BLEACHの二次小説です。
荒しとなりすましはお帰りください。
最初は真王霊術院とはまったく関係のない内容から入ります。
登場人物
神夜 御古都(かみや みこと)
死去時:14歳
真王霊術院時代:16歳(死去より二年後)
7月8日生
この物語の主人公。真王霊術院史上三人目の天才児。(一人目は市丸で二人目は日番谷)無口でクールなキャラ。
[斬魄刀]雪花(せっか)
[始解]舞い踊れ
能力:解放時刀から黒光りする槍に姿を変え、生み出した細かい雪を自在に操り攻撃する。
[卍解]烈火氷雪(れっかひょうせつ)
能力:自身を中心とした半径20km以内(調整可)を空間ごと凍結させる。凍結した空間内にいる、御古都が“敵”と認めた者は瞬時に凍死する。あまりにも危険な卍解のため、総隊長が使用を禁じ、存在を知る者は総隊長のみ。
【外見】
髪の色:暗い青(藍色に近い)
髪の長さ:腰の少し下ぐらいまで。いつもは桔梗色の髪紐でしばっている。
瞳の色:桔梗
身長:165cm
体重:35kg
追伸:一護隊長設定です。
【現世】
神月 夜良衣(かみつき やよい)
御古都死去時:14歳
9月22日生
御古都の幼馴染みだった少女。御古都の死後、自殺を図る。
【外見】
髪の色:茶色
髪の長さ:肩より上
瞳の色:黒
身長:158cm
体重:36kg
新城 咲(しんじょう さく)
御古都死去時:14歳
10月11日生
御古都の幼馴染み。御古都の死をその目で見てから不登校になる。
髪の色:黒
瞳の色:黒
身長:176cm
体重:46kg
・名前
・説明
・肩書き
・斬魄刀
・始解、能力
・卍解、能力
【尸魂界】
【一番隊】
山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)
尸魂界を統率する護廷十三隊の長。厳格な老人だが子供には優しい一面も。
[肩書き]護廷十三隊総隊長兼一番隊長
[斬魄刀]流刃若火(りゅうじんじゃっか)
[始解]万象一切火灰と成せ(ばんしょういっさいかじんとなせ)
能力:全斬魄刀最古にして最強の斬魄刀。切るもの全てを燃やし尽くす炎熱系。
[卍解]残火の太刀(ざんかのたち)
能力:技ごとに東西南北に別れている。
【二番隊】
砕蜂(ソイホォン)
蜂家九代目当主。プライドが高く、あまり人に干渉しないが、夜一への愛が激しい。
[肩書き]二番隊長兼隠密機動総司令官及び同第一分隊「刑軍」統括軍団長
[斬魄刀]雀蜂(すずめばち)
[始解]尽敵虐殺(じんてきぎゃくせつ)
能力:弐撃決殺。一撃目に相手の体に蜂紋華を刻み、そこへ弐撃目を与えることによりどんな敵でも死に至る。
[卍解]雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)
能力:解放と同時にミサイル状の武器が発動。攻撃力は高いが、体力を消耗するため、3日に一度が限度。
【三番隊】
市丸ギン(いちまるぎん)
狐目の何を考えているのかよくわからないやつ。乱菊の幼馴染み。御古都を拾った張本人。
[肩書き]三番隊長
[斬魄刀]神槍(しんそう)
[始解]射殺せ(いころせ)
能力:解放とともに刀身が伸びる。能力はよくわからない。
[卍解]神殺槍(かみしにのやり)
能力:伸縮の際に一度塵になり、相手の体に送り込むことで体の内から細胞を溶かし尽くす。
吉良イヅル(きらいづる)
なんとなく暗い印象のある死神。同期の雛森に恋心を抱いている。
[肩書き]三番副隊長
[斬魄刀]侘助(わびすけ)
[始解]面をあげろ(おもてをあげろ)
能力:解放時数字の七の形になる。切りつけたものの重さを倍にする。
【四番隊】
卯ノ花烈(うのはなれつ)
尸魂界の母親的存在。だが逆らうと多分…死ぬ。いつもは優しい。
[肩書き]四番隊長、女性死神協会理事長
[斬魄刀]肉雫月(みなづき)
[始解]不明
能力:よくわからない生物が生み出され、 生物の口内に取り込まれた物の傷を癒す。
[卍解]皆尽(みなづき)
能力:血の塊でできたような刀に姿を変える。能力は不明。
虎徹勇音(こてついさね)
長身に悩む気弱な女性。卯ノ花を尊敬している。
[肩書き]四番副隊長
[斬魄刀]凍雲(いでぐも)
[始解]奔れ(はしれ)
刀が三本に枝分かれする。能力は不明。
【五番隊】
藍染惣右助(あいぜんそうすけ)
眼鏡の優しげな男性。女性の人気が高い。
[肩書き]五番隊長
[斬魄刀]鏡花水月(きょうかすいげつ)
[始解]砕けろ(くだけろ)
能力:この斬魄刀の始解を見たものの五感を支配する。
[卍解]不明
雛森桃(ひなもりもも)
鬼道の達人。怒ると怖い。藍染に憧れている。
[肩書き]五番副隊長
[斬魄刀]飛梅(とびうめ)
[始解]弾け(はじけ)
能力:解放とともに爆発を起こす。鬼道を用いての使用も可能。
【六番隊】
朽木白哉(くちきびゃくや)
四代貴族、朽木家の当主。冷静沈着だがシスコン。
[肩書き]六番隊長
[斬魄刀]千本桜(せんぼんざくら)
[始解]散れ(ちれ)
能力:刀が目には見えない無数の刃に枝分かれする。
[卍解]千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)
能力:刀が地へ吸い込まれ、何本もの刀が地から出てくる。それが億の刃に姿を変える。
阿散井恋次(あばらいれんじ)
紅色の髪の青年。ルキアとは幼馴染み。
[肩書き]六番副隊長
[斬魄刀]蛇尾丸(ざびまる)
[始解]吠えろ(ほえろ)
能力:刀が蛇腹型に姿を変える。直接攻撃型。
[卍解]双王蛇尾丸(そうおうざびまる)
能力:蛇腹形の斬魄刀がたくさんの節を持つ生物へと変わる。大虚なら一撃で撃破が可能。
七はあまりでて来ないのではしょります。
【八番隊】
京楽春水(きょうらくしゅんすい)
エロ親父。浮竹の大親友。古参。
[肩書き]八番隊長
[斬魄刀]花天狂骨(かてんきょうこつ)
[始解]花風乱れて花神なき、天風乱れて天魔笑う(はなかぜみだれてかしんなき、てんぷうみだれててんまわらう)
能力:二対一刀の斬魄刀。花天狂骨が決めた“遊び”によってルールが決まり、相手への攻撃も変わる。場合によっては京楽が不利になることも。
[卍解]花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)
能力:自分を男、相手を女に見立てて恋仲の悲劇の物語を創設する。発動時には“寒気”が発生するため、京楽はあまり使いたがらない。
伊勢七緒(いせななお)
しっかり者の副隊長。酒飲みの隊長をいつも世話している。個人の斬魄刀を持たないため、前線にあまり出ないが、鬼道の腕前は雛森以上。
[肩書き]八番副隊長、女性死神協会副会長
九もちょっと…なんせ隊長が無口なもんで…
【十番隊】
日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)
最年少で隊長に即位した天才児。雛森の幼馴染み。
[肩書き]十番隊長
[斬魄刀]氷輪丸(ひょうりんまる)
[始解]蒼天に坐せ(そうてんにざせ)
能力:氷雪系最強。よくわからないが、技がたくさんある。
[卍解]大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)
能力:??よくわからない。
松本乱菊(まつもとらんぎく)
巨乳ボディーの美人。市丸の幼馴染み。
[肩書き]十番副隊長
[斬魄刀]灰猫(はいねこ)
[始解]唸れ(うなれ)
能力:刀身が細かい灰のような刃に変わり、それを相手にまとわりつかせ、相手を切り刻む。
【十一番隊】
更木剣八(ざらきけんぱち)
戦闘狂。しかしやちるには甘い。
[肩書き]十一番隊長
[斬魄刀]不明
草鹿やちる(くさじしやちる)
桜色が目立つ、幼児の風貌をした死神。いつも剣八の背に乗っている。方向音痴。
[肩書き]十一番副隊長
[斬魄刀]三歩剣獣(さんぽけんじゅう)
[始解]不明
斑目一角(まだらめいっかく)
はg…(殴)もとい、スキンヘッド。やちるには「つるりん」や「パチンコ玉」と呼ばれている。
[肩書き]十一番隊三席
[斬魄刀]??丸(ほおずきまる)
[始解]伸びろ(のびろ)
能力:解号と共に槍に変化する。と見せかけての“裂けろ”で三節槍に。柄の中には血止め薬が入っている。
[卍解]龍紋??丸(りゅうもんほおずきまる)
能力:両手に斧、さらにそれに連なる形で背後にもうひとつ斧が。初めの方でも絶大な破壊力を持つが、攻撃を重ね、斧に刻まれた龍の紋が紅色に染まったとき、“超”絶大な破壊力を持つ。
綾瀬川弓親(あやせがわゆみちか)
ナルシスト。自分より醜い者には容赦がない。大抵一角と一緒にいる。
[肩書き]十一番隊五席
[斬魄刀]藤孔雀(ふじくじゃく)
[始解]咲け(さけ)
能力:刀が五本に枝分かれするが…本来の呼び名は「瑠璃色孔雀」。鬼道系の斬魄刀のため、能力を隠している。
【十二番隊】
?マユリ(くろつちまゆり)
マッドサイエンティスト。不気味。
[肩書き]十二番隊長兼技術開発局長
[斬魄刀]足地義蔵(あじぎぞう)
[始解]掻きむしれ(かきむしれ)
能力:切りつけた者の傷つけた箇所を麻痺させる。但し痛覚は麻痺しないため、ある意味地獄。
[卍解]金色足地義蔵(こんじきあじぎぞう)
能力:細かいところまでは不明だが、幼虫のような体を持つ生物が出現。毒を撒き散らす。ちなみにこの毒はマユリの血によって作られているためマユリには全くの無効果。
?ネム(くろつちねむ)
マユリの娘の改造魂魄。随時マユリの側に控え、マユリの助手?のような存在。ちなみにマユリの血によって作られているため金色足地義蔵の毒は無効果。
[肩書き]十二番副隊長兼女性死神協会副会長代理
【十三番隊】
浮竹十四郎(うきたけじゅうしろう)
病弱ですぐに血を吐くことで有名な古参の隊長。京楽の大親友。
[肩書き]十三番隊長、男性死神協会理事
[斬魄刀]双魚理(そうぎょのことわり)
[始解]波ことごとく我盾となれ、雷ことごとく我刃となれ(なみことごとくわがたてとなれ、いかづちことごとくわがやいばとなれ)
能力:一刀の刀が二振りの刀になる。能力はいまいち不明。
[卍解]不明
朽木ルキア(くちきるきあ)
白哉の義妹。朽木家に養子入りした。恋次の幼馴染みであり同期。
[肩書き]十三番副隊長
[斬魄刀]袖白雪(そでのしらゆき)
[始解]舞え(まえ)
能力:解放時に刀が真っ白に染まる。技が三つあり、尸魂界一美しい刀とされている。
1、いつもと違う日常
私の名前は神夜御古都。いつも通り親友の夜良衣と下校していた。
「じゃあね!」
私達は夜良衣の家の前で別れる。
「うん、バイバイ。」
そして神夜家の門をくぐり家の中に入る。
「ただいま。」
と言うと、
「お帰り。」
と父が迎え入れてくれた。
「お帰り、御古都。今日は御古都の誕生日だからお寿司ってあれ!?お醤油切らしてるの忘れてた!」
そう言って来たのはおっちょこちょいがたまに傷の母。
「買ってくるよ。」
と言うと
「あら、助かるわ。だったらわさびもついでに…」
「わかったよ。」
と言うと自室に上がり、着替えそして財布を持って出掛ける。
近くのスーパーで醤油とわさびを買い、帰宅する。
が、
いつもの交差点。
御古都は気づかなかった。
トラックが迫っていることに。
そして---
キキィィィィィ!!
ドンッ…
御古都の細い体が投げ飛ばされる。
そして御古都の意識はそこで途絶えた。
2、帰って来ない娘
「ねぇ、あなた…」
「ああ、御夜古…」
「御古都、まだかしら…」
そんな二人の不安に更に追い討ちをかけるように
プルルルルル…プルルルルル…
と電話がかかってきた。
「はい、神夜です。」
御夜古が受話器を取る。
「はい、そうですが……御古都が!?はい、わかりました。ご苦労様です。」
「御夜古…?」
「あ、あなたぁぁぁぁぁぁぁ…!!御古都が、御古都がぁぁぁぁ!」
二人が御古都の死を知ったのは、御古都が死亡している状態で発見されてから十分後のことだった。
神夜御古都 死亡。十四歳の若さだった---
目を開いた先は---
殺風景な土地だった。
「ここは…?」
辺りを見回すと、ボロボロの看板が建っていた。
[こちら東流魂街70番区、死殺<シサツ>]
どうやら私は死んで“あの世”に来たらしい。
これからどうやって生きていこうか悩む御古都であった。
トリップ変えました---
19:都◆go:2018/03/17(土) 11:49 ID:KUc ---一ヶ月後---
ここは東流魂街70番区、死殺。
その土地を頼りない足で歩く少女がいた。
彼女の名は神夜御古都。一ヶ月前、現世で死してこちらへ送られた。
ドサッ…
ついに御古都は力尽きて柿の木の下に倒れこむ。
御古都は恨んだ。自分の力に。
ここでは霊力を持つものは遠巻きに見られる。が、御古都も霊力を持つものだった。
上には真っ赤に染まった柿の実が見える。
ああ、ここで死んでもいいな---と思って目を閉じようとすると…
コンッ!!
「!?」
額に衝撃が走る。
「ああ、ごめんなぁ起こしてもた?」
声のする方を見ると狐目のヒョロッとした男が立っていた。
トッと地に降りると
「それ、君食べ。」
「えっ…」
「腹、減っとるんやろ?」
見透かされた様な目でみられ、
「君、霊力駄々漏れ。」
はっ!
と一気に赤面になり、仕方なく柿を一口食べると
「…甘い…」
「美味しいやろ♪」
この男は人の心を読む能力でも持っているのか、と息を吐くとにっこりしている男の顔が見える。
本当に困ったと言うようにため息を吐く御古都であった。
柿を食べ終わり、近くの清流で手をすすぐ。
すると市丸さん?(笑)が口を開く。
「君、ほんますごい霊力やなぁ。」
「えっ…」
御古都は絶句した。
自分が霊力を持っているのは知っていた。だがそれはごくわずかなもので、死神には敵わないと思っていたのに---
市丸が口を開く。
「なぁ、君死神にならんか?」
市丸の言葉を聞き、一瞬その場が固まったかに見える。
「えっ…?」
「だから、君死神にならへんか〜って聞いてんねん。」
「私が…?」
「君ならなれるで。」
「でも、私みたいな霊力なら瀞霊廷に行けば幾らでも…「君のが強い。」」
「君ならすぐにでも護廷に入れるし、即戦力や。」
「でも…」
「わかった!二択や。ここで餓死するか死神になるか。」
それはもはや御古都には断れる状況では無かった。
2、真央霊術院入院試験
時は過ぎ、3月。
瀞霊廷の一角、真央霊術院には入院試験のため、瀞霊廷内から、流魂街からたくさんの人が集まっていた。
真央霊術院とは、創設から時を数えて2000年あまり、その創始者は護廷十三隊総隊長の山本元柳斎重國。
そんな歴史ある学術院には毎年3000人を超える入院志望者が訪れる。
しかし合格するのは僅か500人。合格した時点で死神としての才覚が備わっているのである。
そんな狭き門を潜る、一人の少女がいた。
ザッ、ザッ、ザザッ、
一人の少女が真央霊術院の門をくぐる。
神夜御古都
女にしては少し高めの身長、細身の体。見るからに流魂街出身だと分かるだろう。
真央霊術院の試験は剣術、鬼道に似た霊気の塊を飛ばすといった実技試験の他、筆記試験がある。
〜筆記試験〜
午前は筆記試験。
広大な大広間に3000人の受験生が集まり、一斉に試験を受ける。
大広間にはサラサラと筆の流れる音だけが流れている。
〜実技試験〜
午後は実技試験。まずは二人一組になり、剣術を行う。ここで一際強い歓声が上がる。
何事かと見ると一人の男の子がもう一人の男の子を木刀で見据えている。
「あの人、上流貴族御影院家の次男、信晴様よ〜!!」
と女どもが騒いでいる。
すると御古都と組んだ男の子が
「ふっ…あんなの剣術とは呼ばないよ。君も僕が相手で可哀想やな。」
とあからさまに見下し発言をする。
そして御古都達の番が来る。
二人に木刀が渡され、相手の男の子は素振りを行っている。
「それではお互いに---礼っ!………初め!」
と言う講師の声と共に男の子が飛び出すそして無駄のない動きで御古都の鳩尾をついてくる。
誰もが男の子の勝利を確信した筈……
が、
目にも止まらぬ速さで木刀をかわすと男の子のうなじへと木刀の柄を叩き込む。
男の子はうなじを打たれ、気を失う。
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
と歓声が上がる。
それから御古都は注目の的となった。
〜実技試験2〜
次の実技試験は鬼道に似た霊気の塊を飛ばす実技。
次々と受験生達が受けていく。
そして---
御古都が手のひらに霊力を込める。
「はっ!!!」
飛ばした霊気の塊は的に見事命中。真っ二つに割れていた。
そんなこんなで御古都天才説ができあがった。
3、真央霊術院入院式
4月。
桜が舞う。
桜吹雪の中、真新しい制服に身を包んだ少女がいた。
彼女の名は神夜御古都。
先日の試験で圧倒的な才覚を示し、見事首席合格した。
彼女が入るのは特進クラス。将来的に席官、副隊長になるべくして教育される。
[一年一組特進クラス]
とかかれた戸に御古都が手をかける。
その先に居たのは---
先日の試験で優秀な成績を修めた上位20人。
黒板に書かれた席に着こうとすると、いかにも“貴族”といった感じの生徒が声をかけてくる。
「君が…神夜御古都さん?ぼくは君の隣の御影院隼人。よろしく。」
「は、はいぃぃ…」
御影院といったか、先日剣術で注目を浴びていた………
「ちょっと、何あの子、御影院君に近づいちゃったりして〜!!」
「見るからに流魂街の人よね、品格が備わってないもの…(笑)」
と言う陰口が聞こえると御影院さんはその女どものそばまで行く。
「ちょっと、君達流魂街出身者を侮ってはいけないよ、今の護廷隊の隊長格のほとんど…半分は流魂街出身者なんだから…」
正論を突かれ、「うっ…」と戸惑う。
「はぁ…災難だったね。」
「ありがとうございます。でもどうして…」
「僕の家は確かに上流貴族だ。けれども僕達が優雅に生活できるのは流魂街の人のお陰なんだって父が。」
「へ、へぇ〜、珍しいこともあるものね…」
大概の貴族は流魂街出身者を見下す。
(まぁ大抵は流魂街出身者の方が能力は上なんだけどね…wwby作者)
「御影院さんは「隼人。」」
「えっ?」
「どうせなら隼人って呼んでよ。僕も御古都って呼ぶから。」
「えっ…」
「御古都?」
「うっ…は、隼人…」
とゆ呼ぶと、にっこり満面の笑み。
(うっ…この笑顔は反則だろ…)
入院そうろう破天荒の予感。
4、斬魄刀誕生
時は過ぎ、一ヶ月後。
「よぉ〜し、お前ら!朗報だ!来週現世実習が入ったぞ!!」
と言う担任の声に教室に歓声が広がる。
「その際に使用するのがこれだ、何だか分かるか?」
と言いながら担任は一振りの刀を出す。
「浅打…ですか?」
とみk…隼人が問う。(一ヶ月たっても慣れないやby御古都)
「そうだ、浅打とは個々の斬魄刀になる前の刀のことを指す。院生時代は一時貸与という形でお前らに支給される。」
「では、もう私達に浅打が貸与されるということですか!?」
「そうだ。まぁ実習は来週だし、しっかり心の用意しとけよ!」
そして一週間後。
背に浅打を背負い、せんかい門(漢字不明)の前に24人の生徒が集まっていた。
「これから現世実習を行う!くれぐれもはぐれることのないように!」
と、きびきび指導しているのは六回生の南條先輩。他にも黒髪の男女と金髪の女性が並んでこちらを見ている。
現世実習は三人一組に別れ、“魂葬”と呼ばれる死神の仕事の実習だった。
御古都は隼人と組めなかったのだが…
実習は難なく順調に進んだか、と思われた。
が。
「きぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「!?」
先輩が即座に反応する。
「大虚(メノス・グランテ)……」
御古都は気づいた。声の方向は---
隼人がいる。
頭より体が動いていた。
「神夜!?」
先輩が止めるが気づいていない。
院生とは思えないスピードで駆け抜けていった御古都は朱を見た。
恐怖で腰が抜けた女子生徒。それをかばうようにして倒れ伏している、隼人。
隼人の背は切り裂かれ、朱で染まっていた。
「隼人…!」
浅打を構えるそして。
「破道の七十三、双蓮蒼火墜!!」
爆発が起こる。
が。
メノスには傷ひとつついていない。
「嘘…」
おもむろにメノスがセロを放つ。
「………っ!!縛道の八十、断空!!」
しかし。
ばぁりぃぃぃん………!!
セロに断空が弾け跳び、御古都に振りかかる。
「「神夜!!」」
駆けつけた先輩二人が見たのは……
セロで全身のいたるところに酷い火傷を負った御古都と背中を切り裂かれ、血まみれになった隼人の姿。気を失っている。
「おい、お前一応回道使えたよな?御影院と神夜を頼む!!」
「分かったわ!!」
先輩の一人が浅打を構え、メノスに向かう。そして。
「こちら現世座軸0968、大虚出現。救援要請願います!」
と言うと浅打を構え、
「巻き上がれ、疾風!!」
解放とともにすざまじい風が起きる。
そしてメノスに襲いかかるが…
「嘘だろ……?」
傷ひとつついていない。
絶体絶命の窮地!!御古都らはどうなるのか!!
夢中。
「…と………なさ………みこ………」
「うっ………」
「起きましたか、御古都。」
「ここは……?」
「斬魄刀の精神世界です。」
「えっ……!!」
戸惑う御古都。
戸惑う理由
その1、目を開けたら見知らぬ綺麗な女性がいた。(まぁ、綺麗だなんて…ウフ。by謎の女)
その2、斬魄刀の精神世界に居ること。
「そんなに疑問に持つこともないでしょう……?私はただあなたの力を呼び覚ますための私の“名”を教えるため……」
「名?」
「ええ、我が名は雪花。あなたの斬魄刀です。」
「私の…?」
「ええ、これから私はあなたに従い、共に戦うことを誓います……」
「名を教えてくれてありがとう。」
「いえいえ、もう戻った方がよろしいですね…では。あ…も……だけ………かざ……な……です…」
「!!」
目を開けるとそこには必死で戦っている先輩の姿傷を負い、なんとかのところで私を守っていた。
「先輩…!!」
私はフラリ、と立ち上がるとメノスの側まで行き、刀を構える。そして。
「舞い踊れ、雪花。」
すると刀は手中で黒い槍に変わる。そして一振りごとにいつの間にか生み出された雪のような刃が舞う。
そして。
一瞬だった。
メノスは雪花によって切り刻まれ、血しぶきをあげて、無に帰った。
一方御古都は…
ポッカーンとして小一時間は固まっていたと言う。
虚退治が終わり、私たちは尸魂界に帰った。
そして寮の自分の部屋に入るなり何故か敷かれた布団に倒れ混む。
「あーーフカフヵぁぁ………」
チュンチュン、チュンチュン
ガバッ
御古都は跳ね起きると時計を見る。
AM8:30
始業時間は8:30。完璧な遅刻。
急いで準備して瞬歩で教室へと走る。
(多分今までで一番早いな……っていうかそもそもあんな夢見るから……!!)
と憤りながら走る。
そして
パァンッ!!
「すいません!遅刻しました!」
と勢いよく言うと
「神夜か…今から一番隊まで行ってこい。総隊長がお呼びだ。」
「えっ…。総隊長が?」
「ああ、いいから行ってこい。」
と言われ、またもや瞬歩を使い、一番隊舎へ。
着くなり、
「おーさっすがだねぇ、あの山じいが認めただけあるねぇ。」
と男のくせして女物の着物を羽織り、笠をかぶった隊長?がいた。
「僕は八番隊長、京楽春水。よろしくね。」
といわれ、
「真央霊術陰一回生の神夜御古都です。以後お見知りおきを…」
「えっ!!君一回生だったの!?そりゃ末恐ろしいものができたものだ……さ、いっておいで山じいが待ってる。」
と言うと京楽隊長は瞬歩で去る。
総隊長に何を言われるのだろう…そう不安になりながら一番隊舎の扉を開けると……
「ゼッテェ俺はやらねぇかんな!!」
「頼む!!黒崎一護!!後生じゃ!!」
「後生っつたってあんたら寿命ばかナゲェだろ!!??」
と総隊長と黒崎一護がおいかけっこしているのを見て、パタン。と扉を閉める。
その音でやっと気づいたのか
「ああ、待て、神夜!!」
と“総隊長”が言うので戻る。
「お初にお目にかかります、神夜御古都です。以後お見知りおきを…」
「うむ。儂は知っておろうが総隊長の山本じゃ、よろしく頼む。」
「俺も知ってるだろうけど一応。俺は死神代行の黒崎一護だ!!」
……
沈黙。
もちろん知っている。総隊長の山本はもちろん、死神代行の黒崎一護も。彼が先日藍染との戦いで活躍したことも。だが…
「山本総隊長、今後関わりますことがあればそのときは…」
「ああ。」
と言う。
勝手に話が進み、慌てて初める一護。
「それでは本題に入る。まず黒崎一護。そなたには空席の五番隊長になってもらいたい。」
「だから…「やれよ。」」
と横から命令が飛んでくる。
「や・れ・よ?(黒」
「あ、はい。」
この笑顔で相手に言うことを聞かせるやり方を「卯ノ花方」という。
「それで、隊長就任式は来週行う。それまでに各隊に挨拶でも行ってこい!!」
と言われ、黒崎は瞬歩で立ち去る。
「次はお主じゃが…先日始解を得たとか…」
「はい…」
「まだなにか隠しておるな?」
「あ、卍解もです…」
「ほーそれはそれは。実はお主に……………じゃが。」
・
・
・
・
・
「えっ?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「うむ。このことは誰にも内緒じゃ。さしあたってお主には空席の十番隊三席についてもらいたい。」
「はぁ…分かりました。」
「そうか?ではゴニョゴニョ ゴニョゴニョ」
「はい。」
そして---
一週間後
私は黒崎一護の隊長就任とともに十番隊に入隊した。
〜十番隊執務室〜
コンコン…
「入れ。」
十番隊長に許しをもらい、入室する。
「お初にお目にかかります、本日より十番隊第三席になりました、神夜御古都です…」
「俺は十番隊長、日番谷冬獅郎だ。」
「私は副隊長の松本乱菊よ、よろしくねぇ〜♪」
と一通り挨拶を済ませ、隊長に
「私はどのようなことを…「はぁ〜い、これあなたの仕事♪」」
と副隊長が書類の山を渡してくる。
書類を見ると
「あの…副隊長?ほとんど提出期限過ぎてるような気がするんですが?」
「あっはっは〜?気にしない気にしない!!」
「おめーは気にしろよ…」
どうやらこの隊は隊長が苦労性なようだ。
「わかりました。これをやればいいんですね?」
と言い、執務室を出、自分の作業室に入る。
ほとんどが始末書だ。
ただひたすらに御古都は筆を動かした。
二時間後。
俺は休憩をするために茶を入れようとした。
…ご想像の通り、松本はサボりだ。
茶を入れていると、
コンコン…
「入れ。」
と許すと
「あ、隊長この書類なんですが隊長印が必要で…」
「おう。」
と言うと俺は隊長印を執務机から出し、押してやる。
「これでいいか?」
「はい、ありがとうございます。あ、あと本日分の書類終わったんですが…」
「………あの量を?」
「は、はい。一応誤字とかも確認しましたし…」
「そうか…悪いがこれもやってくれるか?」
「あ、はいって…隊長、いつも副隊長の分までやってるんですか?」
「まあな…サボりグセがあるもんで…」
沈黙…
「良かったら連れてきましょうか…?」
「えっ?あいつの逃げ足は砕蜂でさえ…「大丈夫ですよ……」」
と言うと神夜は瞬歩で去る。
「なんか偉いのが入ってきたな……」
とぼやく日番谷隊長であった。
御古都sieb
私が松本副隊長を探していると、案の定副隊長は茶屋にいた。
「副隊長?帰りますよ(黒」
「み、御古都…お団子おひとついかが?」
「要りません。仕事しましょう?ね?(黒」
「は、はぃぃぃぃぃぃ……!!」
〜十番隊舎、執務室〜
「隊長、ただいま戻りました。」
「ああ、ご苦労さん…さぁ松本、やってもらおうじゃないか…今日お前は残業だ!!」
残業を言い渡され、渋々席に着く副隊長。それに仕事が終わった隊長は昼休憩に。
まだお昼ですがそんなこんなで御古都の初出勤は終わった……
4、滅却師が尸魂界に侵略!?
時は過ぎ、2年後。
尸魂界に突如滅却師が侵略して来た。
各配置につけと言われ、御古都は十番隊士の誰よりも前線に出ていた。
滅却師が侵略し、隊士たちを次々と倒していく。
「くっ……!!舞い踊r…!!」
突如膨れ上がった霊圧。そして消えた。
「そんなっ…!!隊長の卍解がぁっ!!」
---奪われた?
その隙に滅却師は御古都は鳩尾に拳を叩き込まれる。
「がはぁっ!!」
御古都は五メートル近く飛ばされ、そのまま火の矢の雨が御古都に降り注ぐ。
「あああぁぁっっ!!うぁぁぁぁぁっっっ!!」
全てが終わった後には…瓦礫の中に倒れ付した全身の至るところを火の矢で貫かれ、血と火傷まみれになった御古都の姿だった…
滅却師が撤退し、怪我人の救護が始まった。
総隊長が死により護廷隊の意気は最低だった。
そんな中、一番忙しかったのは……
四番隊だった。
四番隊は今いる各隊長から三席までの生存確認をしていた。
<一番隊>
山本総隊長:死亡
<二番隊>
砕蜂隊長:軽傷
大前田副隊長:異常無し
<三番街隊>
鳳橋隊長:軽傷
吉良副隊長:死亡
<五番隊>
平子隊長:軽傷
雛森副隊長:異常無し
<六番隊>
朽木隊長:重体
阿散井副隊長:重体
<七番隊>
狛村隊長:軽傷
射場副隊長:異常無し
<八番隊>
京楽隊長:軽傷:右目失明
伊勢副隊長:異常無し
<九番隊>
六車隊長:軽傷
檜佐木副隊長:軽傷
久南副隊長:異常無し
<十番隊>
日番谷隊長:軽傷
松本副隊長:軽傷
神夜三席:消息不明
<十一番隊>
更木隊長:重傷
草鹿副隊長:異常無し
斑目三席:異常無し
綾瀬川五席:異常無し
<十二番隊>
マユリ隊長:異常無し
ネム副隊長:異常無し
<十三番隊>
浮竹隊長:軽傷
朽木副隊長:重体
虎徹三席:異常無し
小椿三席:異常無し
……数々の重傷者が四番隊へ運ばれる中、一人瓦礫の中に埋もれている人物がいた。
神夜御古都---
彼女が救出されたのは滅却師が去ってから二時間後だった---
<五番隊>
黒崎隊長:軽傷
雛森副隊長:異常無し
平子は現世に残ったと言うことで……
御古都救出一時間半前
救護室で手当てを受けた日番谷は隊首会に出るべく四番隊の出口に向かっていた。
四番隊の玄関近くに張り出された各隊の生存安否。
そこに神夜は---
「消息…不明……?」
消息不明とかかれていた。
日番谷は元来た道を引き返し、卯ノ花の元に向かった。
「卯ノ花っ!!」
「まぁ、日番谷隊長。どうなされました?」
「神夜が…消息不明っていうのは本当か……?」
「ええ、神夜三席は未だ見つかっておりません……第一級救護班に捜索させてはいますが……未だ連絡はありません……」
「クソッ!!」
「日番谷隊長…ここは私達に任せて隊首会に…」
「ああ、騒いですまなかった。では。」
「はい。」
日番谷が出ていき、一人になった卯ノ花。
「本当に、どこにいるんですか……?御古都……」
御古都救出三十分前
雨が降り続いている。
誰にもわからないようなひっそりとした場所で、瓦礫に挟まれた細い体がある。
神夜御古都。
失血と雨で低体温症を起こしていた。
周りに飛び散った朱は彼女を囲むように……
彼女の紙のように白すぎる肌とは対象的に……
彼女の呼吸は非常に浅く、早いものだった。
ザァァァァァァァァァァ
雨が彼女の体を清めていく。
御古都救出まで後---
御古都救出三分前
日番谷は隊首会が終わった後、自ら御古都を探していた。
「神夜!!いたら返事してくれ!!」
降りしきる雨は止むことを知らず……
「神夜……神夜……御古都ぉぉぉぉぉ!!!」
刹那---
御古都の髪と一緒の藍色が見えた。
「御古都!?」
瓦礫に挟まったそれを見ると……
御古都だった……
日番谷は必死に瓦礫を退かす。
そしてやっと救出した御古都の体はゾッとするほど冷たく、日番谷は自らの隊首羽織にくるませた。
御古都の状態は極めてひどかった。
至るところに空いた小さな穴からは絶えず血が流れ、酷い火傷が全身の至るところにある。
失血と雨で低体温症になった御古都は白を通り越して青白かった。
呼吸は浅く、いつ止まってもおかしくない。
日番谷は走り出す。