Yその後味の悪さがええんですよ
49:瑠奈 333:2017/08/10(木) 15:35 ID:j3Q確かにねwいとこの男がクソだった件wてかいじめられっ子男だったんかい!あの、いじめられっ子とあきらくんも精神的におかしくなっちゃったけど…
50:瑠奈 333:2017/08/14(月) 19:04 ID:j3Qいいね
51:瑠奈:2017/08/21(月) 12:26 ID:j3Q地獄少女続きあるのかな…
52:瑠奈:2017/08/22(火) 10:44 ID:j3Q新しい話、始めた
53:瑠奈:2017/08/27(日) 20:25 ID:j3Q地獄少女山わろがすき
54:瑠奈:2017/10/12(木) 17:31 ID:nvg向こうでは裏切りの恋、やり途中です。ネタバレすると騙された系、かな。見てねー
55:瑠奈 333:2017/10/12(木) 20:28 ID:nvgなんでこうI.D.変わるかな…
56:瑠奈 333:2017/10/21(土) 19:48 ID:nvg意味不!
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