**アイカツスターズ** 〜恋愛小説その2〜

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1:せれな ルール:2017/11/30(木) 20:49 ID:PCU

〜ルール〜
•人の嫌がることはしない
•暴言は禁止
•匿名が付いている名前は禁止
•このスレには入っていない人が注意する際はまず入ること
•2日に一回は必ず来ること
みんなで楽しくやろうね♪

2:リアクター:2017/12/02(土) 07:17 ID:XTU

せれなちゃん、バトン受け取った!

3:匿名さん:2017/12/02(土) 10:55 ID:EVc

おはよう☀

4:ハル 「なの」&:2017/12/02(土) 14:25 ID:I66

愛ちゃんおはよー😃

5:ハル 「なの」&:2017/12/02(土) 14:26 ID:I66

最近ポケコロばっかりやっててこれなかった❕ごめんなさい🙇

6:ハル 「なの」&:2017/12/02(土) 14:28 ID:I66

て言うか❗1000こえたね❤
おめでとう👏

7:ハル 「なの」&:2017/12/02(土) 14:30 ID:I66

あとID変わったケド、気にしないでね❤

8:せれな:2017/12/02(土) 21:33 ID:EFU

小「朝日先輩!」

とある朝、僕は小春ちゃんに呼び止められた。

朝「小春ちゃん!そんなに慌ててどうしたの?」

いつも静かで大人しい小春ちゃんが、珍しく慌てていたから、ちょっと珍しいものが見れたかも?

小「今日って、12月2日ですよね?」

朝「そうだっけ……?」

不安になったから、アイカツモバイルで確かめてみる。

朝「うん。あってるよ!」

小「よかった……。」

そう言うと、小春ちゃんはとある箱を僕にくれた。

朝「これは……?」

小「今日って、朝日先輩の誕生日ですよね?だから、私なりですけど、プレゼントです!」

朝「誕生日……?」

小「ちっ、違いましたか!?」

そういえば、そんな物もあったなぁ。

M4になってから、一日一日が忙しすぎてあっという間。

去年の4月にM4になったのが、ついさっきに感じるくらい。

朝「ううん。あってるよ!」

昔は、姉さんと真昼が祝ってくれたなぁ。

それぞれ、四つ星学園に来てからお互いのことなんか仕事でしか見なくなっちゃったから。

朝「でも、どうして僕に?」

小「実は、朝日先輩に何かお返しできたらな。と思っていたんです。だから、せめてこれくらいはって。」

お返し?

僕、なんか小春ちゃんにしてあげたっけ!?

もしそれがアレな内容だったら、また真昼に……!

小「この前の学園祭の時、実はとっても不安だったんです。」

朝「どうして?」

小「私はあくまでゆめちゃんの付き添いでしかなくて、お客さんが欲しいのはゆめちゃんが作ったたこ焼きだと思っていました。」

なんとなく、その感じはわかるかも。

入学した時はずっと同じレベルにいた友達が、家の都合で海外に行っていた間に自分の夢を叶えて、後輩からは憧れる存在になってるんだもんね。

しかも、その後輩は昔のゆめちゃんと同じ目で彼女を見ている。

ゆめちゃんが一年生だったら、きっと真っ先にひめちゃんのお店に行ってたもんね。

そこでひめちゃんじゃない誰かの作ったものを貰っても、全然喜ばないと思う。

小「でも、朝日先輩が私のたこ焼きを買ってくれて、美味しいって言ってくれました。それが、本当に嬉しくて……。だから、この分のお礼をしたいって思ってんです。」

朝「そんな!僕はただ小春ちゃんの作ってくれたたこ焼きが食べたかっただけだよ!」

小「違うんです!そう思ってくれる人が、きっと何人かいたはずなのに、私はゆめちゃんのおまけだからって思い込んでいて……。」

−−−行くわよ、朝日!

昔、僕は姉さんと同じステージに立ったことがある。

だけど、お客さんはずっと姉さんの事ばっかり見ていて、僕のことなんか全然。

だから、小春ちゃんのいいたいことが凄くわかる。

9:せれな:2017/12/02(土) 21:33 ID:EFU

小「けど、そんな時に、朝日先輩が私のたこ焼きを買ってくれました。その時に、やっとお客さんの事を思い出したんです!」

それも、凄くわかる。

−−−所詮僕は!姉さんのおまけでしかないんだ!

僕が初めてソロライブをする時、ゲストで姉さんが出る事になったあの日。

そこに集まったのは香澄朝日のファンじゃなくて、香澄夜空のファンだった。

最初は、お客さんがたくさんいた事が嬉しかった。

だけど、姉さんがステージに立った瞬間の歓声が、僕のステージのはずなのに僕よりも大きかった。

その日のライブは僕じゃない人の力で大成功。

男子生徒の中でもトップに入る観客動員数だった。

でも、それは姉さんがいたからであって、僕の力じゃない。

その日の夜、僕は姉さんと初めて喧嘩した。

朝「もう二度と!僕と同じステージに立たないで!」

夜「っ……!朝日は、私の事が嫌いなの?」

朝「このままだと本気で嫌いになりそうだよ!今日のライブに集まった人達だって、所詮は姉さんが見たくて来たんだ!僕の、初のソロライブだったのに……!」

そう言ったら、思いっきりビンタされた。

夜「……呆れたわ。じゃあ、私がいなかったら今日のステージは成功しなかったって言いたいの?」

朝「当たり前だ!誰も香澄朝日になんか見向きもしなかった!所詮僕は!姉さんのおまけでしかないんだ!」

夜「なら、今すぐにアイドルなんかやめて、父さんと同じ道を辿りなさい?」

朝「そんなバカみたいな事するわけないだろ!」

夜「バカなのは朝日よ。貴方に、アイドルをやる価値なんてないわ。」

朝「ふざけるのもいい加減にしてるれるかな!僕は……」

夜「今日集まったファンが、全部私のファンだと思う?」

朝「っ……!」

夜「今まで朝日が頑張ってきたから、ソロライブができたのよ!それも、朝日のファンがそれを望んだから!」

朝「えっ……?」

夜「確かに、私のファンが邪魔をしたかもしれない!だけど!あそこには朝日だけを見にきた人がたくさんいた!それなのに!私の飾りなんて、そんな事言うなら、ファンに謝ってアイドルなんかやめて!」

あの時はむしゃくしゃしてたなぁ。

真昼にも見せない感情的な姉さんは、まるで昔と変わらなかった。

今となれば恥ずかしい思い出だよ……。

小「だから、朝日先輩には受け取って欲しいんです!」

そうやって言われると、断れないよね……。

まぁ、大好きな小春ちゃんからの誕生日プレゼントを貰わないわけ無いけど!

朝「うん!ありがとう!小春ちゃん!」

僕は、迷わずプレゼントを受け取った。

小「……香澄朝日先輩、15歳のお誕生日おめでとうございます。これからも、頑張ってください!」

そんなごくありふれたセリフに、凄く胸を打たれた。

10:せれな:2017/12/02(土) 21:34 ID:EFU

朝「うん!小春ちゃんのためにも、僕、めちゃくちゃ頑張っちゃうよ!」

小「はいっ!」

朝「やっぱり、小春ちゃんはかわ"っ"!!」

真「そこまで!」

朝「背後からの手刀なんて聞いてないよ!」

なんか、日々威力が強くなってない!?

真「黙って近寄ったもの。」

小「あはは……。」

そう言うと、真昼は小春ちゃんを守るような体制に入った。

真「いくら浮かれてるからって、小春には指一本触れさせない。」

朝「そんなぁ!」

真「ほら、行くよ小春。」

小「う、うん。」

ほら!小春ちゃん困ってるじゃん!

真「それと……。」

朝「ん?」

真昼から、一通の手紙を渡された。

真「姉さんから、誕生日おめでとうの手紙。」

朝「夜空姉さんから?!」

真「そうよ。決して汚さないように。」

朝「……はい。」

その時、誰かのアイカツモバイルにメールが届く。

それは、どうやら真昼でも小春ちゃんのでもなく、

“さっさと来い。置いて行くぞ!”

朝「やばっ!ロケバス行っちゃうよ!」

すばるくんからの半脅迫メールだった。

真昼からの攻撃を避けるために生み出した警戒態勢を解いて、着崩れた制服を正す。

それを見て、呆れた表情を残して真昼は小春ちゃんと一緒に行ってしまった。

だけど、ネクタイを締め直している時に真昼から思いもしない言葉が出た。

『まぁ、何?朝日兄さん、誕生日おめでとう……。今年も私がいい年にしてあげるから。』

それは、昔姉さんが僕にかけてくれていた言葉だった。

その言葉を聞くだけで、不思議と安心した。

だから、今日はなんだってできるよ。

朝「よしっ!お仕事頑張っちゃうぞ!」

だって僕は、香澄朝日なんだから!

11:せれな:2017/12/02(土) 21:35 ID:EFU

今日は朝日くんの誕生日だと言う事で、30ちょっとで仕上げた中身のないお話ですが、お誕生日おめでとうの小説です!
シリアス混じりなので、明るい話が見たい方は読まない方がいいかも……!

12:せれな:2017/12/02(土) 22:00 ID:EFU

いじめの続き書き終わったぁ!
テスト勉強しながらだったので凄くゆっくりでごめんなさい!
来週の木曜日までこんな感じが続くと思いますが、テストさえ終わればもっとたくさん書けるはずなので、もうしばらくお待ちください!

13:せれな:2017/12/02(土) 22:04 ID:EFU

す「………これで最後か。」

数日だけだったけど、ゆめが使っていた星空寮の戸締りを全て終える。

学園長からは、合鍵を渡すからそれを使って戸締りを頼みたい。との事だった。

す「車椅子の割には、めちゃくちゃ動いたんだな。」

階段が上がれなかったのか、二階はどこも開いていなかったけど、一回の至る所の鍵が開いていた

す「しかしまぁ、生活感ってもんが微塵もなかったな。」

というか、ゆめの住んでいるであろう部屋だけがなかった。

本当にここで暮らしていたのか……

ここにいる間はなるべく、プラス思考でいようと思っていた。

ゆめの事を思い出したら、きっと泣いてしまう。

入院していることは聞いたけど、そのあとどうなったのかは誰も知らない。

もしかしたらとっくに退院して、普通の学校で楽しく過ごしいるのかもしれない。

きっとそうだろう。

あのまま、この世界からいなくなっていたらなんて……

す「っ……!んな事あるわけねぇだろ!」

そういえば、最後にゆめにかけた言葉は、なんだったか。

最後にゆめと話したのはいつだったか。

最後に、動くゆめを見たのは何日前になるのか。

最後に、ゆめの歌声を聞いたのは……

最後に、ゆめに触れたのは……

す「………」

眼が熱くなる

−−−すばるくんは馬鹿だなぁ。そんな事ないに決まってるじゃん!

もし、もう二度とゆめに会えなかったら。

もし、ゆめがあのまま意識を取り戻さなかったら。

す「あぁ……!何やってんだよ俺はっ……!」

視界が滲み、声が潤む。

す「もう、ゆめのためにも泣かないって決めただろ……!」

眩い笑顔の持ち主で、誰のためでも自分より相手を優先して、他人には幸せでいてほしいと思う心。

彼女の存在は、まるで太陽だった。

どんな時だって、ゆめのためなら頑張れる気がしてならなかった。

ゆめが笑顔でいてくれるなら、俺はアイドルなんかやめても良かった。

それなのに、アイドルをやめたのはゆめで、俺はそんなゆめに何もしてやれなかった。

す「もっと、ゆめのためにしてやれたことなんかいっぱいあったはずなのに………!」

雫が頬を伝う。

鍵を握っている右手に、その雫が落ちる感覚を、何度味わったことか。

す「あぁぁ!!ゆめが何をしたっていうんだよ!あんなに優しかったゆめが、何でこんな目に会わなきゃいけないんだよ……!」

自分の震える声が、無駄に広い寮に響く。

す「くそがぁっ!もう、何も信じられねぇよ!」

こんな世界、もういらない。

違う。

俺が選べる立場じゃない。

虹のように美しい輝きを失った世界に、果たして俺は必要なのか。

堪えていた涙が溢れ出す。

切れるような自分の泣き声を聞いて、余計に腹が立つ。

何もできなかったくせに、こんなに悔しがって。

悔しがるなら、もっと尽くしてやってからにしろ!

14:せれな:2017/12/02(土) 22:04 ID:EFU

す「くっ……!」

思わず扉の前で崩れてしまう。

この扉の先には、ゆめがいるんじゃないか。

そうも思って扉に縋る

だけど、その扉の先はさっき、自分で何もないと確かめたばかり。

結局は、ゆめがいないと何もできない。

喜んで、怒って、哀しんで、楽しんで。

どんなゆめでも、俺の瞳に映るゆめは他人よりも特別だった。

だけど、もうそんなゆめを見ることもできない。

す「せめて、最後ぐらい、笑っていられたらな……。」

思い出は思い出しかない。

五分前の出来事だって確実に覚えていられない人間が、何日も前の事を正確に覚えていられるはずがない。

だけど、あの笑顔だけは絶対に忘れない。

す「もう、やめろよ……!」

太陽のような彼女を、思い出すたびに涙が溢れ出す。

忘れたくても忘れられない。

というか、忘れるはずがない。

す「俺には、到底手の届く存在じゃないのかもしれないな……」

それでも、やっぱり……

他人をここまで大切に思ったのは、これが初めてだった。

す「できるなら、全部変わってやりたいよ……。」

ゆめが一人で抱え込む悩みも、ゆめを襲う痛みも。

けど、そう思うのが遅すぎた。

もっと自分に素直でいられたら、今更後悔することなんかなかったはず。

だからこそ、もう自分を偽ることはやめよう。

す「次はない……。例えそれが、ゆめじゃなくてもだ。」

ゆめがいなくなった今、あの3人の標的はきっとゆめの友人たちに変わるだろう。

俺は、彼女らを守ろうと思う。

本来ならそれはもうS4の仕事だ。

だけど、友人たちが傷付いたと知ったら、どう思うのだろうか。

姿は見えない、けど、ゆめが悲しむ姿なんか容易に想像できる。

これ以上、あいつには悲しんで欲しくない。

だからこそ、もうこんな事は二度と起こさない。

これは、自分との誓いだ。

15:せれな:2017/12/02(土) 22:05 ID:EFU

諸「すまないな、結城。」

寮の戸締りを終え、次の仕事に向かう前に学園長に合鍵を返しに来た。

す「いえ、これくらいなら別に…。」

そう俯く俺の目元を見たのか、学園長はこんな言葉を俺に言った。

諸「それと、辛いなら仕事を休んでくれても構わない。」

まだ微妙に目は赤いのだろうか。

きっと目の下は真っ赤だ。

す「いえ。こんな所で停滞していたら、ファンを悲しませてしまいます。」

諸「それが、自己を悲しませるとしてもか?」

す「はい。きっと虹野は、俺以上の苦しみを抱えていたのにもかかわらず、他人には笑顔で接していました。後輩にできて先輩にできないことなんかありません。」

諸「……その制服が、君にそう言いかけるのか?」

M4の制服。

男子生徒の中から選ばれた4人しか着ることのできない制服。

仮にもM4は、S4と対を成す存在。

その制服の重みが、俺にそうさせるのか?と学園長は心配してくれる。

す「いえ。あくまでこれは俺自身の意志です。」

諸「……わかった。但し、無理だけは絶対にするな。」

す「はい。」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

さっきまで握りしめていた合鍵も、今はもうない。

ゆめとの接点も、完全になくなってしまった。

綺麗に並ぶ学園内のタイルは、もしかしたら下を向いて歩いていても大丈夫なようにできているのかもしれない。

そんな馬鹿みたいな事を考えながら、学園外に待つロケバスに向かう。

?「あだっ!?」

前を向けば門が見える場所まで来た頃、誰かとぶつかった。

更には、その相手は俺を尻に敷く形で転ぶ。

あまりの憂鬱さに思わず目を瞑る。

昔に、こんな巡り合わせもあったような無かったような。

確かあの時は、木の上からゆめが落ちてきて、そして

す「ちょっと、重いんですけど?」

なんて言った気がする。

?「ごっ、ごめんなさい!!って、すばるくん?」

俺の事をそう呼ぶのは、ファンと白鳥だけだ。

白鳥は今集会でいないはず。

だから、学園の静けさに気付いた外部の人間が入ってきたんだろう。

す「そうですよ。M4の結城すばるですよ。」

?「なにその喋り方。変なの。」

しかし、ここまで対等に食いついてくる奴は初めてだった。

もしかしたら女子アイドルのファンで、男子アイドルなんて興味なしなタイプかもしれない。

そういえばゆめも俺の事なんか微塵も知らなかったよな。

そいつの度胸を無駄にするわけにはいかないから、顔だけでも覚えておこう。

そんなつもりで、ゆっくりと、目を開ける

す「変な喋り方でわるかっ…た………な………」

16:せれな:2017/12/02(土) 22:06 ID:EFU

荷物は全部星空寮に置いてあるので、私は手ぶらで学園に帰るだけで済んだ。

パパとママには学校まで送ってもらった。

みんなには内緒で学園に復帰するので、ローラや真昼ちゃんやあこちゃんがどんな反応をするのか楽しみ!

ゆ「夢は見るものじゃなーい、叶えるものーだよー……♪あれ?」

星空寮って、どうやって行くんだっけ?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

学園長先生が、私が帰ってきた事を分からせないために私が学園に戻って来る時間帯に全校集会を開いてくれた。

今は2:16

集会が終わるのは2:40

そこから20分の休憩を挟んでクラスに戻り、SHRを行う。

なので、全力で星空寮を探す。

ゆ「確か、この道をもっと奥まで行けば……!」

少し獣道を進むと、整備された道が続いていた。

ゆ「やった!これでたどり着ける!!」

全速力で走る。

私の、星空寮!

ゆ「あだっ!?」

走ることに夢中で、誰かにぶつかってしまった。

しかも、その人の上に座ってしまっている。

集会が開かれているから、誰もいないはずなんだけど。

?「ちょっと、重いんですけど?」

ゆ「ごっ、ごめんなさい!!って、すばるくん?」

あの日、あの木の下と同じ状態。

そして、同じ巡り合わせ。

す「そうですよ。M4の結城すばるですよ。」

何故か、ふてくされてた。

ゆ「なにその喋り方。変なの。」

目を開けるのも面倒そうに、静かに動き出す。

す「変な喋り方でわるかっ…た………な………」

相手の顔でも見ておこう。

そんなつもりで私の顔を見たすばるくんは目を疑っていた。

17:せれな:2017/12/02(土) 22:07 ID:EFU

ゆ「どうしたの?やっぱり痛かった?」

面白半分で、話を続けてみる。

す「ゆめ、なのか……?」

うーん。

どうやって返してみようかな……?

ゆ「そうですよー。四つ星学園歌組1年の虹野ゆめですよー。」

すばるくんは目をこすって、もう一度私を見つめ直す。

す「ゆめ……、四つ星学園はやめたんじやないのか……?」

ゆ「すばるくんとのライバル関係が続いているのに辞めれるわけないじゃん!」

す「これ、夢だよな……?」

ゆ「何言ってるの?私はゆめに決まってるじゃん!」

す「そうだよな……。ゆめが学園に戻って来るなんて夢に決まってる。」

ゆ「って、そっち!?」

夢とゆめを完全に聞き間違えた。

ゆ「そういえば、目の下赤いよ?何かあったの?」

す「うるせぇ。気にすんな。」

なにそれ?

余計気になっちゃうじゃん。

ゆ「ねぇ、すばるくん、あの時のこと覚えてる?」

これは夢だ。

そう自分に言い聞かせてるせいで、反応が遅い。

す「あぁ……?あの時のこと……?」

ゆ「すばるくんが私にキスしてくれたこと。」

す「……待て。これは夢だ。安心しろ。俺。」

ゆ「ちょっとぉ?聞いてるー?」

す「もちろん。忘れるわけ無いだろ。」

ゆ「私ね、すばるくんが初めてでとっても嬉しかった。」

あの時、颯爽と現れて、一度はダメだと思ったけどそれすらも演技で、私を助けてくれた。

ゆ「それに、私の事を守ってくれたすばるくんは、私の王子様みたいだった!」

みたいなんかじゃないよ。

孤独な私を守ってくれた、王子様だよ。

す「そ、そうか…。それは良かったな。」

18:せれな:2017/12/02(土) 22:08 ID:EFU

ゆ「だからね……。」

すばるくんに駆け寄る。

す「……?」

少し背の高いすばるくんに合わせて背伸びして、

私は、大好きな人の唇を塞いだ。

す「………!?///」

この前のすばるくんみたいに上手くできないけど、キスする事は出来た。

一歩下がる。

そして、

ゆ「すばるくん、これ。すばるくんに受け取ってほしくて。」

す「これは……?」

私は、星空寮の鍵をすばるくんに渡した。

す「これは、鍵?」

ゆ「うん!星空寮は1人じゃ大きすぎるから、誰かと一緒に住みたいなぁって思って。すばるくんに最初にあったからすばるくんは星空寮住民第2号!」

す「さすがに、一緒に住むのはまずいだろ……。」

ゆ「えぇーー?なんで?」

す「だってそりゃ、お前、分かってないのか?」

ゆ「???」

すばるくんは頭を抱えながら、ありゃりゃ……。と言ってから、よーく考えて、言葉を紡ぐ。

す「……分かったよ。一緒に住むのは厳しいかもしれないけど、たまには顔を出すようにする。」

どうせこれも夢なんだろうけどな。

なんて呟きながら。

だから、私は本当の気持ちで返事をする事にした。

例えそれが、流されるような会話でも。

ゆ「ありがとう!すばるくん大好き!!」

す「んっ……///」

ピピピ。

すばるくんのアイカツモバイルが次の仕事の準備をしろと伝える。

す「わ、悪い、そろそろ仕事だから……!また後でな!」

ゆ「うん!星空寮で待ってるね!」

すばるくんが走っていく中、私はsoleilの曲を思い出した。

カレンダーガールという曲。

“なんて事ない毎日が特別になる”

こんな些細な日常が、ずっと続けばいいのになぁ。

昔はそう思った。

でももう違う。

自分でめくるカレンダーは、自分で守らないとね。

19:せれな:2017/12/02(土) 22:10 ID:EFU

すばるくんと話をした後、私は星空寮に向かった。

それから、学園長先生に星空寮に着いたことをメールで知らせる。

そうする事で集会は終わり、自由時間になる。

なので、私はとある人達にメールを送る事にした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ロ「もぉー。やっと集会が終わったと思ったら次は星空寮に行けって、ほんとなんなのよ……。」

真「まぁまぁ……。ゆめの荷物の運び出しでしょ?それくらいはやってあげないと!」

あ「そうですわよ!いくらあの虹野ゆめといい、これくらいはやって当然ですわ!」

ロ「これくらいっていうけど、色々と大変だったのよ……。」

ゆめは色々と荷物が多すぎる。

四つ星学園での生活すべてが宝物みたいなゆめは、写真をたくさん撮ったり、私があげた温泉酢昆布の入れ物はまだ取ってあったり。

運ぶのは楽かもしれないけど、しまうのはとても大変。

それに、机の中にあった『S4になること!』を見て、平然としていられる自信がない。

ゆめが学園を去って1ヶ月が経つか経たないか。

誰もがゆめのことを可哀想と口には出していたのもも、本当にそう思っているのかは分からなかった。

ゆめの異変にわかってて知らんぷり。

そんな連中と同じ学園にいると思うと嫌になる。

けど、ゆめを守ってあげられなかった自分が一番嫌。

今ゆめは何をしているのかな……。

普通の中学校で、普通の授業を受けて、普通の友達と一緒に笑ってるのかな。

冷える夜の中、私との思い出もちょっとずつ忘れていくのかな。

真「ローラ、そんな顔しないの!」

ロ「ごめん……。でも、やっぱりゆめのこと考えてると………。」

あ「あぁー!もう!スッキリしませんわね!」

ロ「むぐっ!?」

あこに酢昆布を食べさせられた。

あ「これでも食べて気分転換しなさい!」

ロ「うん……。」

酢昆布を食べ終わる頃、私達は星空寮に着いた。

そこには、ひめ先輩もいた。

ひ「ローラちゃん達も呼び出されたのね……。」

ロ「はい。」

真「姉は、何をしていますか?」

ひ「夜空は呼び出されてないらしくて。それに、ここに入るには許可がいるらしくて……。」

そういうひめ先輩の目線の先にはアイカツモバイルをかざす機械があった。

ひ「恐らく、メールが来てれば入れると思うのだけれど……。」

あ「なら、行くまでですわ!」

あこがアイカツモバイルをかざす。

ピッ。

そんな音とともに、門は開いた。

あ「行きますわよ!」

全員「うん…!!」

20:せれな:2017/12/02(土) 22:11 ID:EFU

ひ「それにしても、広いわね……。」

星空寮はとんでもない広さをしていた。

あ「先日ドラマの撮影で入った時に見たS4寮よりも、確実に大きいですわ……!」

真「うん…。お姉ちゃんの部屋よりも断然大きい。」

ゆめが使っていたのは一番大きな部屋。

そこに荷物があるはず。

私達はそれをまとめて、寮の外に運び出す

それが、ゆめに関する最後の行いだと思った。

階段の横に隠された道を行き、ゆめのいた部屋に向かう。

廊下は肌寒く、くしゃみが出そうだった。

そして部屋の前に着いた。

ロ「……入るよ…。」

真「うん……。」

勇気を持って扉を開ける。

そこには、整理されたゆめの部屋があった。

ひ「あったかい……?」

あ「まるで、暖房がついてるみたいですわ。」

ゆめの部屋は玄関や廊下に比べて、とても暖かかった。

そんな疑問を持ちながら中に入って行くと、ゆめの机の上にはここにいる4人分の置き手紙と、1枚のカードが置いてあった。

真「いくらなんでも、おかしすぎる……。」

ロ「これは、仕組まれてるの……?」

ひ「もしかしたら、そうかもしれない。けど、まずはこれを読んで見ましょう。」

あ「はい。内容次第では警察を呼びましょう。」

私達は、置き手紙の封を切った。

21:せれな:2017/12/02(土) 22:11 ID:EFU

手紙の内容は、出会ってからの出来事と、書いても書ききれないほどのお礼だった。

今は別の中学校で新しい友達を作って、普通の授業を受けているらしい。

読み終わる頃には、私は号泣していた。

初めて会った時のこと。

文化祭で2人でステージに立ったこと。

幸花堂のオーディションに一緒に受けたこと。

思い出すだけで、私は耐えられなかった。

そんな手紙を4枚も。

私は最後までゆめらしいなぁとつくづく思った。

けど、みんなになくて私にだけお願いことが書いてある。

それは、

「ローラにお願いをしたいな。私がS4になったら作ろうと思っていたブランドのコーデを、学園長先生が作ってくれたんだ。だから、机の上にあるカードでメイクアップドールに着せて欲しいな。」

という内容だった。

メイクアップドールは階段を上がり、右に曲がるとあるそうで、できれば1人で来て欲しいと書いてあった。

なので、みんなには「ちょっと……、ごめん。」と言ってその場を抜け出した。

冷える廊下を1人歩く。

車椅子のゆめと一緒に歩いたなぁ。

−−−ローラ、今日はありがと!

そこには笑顔で車椅子に乗るゆめと、車椅子を押す私の幻影が見えた。

2人で星空を見たあの日。

それが最後だと思うととても辛い。

目が熱い。

ロ「くっ……!」

メイクアップ室まで、走り抜ける。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

メイクアップ室には、ゆめがたくさんドレスを考えた跡があった。

ブランド名やアクセの原案などもたくさん。

そんな中から選ばれたのが、机の上に置いてあった4枚。

見ていると悲しくなるから、なるべく早く済ませようと、メイクアップドール専用のアイカツシステムにカードを読み込ませる。

するとドールは光り出す。

その光りは閃光のようで、私は目を瞑ってしまった。

目を開けると、目の前には綺麗な虹色のドレスを着たドールがいた。

ロ「これでいいんだよね……。」

そう呟き、振り返るとそこにはいるはずのない人物がいた。

ゆ「ローラ!私のお願い聞いてくれて、ありがとう!」

22:せれな:2017/12/02(土) 22:19 ID:EFU

次を載せようと思ったんですが、ここに来てミスがあったので、続きはまた今度でおねがいします!

23:匿名さん:2017/12/02(土) 22:31 ID:EVc

せれなちゃんさすが〜
テスト頑張れ👍

24:せれな:2017/12/03(日) 01:07 ID:EFU

( ゚д゚)真昼ちゃんのお兄ちゃんって、“朝日”じゃなくて“朝陽”だったのか……(衝撃)
ごめんなさい!今までずっと朝日だと思っていたので全部誤字しています!名前を間違えていて不快に思った方、本当に申し訳ありません!
朝陽くん、本当にごめんね……。もう間違えないからね……!

25:せれな:2017/12/03(日) 15:50 ID:EFU

綺麗な菜の花色の光を放つ、癖のある淡紅色のグラデーションを持った髪の毛。

いつもとは違い、髪は縛られることはなく自由な状態だった。

全てを見据えているかのような紅朱色の瞳。

その瞳に嘘はなく、見ているだけで安心する。

その姿を、その声を、私は理解した瞬間、視界が潤んだ。

ロ「ゆめ……?」

自分の声は今にも泣きそうで、みっともなかった。

ゆ「ただいま!ローラ、元気にしてた?」

ゆめが認識内で再び喋る

あぁ。本物のゆめだ。

そう思うと、

ロ「あたりまえじゃないっ……!」

涙が止まらない。

もう、二度と会えないと思っていた人物が、目の前にいるんだから。

ゆ「よかった。ローラに元気がなかったらどうしようかと思った。」

ロ「ゆめっ!」

私は思うがままにゆめに抱きつく。

いつもは私が避ける側なのに、ゆめは避けることもせず、受け止めてくれた。

ゆ「ごめんね。あんな嘘の手紙書いちゃって……。でも、こうでもしないとローラ、信じてくれないじゃん?」

ロ「ゆめの事、信じないわけないじゃん!」

ゆ「ありがとう、ローラ……!」

ロ「ゆめ……。」

ゆ「なに、ローラ?」

ロ「結局はね、私は、ゆめがいないと全然ダメだった!新曲だって全然覚えられないし、レッスンだって失敗ばっかりだし……」

ゆ「うん……。」

ロ「もし、ゆめがあのまま目を覚まさなかったって思ったら、私っ……」

ただでさえいなくなってしまっただけでここまで悲しかったのに、ゆめが死んじゃったなんて考えたらもう、怖くて、何もできなくて……!

ロ「私はずっと、ゆめは私のそばにいるんだって勘違いしてた。だから、ゆめが急にいなくなって、どうしたらいいからわからなくなって、アイドルなんかやめてやるって思ったり……!」

アイドルなんかやめて、ゆめと同じ学校に行く。

それすら考えていた。

ロ「毎日が白黒で、つまらなくて、憂鬱で、ゆめがいないとダメダメ!」

周りからは調子の出ない私は変な目で見られたり、避けられたり。

そんなことすら、どうでもよかった。

26:せれな:2017/12/03(日) 15:50 ID:EFU

ロ「ゆめ、この前、星空を見て話をしたの覚えてる?」

ゆ「うん。」

ロ「私ね、ゆめが一番星なら私はお月様だって思ってたの。だけど、私は月のままで、ゆめは太陽だった。」

ゆ「私が、太陽?」

ロ「ゆめが輝くから、私は輝けるの。それは、お月様も一緒!太陽の光を反射して光ってるだけのお月様なんか、全然凄くない!」

ゆ「……」

ロ「だから、私はあくまでゆめの光を反射してるだけ!」

ゆ「そんなことないよ!私だって、ローラがいないと全然輝けない!ローラがいないと、前にだって進めない!」

ロ「じゃあ私は立ってすらいられない!わかるの。ゆめは一度小春を失ってる。なのにこうやって輝いてる!私は、それを当然だと思ってた!なのに、ゆめがいなくなった途端急に分かった!私は弱虫で、1人じゃ何もできない!」

この4週間で、私はいかに自分が弱いか分かった。

ロ「それに、私はゆめが大好きだったみたい。なにをしててもゆめの事しか考えられない。おかしくなりすぎて、ゆめの幻影が見えるくらいゆめが大好き。」

ゆ「うん…。私も、ローラの事大好きだよ!」

きっと、私とゆめの大好きは違う。

ゆめは私の事を友達として大好きと言ってくれていると思う。

けど、私の抱くこの感情は、きっといけない感情だ。

そのあとも、たくさんたくさん話した。

ゆめの事、私の事、レッスンの事、病院での事。

ずっとずっと、この時間が続けばいいのにって思う。

27:せれな:2017/12/03(日) 15:50 ID:EFU

話がひと段落ついたところで、ゆめからとあるものを渡された。

ロ「これは……?」

ゆ「星空寮の鍵だよ!ここに1人で住むのは流石に寂しいから、ローラにも一緒に住んで欲しいなぁって。」

いい?と首を傾けるゆめは、私の知っているゆめより、何倍も成長していた。

ロ「……うん!もう二度とゆめからは目を離さないんだから!」

ゆ「えへへ。ありがとう!」

太陽のような笑顔。

愛おしいゆめが目の前にいる。

それだけの事なのに、こんなに幸せな事はない。

ロ「ゆめ、もう誰にも傷付けさせないから!だからもう、いなくならないで!」

ゆ「ローラこそ、勝手にいなくなったらダメだからね!」

ゆめ。

虹野ゆめ。

私の、大切な大好きな、たった1人の親友

彼女の存在が、私を強くする。

ロ「うーん。私がS4になったら分かんないよ?」

ゆ「えぇーー?というか、S4になるのは私なんだから!」

きっといつの日か、絶対に追い抜いてやるんだから!

28:せれな:2017/12/03(日) 15:54 ID:EFU

とりあえず途中だったので完結させました!
一気に4話分書いたので、しばらくはまた一人で悩んでると思います。
それでまたロクでもない短編とか書きそうなので、その時は「迷ってるんだなぁ」と思ってくれれば……!
リレー小説とか、そっちならまだ手がつけられそうなのでリアちゃんとの小説も是非読んで欲しいてます!

29:匿名さん:2017/12/03(日) 21:21 ID:EVc

OK🙆

30:匿名さん:2017/12/04(月) 21:42 ID:EVc

誰かいる?

31:せれな:2017/12/04(月) 22:03 ID:EFU

いるよー\\\\٩( 'ω' )و ////
テスト勉強に疲れちゃったからちょっとだけ浮上する!

32:匿名さん:2017/12/04(月) 23:07 ID:EVc

テストいつあるの?

33:せれな:2017/12/04(月) 23:09 ID:EFU

今週の木曜日!
金曜日はいつかの振替休日で休みになったよ!

34:匿名さん:2017/12/05(火) 19:51 ID:EVc

明日から部活が金曜日までなくなるから寂しい😔

35:匿名さん:2017/12/05(火) 23:18 ID:EVc

おやすみ〜

36:せれな:2017/12/06(水) 14:22 ID:EFU

明日テストだからって早く帰ってこれたよ!
誰かいたら親が帰ってくるまでお話ししよー

37:せれな:2017/12/06(水) 14:22 ID:EFU

って言ってもまだみんな学校だよね……。
あはは……f^_^;

38:せれな:2017/12/06(水) 14:26 ID:EFU

空いてる時間でいじめのやつ描き進めます!

39:匿名さん:2017/12/06(水) 16:10 ID:EVc

今帰ってきたよ🎶

40:匿名さん:2017/12/06(水) 16:11 ID:EVc

いじめの小説頑張ってね👍

41:ハル 「なの」&:2017/12/06(水) 17:42 ID:I66

がんばって✊😃✊

42:ハル 「なの」&:2017/12/06(水) 17:42 ID:I66

あとただいま〜🌠

43:ハル 「なの」&:2017/12/06(水) 17:43 ID:I66

試走会疲れた〜💦
でも、これも記録会のためだから😅
がんばるよ❗ヾ(@゜▽゜@)ノ

44:ハル 「なの」&:2017/12/06(水) 17:43 ID:I66

じぁね❤

45:匿名さん:2017/12/06(水) 18:29 ID:EVc

ハルちゃん頑張れ〜

46:匿名さん:2017/12/07(木) 00:35 ID:EVc

おやすみ💤

47:リアクター:2017/12/07(木) 17:52 ID:XTU

ごめんなさい。熱出しちゃって来れませんでした。せれなちゃん、本当にごめんね。

48:リアクター:2017/12/07(木) 17:53 ID:XTU

続き書きますね

49:リアクター:2017/12/07(木) 18:02 ID:XTU

す ゆめ、起きたのか?
ア ゆめちゃん、よかったー。心配したんですよ
ゆ っ!ぁっ〜〜<声が出ない!!歌の力が使えない、助けて》
ひ ゆめ、私の質問が合っていたら頷いて、

50:リアクター:2017/12/07(木) 18:10 ID:XTU

ひ 私たちの事分かる?
ゆ コク
ア アリアが考えている事もですか?
ゆ コク
す 俺の性格は?
ゆ ブンブン
ま 声が出ないの?
ゆ コク
夜 気を失う前力を使った?
ゆ ?


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